ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年03月22日(日)
Rita Coolidge / Nice Feelin'
Rita Coolidge "Rita Coolidge / Nice Feelin'" [A&M/BGO BGOCD846]

1. That Man Is My Weakness 2. Second Story Window 3. Crazy Love 4. The Happy Song 5. Seven Bridges Road 6. Born Under A Bad Sign 7. Ain t That Peculiar 8. (I Always Called Them) Mountains 9. Mud Island 10. I Believe In You
11. Family Full Of Soul 12. You Touched Me In The Morning 13. If You Were Mine 14. Nice Feelin 15. Only You 16. Know And I Know 17. I ll Be Here 18. Better Days 19. Lay My Burden Down 20. Most Likely You Go Your Way (And I ll Go Mine) 21. Journey Through The Past

Rita Coolidge のソロ第1作(1.〜 10.) と第2作(11.〜 21.) を2on1にした CD。
どちらも1971年にリリースされ,以前,日本では CD 化されたことがあったが廃盤になっていてプレミア価格がついていたアルバム。1st は中古ショップで発掘済みで,2nd は図書館のライブラリにあったものを保存してあったが,今回の CD には,Digitally Re-mastered という表示があり,日本盤 CD よりは良い音になっているようだ。ライナーノートも丁寧でレコーディング・データもきっちり掲載されている。

Memphis でセッション・ボーカリストとして数多くの仕事をこなし,Delaney & Bonnie のレコーディングで共演した Leon Russell に誘われて Joe Cocker の Mad Dogs & Englishmen に参加し,"Superstar" をソロで歌ったことによって注目を浴び,A&M と契約してソロ・アルバムをリリースするようになった。
1作目の "Rita Coolidge" は,セッション・ボーカリストの時代にコーラスとして協力したミュージシャンたちがレコーディングに参加しており,そのメンバーは豪華絢爛そのもの。
David Anderle という人物がプロデューサとしてクレジットされているが,実際にスタジオで音作りの中心となったのは,ストリングスやホーンのアレンジも担当している Booker T.Jones のようだ。キーボードだけでなく,曲によってはベースも弾いている。ただ,Otis Redding の "The Happy Song" のアレンジだけは,ちょっと懲りすぎか?

1作目をリリースした後のプロモート・ツアーでバンドとして採用されたのが,Criteria Studios in Miami のハウス・バンドとしての仕事を終えたばかりの The Dixie Flyers。元々 Memphis で Sounds of Memphis Studio のハウス・バンドだった連中だが,Jerry Wexler に引き抜かれて Florida に向かい,その後 Los Angels に来ているわけだから,移動の交通費だけでもかなりの額だったのでは・・・(^_^;)
ただし,その中心だった Jim Dickinson は Miami に残り,やがて Memphis にもどったようで,2作目のレコーディングには参加していない。代わりにギタリストとして参加し,曲も提供しているのが,Leon Russell と Asylum Choir を組んでいた Marc Benno。

2枚とも素晴らしい内容の作品なのにセールス的には大した結果を残せなかったけれども,A&M というレーベルは我慢強く気長に彼女にレコーディングを続けさせ,Kris Kristofferson とのデュエットがヒットした後,ソロでもヒット作を出している。そのアルバムも2on1としてリリースされていて,注文済み。
○ "Anytime...Anywhere / Love Me Again" [Raven ]

3作目 "The Lady's Not For Sale" や,4作目 "Fall into Spring" なども引き続きリイシューをお願いしたい。特に,4作目では Donnie Fritts & Troy Seals の名曲 "We Had It All" を歌っているので・・・m(_ _)m

一部の曲は,↓ のベスト盤に収録されているのだが・・・。
◎ "Delta Lady: The Rita Coolidge Anthology[Japanese] (2 CDs)" [A&M/Universal UICY-1250]
↑ の日本盤では,米盤 Disc II - 17. Something Said Love が削除され,8. Don't Cry Out Loud (あなたしか見えない) が挿入されている。


Rita Coolidge も Sam Cooke のファンで,↓ のアルバムでは "Bring It On Home To Me" を歌っている。
◎ "Out of the Blues" [Kaigan KGCW-2]
2009年3月22日 20時38分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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