2009年12月31日(木)
2009年12月31日 04時20分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/861/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月30日(水)
Roy Hamilton "Dark End Of The Street 1963-69: The Operatic Soul Of Roy Hamilton" [Raven RVCD-294]
1. Let Go [1963, MGM 1313]
2. Midnight Town -- Daybreak City [1963, MGM 13157]
3. The Sinner (El Pecador) [1963, MGM 13175]
4. The Same One [1963, MGM LP 4139]
5. For Your Precious Love [1963, MGM LP 4139]
6. Crying in the Chapel [1963, MGM LP 4139]
7. The Panic Is On [1964, MGM 13217]
8. Answer Me, My Love [1964, MGM 13247]
9. Gloomy Sunday [1964, MGM LP 4233]
10. Don't Worry About Me [1964, MGM LP 4233]
11. Heartache (Hurry on By) [1965, RCA Victor 47 - 8641]
12. Tore Up Over You [1965, RCA Victor 47 - 8705]
13. The Impossible Dream [1966, RCA Victor 47 - 8813]
14. God Bless the Child [1965, LSP 3532]
15. Reach Out for Me [1965, LSP 3532]
16. You'll Never Walk Alone [1965, LSP 3532]
17. Let the Music Play [1965, Previously unreleased]
18. Crackin' Up Over You [1966, RCA Victor 47 - 8960]
19. I Taught Her Everything She Knows [1967, RCA Victor 47 - 9061]
20. Lament [1967, RCA Victor 47 - 9061]
21. You Shook Me Up [1967, RCA Victor 47 - 9171]
22. Wait Until Dark [1967, Capitol 2057]
23. My Peaceful Forest [from "Bill Haney's Atlanta Soul Brotherhood" [KENT CDKEND 159] -1998]
24. The Dark End of the Street [1969, AGP 113]
25. 100 Years [1969, AGP 113]
26. Angelica [1969, AGP 116]
27. Hang-Ups [1969, AGP 116]
28. It's Only Make Believe [1969, AGP 125]
Roy Hamilton のキャリアの後半に録音された曲を集めたアルバム。表題の CD のサブタイトルになっている Operatic Soul という言葉が,彼の歌声を上手く表現している。この CD だけでしか聴けない曲があるけれども,盤起こしの曲も一部含まれているのは残念。
Chips Moman と Tommy Cogbill がプロデュースした 'The Dark End of the Street' について James Carr は,Roy Hamilton's version is almost as good as mine. と言っていたそうだ。そのアメリカン・スタジオでの録音は,Elvis Presley と同時期に行われており,Elvis は,自分が録音する予定だった 'Angelica'(Barry Mann/Cynthia Weil 作で,Gene Pitney がオリジナル) を,自身のヒーローだった Roy Hamilton に提供している。
この時代にはヒット曲は生まれていないが,これより前の Epic に所属していたとき 'Unchained Melody'(1955, R&B Singles: 1, Hot 100: 6) などのヒット曲がある。
ROY HAMILTON - UNCHAINED MELODY/YOU'LL NEVER WLK ALONE @ Youtube
全体的にポップよりの曲が多いため,ピュアなソウル・ファンからはほとんど無視されていて『U.S. ブラック・ディスク・ガイド』にも掲載されていないが,Sam Cooke 以前に黒人と白人のマーケットをクロスオーバーすることのできた,重要なシンガーの一人。
Solomon Burke や Jackie Wilson も大きな影響を受けており,Sam Cooke はポップに転向後いっしょにツアーを回ったことがある。
また,この Roy Hamilton のマネージャーだった Bill Cook (Sam との縁戚関係無し) は,Sam Cooke がゴスペルからポップに転向する際のお膳立てをした人物でもある。
DJ だった Bill Cook が Roy Hamilton をスカウトし,売り出すまでの経緯は,↓ (pp. 105-7) に詳しく書かれている。
□ ネルソン ジョージ 『リズム&ブルースの死』 (林田 ひめじ 訳,早川書房 刊)
Epic 時代には,Sam Cooke の曲をカバーしたことがある。
◎ "Soft 'n' Warm / Mr. Rock And Soul" [Collectables COL-CD-7516] -2002
20. I'll Come Running Back to You
1962年のアルバム "Mr. Rock And Soul" の収録曲。
|
2009年12月30日 21時46分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/862/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月28日(月)
Bobby "Blue" Bland "The 3B Blues Boy - The Blues Years 1952 - 1959" [MCA/ace CDCHD 302]
