ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2006年12月29日(金)
Rolling Stones: Artist's Choice
Various Artists "Rolling Stones: Artist's Choice - Music That Matters To Them" [Virgin 72435-82470-2-2]

1. Papa's Got A Brand New Bag - James Brown
2. I'm Still In Love With You - Al Green
3. I Can't Turn You Loose - Otis Redding
4. Still A Fool - Muddy Waters
5. 32-30 Blues - Robert Johnson
6. C'mon Everybody - Eddie Cochran
7. The Girl Can't Help It - Little Richard
8. Flamingo - Earl Bostic
9. Jail Bait - Andre Williams
10. If You Want Me To Stay - Sly & The Family Stone
11. In A Dis A Time - The Itals
12. By Your Side - Sade
13. Until You Come Back To Me (That's What I'm Gonna Do) - Aretha Franklin
14. This Old Heart Of Mine Is Weak - The Isley Brothers
15. You Shook Me - Muddy Waters
16. I Just Wasn't Made For These Times - The Beach Boys

1. 6. 10. 12. が Mick Jagger,4. 5. 9. 11. が Keith Richards,3. 7. 8. 14. が Charlie Watts,2. 13. 15. 16. が Ronnie Wood の choice。
この Artist's Choice はシリーズ化されていて,Johnny Cash,Norah Jones,Elvis Costello など,かなりのアーチストによる選曲のアルバムが出ている。

1. Papa's Got A Brand New Bag - James Brown
ちょうど亡くなったばかりの James Brown の曲をミックがチョイスしていて,↓ のようなコメントを寄せている。
Many times I saw James Brown. I think I saw him at the Apollo Theater in Harlem first, in 1964. I used to go there regularly. They used to do four or five shows and I would watch them all. And then I worked with him at the T.A.M.I. show, the same year. He was on the bill with us, and we'd learn all his moves and try and copy them. Not that I could do them all. The ones I could do, I would do. And the ones I couldn't do, I would adapt.

The T.A.M.I. show が,未だに DVD 化されていないのは,なぜ?
James Brown 本人も,そのテレビ・ショーでストーンズと共演したことは印象に残っていたらしい。『俺がJBだ!―ジェームズ・ブラウン自叙伝』pp.277〜80

9. Jail Bait - Andre Williams
この Andre Williams は,子供のころ祖父母といっしょに綿花畑で Hank Williams, Lefty Frizzell and Patsy Cline の歌を歌いながら働いていたというシンガー。
"The Soul Of Black Country" で初めて聴いたと思っていたのだが,このアルバムでキースがチョイスしていた。
↓の CD は,ウィッシュリストに入れてある。
○ Andre Williams "Movin´ On With ..." [vampisoul]
http://www.vampisoul.com/detail_cd.asp?referencia=73

10. If You Want Me To Stay - Sly & The Family Stone
これもミックのチョイスで,James Brown のサウンドと共通点もあるが,a very dry sound という点で異なっていると,コメントしている。
"Flesh" からの選曲だが,そのアルバムでドラムを叩いていた Andy Newmark のインタビューが「レコード・コレクターズ」で連載されていて,今月は,ロニーのソロ・デビュー作に参加したころの思い出話だった。
彼をナマで見たのは,Roxy Music のサポート・メンバーとして来日したコンサート。

16. I Just Wasn't Made For These Times - The Beach Boys
ロニーのチョイスだが,そのコメントの最後は,↓
... I picked this song because it has stood the test of time, and the lyrics remind me a bit of myself.


おそらく,これが今年最後の更新。来年こそは,定期的に,最低でも1週間1回は記事をアップしていきたいところだが・・・(^_^;)
2006年12月29日 09時40分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年12月25日(月)
アトランティック・ソウル1500
「アトランティック・ソウル1500」シリーズのうち,↓の2枚を買ってみた。
◎ Otis Redding "Pain In My Heart" [Atlantic WPCR-25206]
◎ Otis Redding "Otis Blue / Otis Redding Sings Soul" [Atlantic WPCR-25207]

最新24BIT デジタル・リマスターということで,確実に音は良くなっているし,値段が手頃なのもありがたい。
付属のライナーには昔のアナログ時代からの解説がそのまま流用されているけれども,どうせならこれも節約して値段をもっと下げてほしかったところだが・・・。
手持ちの CD も出来るだけ買い換えたいが,さすがに全部はキツイ (^_^;)
こんな風に旧作が良い音で再発されるのはありがたいが,限られた小遣いの中では,なかなか新作に手が廻らないのもツライ。

第1回(発売中),第2回(1/24)各25枚,計50枚中,1アーチストは最大3枚という制約があるようで,Otis Redding が,上の2枚と↓だけというのは,納得できない。
ぜひとも続編を・・・m(_ _)m
○ Otis Redding "The Dock Of The Bay" [Atlantic WPCR-25208]
2006年12月25日 23時15分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年12月24日(日)
Cummins Prison Farm
Calvin Leavy "Cummins Prison Farm" [P-Vine PCD-2118]

