ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2008年02月29日(金)
最近の収穫
2月の後半は,娘の受験でイライラしてブログの更新どころではないだろうと思い前半に頑張ったのだが,案の定,頭が痛ければ胃も痛い・・・という状態が続いている (^_^;)
今のところ,本当のスベリ止め1校のみで,まだロウニンさせたほうが・・・(T_T)
センター試験の成績が予想以上に悪く,少々ランクを下げたところで・・・(ToT)
前期の発表はまだだが,息子のときのように後期で何とかひっかかってくれればありがたいのだが・・・。

ただ,受験の付き添いで久しぶりに上京する機会があり,ちょっとした収穫はあった。
受験生をほったらかして中古ショップ巡りをするような親だから,娘がまともに勉強しないのも当たり前か・・・(^_^;)

◎ V.A. "The Fire & Fury Story (3 CDs)" [Charley SNAJ 730 CD]
 手持ちの CD と重複する曲はかなりあるのだが,未開封新品が \1,680 (^_^)v
昨年 "Warm And Tender Love: The Sounds Of Earthy Soul" というこのレーベルのサム・クック系ソウル・シンガーを集めた CD がリリースされたが,この3枚組セットには Blues,R & B,Doo Wop などのヒット曲が収録されている。

◎ Brenton Wood "Baby You Got It - The 1960's Anthology (2 CDs) [Original Sound OSCD 9356]
 ちょっと奇妙なアレンジで "A Change Is Gonna Come" をカバーしているシンガー。これも未開封新品が \1,470 (^_^)v
生まれは Shreveport, LA だけれども,子供のころにチカーノ(Chicano,メキシコ系アメリカ人) の町である San Pedro, CA に引っ越したことが,彼のサウンドに大きな影響を与えているとのこと。
Sam Cooke に影響を受けているのはもちろんだが,Jesse Belvin も好きだったようだ。

◎ Harry Connick, Jr. "Chanson Du Vieux Carre - Connick on Piano 3" [Marsalis/Universal 087 4946000628]
 "Oh, My Nola" と同時にリリースされた Harry Connick, Jr. のアルバム。未開封新品 \1,180 。
"Connick on Piano" のシリーズの中では,個人的には,最も楽しめた。ボーカル入りだが,歌っているのは Harry ではない。


◎ Inez & Charlie Foxx "The Dynamo Duo" [KENT CDKEND 193]
 手持ちの Charly 盤 "Count The Days" とほとんど重複しているのだが,この KENT 盤のほうが音が良さそうだったので。\1,050

◎ Livingston Taylor "Livingston Taylor" [Capricorn UICY-93176]
 紙ジャケ再発時に,そのうち買おうと思っていたらいつのまにか売り切れてしまっていて,大阪では店頭で見かけることはなかったアルバムが,\2,141 。
初期の Capricorn スタジオが生み出した傑作の一枚。James Taylor の弟で,バンドのメンバーは,Pete Carr,Paul Hornsby,Robert Popwell,Johnny Sandlin 。

◎ V.A. "America's Most Wanted Vol 3" [Grapevine GVCD 3023] -2005
◎ V.A. "Crescent City Soul Patrol" [Grapevine GVCD 3032] -2006
 \1,575 と \1,470 で入手。普通なら躊躇してしまう値段なのだが,Grapevine のアルバムは廃盤になってしまったらしい。あるうちに・・・。
2008年2月29日 10時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/586/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月13日(水)
ロック・アンド・ホーム・プレイス
『ロック・アンド・ホーム・プレイス』チャック・リーヴェル,J・マーシャル・クレイグ 共著 [発行:レインボウブリッジ 発売:星雲社]

書店で見つけて立ち読みし始めたら非常に面白かったので,図書館に入庫するのが待ちきれずに買ってしまった本。

DVD "The Biggest Bang" を注意して見ると,この Chuck Leavell が,ステージ上ではほとんどバンド・マスターと言ってよい存在であることは,よく分かるはず。

そして,ステージ上だけでなく,セット・リストの作成においても,彼が基本的なリストを作り,それをミックやキースに見せて承認を受けるというシステムになっているそうだ。
コンサートでレアな曲を演奏して欲しかったら,Chuck にお願いするのがいちばんの近道かも・・・?