Bobby Bland の Duke 時代の初期作品集(1991)。この時代はほとんどがシングルのみで LP としてのリリースは "Two Steps From The Blues" [1961, DLP 74] まで無い。Duke 時代の作品リスト → BBonDuke.xls
なぜか1枚目(1952) の Duke 105 'I.O.U. Blues'/'Lovin' Blues' は収録されていないが,2枚目(1953) の Duke 115 'No Blow, No Show'/'Army Blues' から 13枚目(1959) の Duke 303 'Wishing Well'/'I'm Not Ashamed' まで(一部は片面のみ) と,当時シングルとしては発表されなかった曲も含まれている。
Modern や Chess でシングルをリリースした後,Duke と契約し,The Beale Streeters(Johnny Ace, B.B.King, Earl Forest など) をバックにシングルを1枚リリースするのとほぼ同時に兵役に召集され,2枚目のシングル用のセッションは休暇中に行われた。この兵役の期間中,北海道に駐留していたことがあり,その時に「りんご追分」(美空ひばり) を覚えたらしい。
1955年に兵役から戻った後,シングル3枚目(Duke 141) が録音され,その 'It's My Life Baby' から,Bobby Bland のバックにギターが欠かせなくなってくる。最初のギタリストは Roy Gaines で,次に Clarence Holliman,Auburn "Pat" Hare('Further Up The Road') と続き,Pat Hare が殺人罪で刑務所に入ってから(獄中で死亡) は,Wayne Bennette がギターを担当することになる。
この CD の収録曲はもちろん,未入手の ↓ に全て収録されている。
○ "I Pity the Fool: The DUKE Recordings, Vol. 1 (2 CDs)" [DUKE/MCA ]
↑ には "Two Steps From The Blues"[DLP 74] の収録曲も含まれているので,あと残っているのは9曲だけ。それでも,やっぱり欲しい・・・。それも,Vol. 2 や Vol. 3 と同じくらいの値段で・・・(^_^;)
● "Turn on Your Love Light: The DUKE Recordings, Vol. 2 (2 CDs)" [DUKE/MCA MCAD2-10957]
● "That Did It!: The DUKE Recordings, Vol. 3 (2 CDs)" [DUKE/MCA MCAD2-11444]
表題の CD に収録されていない Duke でのデビュー・シングルは,↓ でも CD 化されている。
◎ Bobby Bland / Little Junior Parker "The Earls of Duke" [Duke/Rev-Ola CR BAND 15] -2007
|
2009年12月28日 21時25分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/860/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月24日(木)
Ronnie Milsap "Christmas with Ronnie Milsap" [BMG 75517481992]
1. Noel Prelude 2. Only One Night of the Year 3. I'll Be Home for Christmas 4. Christmas Medley: Carol of the Bells/O Come, O Come, Emmanuel / Silent Night / Joy To The World 5. It's Christmas 6. It's Just Not Christmas (If I Can't Spend It With You) 7. Silver Bells 8. O Holy Night 9. Christmas Thoughts (Narrative) 10. We're Here to Love
Ronnie Milsap のクリスマス・アルバム(1986)。
彼の声には,シンプルな「力強さ」と「やさしさ」があふれている。
今年の新作 "Then Sings My Soul (2 CDs)" もゴスペル的な内容の曲を多く含む作品集だったので,クリスマスという時期にふさわしいアルバムと言える。
彼の歌を聴いていると,本当に心が洗われるような気持ちになってくるから不思議だ。Bob Dylan の,品の無いダミ声に比べると,大違い・・・(^_^;)
◎ Bob Dylan "Christmas In The Heart" [Sony SICP 2477]
要するに,「一度サンタクロースになってみたかった」というのが,このアルバムを作った Dylan の真意のような気がする。1曲目が 'Here Comes Santa Claus' で,アルバムの収益は慈善団体に寄付されるそうだ。個人的には,「サンタクロース」というより「鼠小僧」のイメージに近い・・・(^_^;) 来年の来日が決定したそうだが・・・。
○ Ronnie Milsap "Souvenirs" [Fuel 2000 ]
最近リリースされている ↑ は,Huey P.Meaux がプロデュースした作品集で,↓ と同じ内容。
● Ronnie Milsap "The Crazy Cajun Recordings" [Edsel NESTCD 909] -1998
● Ronnie Milsap "Ronnie Milsap" [Warner Bros./Collectables COL-CD-7709] -2006
↑ Dan Penn がプロデュースした彼のデビュー・アルバムも,なぜか今年になって日本語解説付きのものが発売されている。ペラペラの紙切れ1枚を加えただけで輸入盤より数百円高い値段で流通させる・・・という商売にはあまり感心できないが,内容そのものが素晴らしいことは,言うまでもない。
|
2009年12月24日 19時17分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/859/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月23日(水)