1. Cummins Prison Farm 2. Big Four 3. Is It Worth All 4. What Kind Of Love
5. Nine Pound Steel
6. Heart Trouble 7. It's Too Early In The Morning 8. I Met The Man From Cummins Prison 9. You Can't Lose What You Ain't Never Had 10. Born Unlucky
11. Give Me A Love(That I Can Feel) 12. It Hurts Me Too 13. I Won't Be The Last To Cry 14. Free From Cummins Prison Farm

1976年に P-Vine 最初のレコードとして発売されたものに,ボーナス・トラック(11〜14)を追加し,1989年にリリースされた CD。日本語解説(日暮泰文)付き。
このアルバムでも "Nine Pound Steel" が歌われていた。ギターのアルペジオで始まるイントロが,Snooks Eaglin のバージョンと似ているのは偶然の一致か,それとも・・・?

既に廃盤になっていて,AMG のデータにある "The Best of Calvin Leavy " にはこの曲が収録されていなかったので,全く気が付いていなかった。AMG に頼りすぎてはいけないということは,よくわかっているのだが・・・(^_^;)
その "The Best of 〜" は,重複する曲もいくつかあるが,$0.01 (送料込みでも $5.50) で売られているので,そのうち購入の予定。
http://www.amazon.com/gp/offer-listing/B00004LMB3/


もう一つ,教えてもらった Dan Penn and Spooner Oldham による日本でのライブも,すっかり忘れてしまっていた。
いつもありがとうございます。>Gritz さん。m(_ _)m
東京公演では演奏していないが,僕が見に行った大阪や,京都・福岡でも歌われていたらしい。
↓のサイトで紹介されているセット・リスト中の "These Bars Have Made A Prisoner Out Of Me" が "Nine Pound Steel" のことか?

http://www.geocities.jp/hideki_wtnb/danconcert.html
↑ のセット・リストに掲載されていない「よみうりホール」(12月9日)で演奏されたらしい。
2006年12月24日 09時47分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2006年12月23日(土)
Nine Pound Steel
曲単位で,今年最も聴いた回数が多かったのは,おそらくこの曲。

きっかけは,Seventy-Seven 時代の Earl Gaines の CD 化。
◎ Earl Gaines "The Lost Soul Tapes" [AIM 1505 CD]
Bobby Bland の影響が大きく,"I'll Take Care Of You" や "Turn On Your Love Light" を歌っているが,O.V. Wright の "That's How Strong My Love Is" を採り上げているなど,かなりソウルっぽい部分も持ち合わせているという Blues'n'Soul のシンガー。
この時代の作品は,昔,Vivid から日本編集盤が出されていたが,その LP にも,この Dan Penn と Wayne Carson Thompson (Box Tops の "The Letter","Soul Deep" の作者) の共作による "Nine Pound Steel" は,収録されていた。
Earl Gaines - Nine Pound Steel @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=KWysvI63AWE


● Various Artists "Curiosities - The Ace (Ms.) 70s Singles & Sessions (Disc 1)" [WestSide WESD 208]
Lattimore Brown の最後のシングルが聴きたくて入手した CD だが,これに Earl Gaines "Nine Pound Steel" の Ace 時代の再録バージョンも収録されていた。こちらの方がソウルっぽいつくりで気に入ったのだけれども,再録音されているのはボーカル・パートだけ・・・?
Earl Gaines - Nine pound steel @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=1yIxl9JusWY


Ace の Johnny Vincent は,過去のヒット曲のバッキング・トラックをリサイクルするのが得意だったらしいが,まさかよそのレーベルで録音されたものまで流用するとは・・・(^_^;)
よくできたソウルバラードではあるが,1970年代半ばのディスコの嵐に吹き飛ばされてヒットせず,Earl Gaines は,トラック運転手に転職してしまう。

この "Nine Pound Steel" のオリジナルは,1967年の Joe Simon。
● Joe Simon "Monument Of Soul" [Sound Stage 7/Shout! RPMSH 222]
↑には収録されていないけれども,最初のヒットが Penn/Oldham の "Let's Do It Over" で,Muscle Shoals を経由して Nashville で録音するようになった。

Z.Z. Hill のバージョンは,↓ の CD に収録されるまで,未発表だった?
● Z.Z. Hill "Turn Back The Hands Of Time" [Tuff City NTI CD 7016]
 1970年前後の録音らしい。この時代は Muscle Shoals で Swamp Dogg がプロデュースしている曲も残っているが,同じ時期に複数のレーベルからシングルを発表していて,わけがわからない。

Snooks Eaglin のカバーはちょっと意外だが,日本でのライブ録音も残っていた。
◎ Snooks Eaglin "Soul's Edge" [Black Top/P-Vine PCD-3777]
Snooks Eaglin - Nine Pound Steel @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=Jls1zmy7hSw

◎ Snooks Eaglin "Soul Train From Nawlins: Live at the Park Tower Blues Festival '95" [P-Vine PCD-4789]

<追加>
● Calvin Leavy "Cummins Prison Farm" [P-Vine PCD-2118]
2006年12月23日 11時10分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2006年12月18日(月)
Sweet Thing
Ovations, The "Sweet Thing" [XL/Vivid VSCD-016]