「十代の頃にこなしたセッションの中ではフレディ・ノースの『 She's All I Got 』における演奏こそ最も成功したものだ。それは私にとって初めてのゴールドレコードになっただけでなく,フレディーのキャリアにおける最大のヒット曲でもあった。」(p. 87)
その Freddie North の "She's All I Got" が収録されている CD が,↓ 。
◎ Z.Z. Hill & Freddie North "The Brand New Z .Z. Hill / Friend - Freddie North" [ace CDCHD 532]

"Friend" に Organ でクレジットされているのは,Chuck Leavell だけ。

カップリングされている Z.Z. Hill "The Brand New Z.Z. Hill" にも,Piano & Organ として,Jerry Williams, Jr. や Clayton Ivy,Ronnie (Spooner?) Oldham と並んでクレジットされていた。


Chuck Leavell の公式サイト の Discography にリスト・アップされている Doris Duke "Legend in Her Own Time" は,↓ の CD に収録されている。
● Doris Duke "I'm A Loser: The Swamp Dogg Sessions and More" [KENT CDKEND 242]


なんと,Sam Dees に雇われてデモ・テープの制作に参加していたこともあったらしい。
「あの頃の我々は演奏の出来る音楽があるだけで満足していたのだが,そんな時近所でセッション・ミュージシャンとして活動していたサム・ディーズという黒人と知り合いになる幸運に恵まれた。我々は一日25ドルの給料を貰ってデモ・テープの制作に携わる事になったのだ。サムは才能のある作曲家で,編曲においても頭の切れる男だった。我々もアイデアを少しずつ提供したのだが,サムはそれらを快く受け入れてくれたものだ。こういったデモの殆どは,より有名なアーティスト達に彼の曲を録音してもらう事が目的で制作されていた。事実それらのセッションのいくつかはレコードとなりリリースされたのだが,それがどれだったか今では私にも分からない。我々は演奏しているだけで幸せだったし,25ドルも稼いでいたことに満足していたのだから!」(p. 83)
2008年2月13日 20時02分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/585/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月11日(月)
Complete Quiet Elegance on Hi Records
Quiet Elegance "The Complete Quiet Elegance on Hi Records" [Hi/Cream HILO 185]

"The Singles"
1. I'm Afraid Of Losing You
2. Do You Love Me [Hi 2223, 1972]
3. Mama Said
4. I Need Love [Hi 2233, 1972]
5. You've Got My Mind Messed Up [Hi 2245, 1973(b-side: 4.)]
6. Love Will Make You Feel Better
7. Will You Be My Man (In The Morning)? [Hi 2263, 1974]
8. Have You Been Making Out O.K. [Hi 2280, 1975(b-side: 2.)
9. Your Love Is Strange [Hi 2290, 1975(b-side: 6.)
10. After You
11. Something You Got (Sho'nuff Makes Me Hot) [Hi 2312, 1976]
12. Roots Of Love
13. How's Your Lovelife? [Hi 77503, 1977]

"Bonus Tracks" (unreleased at time of recording)
14. Set The Record Straight
15. You Brought The Sun Back Into My Life (Featuring Dan Greer)
16. Tired Of Being Alone

"Bonus Alternate Mixes" (previously unreleased)
17. After You
18. Something You Got (Sho'nuff Makes Me Hot)
19. Roots Of Love
20. Set The Record Straight
21. You Brought The Sun Back Into My Life

Quiet Elegance の Hi 時代のコンプリート集。
1.〜 9. は Willie Mitchell,10.〜 21. は Dan Greer のプロデュース。
最初に 5. You've Got My Mind Messed Up を聴いたときの衝撃は大きかったし,Hi のデビュー曲である 1. I'm Afraid Of Losing You もお気に入り。

1.〜 16. までは,以前 P-Vine 企画商品(CDHIP-9603) として,直輸入盤に日本語解説(石黒恵) が付いてリリースされたことがある。曲順が異なっているだけで,内容は同じ。
◎ Quiet Elegance "You've Got My Mind Messed Up" [Hi/Cream HI UK CD 109] -1990

このコンプリート集で追加されているのは,17.〜 21. の Alternate Mix で,曲そのものが未発表だったというわけではないが,聴いた印象はかなり違う。
コーラスがほとんど消されているため,Frankie Gearing のファンなら一聴の価値はある。
21. は,15. の Dan Greer 抜きの,Quiet Elegance のみによるミックス。


以前,紙ジャケ限定盤として発売されたアルバムが,限定のはずなのに再発され,その再発されたものもあっという間に売り切れてしまったということだけれども,いったい何枚くらい再プレスしたのだろう?
● Glories, The "Special Singles For The Glories A Date With Frankie Gearing" [Sony Music MHCP 856]
2008年2月11日 17時18分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/584/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月09日(土)
The Essential Willie Nelson
Willie Nelson "The Essential Willie Nelson (2 CDs)" [Sony MHCP 469]