2009年12月23日 08時22分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK / CDs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/858/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月22日(火)
2009年12月22日 20時52分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 / COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/857/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月21日(月)
2009年12月21日 20時03分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 / COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/856/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月19日(土)
Sam Cooke "The Unforgettable" [RCA/Camden CAD1-2610]
1. I'm Gonna Forget About You
2. Wonderful World
3. I Ain't Gonna Cheat on You No More
4. Soothe Me
5. Feel It
6. One More Time
7. Sugar Dumpling
8. It's All Right
9. With You
Sam Cooke の死後にリリースされた編集盤の一つで,Camden という RCA の廉価盤レーベルから発売(1972) され,1987年に CD 化されたアルバム。
廃盤にはなっていたものの米アマゾンでは送料込みでも$10以下で購入でき,↓ のボックス・セットが出るまでは重宝していたのだが・・・,
◎ Sam Cooke "The Man Who Invented Soul (4 CDs)" [RCA/BMG 07863 67911-2]
突然,急にリイシューが決定したようだ。日アマゾンでは12月22日,米アマゾンでは29日の発売予定で,なぜか日本の方が早い? 日本盤としてではなく輸入盤扱いなのに・・・? その後,1月中旬の入荷に変更された。
レーベルは,日本では Sbme Special Mkts,米では Sony special product と表示されている。
しかも,同時に ↓ のような CD もリリースされることになっている。
Sam Cooke "Sam Cooke" [Sbme Special Mkts ? ]
1. You're Always On My Mind
2. If I Had You (I'd Be Happy)
3. Don't Cry On My Shoulder
4. Out In The Cold Again
5. You Belong To Me
6. Baby Won't You Please Come Home
7. Little Things You Do
8. Long, Long Ago
9. I Fall In Love Every Day
このジャケットはアナログ盤としては,記憶に無い。アマゾンで表示されているジャケ写には RCA と CAMDEN の文字があり,CAS-2433 とあるのは,ひょっとするとカセット・テープのみでリリースされた? CD 化されていなくても,カセットとしてはリリースされたアルバム も存在するのだが・・・?
収録曲数は少なく,やはり4枚組のボックス・セットに収録済みの曲が多いが,8. 9. は,初 CD 化のはず。
8. Long, Long Ago は,RCA で3枚目にリリースされた "Swing Low" [RCA 2293] と呼ばれている LP に収録されていた曲。
9. I Fall In Love Every Day は,"Chain Gang" のシングル[1960, RCA 7783] B 面曲。
来年早々には ↓ のような TV 番組も放映されるようだ。
AMERICAN MASTERS | Sam Cooke: Crossing Over | PBS @ Youtube
日本語字幕付きでの DVD 化をお願いしたい・・・m(_ _)m
|
2009年12月19日 08時39分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK / CDs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/855/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月15日(火)
R.B. Greaves "R.B. Greaves" [ATLANTIC AMCY-2930]
1. Always Something There to Remind Me
2. Don't Play That Song (You Lied)
3. Take a Letter Maria
4. Cupid
5. This Is Soul
6. Ballad of Leroy
7. Ain't That Good News
8. Birmingham, Alabama
9. Home to Stay
10. Oh When I Was a Boy
今月号(2009/12) の『レコ・コレ』に掲載されていた David Hood のインタビューによると,Rolling Stones が Muscle Shoals Sound Studio で夜にセッションをしていたころ,昼間レコーディングしていたのが,この R.B. Greaves だったそうだ。
ヒットした "Take a Letter Maria"(R&B Singles: 10, Hot 100: 2) は8月の録音なので,それ以外の曲ということになるが・・・。
R.B. Greaves -Take A Letter Maria @ Youtube
Eddie Hinton がリード・ギターの Muscle Shoals Rhythm Section (Roger Hawkins, Jimmy Johnson, David Hood, Barry Beckett) による演奏。印象的なトランペットにクレジットされている Mel Lastie は,Melvin Lastie と同一人物 ?