1. Till I Find Some Way
2. Don't Say You Love Me
3. Just Enough To Keep Me Hangin' On
4. The Plumber
5. You Gave The Best Performance
6. I'm In Love
7. Let Me Help You Love Again
8. I Can't Believe It's Over
9. Sweet Thing
10. Stars Are Out Tonight
11. Tell Me Why
12. Pa Pa

今年購入した CD の中で,1枚あたりの単価が一番高かったのが,コレ。
高いと言っても,某オークションにて¥4K弱という割安(?)な価格で入手できた。

このアルバムと同時期に VIVID から発売されていた ↓ は,LP でも持っていたし,
◎ V.A. "Soul Sounds Of Memphis" [XL/Vivid VSCD-017]
CD に買い換えて手元に置いてあるのに,1番違いの,この Ovations のアルバムについては,全く記憶に残っていなかったのだが,・・・。
2002年,grapevine からリリースされた ↓ に収録されている "Sweet Thing" を聴いて,
● George Jackson "in Muscle Shoals" [Grapevine/Malaco GVCD 3003]
Louis Williams もその曲を歌っていたのを思い出し,以来,ずっと探していた。

やっと入手できたこの CD を聴いて,その内容を忘れてしまっていた理由がわかったような気がした。
7. Let Me Help You Love Again の,安物のディスコ・サウンドをバックに,それでも精一杯心を込めて歌おうとする Louis Willimas があまりにも哀れで,それを聴いたあと一刻も早く忘れてしまいたい・・・と思ったからにちがいない。
その他の曲も,今ならそこそこ聴けるレベルだと思えるのだが,当時は,Goldwax や MGM での作品に比べると,軟弱に聴こえたのかもしれない。


Goldwax で録音された作品は,去年やっと久しぶりにリイシューされた ↓ が,
◎ "GOLDWAX Recordings - featuring Louis Williams" [KENT CDKEND 24]
MGM 時代の ↓ や,"Hooked On A Feeling" も,早くどこかが再発してほしい。
● "Having A Party: Featuring Louis Williams" [POLYDOR/P-Vine PCD-1203]
特に "Hooked 〜" はアナログ盤しか持っておらず,ここ2年ほど聴いていないので・・・(^_^;)
2006年12月18日 22時52分 | 記事へ | コメント(13) | トラックバック(0) |
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2006年12月17日(日)
A Fine Time!
Various Artists "A Fine Time! The South Side Of Soul Street" [Sundazed SC 11153]

1. Fine Time - Genie Brooks
2. Don't Worry About Me - Willie Cobbs
3. Eternally - Willie Gable
4. Sewanee Strut - Leroy Loyd and the Dukes
5. Everybody's Clown - Johnny Dinamite
6. A Shell Of A Woman - Doris Allen
7. Blue Diamonds - The Double Soul
8. South Side Of Soul Street - Genie Brooks
9. The Judgement - Candy & Billy
10. Who's Been Warming My Oven - Gable Reed
11. I Can't Use You - The Double Soul
12. The Night The Angels Cried - Johnny Dynamaite
13. Bright Star - John Hamilton & Doris Allen
14. Them Changes - John Hamilton & Doris Allen
15. Helping Hand - Genie Brooks
16. You Have Done Me Wrong - Willie Cobbs
17. Unfinished Sympathy - The Double Soul
18. Money Man - Johnny Dynamite

昨年も年末に強力な編集盤↓を出してくれた Sundazed が,今年リリースした CD。
◎ V.A. "Shake What You Brought!: Soul Treasures from the SSS International" [Sundazed SC 11154]
◎ V.A. "My Goodness, Yes!: Soul Treasures from the Silver Fox Label" [Sundazed SC 11155]

僕のように,シングル盤はお金も手間もかかって面倒くさいと考えている怠惰な人間にとっては,この Sundazed や,英 KENT/AceGrapevineShout!/rpm などによるリイシューは,非常にありがたい。

英 KENT からの ↓ と重複する曲もあるが,贅沢は言えない・・・(^_^;)
● V.A. "Southern Soul Showcase: Cryin' In the Streets" [KENT CDKEND 243]


MINARET という Florida にあったレーベルから1967〜70年に発表された曲が収録されていて,Fame Studios で録音された曲もあるようだ。
この CD のサブタイトルになっている 8. South Side Of Soul Street は,Johnny Adams も歌っているが,そちらが Nashville 録音なのに対して,こちらの Genie Brooks というシンガーのほうは,Fame 録音?
どちらがオリジナルなのだろう?

気になるのは,Candi Staton が Fame 以前に吹き込んでいたという 9. The Judgement - Candy & Billy。相棒の Billy Walker は,カントリーのシンガー。
新作↓でも Merle Haggard の曲を採り上げていたし,Candi Staton 本人がカントリー・ファンであるという話は本当らしい。
◎ Candi Staton "His Hands" [Astralwerks ASW 49832]
ジャケットなどの写真を見ていると,この時点 (1969) で29歳だったとはとても思えないほど可愛らしい。その可愛らしさがかえって不気味・・・。子供は何人いたのだろう?