このアルバムも,Johnny Cash の "The Essential 〜" 同様,Willie Nelson の70歳を記念して企画されたもの。
日本盤の帯には,「アメリカン・ミュージックを代表するスーパースターとして君臨するウィリー・ネルソンの足跡を網羅した2枚組エッセンシャル・ベスト・アルバム」とある。日本語解説(宮本啓) と歌詞・対訳付。

初期のソング・ライター時代のヒット曲 "Night Life" (カントリーというより,Jazzy な Blues) などのセルフ・カバーから始まって,最後は Steven Tyler & Aerosmith と共演した "One Time To Many" という未発表曲で締めくくられている。
Booker T. Jones や Chips Moman がプロデュースした曲があるのは知っていたが,Don Was や Daniel Lanois のプロデュースによる作品も含まれていた。

ライナーには,カントリー界だけでなくさまざまなジャンルのミュージシャンから寄せられた,70歳を祝うコメントが掲載されている。
こちらには,Keith Richards はコメントを寄せていないが,キースは Willie Nelson のアルバムにゲスト参加したことがある。

◎ Willie Nelson & Friends "Stars & Guitars" [Lost Highway 088 170 340-2]
7. Dead Flowers - featuring Ryan Adams, Keith Richards & Hank Williams III

2002年5月27日に行われたコンサートのライブ。こちらはまだ Youtube に残っているようだ。

◎ Willie Nelson & Friends "Outlaws And Angels" [Lost Highway B0002794-02]
17. We Had It All with Keith Richards

Donnie Fritts / Troy Seals 作の大名曲。やっぱり,昔のブート のようにキースがソロで歌っているのを聴きたかった・・・(^_^;)

この曲は,James Govan によるサザンソウル・バージョンの聴ける "I'm In Need" が,Sandra Wright のアルバムとの2on1で,最近リイシューされたばかり。
◎ Sandra Wright / James Govan "The Broadway Sound Sessions" [Soulscape SSCD 7007]
2008年2月9日 09時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/583/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月06日(水)
The Essential Johnny Cash
Johnny Cash "The Essential Johnny Cash (2 CDs)" [Sony MHCP-154〜5]

昨年初め,プログタイトルに "+ c" を付ける少し前から Country Music に目覚め始め,とりあえず有名なミュージシャンを一通り聴いてみたいと考えたときにありがたかったのが,"The Essential 〜" というシリーズ。
この Johnny Cash のアルバムは,Sun 時代の曲 から始まって,最後は1993年に U2 のアルバム "Zooropa" にゲスト参加した際の曲で締めくくられている。

「追悼。ロックンロールの反逆性、フォークの語り口,カントリーの悲哀を体現した米音楽界のスター,ジョニー・キャッシュの決定盤。」と日本盤の帯にはあるが,もともとは,Johnny Cash の70歳の誕生日を記念して企画されたアルバムで,ライナーにはそれを祝うコメント集が掲載されている。
コメントを寄せている30名余りの錚々たるメンバーの中には,Keith Richards も含まれていた。

I probably first heard one of his records around 1957, or somewhere around there. "Lonesome Whistle Blow" I think it was, a Hank Williams song. From where I was at my age, Johnny Cash was just great, so original. He had real, real stuff. He reminded me of Jimmy Reed; his music had that same stark reality about it. What he had going on in the early days was what other guys like Muddy Waters were doing. It was really roots music, but they conveyed it through electricity and the judicial use of it. The music was so true to the roots and at the same time so modern. Another attraction for me was the way he slung his guitar so very low.

Johnny Cash の音楽を表現するのに Jimmy Reed や Muddy Waters の名前を持ち出すあたりは,いかにもキースらしい。

2008年2月6日 21時28分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/582/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月05日(火)
I Don't Want To Be Right
Luther Ingram "I Don't Want To Be Right: The Ko Ko Singles Vol.2" [KENT CDKEND 292]

1. Missing You (Version 2)
2. You Were Made For Me
3. (If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right
4. Putting Game Down 5. I'll Be Your Shelter (In Time Of Storm) 6. I Can't Stop (Version 3) 7. Always 8. Help Me Love 9. Love Ain't Gonna Run Me Away 10. Ain't Good For Nothing 11. These Are The Things 12. Let's Steal Away To The Hideaway 13. I've Got Your Feeling 14. I Like The Feeling 15. I'm Gonna Be The Best Thing 16. Do You Love Somebody 17. How I Miss My Baby 18. Trying To Find My Love 19. Get To Me