Melvin Lastie なら,Sam Cooke "Ain't That Good News" のセッションにも参加しているが・・・?
Sam Cooke の甥らしく,2曲もカバーしている。どちらも少々ひねったアレンジで演奏されていて,なかなかおもしろい。
'Take A Letter Maria' は,Jerry Wexler にそそのかされて Fame から独立したものの,製作した曲がたいして売れずに苦しんでいた Muscle Shoals Sound Studio を救った最初のヒット。
その曲が R&B チャートより POP チャートでヒットしているように,ソウル・ファンよりもポップ・ファン向けのサウンドの曲が多く,B.J. Thomas や Neil Diamond あたりの Memphis 録音が好きな人にお勧めしたいアルバム。
ただし,"This Is Soul" という曲は,タイトルの通りソウル色が強く,MG's をかなり意識した演奏になっている。
その曲も含めて自作曲(3. 5. 6. 9. 10.) の出来もなかなかなのだが,この後 Atlantic を離れてからはマイナー・レーベルを渡り歩き,いつのまにか消えてしまった。
もう1枚,CD 化されたアルバムがあるのだけれども,未入手。
AMG で調べると,かなり豪華なミュージシャンが参加しているようだが,試聴する限りは微妙・・・(^_^;)
○ R.B. Greaves "R.B. Greaves" [Acrobat ]
|
2009年12月15日 21時59分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 / COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/854/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月12日(土)
2009年12月12日 21時57分
| 記事へ |
コメント(4) |
トラックバック(0) |
| BEST 10 CDs in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/853/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Sam Cooke "Playlist: The Very Best of Sam Cooke" [Sony ]
1. You Send Me
2. (I Love You) For Sentimental Reasons
3. Teenage Sonata
4. Only Sixteen
5. Wonderful World
6. Cupid
7. Having A Party
8. Twistin' The Night Away
9. Little Red Rooster
10. Driftin' Blues
11. Get Yourself Another Fool
12. Bring It On Home To Me
13. Nothing Can Change This Love
14. Love Will Find A Way
来年1月26日に発売される予定の Sam Cooke の新しい編集盤。RCA/BMG のカタログが SONY に移ってからは最初の独自編集となるが,残念ながら既発曲ばかりで曲数も少ない。
Full liner notes, photos, and more included as a PDF file on this CD. とあるのが,多少気になる程度。
ただ,Sam Cooke のファンの方々には,多少の重複を気にせず購入していただきたい m(_ _)m
この CD が売れれば,RCA 初期の作品の完全な CD 化に,必ずつながることを期待して・・・。
|
2009年12月12日 07時45分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/851/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月11日(金)
Various Artists "Kings Of The Gospel Highway: The Golden Age of Gospel Quartets" [Spirit Feel Shanachie 6039]
R.H. Harris and the Soul Stirrers
1. Walk Around 2. Sleep On, Mother 3. I Want to Rest 4. I'm Willing to Run 5. I'm a Soldier 6. Does Jesus Care?
Kylo Turner and the Pilgrim Travelers
7. Dear Lord Look Down Upon Me 8. Go Ahead 9. I Wonder Will We Meet Again? 10. Lord, Hold My Hand
Claude Jeter and the Swan Silvertones
11. Lord, I've Tried 12. Working on a Building 13. Old Acount 14. All Aboard
Silas Steele and the Spirit of Memphis
15. Jesus, Jesus 16. Sign of the Judgment 17. Tell Heaven 18. Jesus Brought Me
Archie Brownlee and the Five Blind Boys of Mississippi
19. I Was Praying 20. Lord Will Make a Way 21. Will Jesus Be Waiting 22. Someone Watches over Me
Julius Cheeks and the Sensational Nightingales
23. God's Word Will Never Pass Away 24. Lord Have Mercy 25. I'm Coming Up Lord 26. Somewhere to Lay My Head
今日は,Sam Cooke の命日。
やはり,毎年 同じようなネタ では芸が無いので,今年は Sam Cooke に大きな影響を与えたゴスペル界の先達や同輩のグループの曲を集めたコンピ盤のご紹介。
The Soul Stirrers の前代のリードだった R.H. Harris,Sam Cooke を泣かせることのできた Archie Brownlee,Sam Cooke にシャウトすることを教えた Julius Cheeks など,偉大なシンガーの在籍したゴスペル・カルテットの曲が集められているアルバム。
これを聴いていると,確かに Sam Cooke の存在は偉大だったが,Sam Cooke というシンガーが突然この世に現れたわけではなく,彼以前にも,その道筋・土台・基礎を作った素晴らしいシンガーたちがいたことを実感できる。
Pilgrim Travelers には,後に Sam Cooke の強力なビジネス・パートナーとなる J.W. Alexander も在籍していた。
手元にあるのは,『黄金時代の名門ゴスペル・カルテット』と題され,日本語解説(佐々木秀俊) を付けてリリースされた P-Vine 盤(PCD-16007)。
その解説に,「・・・何よりも唄そのものが雄弁に語ってくれるこの CD で,私のような者はあえて語る何物をも持ってはいない。」と書いておられるほどなので,なおさら,ぼくごときがくどくどと書くのは畏れ多い・・・m(_ _)m
この CD の編者である Anthony Heilbut の名著 ↓ をじっくりと読みながら,しみじみと味わっていただきたい。
◇ アンソニー ヘイルバット 『ゴスペル・サウンド』 [中河伸俊・山田裕康・ 三木草子 共訳,ブルースインターアクションズ 刊]
● Sensational Nightingales, The "The Best Of The Sensational Nightingales" [MCA MCAD-22044] -1973
Wilson Pickett を初めとして全てのソウル・シャウターの原型となった Julius Cheeks 師在籍時の Sensational Nightingales の数少ない単独アルバム ↑ は,ぼくがネット・ショップで購入した,記念すべき最初の CD だった。今では何の抵抗も無いが,初めてクレジット・カードの数字を入力して購入ボタンをクリックするときは,非常に緊張した・・・(^_^;)
曲数が少なく重複する曲もあるが,同じような内容の CD もリリースされていた。
◎ "Father and Sons" [Spirit Feel 1001] -1990
|
2009年12月11日 20時53分
| 記事へ |
コメント(1) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/850/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月09日(水)
Various Artists "Guitar Workshop - Tribute to Otis Redding" [invitation VDR-1659]
1. I Can't Turn You Loose - Steve Lukather
2. (Sittin' On) The Dock of the Bay - Steve Cropper
3. These Arms of Mind - Phil Upchurch
4. Respect - Dean Parks
5. I've Been Loving You Too Long - Jay Graydon
6. Good to Me - Arthur Adams
7. Let Me Come on Home - Charles "Icarus" Johnson
8. Tribute to a King - Steve Lukather & David T.Walker
明12月10日は,Otis Redding の命日。
毎年 同じネタ では芸が無いので・・・
表題の CD は,Otis へのトリビュート・アルバムだが,シンガーではなくギタリストによるもの。インスト・ナンバーばかりのためカラオケとしての利用を考える人がいるかもしれないが,御覧の通りのメンバーがギターを弾きまくっていて,とてもじゃないがカラオケには使えない・・・(^_^;)
Booker T.Jones(Hammond B-3, Synthesizer), Jerry Peters (Accostic Piano, Synthesizer), David T. Walker (Guitar) の3人は全曲でプレイしており,Booker T.Jones と David T.Walker はプロデューサ・アレンジャーとしてもクレジットされている。特に David T. Walker は,8. 以外でもかなり目立っていて,彼のソロ・アルバムにその他のギタリストがゲスト参加しているような印象すらある。
ドラムとベースのリズム・セクションは4組で,それぞれ2曲ずつ担当している。
Jeff Porcaro + Abraham Laboriel(1. 8.), John Robinson + Scott Edwards(2. 5.), James Gadson + James Jemerson Jr.(4. 7.), Nate Neblett + Kevin Brandon(3. 6.)
ラストの 'Tribute to a King' だけ Otis の曲ではなく,Otis が亡くなった後,Stax では先輩格だった William Bell が Booker T. と共作して歌った曲。
Otis が Stax に録音するきっかけを作った Johnny Jenkins のバージョンもある。
◎ Johnny Jenkins "All in Good Time" [Mean Old World ] -2000
全体的に Otis Redding の命日にしんみりと聴くには騒々しすぎるサウンドだが,ギター好き・・・特に David T.Walker のファンには必聴のアルバムとしておすすめできる。
|
2009年12月9日 20時13分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/849/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月05日(土)
Eddie Hinton "Very Extremely Dangerous" [Reel Music/Capricorn 66748 78016-2]
何と,このアルバムにも,Design: Kosh のクレジットが・・・。
「ワク(縁取り)」は無いが,確かに「四角」がモチーフとして使用されているようだ。
同じ1978年リリースの作品で Kosh が関わっているものを,AMG で調べると,手持ちのアルバムとして ↓ の2枚があった。
● Linda Ronstadt "Living In The U.S.A." [Asylum/Warner 20P2-2424]
◎ Marvin Gaye "Here, My Dear" [MOTOWN/Polydor POCT-1896]
Linda Ronstadt や Marvin Gaye のようにメジャーなアーティストのアルバムと同じデザイナーを,この Eddie Hinton のデビュー・アルバムに起用したということからは,Capricorn がプロモートにかなり力を入れていたことを想像できる。
残念ながら,その努力は功を奏しなかったけれども・・・(^_^;)
今年,めでたくリイシューされたこのアルバムの CD には,米盤と英盤があり,英盤のジャケットは写真が大きくトリミングされ,文字の扱いも変更されている。ぼくは,米盤仕様で解説(maskman) 付きの日本盤を購入したのだが,英盤仕様の CD のデザインに関するクレジットはどうなっているのだろう?
ほとんど絵心などというものを持ち合わせていないぼくが,Kosh というデザイナーに興味を持つようになったきっかけは,Pete Carr の関連で何度かコメントをいただいている dennys さんのブログ。
「いったい現実を把握している者はいるだろうか」
http://whink.seesaa.net/
ストーンズの "Get Yer Ya-Ya's Out [40th Anniversary Deluxe Box Set]" 日本盤の発売が延期され,仕方なくオリジナル盤を引っ張り出して聴いていたら,そのクレジットに Original Design: John Kosh & Steve Thomas Associates とあるのを発見して興味がわき,dennys さんの記事に紹介されていたリンクから ↓ のムービーを見ると・・・
http://sayonarako.exblog.jp/7735631/
左オビのなかの「ジョン・コッシュのすべて」
耳に飛び込んできたのが "You Send Me" のカバー。当初はだれのバージョンか気が付かなかったのだが,落ち着いて考えてみると,そのムービーの中でも紹介されていた ↓ のアルバムの収録曲。
◎ Bonnie Bramlett "Lady's Choice" [Capricorn 314 536 131-2] -1976
Cover designed by Kosh/AGI
Johnny Sandlin プロデュースの Muscle Shoals 録音。
そのムービーのタイトル・カットは,どう見ても Rolling Stones "Beggars Banquet" の最初のジャケットのデザインを参考にされているようなのだが・・・?
現在使用されている,トイレのデザインのジャケットがレコード会社に拒否されたため,急遽あの文字だけのデザインに変更されてリリースされたわけだが,それに Kosh も関わっていた・・・?
手持ちの CD は,すべてトイレのジャケ写になってしまっていて,アナログ盤は押し入れの奥にしまいこんでいるので,引っ張り出すのが面倒くさい。
あのムービーを制作されたご本人に直接お尋ねすればよいのだけれども,さすがに敷居が高いし・・・(^_^;)
|
2009年12月5日 20時59分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK / BEST 10 CDs in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/848/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月04日(金)
Bobby Bland "Turn on Your Love Light: The DUKE Recordings, Vol. 2 (2 CDs)" [DUKE/MCA MCAD2-10957]
久しぶりの掘り出し物 (^_^)v
このブツを発見し,有り得ないだろうがひょっとして \3,000 くらいなら・・・と考えながら値段を見ると,¥1,680 \(^o^)/
思わず ゥオッ と声を出しかけたが必死でこらえ,笑いをかみ殺しながらレジに向かったけれども,店を出てからは声こそ出さなかったものの笑いがこらえきれず,よほどにやけていたのか行き交う人の視線が突き刺さる・・・(^_^;)
そんな「視線」が全く気にならなかった理由は,日アマゾンで扱われている中古商品の価格を見ていただければ,納得していただけるはず。
最近 Reel というレーベルからリリースされた,ボートラの付いていない LP 1枚分をストレート・リイシューした CD の値段と大差ない。
○ "Call on Me/That's the Way Love Is" [Reel ]
Bobby "Blue" Bland の Duke 時代のコンプリート集の Vol.2 。
Bobby Bland は,『楽 SOUL』 (p.359) でも 「ブルースはダメというソウル・ファンにも Bobby Bland とこの人(Little Johnny Taylor) ぐらいは聴いておいてもらいたい。」 と,言及されているブルースの巨人。
この CD が廃盤になっていてプレミアが付いているというのは,ほとんど犯罪行為のように思える。
ただ,米アマゾンでは MP3 でも販売されてしまっているので,CD としてリイシューされるのは望み薄かもしれない。
● "That Did It!: The DUKE Recordings, Vol. 3 (2 CDs)" [DUKE/MCA MCAD2-11444] -1996
↑ 3 から 2 をゲットするまで約1年9ヶ月かかっているので,このペースで行くと,次に 1 に出会うことができるのは再来年になってしまう・・・(T_T)
円高が続いているうちに,この際,注文してしまうべきだろうか・・・?
● "I Pity the Fool: The DUKE Recordings, Vol. 1"
|
2009年12月4日 20時18分
| 記事へ |
コメント(6) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/847/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年12月01日(火)
The Soul Children "The Singles + Open Door Policy" [Stax/Fantasy CDSXD 101]
1. Don't take my kindness for weakness
2. It ain't always what you do (it's who you let see you do it)
3. Hold on I'm comin'
4. Make it good
5. Ridin' on love's merry go round
6. Love is a hurtin' thing
7. Poem on the school house door
8. Come back kind of love
9. Signed sealed delivered (I'm yours)
10. I don't know what this world is coming to
11. Hearsay
12. Stir up the boogie Part II 13. Who you used to be 14. Strangers 15. Summer in the shade 16. Can't give up a good thing 17. Butt la rose 18. Hard living with a man 19. Believing
Stax 時代の Soul Children のシングル集(1.〜 11.) と 当時の未発表曲集ではなくて, 1978年に EPIC から STAX に里帰りした際の新録?(12.〜 19.) を2on1にした CD 。
シングル集は覚えていないが,後半の "Open Door Policy" はアナログ盤で持っていたような記憶がある。
シングル集については,『楽 SOUL』 の 「ソウルはシングル盤を聴かなきゃお話にならない」 という命題そのままの内容。
ただし,「ソウルはシングル盤としてリリースされた曲を聴かなきゃお話にならない」 と修正する必要があるのでは・・・(^_^;)
もちろん,アナログ盤には独特の質感があることを否定するつもりはないが・・・。
10. 11. は,Wattstax でのライブ録音。Soul Children としての公式のライブ録音は,これだけ ?
"Open Door Policy" の収録曲は,さすがに未発表だっただけあって中途半端な印象の曲が多いが,Soul Children のファンなら,聴いておいて損はないはず。
この時代の「サザン・ソウル」には,まだ「夢」と「希望」があふれていたような気がする。
|
2009年12月1日 20時49分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/846/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
|
|