昔,P-Vine から Deep Soul Classics というシリーズの Vol.2 として,Doris Allen とのカップリング・アルバムがリリースされていた Big John Hamilton の単独 CD も同時に発売されていて,こちらも素晴らしい内容になっている。
◎ Big John Hamilton "How Much Can A Man Take" [Sundazed SC 11121]
2006年12月17日 23時40分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2006年12月15日(金)
The Hit Years
Sam Cooke "The Hit Years" [Woodford/Disky WMCD 5621]

1. You Send Me
2. Summertime
3. You Were Made For Me
4. Lonely Island
5. Mary, Mary, Mary Lou
6. All Of My Life
7. Almost In Your Arms
8. Win Your Love For Me
9. Blue Moon
10. I Love You Most Of All
11. They Can't Take That Away
12. Everybody Loves To Cha-Cha-Cha
13. Crazy She Calls Me
14. Got A Right To Sing The Blues

今年,入手できた Sam Cooke の CD。
KEEN 時代の編集盤。この時代の作品は権利関係が複雑でアメリカでは発売しにくいらしく,このアルバムにも Marketed and Distributed in the Benelux というクレジットがある。
2. Summertime は,貴重な初期バージョン。


Ultimate Sam Cooke Web Site にアクセスできなくなっているのは残念だが,The Songs of Sam Cooke のほうも,久しぶりに覗いてみたら,かなり充実した内容になっているので,ビックリ・・・。

なんと↓のようなファイルまでアップされている。
The Songs of Sam Cooke Radio Show (podcast)
Produced and presented by Martijn Buisman
http://www.songsofsamcooke.com/radio.htm
2006年12月15日 21時15分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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Wonderful World
Sam Cooke "Wonderful World: The Best Of Sam Cooke" [RCA ND89903]

1. You Send Me
2. Only Sixteen
3. Everybody Loves To Cha Cha Cha
4. (I Love You) For Sentimental Reasons
5. Wonderful World
6. Summertime
7. Chain Gang
8. Cupid
9. Twistin' The Night Away
10. Sad Mood
11. Having A Party
12. Bring It On Home To Me

今年,入手できた Sam Cooke の CD。
"Wonderful World" というタイトルの編集盤はいくつかあるが,これは RCA のれっきとした正規盤。
1986年に "The Man And His Music" や "Live At The Harlem Square Club, 1963" といっしょに英欧のみでリリースされたアルバム。

当時はアナログからデジタルへの過渡期で,LP と CD が同時に発売されていた。
2006年12月15日 21時12分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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The Wonderful World of...
Sam Cooke "The Wonderful World of... (20 Remarkable Recordings)" [Companion 6188312]

1. Wonderful World
2. You Send Me
3. Chain Gang
4. Twistin' The Night Away
5. Only Sixteen
6. Cupid
7. Having A Party
8. Win Your Love For Me
9. Just For You
10. Bring It On Home To Me
11. I'll Come Running Back To You
12. Sad Mood
13. That's Heaven To Me
14. Touch The Hem Of His Garment
15. Somebody Have Mercy
16. Soothe Me
17. Nothing Can Change This Love
18. Everybody Loves To Cha Cha Cha
19. I Love You Most Of All
20. You Were Made For Me

HMV で,\983 (マルチバイなら \819) という安価で売られている CD が,コレ。
Specialty 時代, KEEN, RCA 中期までの作品から選曲されていて,値段の割には内容の濃い編集盤。
KEEN 時代の曲は,オルガンなどがダビングされたバージョンで収録されている。

あと1枚でマルチバイの割引が適用されるという場合に,オススメ。
2006年12月15日 21時07分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年12月14日(木)
Specialty Profiles
Sam Cooke with The Soul Stirrers "Specialty Profiles" [Specialty SPCD-30058-2]

1. I'll Come Running Back To You
2. Forever
3. Jesus, I'll Never Forget
4. Peace In The Valley
5. Just Another Day
6. Touch The Hem Of His Garment
7. Lovable
8. Farther Along
9. Jesus Gave Me Water
10. The Last Mile Of The Way
11. That's All I Need To Know
12. Any Day Now
13. I Don't Want To Cry
14. I'm Gonna Build Right On That Shore

Specialty も Stax 同様 Concord Music Group の傘下に入ったため,同じように Profiles というシリーズの編集盤がリリースされている。
こちらは,特に個性的な選曲が行われているわけではなく,その代わりに Bonus Disc として Specialty のサンプルが付属しているお買い得盤。
1. R.M.Blues - Roy Milton
2. Pink Champagne - Joe Liggins
3. Please Send Me Someone To Love - Percy Sledge
4. Lawdy Miss Clawdy - Lloyd Price
5. Dream Girl - Jesse & Mervin
6. The Things That I Used To Do - Guitar Slim
7. Long Tall Sally - Little Richard
8. I'll Come Running Back To You - Sam Cooke
9. Leavin' It All Up To You - Don & Dewey
10. Dizzy, Miss Lizzy - Larry Williams