● "Pity For The Lonely: The Ko Ko Singles Vol. 1" [KENT CDKEND 279]
↑ に続く,Luther Ingram の Ko Ko 時代のシングル集の第2弾。
曲目リスト を整理していたら,"Putting Game Down" が Vol.1 とダブっていることに気が付いたが,2度目にシングル・カットされたときには,Original Mix にさらにホーンやパーカッション,バック・コーラスが追加されていた。

英 KENT からは Ko Ko 時代の4枚の LP も2on1の CD 2枚に分けてリリースされる予定で,当然このシングル集と大幅に重複してしまうわけだけれども,購入するつもり。この Luther Ingram は,それくらい好きなシンガーの一人。
"(If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right" があまりにもヒットしすぎたために,その曲だけの一発屋のように思われがちだが,この CD を通して聴いていただけると,ほかにも素晴らしい曲を数多く残していることに気が付いてもらえるはず。
シンガーとしてだけでなく,ソング・ライターとしても The Staple Singers "Respect Yourself" の共作者として名前を連ねている重要人物。

もちろん Sam Cooke から大きな影響を受けていて,この CD に収められている "You Were Made For Me" では意識して Sam Cooke とは違ったアレンジで歌おうとしているが,Vol.1 収録の "Oh Baby,You Can Depend On Me" ではストレートな Sam Cooke 節を楽しむことができる。

2008年2月5日 21時20分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 / COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/581/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月04日(月)
Tokyo ... Live
Al Green "Tokyo ... Live" [Cream/Hi HI UK CD 104]

1. L-O-V-E (Love)
2. Tired Of Being Alone
3. Let's Stay Together
4. How Can You Mend A Broken Heart?
5. All 'N All
6. Belle
7. Sha-La-La (Make Me Happy)
8. Let's Get Married
9. God Blessed Our Love
10. You Ought To Be With Me
11. For The Good Times
12. Dream
13. I Feel Good
14. Love & Happiness

Al Green も,Otis Clay と同じ1978年に日本でライブ・アルバムを残している。
International Tokyo Music Festival という催しに参加するための来日で,そのグランプリを "Belle" で獲得していた。ナマでは見ていないが,当時,TV 「ミュージック・フェア」に出演して,数曲歌っているのを見た記憶がある。

1970年代の初めに "Tired Of Being Alone","Let's Stay Together" を皮切りに Top 10 ヒットを連発していた時代に比べると人気に陰りが見え始めていたとはいえ,Otis Clay よりもはるかに知名度は高く,ライブ録音のオーディエンスの反応にもそれははっきりと現れている。
Otis Clay が,ろくに英語の分からない聴衆と必死にコミュニケーションをとろうとし,まるで牧師のように LOVE and PEACE を真剣に語りかけているのに対して,Al Green のコンサートでは,ヒット曲のイントロが流れるだけで勝手に盛り上がってくれている。
それに気をよくしたわけでも無いだろうが,Al Green は,羽目を外しすぎでは無いかと思えるほどシャウトしまくっていて,端正なスタジオ録音とはかなり印象がちがう。ちょうど Sam Cooke にとっての『ハーレム・スクエア』と似たような位置付けのアルバムになっていて,Hi 初期のブルージーな Al Green もお気に入りだが, Al Green を聴きたくなったときにまず手が伸びるのは,この CD 。
ジャケットを変えて,何度もリイシューされており,現在でも簡単に手に入る。
ラストの "Love & Happiness" は,Otis Clay O.V. Wright もライブで歌っているので,聴き比べてみるとおもしろい。

スタジオ録音では,"Explores Your Mind" のアルバムもお気に入り。
"God Blessed Our Love" のオリジナルや,Bryan Ferry,Lou Reed,Talking Heads という,ある意味,似たもの同士がカバーした "Take Me To The River" が収録されているだけでなく,Keith Richards が最初のソロ・アルバムで1曲だけだが Willie Mitchell にアレンジを依頼していて,その時のインタビューで "Sha-La-La" が好きだと言っているのを読んだ記憶もある。


ご多分にもれず,Al Green も Sam Cooke の影響下にあり,直接カバーした曲は少ないが,映画 "Ali" で流れていた "A Change Is Gonna Come" は,Al Green のバージョンだった。ここでも,シャウトする Al Green を聴くことができる。

◎ V.A. "The Concert For The Rock And Roll Hall Of Fame (2 CDs)" [SONY SRCS 7893]

