I'm A Loser: The Swamp Dogg Sessions
Doris Duke "I'm A Loser: The Swamp Dogg Sessions... and more" [KENT CDKEND 242]
1. He's Gone 2. I Can't Do Without You 3. Feet Start Walking 4. Ghost Of Myself 5. Your Best Friend 6. The Feeling Is Right 7. I Don't Care Anymore 8. Congratulations Baby 9. We're More Than Strangers 10. Divorce Decree 11. How Was I To Know You Cared 12. To The Other Woman (I'm The Other Woman)
13. I Wish I Could Sleep 14. It Sure Was Fun 15. I Don't Know (To Fall Out Of Love With You) 16. He's Everything I Need 17. I'd Do It All Over You 18. If She's Your Wife (Who Am I) 19. Since I Fell For You 20. Don't Let The Green Gras Fool You 21. Let Love Touch Us Now 22. Bad Water 23. By The Time I Get To Phoenix
24. Too Much To Bear 25. You Can't Do That 26. Lost Again
1969年のレアな名盤 "I'm A Loser"(1.〜12.) と1971年の好盤 "A Legend In Her Own Time"(13.〜23. こちらは日本でも CD 化されていなかったはず),さらに 1967年に Doris Willingham 名義で出されたシングル盤(24.〜26.)も収録されているというお買い得の CD。
まだ3月だが,確実に今年の My BEST 10 の1枚となるアルバムだと断言できる内容。
この当時,Swamp Dogg プロデュースによるアルバムとしては,ほかに Z.Z. Hill と Irma Thomas の作品が有名だけれども,この "I'm A Loser" だけは,バックのミュージシャンが違っているように聴こえるのだが・・・?
Capricorn Studio での録音ということになっているが,このドラムのタイトさは Roger Hawkins のようだし,歯切れのよいリズム・ギターは Jimmy Johnson,リード・ギターは音の締まり具合・ゆがみ具合から Duane Allman のような気がする。
次の "A Legend In Her Own Time" は Quinvy Studio での録音らしいが,こちらは Z.Z. Hill "The Brand New ..." や Irma Thomas "In Between Tears" と同じ,Jesse 'Pete' Carr,Paul Hornsby,Johnny Sandlin たちの元 The Hourglass の連中らしく,悪くはないのだけれども "I'm A Loser" ほど売れなかったというのも仕方がない・・・(^_^;)
ボーナス・トラックとして収録されている Doris Willingham 名義の3曲は,いずれも本人と Richard Tee の共作としてクレジットされており,バラードもミディアム・ナンバーも素晴らしい出来。
こういう名曲・名唱がシングル盤の世界にはまだまだたくさん埋もれているわけだから,食指は動くんですけどね。
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2005年3月8日 22時26分
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昨日、御茶ノ水のレコ屋さんに行きましたがまだ入荷してなかったようです。
LPは両方とも持っているので本人名義の3曲だけですか!!
このJAY BOY 盤(再発盤??)は持ってないな!!
"TOO MUCH TO BEAR" は未発表曲じゃないですか??
MIRWOOD のコンピが同時に発売されているようですね、チェックですね。
もう1曲,未発表の "Make It On Out" という曲のテープも入手できたらしく,それも今年中にコンピ CD に収録する予定なんだそうです。
それにしてもHourglassの面々はソウルのバックも付けていたのですね。
手許のCDではJohnny Jenkins / Ton-Ton Macoute!がほぼ全面的に元Hourglass(Duane Allman含む)ですが、これ、1曲だけEddie Hintonがカウベルを叩いてます(笑)。