本体の選曲は標準的なベスト盤になっているので,曲数が少ない (14曲) のが物足りないかもしれないが,Harlem Square Club の Sam Cooke を気に入って Gospel 時代の作品もちょっと聴いてみたいと思っているような人にもお勧めできる内容。


Ultimate Sam Cooke Web Site は,いったいどうしてしまったのだろう? ドメイン名の権利も手放してしまっている・・・?
あのサイトの一部のような扱いでリンクが貼られていた ↓ のページは,健在のようだが・・・。
The Songs of Sam Cooke
http://www.songsofsamcooke.com/
2006年12月14日 23時02分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2006年12月13日(水)
Stax Profiles
Otis Redding "Stax Profiles / Otis Redding" [STAX STXCD-8623-2]

1. Security
2. Happy Song (Dum Dum)
3. My Lover's Prayer
4. Shake
5. Mr. Pitiful
6. Good To Me
7. A Woman, A Lover, A Friend
8. Direct Me
9. (I Can't Get No) Satisfaction
10. A Change Is Gonna Come
11. Champagne And Wine
12. I'm Sick Y'all
13. I've Got Dreams To Remember

この profiles というシリーズは,最近 Stax が Concord Music Group という会社の傘下に入ったため,新しく編集されたベスト(?)盤。
ほかにも,当時 Stax に所属していたミュージシャンのものが10種類ほどリリースされているが,一般的な「ベスト盤」とは違い,各アルバムごとにそのミュージシャンに何らかの関連がある人物による個性的な選曲が施されており,この CD では Steve Cropper が,それを担当している。

2. 5. 7. 8. 9. 11. に,alternate という表示があったので購入してみた。
何回か聴いてみたものの,どこが alternate なのかよくわからなかった・・・(^_^;)

Otis 最大のヒット曲である "(Sittin' On) The Dock of the Bay" を初め,"I've Been Loving You Too Long" や "Respect","Try a Little Tenderness" も収録されていないため,初めて Otis Redding のアルバムを購入するような人にはお勧めできないので,Steve Cropper のファン向けか・・・?


Steve Cropper のファン向けと言えば,彼自身が元ネタとして名前を挙げている Lowman Pauling が所属していた The "5" Royals の手ごろな編集盤が昨年,英 Ace からリリースされ,そのライナーは Steve Cropper のコメントで始まっていた。
◎ "5" Royales, The "It's Hard But It's Fair: The King Hits and Rarities" [ace CDCHD 1038]


結局,日本では一度もストーンズに演奏してもらえなかった "Mr.Pitiful" だが,Doug Sahm の Sir Douglas Quintet によるバージョンが入手できた。
↓ブートみたいな安物の CD だけれども,Otis Clay が歌っている "She's About A Mover" も収録されていた。
◎ Sir Douglas Quintet "Mendocino" [Rondo 22678]
5. Mr.Pitiful
8. She's About A Mover
2006年12月13日 23時50分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年12月11日(月)
The Axelrod Years
Lou Rawls "I Can't Make It Alone: The Axelrod Years" [Stateside/EMI 7243 8 64080 2 0]

1. I Can't Make It Alone 2. Love Is A Hurting Thing 3. When She Speaks 4. (How Do I Say) I Don't Love You Anymore 5. Season Of The Witch 6. Fa Fa Fa Fa Fa (Sad Song) 7. When Love Goes Wrong 8. Feeling Alright 9. You Made Me So Very Happy 10. Your Good Thing (Is About To End) 11. You're Good For Me 12. Dead End Street 13. Don't Explain 14. A Whole Lotta Woman 15. It's An Uphill Climb (To The Bootom) 16. For What It's Worth 17. Gentle On My Mind 18. All God's Children 19. How Can That Be
20. Bring It On Home To Me
21. Can You Dig It (Monologue)
22. Take Me For What I Am
23. Evil Woman 24. Soul Serenade 25. When A Man Loves A Woman

オリジナルの "Bring It On Home To Me" で,Second Vocal を担当していた Lou Rawls は,その曲をカバーしているだけでなく,1970年に "Bring It On Home" というタイトルで,Sam Cooke カバー集とも言えるアルバムをリリースしていた。

■ Lou Rawls "Bring It on Home" [Capitol ST-479]
A 1. Bring It On Home To Me  2. Another Saturday Night  3. Can You Dig It (Monologue)  4. Take Me For What I Am  5. Win Your Love
B 1. Chain Gang  2. What Makes The Ending So Sad  3. Somebody Have Mercy  4. Coppin' A Plea (Monologue)  5. Cool Train

A 3. と B 4. の Monologue のみ,Lou Rawls 作。A 4. と B 2. は Sam Cooke 作だが,Sam Cooke が録音していない曲。
「ルー・ロウルズ、サム・クックを歌う」というタイトルで,日本盤としても発売されていたらしい。そのアルバムは未入手だが,全10曲のうち6曲が,表題の CD (20.〜 22.) のほか ↓ のコンピ盤に収録され,CD として聴くことができる。