Disc 1: 6. A Change Is Gonna Come

1995年に Rock and Roll Hall of Fame + Museum の開館を記念して行われたコンサートをライブ録音したアルバム。
そのコンサートのハウス・バンドのメンバーは,G.E. Smith, Booker T. Jones, Donald "Duck" Dunn, Steve Cropper, Jim Keltner, Lenny Pickett, Wayne Jackson, Andrew Love 。

主な出演者は,The Allman Brothers Band, Booker T & MG's, James Brown, Jackson Browne, Johnny Cash, George Cliton & The P-Funk AllStars, Bob Dylan, Melisa Ethridge, John Fogerty, Aretha Franklin, Al Green, Bruce Horsby, Jerry Lee Lewis, John Melencamp, Natakie Merchant, Sam Moore, Iggy Pop with Soul Asylum, The Pretenders, Lou Reed with Soul Asylum, Slash/Boz Scaggs, Bruce Springsteen & The E Street Band 。
2008年2月4日 21時32分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 / COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/579/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月03日(日)
The Complete Otis Clay On Hi Records
Otis Clay "The Complete Otis Clay On Hi Records (2 CDs)" [Hi/Cream HEXD 49]

Disc 1: "Trying To Live My Life Without You" [SHL 32075; April 1972] + Singles(11.〜 14.)
1. Trying to Live My Life Without You [Hi 2226A]
2. I Die a Little Each Day [Hi 2252B]
3. Holding On to a Dying Love
4. I Can't Make It Alone [Hi 2239B]
5. That's How It Is
6. I Love You, I Need You
7. You Can't Keep Running from My Love
8. Precious, Precious [Hi 2214A]
9. Home is Where the Heart Is [Hi 2206A]
10. Too Many Hands [Hi 2214B]
11. Brand New Thing [Hi 2206B, 1971]
12. Let Me Be the One [Hi 2226B, 1972]
13. I Didn't Know the Meaning of Pain [Hi 2239A, 1973]
14. If I Could Reach Out [Hi2252A, 1973]

Disc 2: Singles(1.〜 4.) + "I Can't Take It" [HLP 6003; 1977]
1. The Woman Don't Live Here No More [Hi 2266A, 1974]
2. You Can't Escape The Hands Of Love [Hi 2266B, 1974]
3. You Did Something to Me [Hi 2270A, 1974]
4. It Was Jealousy [Hi 2270B, 1974]
5. Pussy Footing Around
6. Too Much Mystery
7. I Can't Take It
8. I've Got to Find a Way (To Get You Back)
9. Slow and Easy
10. House Ain't a Home (Without a Woman)
11. Keep On Loving Me
12. Born to Be with You

"The Complete 〜 On Hi Records" のシリーズで,いちばん重宝しているのが,この Otis Clay の CD 。
明らかに合成だが,2枚の LP を手に持っているジャケ写も,なかなかおもしろい。
なぜか,日アマゾンでは扱われておらず,米アマゾンでも品切れらしいのは残念。

Otis Clay の代表曲といえば,"Trying To Live My Life Without You" というのが一般的だろうが,個人的には,当時はシングルのみだった "Brand New Thing" がベスト。
「オマエの付き合っている男は遊びまわっていて,オマエを泣かせてばかりいるじゃないか」・・・ Hey, Girl. Don't you think it's time to try a Brand New Thing?

"Trying To Live My Life Without You" を 『あなたなしで』というタイトルで,浅川マキが ライブで歌っていた というのはよく知られているし,そのスタジオ録音 でキーボードを担当していたのは坂本龍一だった。


1977年に "I Can't Take It" というアルバムを発表した後,その翌年に O.V. Wright の代役として来日した時のライブ録音があるが,その時点ではもう Hi から離れていたためか,アナログでも CD としても日本盤のみで,もちろんとっくに廃盤になっているのは非常に残念。
アナログ盤は中古ショップでたまに見かけることがあるけれども,CD のほうはあまり見たことが無い。

Otis Clay "Otis Clay Live" [Victor VDP-5111]

1. I've Got To Find A Way (To Get You Back)
2. Let Me In
3. Precious Precious
4. If I Could Reach Out (And Help Somebody)
5. Slow And Easy
6. Is It Over / That's How It Is (When You're In Love)
7. Turn Back The Hands Of Time
8. Trying To Live My Life Without You
9. I Die A Little Each Day

1978年にリリースされた2枚組 LP を,1986年に CD 化したもの。日本語解説(桜井ユタカ) と,M.C. を聞き取った部分も含まれる歌詞付き。

... Now ladies and gentleman, we'd like to bring to the stage the man that you're waiting for.
All the way from the windy city of Chicago, Illinois, a man that brought you such hits as "Trying To Live My Life Without You." Such hits as "I'm Qualified." Such hits as "Precious Precious." "I've Got To Find A Way."
Ladies and gentlemen, Tokyo, Japan, how about welcomin' Otis Clay!