◎ Lou Rawls "Anthology (2 CDs)" [Capital 72435-21768-2]
Disc 1: 1. What Makes The Ending So Sad
Disc 2: 17. Bring It On Home To Me

◎ Lou Rawls "Love Is A Hurtin' Thing:The Silk & Soul Of Lou Rawls" [EMI E2-57181]
6. Bring It On Home To Me
7. Another Saturday Night

◎ Lou Rawls "The Best Of Lou Rawls: The Capitol Jazz & Blues Sessions" [Capitol 0946 3 56944 2 0]
12. Somebody Have Mercy

↑の中ではいちばん新しい "The Capitol Jazz & Blues Sessions" のライナーによると,少なくとも "Somebody Have Mercy" の録音は,1970年の4月26日に Fame Studios で行われ,Junior Lowe (guitar), Clayton Ivey (piano), Jesse Boyce (bass), Freeman Brown (drums) という Fame Gang によって演奏されたことになっている。

"Love Is A Hurtin' Thing" の CD では,Recorded by Rick Hall and David Axelrod at Muscle Shoals Sound Studios, Ala. Fearturing the Muscle Shoals Rhythm and Horn Sections とクレジットされていたが,Muscle Shoals Sound Studios で Rick Hall が録音するとは思えないので,Fame 録音のほうが当たっているようだ。


'60年代初めのアルバムや '70年代後半のフィリー時代の作品は,そこそこ CD 化されているのだが,'60年代後半のアルバムも2on1で CD 化してもらいたい。
2006年12月11日 22時54分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
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2006年12月10日(日)
King & Queen
Otis Redding & Carla Thomas "King & Queen" [ATLANTIC 7 82256 2]

1. Knock On Wood
2. Let Me Be Good To You
3. Tramp
4. Tell It Like It Is
5. When Something Is Wrong With My Baby
6. Loevy Dovey
7. New Year's Resolution
8. It Takes Two
9. Are You Lonely For Me Baby?
10. Bring It On Home To Me
11. Ooh Carla, Ooh Otis

Carla Thomas が,この "Bring It On Home To Me" の アンサー・ソング を歌っているのは紹介済み。

これ以前のアルバム の内容の濃密さや,この次の ライブ の荒々しさ激しさに比べると,気が抜けて,いかにも手抜きのように聴こえてしまうため,ちょっと損をしているアルバム。

たしかに Otis の声の調子は今一かもしれないが,この時代の Stax のハウスバンド (MG's+Isaac Hayes+Memphis Horns) の完成度の高さは抜群で,その演奏を聴いているだけで,全く飽きることがない。
ただ,Freddie Scott の "Are You Lonely for Me, Baby?" や Aaron Neville の "Tell It Like It Is" などは,ソロでじっくりと聴かせてほしかった・・・(^_^;)
2006年12月10日 10時19分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年12月06日(水)
The Unstoppable
Ted Hawkins "The Unstoppable" [Catfish KATCD176FP]

1. That's Heaven To Me
2. The Lost Ones
3. I Got What I Wanted
4. Watch Your Step
5. Please Come To Boston
6. Gypsy Woman
7. Bring It On Home To Me
8. Sorry You're Sick
9. Good Times
10. Your Cheating Heart
11. Bring It On Home Daddy
12. Golden Sun
13. Crystal Chandeliers
14. Just One Look
15. Zip Pe Dee Doo Dah
16. Dock Of The Bay
17. Country Roads

正直な話,この程度のコードをかき鳴らすだけのギターなら僕でも弾ける。歌もたいして上手いわけではない。
それでも,この Ted Hawkins のようにギターを弾いたり,歌をうたったりすることができるのは,Ted Hawkins だけだろう・・・。
「うた」が,テクニックのみによってその価値が決定されるものではない・・・ということを証明できるシンガーの一人。

ストリート・シンガーからスカウト(?)されてデビューしているが,最初のアルバムが発表された1982年の時点で,彼は46歳だった。
その1st アルバム "Watch Your Step" のライナーによると,州刑務所を出所した19歳(1955)の時に "Then I heard a singer whose name was Sam Cooke. His voice did something to me." ということらしい。
◎ Ted Hawkins "Watch Your Step" [ROUNDER CD 2024]

いかにもストリート・シンガーらしく,そのレパートリーは,もうメチャクチャ・・・(^_^;)
無理矢理ジャンル分けしても意味はないのだけれども,「フォーク・ソウル・シンガー」という呼び方が,いちばんしっくりしそうな気がする。
取り立てて美声でもないし,激しくシャウトしたり,グロウルしたりするわけではないが,その歌声は,まさしく「ソウルフル」。
2006年12月6日 20時56分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年12月04日(月)
SHOUT!
BO GUMBOS "SHOUT!" [FILE BO-002D]

1. Changes
2. Bring It On Home To Me
3. Twistin' The Night Away
4. A Change Is Gonna Come
5. You've Really Got A Hold On Me 6. The Tears Of A Clown 7. Mickey's Monkey 8. Bright Up 9. Kansas City 10. Sunny 11. Got To Get Enough (Of Your Sweet Love Stuff) 12. Old McDonald Had A Farm 13. Soul Finger 14. I Can't Turn You Loose 15. Knock On Wood 16. Who's Makin' Love
17. You Send Me
18. Proud Mary 19. Try A Little Tenderness 20. What's Going On

ネット・ショップでの検索で引っ掛かったのだが,某掲示板のスレッドでは全く話題に上らなかったグループなので,たいして期待せずに聴いてみたら,2.〜 4. の Sam Cooke 三連発で,腰を抜かしてしまった。
少なくとも僕が聴いた,日本人による Sam Cooke カバーの中では最高の出来ではないかと思える素晴らしさ。
ここまでレベルが高いと,ケチのつけようが無い。
なぜ解散してしまったのだろう? この DONT というシンガーは,なぜ37歳という若さで死んでしまったのだろう?
あのスレッドで,このグループの名前が出てこなかったのが不思議で仕方がない。


この "SHOUT!" は,That's BO GUMBO Entertainment!! Rock'n'Roll Show というライブ3部作のうちの1枚で vol.2。
vol.1 "The King of Rock'n'Roll" vol.3 "The Jungle Beat Goes On" があり,他の2枚も選曲からして唸らされてしまうし,演奏もライブとは思えないほど完成度が高い。

このアルバムでは,Fillmore West での King Curtis から始まって,Harlem Square Club の Sam Cooke,Motown(ジャケ写は Miracles の1st のパロディ) や Stax のレビュー,James Brown や, Ike & Tina Turner まで登場するという極上のソウル・ショーが繰り広げられている。


彼らのオリジナル曲を集めた「ずいきの涙: ベスト オブ ボ ガンボス ライブ レコーディング」もお気に入り。
2006年12月4日 21時09分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2006年12月03日(日)
The Best Of Carla Thomas
Carla Thomas "Gee Whiz: The Best Of Carla Thomas" [ATLANTIC/Rhino R2 71633]

1. Cause I Love You 2. Gee Whiz (Look At His Eyes) 3. A Love Of My Own 4. (Mama, Mama) Wish Me Good Luck
5. I'll Bring It Home To You
6. What A Fool I've Been 7. I've Got No Time To Lose 8. A Boy Named Tom 9. A Woman's Love 10. How Do You Quit (Someone You Love) 11. Stop! Look What You're Doing 12. Let Me Be Good To You 13. B-A-B-Y 14. What Have You Got To Offer Me 15. Something Good (Is Going To Happen To You) 16. When Tomorrow Comes 17. Tramp 18. Lovey Dovey 19. I'll Always Have Faith In You 20. Pick Up The Pieces 21. I've Fallen In Love 22. I Like What You're Doing (To Me)

この,おそらく女子大生だったころのジャケ写の女性が,40年ほど経つと,こんな風に なってしまう・・・(T_T)

5. I'll Bring It Home To You は「カバー」ではなく,いわゆる「アンサー・ソング」というやつで,原曲の「もどって来ておくれ」という呼びかけに対して「もどってあげるわよ」と,答えている曲。
確かに,Sam Cooke にもどって来てほしいとお願いされて,断る女性はいないだろう・・・(^_^;)
この CD のライナー (David Nathan) には,↓という Carla 自身の言葉が引用されている。
Doing answer songs was pretty common back then.

Carla は後に Otis とのデュエットで,この曲をもう一度歌っている。
◎ Otis Redding & Carla Thomas "King & Queen" [ATLANTIC 7 82256 2]
10. Bring It On Home To Me


Stax の前身である Satellite レーベルの最初期 (1960) のヒット 1. Cause I Love You (Carla & Rufus) は Memphis で録音されているが,2.〜 6. は,Nashville 録音。
わざわざ Nashville にまで出かけて行ったのは,"because their equipmemt was so much better"(Estelle Axton) ということらしい。
2006年12月3日 17時39分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2006年12月02日(土)
Live Sunset 64'40"
久保田麻琴と夕焼け楽団 "Live Sunset 64'40" "[Vivid Sound CHOP D-07]

1. Willie & The Hand Jive 〜 バンバンバン
2. ハイサイおじさん
3. ルイジアナ・ママ
4. Love's Made A Fool Of You
5. Dixie Chicken 〜 冷たい風
6. Hey, Pocky Away 〜 IKO IKO
7. Don't Ya Just Know It? 〜 ポンポン蒸気
8. Smokey Joe's Cafe'
9. That Lucky Old Sun
10. Bye Bye Baby
11. Johnny B.Goode
12. 〜 Bring It On Home 2 Me

1976〜79年の間にライブ録音された音源に,久保田麻琴が Additional Recordings と Remix を行って,1989年にリリースされた CD。
10. には,細野晴臣がボーカルとキーボードでゲスト参加している。
以前,某掲示板で Sam Cooke のカバー曲をネタにしたスレッド があったが,そこでこのアルバムを紹介してもらった。

日本語で歌われた曲と英語の曲が,たいした違和感もなくメドレーで演奏されているのは素晴らしいけれども,どこにもそれぞれの曲の作者などのクレジットが表示されていない・・・というブートレッグのような CD。

12. Bring It On Home To Me の,アカペラ・コーラスで始まるアレンジは,Dave Mason のを参考にしている・・・?
2006年12月2日 21時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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Traveller
トータス松本 "Traveller" [Capitol TOCT-24938]

1. Home In Your Heart 2. Stubborn Kind Of Fellow 3. Lookin' For A Love 4. I'm Your Hoochie Coochie Man 5. Give Me Back My Wig 6. Lawdy Miss Clawdy
7. Sugar Dumpling
8. Hard To Handle 9. Johny Come Home 10. Talk To Me Baby 11. One Way Out 12. Lucille 13. Tired Of Being Alone
14. Bring It On Home To Me
15. I Just Want A Little Bit 16. Precious, Precious 17. Over The Rainbow 18. Yahho!

ウルフルズとして発表された「どの町まで行けば〜〜」という "Wonderful World" のカバーが良く出来ていたので,このアルバムの収録曲を見たとき,同じようにパロディー化したアレンジで歌われているのだろうと予想していたが,堂々と真正面から挑戦しているのには,驚いた。
2曲も Sam Cooke の曲を採り上げているが,まだまだ,Sam Cooke には100歩も200歩も及んでいないというのは,本人がいちばん自覚しているはず。今後の精進に期待したい・・・(^_^;)

SELF LINER NOTES として,全曲をトータス松本自身が解説していて,「もしもサム・クックの歌を聴いていなかったら,ぼくはそもそも歌うたいになろうなどとは思わなかっただろう」などと健気なことを書いている。
そのライナーに書かれている通り,"Home In Your Heart"は Otis Redding ではなく Solomon Burke 風に,"Precious, Precious"は Otis Clay ではなく O.V. Wright 風に聴こえたのは,おもしろかった。


収録曲の中では Fine Young Cannibals(9.) だけ聴いたことがなかったけれども,彼らの CD も買ってきて,それぞれの曲のオリジナル・バージョンを CD-R に焼き,このアルバムといっしょに娘に渡してみた。
やっぱり,トタ松くんのほうをよく聴いていたようだ。
むか〜しは,自分もオリジナルよりストーンズのカバーを喜んで聴いていたので,時代は巡るというやつか・・・(^_^;)
2006年12月2日 09時42分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年12月01日(金)
Blue Over You
Charles Brown "Blue Over You (The ACE MS. Recordings)" [WESTSIDE WESM 610]

1. Blue Over You 2. Love's Like A River 3. Black Night
4. I Wanna Go Home
5. There Is No Greater Love 6. Lost In A Dream 7. Merry Christmas Baby #2 8. Educated Fool (Tk 1) 9. Cloudy (Since You Went Away) 10. Please Come Home For Christmas # 2 11. Driftin' Blues 12. Too Late To Cry Anymore 13. Lost In A Fog 14. Educated Fool (Master) 15. Let's Just Be Friends 16. Don't Cry (My Broken Heart) 17. So Much To Remember You By 18. Sing My Blues Tonight 19. Black Nights (Instr.)
20. I Wanna Go Home (Instr.)
21. Trouble Blues (Instr.) 22. Please Come Home For Christmas #2 (Instr.) 23. Driftin' Blues (Instr.) 24. Merry Christmas Baby (Instr.)

Charles Brown の Ace 時代 (1959〜60) の作品集。
レーベル・オーナーである Johnny Vincent は,この Charles Brown のクローンとしてキャリアをスタートさせた Ray Charles がヒットを連発していたのを見て,"They like the copy; I'll give 'em the original." ということで,Aladdin から出てあちこちのレーベルをうろちょろしていた Charles Brown と契約したらしいが,2年の間に発表したシングルは,なぜか,2枚だけだった。

その1枚目のシングルだった "I Wanna Go Home" が,"Bring It On Home To Me" の元ネタ。
このアルバムのライナーノート (Billy Vera) 中には,↓のように書かれている。
Charles often stated, without bitterness, that Sam Cooke borrowed his tune when he wrote "Bring It On Home To Me." As if to make his point, Charles sang both as a medley in his show.

デュエットしている Amos Milburn もピアノを弾くが,この曲で演奏しているのは Huey Smith と彼のバンド。


Sam Cooke は,この Charles Brown の曲を採り上げて よく歌っていた が,ひょっとすると,彼の曲を歌うことで生じる印税の支払いを,一種の恩返しと考えていた可能性も・・・?

Charles Brown は,'80 年代半ばに Bonnie Raitt のツアーでオープニング・アクトを務めたことをきっかけに復活を果たし,新しくアルバムを何枚か録音しているが,ベストはやっぱり Aladdin 時代 (1945〜56)。
● Charles Brown "Driftin' Blues: The Best Of Charles Brown" [Collectables COL-5631]
↑には,Sam Cooke がカバーした曲も収録されている。
2006年12月1日 21時52分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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