Such hits as 〜. と,それぞれの曲のサワリだけを演奏して畳みかけるあたりが,訳が分からないながらも何ともいえずカッコよく,腰が抜けて座席からずり落ちそうになった・・・(^_^;)

残念なことに,LP に収録されていた "I Die A Little Each Day" のリハーサルや,"I'm Qualified","I Can't Take It","All Because Of Your Love" はカットされてしまっている。
この初来日時のライブは,ぜひとも完全版として CD 化してもらいたいのだが・・・。

その後,1983年に来日した時のライブ録音(with Hodges Bros. and Howard Grimes) は,まだ入手可能のようだ。
◎ Otis Clay "Soul Man: Live in Japan" [ROUNDER/Bullseye CD BB 9513]
2008年2月3日 08時10分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/578/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年02月02日(土)
The Complete Ann Peebles on Hi records
Ann Peebles "The Complete Ann Peebles on Hi records Vol.1: 1969-1973 (2 CDs)" [Hi/Cream HEXD 55]

Disc 1:
1.〜 12. "This Is Ann Peebles" [SHL 32053, 1969]
13. I Can't Let You Go
 (Hi でのデビュー・シングルだった "Walk Away" の B 面曲 [Hi 2157B])
14.〜 17. "Part Time Love" [SHL 32059, 1970]
 (2nd LP 収録の10曲の内,1st LP と重複していなかったのは4曲だけ)

Disc 2:
1.〜 10. "Straight From The Heart" [SHL 32065, 1972]
11. Heartaches Heartaches
 (シングル "I Pity The Fool" の B 面曲 [Hi 2186B, 1971])
12.〜 21. "I Can't Stand The Rain" [SHL 32079, 1973]


Ann Peebles "The Complete Ann Peebles on Hi records Vol.2: 1974-1981 (2 CDs)" [Hi/Cream HEXD 56]

Disc 1:
1.〜 10. "Tellin' It" [SHL 32091, 1975]
11. I'm Leaving You
 (シングル "Come To Mama" の B 面曲 [Hi 2294B])
12. Fill This World With Love
 (シングルの A 面曲 [Hi 2320A],B 面は "It Was Jealousy")
13.〜 22. "If This Is Heaven" [HLP 6002, 1977]

Disc 2:
1.〜 10. "The Handwriting Is On The Wall" [HLP 6007, 1978]
11. If You Got The Time (I Got The Love)
12. Heartaches
13. I'd Rather Leave While I'm In Love
14. Be For Me
15. Mon Belle - Amour [with Donald Bryant]
16. Waiting [featuring Donald Bryant]
 (アルバムがリリースされた後3年間に発売されたシングル。11. [Hi 79528A],12. [Hi 80533A],13. [Hi 80533B],14. [Hi 80533B, alternate B-side],15. [Hi 81534A],16. [Hi 81534B])

日アマゾンの商品リンクを貼り付け始めて最もクリック数が多かったのが,この CD 。残念ながら,注文はしてもらえなかったようだが・・・(^_^;)
トラック・リストは,そのリンク先で分かるはず。

Ann Peebles が Hi Records に所属していた時代に発表された7枚のアルバムと,それらには収録されなかったシングル曲が集められた CD 。
ジャケット写真に使用されているのは,名盤 "I Can't Stand The Rain" の写真を左右反転したもの。
その前作の "Straight From The Heart" もお気に入りだが,アナログで聴いた回数では "I Can't Stand The Rain" の方が多かったように思う。


◎ Ron Wood "Now Look" [Thunder Bolt CDTB 046] -1975
そのタイトル曲である "I Can't Stand The Rain" は,Ron Wood が2枚目のアルバム ↑ で採り上げていて,海賊盤として出回っていた当時のライブ録音が昨年,公式にリリースされた。
◎ First Barbarians, The "Live from Kilburn" [MSIG 0421]
CD には収録されているのに,付属の DVD には入っていなかった。よほど画質が悪かったのだろうか?
2008年2月2日 08時42分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2008 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/577/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません