2014年12月28日(日)
2014年12月28日 11時08分
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2014年12月22日(月)
Freddie Waters "The Complete ref-O-ree Recordings" [KTI KTIC-1002]
1. Singing A New Song [Ref-O-Ree 716] -1969
2. Don't Let It Get You Down [Ref-O-Ree 712] -1969
3. I Can't Love Nobody But You [Ref-O-Ree 725] -1969
4. Nobody Knows [Ref-O-Ree Unreleased]
5. It's A Little Bit Late [Ref-O-Ree 701] -1968
6. These Are My People [Ref-O-Ree 725] -1969
7. I've Got A Good Love [Ref-O-Ree 735] -1973
8. I Love You, I Love You, I Love You [Ref-O-Ree 716] -1969
9. I Wish For A Miracle [Ref-O-Ree 701] -1968
10. It's Almost Sundown [Ref-O-Ree Unreleased]
11. Love Is A Strange Thing [Ref-O-Ree 734] -1973
12. Nobody Can Love Me The Way You Do [Ref-O-Ree 734] -1973
13. This Is The Life [Ref-O-Ree 728] -1970
14. The Winning Horse [Ref-O-Ree 712/728] -1969
15. Love Is A Two Way Thing [Ref-O-Ree 735] -1973
16. Reality [T-Jaye 784] -1983
17. You Promised Me [T-Jaye 784] -1983
Freddie Waters(1943?-2000) の Ref-O-Ree 時代のコンプリート集ということなのだが・・・。
CD 化されて手元にある Freddie Waters の楽曲リスト → FreddieWaters.xls
以前リリースされていた ↓ の CD は廃盤になってプレミアが付いていたので,彼のこの時代の楽曲が手軽に楽しめるようになったことは素直に喜びたい。
◎ Freddie Waters "Singing A New Song: Nashville R&B vol.1" [Black Magic BM 9201]
Ref-O-Ree というレーベルについては,いくつか編集盤がリリースされていて,↑ に収録されていない3曲も既に CD 化済みだった。
● V.A. "The Ref-O-Ree Records Story" [SPV 95882 CD]
2. It's Almost Sundown
◎ V.A. "Downtown Soul From The Nashville Indies" [SPV 309032 CD]
9. Reality
◎ V.A. "Uptown Soul & Funk From The Nashville Indies" [SuperBirds SBIRD 0017 CD]
12. You Promised Me
特に,"Uptown Soul & Funk From The Nashville Indies" には,しばしば参考にさせていただいている Soulful Kinda Music のサイトで Ref-O-Ree Unreleased とされていて表題の CD には含まれていない曲が3曲も収録されている。
10. The Um Um Song 11. You Can Make It If You Try 13. It Has To Be Love
いずれも,後に Kari というレーベルなどでシングルとしてリリースされているが・・・。
10. は,Major Lance の 'Um, Um, Um, Um, Um, Um'[1964, Hot 100: 5] のカバー。ベースがチョッパーで,この曲だけサウンドがちょっと違って聞こえるけれども,ベースだけ後にオーバーダブされた可能性も・・・?
11. は,Gene Allison のヒット曲[1958, R&B Singles: 3, Hot 100: 36] のカバー。スローなバラードにアレンジされている。
You Can Make It If You Try - Freddie Waters @Youtube
http://youtu.be/Qh8uFgmOLLg
13. は,11. とのカップリングで1980年になって Kari からシングルとしてリリースされているが,サウンド的に '60年代末に録音されていたとしても不思議ではない・・・?
Freddie Waters "It has to be love" KARI SOUL @Youtube
http://youtu.be/1JrOlhAlB5c
Southern Soul というサブタイトルのある "The Ref-O-Ree Records Story" のライナーノート(Fred James) によると,
Ted (Jarrett) and Bob (Holmes) recorded more material than they could possibly release, and many sessions stayed in the can.
実際,Ref-O-Ree の編集盤 CD には,シングルとしてはリリースされていない未発表曲がかなり含まれている。
表題の CD に収録されている 'It's Almost Sundown' もその一つ。
元々は Gene Allison のシングル曲[1969, Ref-O-Ree 703](カップリングは 'Having A Party' のカバー)。
Gene Allison - Almost Sundown 1969 @Youtube
http://youtu.be/1WzTaD5lWYk
↑ のオルガン抜きの別テイクもあり,↓ にはどちらのテイクも収録されていた。さらに,同じバックトラックで Roscoe Shelton が歌っているバージョンも・・・(^^♪
● Gene Allison & Roscoe Shelton "You Can Make It If You Try: Nashville R&B vol.4" [Black Magic BM 9204]
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2014年12月22日 16時15分
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2014年12月15日(月)
Ronnie Milsap "Summer Number Seventeen" [Legacy/Sony 88843017432]
1. Summer Number Seventeen (Joe Hunter, Sam Hunter)
2. It's All in the Game (Gen.Charles G.Dawes, Carl Sigman)
3. Personality (Harold Logan, Lloyd Price)
4. Tears on My Pillow (Sylvester Bradford, Al Lewis)
5. What Becomes of the Broken Hearted (William Weatherspoon, James Dean, Paul Riser)
6. You Make Me Feel Brand New (Thom Bell, Linda Creed)
7. Mack the Knife (Mark Scheibe)
8. Mustang Sally (Bonny Rice)
9. Georgia on my Mind (Hoagy Carmichael)
10. I Can't Help It (If I'm Still in Love with You) (Hank Williams)
11. Make Up (Chuck Jones, Nikki Williams)
12. Lost in the Fifties Tonight (Fred Paris, Troy Seals, Mike Reid)
Ronnie Milsap の新作。6. と 11. は Mandy Barnett という女性シンガーとのデュエット。
ただし,アルバム最後の 'Lost in the Fifties Tonight' は,自身でヒット[1985, Country Singles: 1] させた曲がそのまま収録されている。録音し直すつもりだったのかもしれないが,過去のバージョンが完璧すぎたにちがいない。
Ronnie Milsap-Lost In The Fifties Tonight @Youtube
http://youtu.be/MJ_bkuAZD8A
むせび泣いているサックスは Jim Horn。 曲中で歌われている 'In The Still Of The Night' は,Doo Wop の名曲中の名曲[1956, R&B Singles: 3, Hot 100: 24]。
The Five Satins - In The Still Of The Night - 1956 @Youtube
http://youtu.be/_DlMHoOZ4Qg
1. と 11. は,このアルバムのために書かれた新曲のようだが,2.〜 10. は Ronnie Milsap(1944-) が若い頃のヒット・ソング。スタンダード化して,いろいろなシンガーがカバーしている曲もあるが,彼がジャケ写のようなラジオで聞いていたと思われるのは ↓
2. The Four Tops [1970, R&B Singles: 6, Hot 100: 24]
3. Lloyd Price [1959, R&B Singles: 1, Hot 100: 3]
4. Little Anthony and the Imperials [1958, R&B Singles: 2, Hot 100: 4]
5. Jimmy Ruffin [1966, R&B Singles: 6, Hot 100: 7]
6. The Stylistics [1974, R&B Singles: 5, Hot 100: 2]
7. Bobby Darin [1959, R&B Singles: 6, Hot 100: 1]
8. Wilson Pickett [1967, R&B Singles: 6, Hot 100: 23]
9. Ray Charles: [1960, R&B Singles: 3, Hot 100: 1]
10. Linda Ronstadt [1975, Country Singles: 2]
Ronnie Milsap と言えば,Country のチャートで数多くのヒット曲を持つシンガーとして知られているが,このアルバムで歌われているのは R&B チャートでもヒットした曲がほとんど。
米アマの Customer Reviews で,このアルバムに ☆ 1つしか与えていないのはおそらくカントリーのファン。そういう人にとっては ’Mustang Sally’ などを荒々しくシャウトする Ronnie Milsap は論外なのだろう。
もっとも彼は,Huey P.Meaux のレーベルからデビューした頃(1963) は,本人も周囲も an R&B singer のつもりだったし・・・
● "The Crazy Cajun Recordings" [Edsel NESTCD 909] -1998
カントリーの聖地とも言える Grand Ole Opry でストーンズの 'Honky Tonk Women' を歌ったりもしているのだが・・・(^_^;)
13 Honky Tonk Women Milsap Live 1976 Grand Ole Opry @Youtube
収録曲の内 My Favorite は 'What Becomes of the Broken Hearted'。マイナーなソングライターのためか,あまり Motown 臭がしないので,お気に入り。
Ronnie Milsap What Becomes of the Broken Hearted with lyrics @Youtube
http://youtu.be/uZ_31HkubdQ
3分前後から高音の伸びを活かして盛り上げていくあたりは,Ronnie Milsap ならでは・・・(^^♪
その曲と 'You Make Me Feel Brand New' は,Rod Stewart "Soulbook" と共通していた。世代が似ている(Rod 1945-, Ronnie 1944-) ので同じような曲になじんでいたのだろう。
今年は,RCA 時代のアルバムのコンプリート集も発売された (^_^)v
◎ "The RCA Albums Collection (21 CDs)" [RCA/Legacy 88875008042] -2014
円安のために,ぼくが購入した発売当初より2割以上も値上がりしている・・・(^_^;)
こんな風に,Sam Cooke のこの時代のコンプリート集がリリースされるのは,いったい,いつ・・・(T_T)
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2014年12月15日 17時32分
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2014年12月11日(木)
2014年12月11日 13時08分
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2014年12月10日(水)
2014年12月10日 18時25分
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2014年11月27日(木)
"Fever: Little Willie John's Fast Life, Mysterious Death, and the Birth of Soul: The Authorised Biography" Susan Whitall [Titan Books]
Little Willie John の伝記本。
2011年にハードカバーが発行された際にペーパーバックとしても発売される予定があったので予約注文していたがなかなか発売されず,やきもきしていたところ,Fire HD 6 のおかげで Kindle 版が読めるようになった。
FEVER: Little Willie John's Fast Life, Mysterious Death, & The Birth Of Soul @Youtube
http://youtu.be/0BxVOmBGTfo
著者の Susan Whitall は,'Women of Motown: An Oral History (For the Record)' という本も書いていて,その取材中に Mable John( Motown にも Stax にも録音が残っている,Little Willie John の長姉) と親しくなり,彼女の甥である Kevin John とも知り合うようになったことが,本書のきっかけだったそうだ。
Little Willie John - Rock and Roll Hall of Fame @Youtube
http://youtu.be/fw9r6Q_Nt4A
1996年,Rock and Roll Hall of Fame に Little Willie John が殿堂入りしたとき,授賞者を務めた Stevie Wonder が序文を書いている。
紙の本のような索引は付いていないが,「検索機能」が使える (^_^)v
'Sam Cooke' の検索結果は27件。Sam が殺されたという知らせを聞いた後,Little Willie John は何度もレコードを聴きながら泣いていたそうだ。
息子の Kevin John によると,"Myt father really loved Sam Cooke, as an artist and a friend. It's one of the few times in my life that I can remember my father being sad, actually crying."
James Brown で検索すると,"A lot of what James Brown did, he got from Willie."
JB は Little Willie John の死後,トリビュート・アルバムをリリースしている。
○ James Brown "Thinking About Little Willie John And A Few Nice Things" [Universal Music ]
↑ CD 化はされていないが,MP3 で入手可能になっている。ただ,試聴するかぎりでは食指は動かない。Little Willie John の歌の上手さに比べると,JB の歌は・・・。
このアルバムの半分がインスト・ナンバーになっているのは,JB が,自分は Little Willie John のように歌えないことに気が付いたからに違いない・・・というぼくの妄想はあながち的外れではないように思うのだが・・・。
むしろ,インスト曲のほうが「余計なもの」が入っていないだけ楽しめそうだ・・・(^_^;)
B.B. King は好きな歌として,'Talk To Me' や 'Let Them Talk' と並んで,'Now You Know' を挙げていた。
Little Willie John が歌った曲のほとんどは CD 化されている。→ LW_John.xls
この本を読みながら,彼が残した楽曲を聴いていると,その「上手さ」に改めて舌を巻く。
スローなバラードからダンサブルなジャンプ・ナンバーまでどんなタイプの歌もそつなくこなすことができ,華麗な節回しと絶妙なタメ・ツッコミを駆使して,溢れんばかりの感情を込めて歌う・・・彼の歌の上手さは,Sam Cooke にも尊敬されていたほど。
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2014年11月27日 22時26分
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2014年11月12日(水)
2014年11月12日 20時20分
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2014年11月02日(日)
2014年11月2日 00時46分
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2014年10月29日(水)
2014年10月29日 19時21分
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2014年10月23日(木)
The Falcons "The Definitive Falcons Collection - The Complete Recordings (4 CDs)" [History Of Soul 020]
<10月23日 追記>
CD4枚組で全114曲。
未発表だった曲やデモ曲に加えて,The Falcons がコーラスに参加した曲や彼らの曲を他のシンガーがカバーしたバージョンも含まれた,The Complete Recordings というタイトルにふさわしい内容。
iTunes に取り込んでプレイリストを作り,それをエクスポートした txt を編集した xls のファイル → Falcons.xls
↑ には iTunes のデータと付属のブックレットの内容で異なっている部分があり,出来るだけ手直ししておいたが・・・m(_ _)m
30数ページにも及ぶブックレットの内容も素晴らしいの一言!
詳細なセッションデータも掲載されている。
Wilson Pickett のファンには必聴必携だろうし,最近 ↓ で The Contours のメンバーだった頃の楽曲が CD 化された Joe Stubbs のファンにもオススメ。
◎ The Contours and Dennis Edwards "Just A Little Misunderstanding - Rare and unissued Motown 1965-68" [Kent CDTOP 419]
<10月8日 記>
The Falcons の楽曲について,CD 化されていないものがある と書いたばかりだけれども,以前紹介したことのある History Of Soul というレーベルから,CD 4枚組のコンプリート集が10月末にリリースされるというニュースが・・・(^_^)v
http://www.historyofsoul.net/5Royales.html
↑ のページで,The "5" Royales の CD 2枚組3セットの下に,そのアルバムのトラック・リストが掲載されている。( "5" Royales のセットは入手済みで,その内容も貴重かつ素晴らしく,記事を書きかけてはいるのだけれども,なかなか・・・(^_^;))
The Falcons については,Relic というレーベルから3枚のアルバムがリリース(内2枚だけ CD 化) されていたものの,その後はまとまってリイシューされることが無く,2年ほど前に Jasmine から発売された CD も中途半端な内容で手が出なかったため,今回の CD 4枚組セットとしてのリリースは大歓迎・・・(^^♪
◎ The Falcons "You're So Fine" [Relic 7003]
● The Falcons "I Found A Love" [Relic 7012]
The Falcons は,今回のアルバムのジャケ写にある 'The World's First Soul Group' という形容がふさわしいボーカル・グループ。
'50 年代半ばに Detoroit で結成され,'You're So Fine'[1959, R&B Singles: 2, Hot 100: 17],'I Found A Love' [1962, R&B Singles: 6, Hot 100: 75] などのヒット曲もある。
所属していたメンバーで最もポピュラーなのは Wilson Pickett だが,創立メンバーには Eddie Floyd がいて,'Mustang Sally’ などのライターとして知られている Sir Mack Rice や,Four Tops のリード・シンガーだった Levi Stubbs の弟 Joe Stubbs も在籍していたことがある。
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2014年10月23日 23時50分
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2014年10月02日(木)
Barbara Lynn "The Complete Atlantic Recordings" [Real Gone Music RGM-0297]
1. This Is The Thanks I Get (B.L. Ozen) [Atlantic 2450] -1967
2. Ring Telephone Ring (K. Boudreaux / B. Babineaux) [Atlantic 2450] -1967
3. You'll Lose A Good Thing (B.L. Ozen) -1968
4. Take Your Love And Run (Thomas / McRee / Thomas) [Atlantic 2812] -1971
5. Maybe We Can Slip Away (Thomas / McRee / Thomas) -1968
6. Sure Is Worth It (Thomas / McRee / Thomas) -1968
7. Only You Know How To Love Me (Thomas / McRee / Thomas) -1968
8. Until Then, I'll Suffer (B.L. Ozen) [Atlantic 2812] -1968
9. You're Losing Me (B.L. Ozen) [Atlantic 2513] -1968
10. Suffern' City (Thomas / McRee / Thomas) -1968
11. Multiplying Pain (Thomas / McRee / Thomas) -1968
12. Why Can't You Love Me (Thomas / McRee / Thomas) [Atlantic 2513] -1968
13. Mix It Up Baby (B.L. Ozen) -1968
14. He Ain't Gonna Do Right (Penn / Oldham) [Atlantic 2585] -1968
15. Love Ain't Never Hurt Nobody (David Bevis) [Atlantic 2553] -1968
16. People Like Me (D. Fritts) [Atlantic 2585] -1968
17. Unloved, Unwanted Me (Unknown) [previously unreleased]
18. You're Gonna See A Lot More (Of My Leaving) (Moman / Greene / Greene) [Atlantic 2553] -1968
19. Soul Deep (Wayne Carson Thompson) [previously unreleased]
20. You Better Quit It (Thomas / McRee / Thomas) [Atlantic 2880] -1971
21. Nice And Easy (B.L. Ozen) [Atlantic 2853] -1971
22. I'm A One Man Woman (Blanche & Linda Cate) [Atlantic 2853] -1968
23. (Daddy Hot Stuff) You're Too Hot To Hold (B.L. Ozen) [Atlantic 2880] -1972
24. You Make Me So Hot (Ray & Nedra Durden) [Atlantic 2931] -1968
25. It Ain't Good To Be Too Good (B.L. Ozen) [Atlantic 2931] -1968
Barbara Lynn の Atlantic 時代のコンプリート集。
最近,この時代の LP が安価で CD 化され手軽に楽しめるようになったものの,シングルについては過去の CD が廃盤になったままだったので,コンプリート集を待ち望んでいた人はかなりいるはず。
1. 3.〜 13. の12曲が LP ↓ の収録曲。くわしい曲目リストは,→ B Lynn.xls
● "Here Is Barbara Lynn" [Atlantic/Water water239]
● "The Best of Barbara Lynn: The Atlantic Years" [Ichiban/Soul Classics SCL 2509-2] -1995
今回のアルバムには ↑ にも収録されていなかった 'People Like Me' に加えて,当時の未発表曲が2曲も・・・(^_^)v
未発表曲の一つは The Box Tops のヒット曲[1969, Hot 100: 18]。Clarence Carter のバージョンは,Box Tops でヒットする前に録音されていて,アレンジが全く異なっている。
BOX TOPS- " SOUL DEEP" (W / LYRICS) @Youtube
http://youtu.be/FWDVeGeKuTw
Clarence Carter - Soul Deep HD @Youtube
http://youtu.be/zNmSc-mTRuM
未発表だった Barbara Lynn の 'Soul Deep' は,今回のブックレットに掲載されているデータによると,Box Tops や Clarence Carter より1年ほど前(July 1 or 9, 1968) に録音されたことになっている・・・・(?_?)
その未発表曲も含めて6曲(14.〜 19.) をプロデュースしているのは,Spooner Oldham。
以前,Ichiban で CD 化された際の録音データでは location unknown とクレジットされていたのだが,今回のデータでは Recorded at unknown location, possibly Muscle Shoals or Memphis となっている。
ライナーノート(David Nathan) 中には,likely in Memphis which had become his[=Spooner Oldham's] home base とあるけれども,当時 Spooner Oldham が Fame のセッションに参加していたという記録も残っているので,Muscle Shoals の可能性はゼロではない・・・?
● V.A. "Saturday Night At The Uptown" [Atlantic WPCR-27600]
今回のアルバムで残念なのは,↑ に収録されていたライブ録音が含まれていないこと。
その点では,「完全」な 'Complete' ではない・・・(^_^;)
もう当時のコンサートの内容の全てを録音したテープは残っていないのだろうか・・・?
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2014年10月2日 15時22分
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2014年09月27日(土)
2014年9月27日 22時46分
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2014年09月20日(土)
The Falcons "Legends Gold Collection (Remastered)" [RV Record ]
センスのかけらも感じられないアートワークだが,日アマに登録されているデジタルミュージック。
38曲収録されていて¥600という格安のアルバム。ぼくの場合は,「CDを買うとMP3クーポン200円プレゼント」 のクーポンが適用されて¥400・・・(^_^)v
○ V.A. "Bring It On Home: Black America Sings Sam Cooke" [ace CDCHD 1420]
まもなくリリースされる ↑ に収録される予定(英 ace のサイトのみ,英アマなどにはない) の The Falcons 'Pow! You're in Love' について,まだ CD 化されていないはずだが・・・と,調べていて発見したアルバム。
全38曲の内,手持ちの CD と重複していないのが 'Pow! You're in Love'[1961, United Artists 289] も含めて12曲あったので,購入してみた。
値段が値段なので音質には期待していなかったが,予想通り・・・(^_^;)
● The Falcons "I Found A Love" [Relic 7012]
◎ The Falcons "You're So Fine" [Relic 7003]
The Falcons Pow You're In Love @Youtube
http://youtu.be/r1uY6eVOaoY
↑ は,ヒットした 'I Found A Love'[1962, R&B Singles: 6, Hot 100: 75] より前の作品で,CD "I Found A Love" のライナーノート(Sonn Fileti and Marv Goldberg) によると,
The first Pickett Falcon's lead on 45 was "Pow! You're In Love." recorded in September, 1960 and issued as UA 289.
Pickett とあるのは Wilson Pickett のことだが,ネット上で検索してみると,Sam Cooke がこの曲を書いたのは,もともと Joe Stubbs のためだった・・・?
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2014年9月20日 22時58分
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2014年09月19日(金)
2014年9月19日 17時40分
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2014年09月16日(火)
Various Artists "Soul City Los Angeles - West Coast Gems from The Dawn of Soul Music (2 CDs)" [Fantastic Voyage FVDD192]
Disc I:
1. Soothe Me - The Simms Twins [1961, SAR 117]
2. Right To Love - The Simms Twins [1962, SAR 125]
3. The Smile - The Simms Twins [1962, SAR 125]
4. You're Pickin In The Right Cotton Patch - The Simms Twins [1962, SAR 130]
5. Stay Where You Are - The Olympics [1961, Arvee 5031]
6. Baby, It s Hot - The Olympics [1962, Arvee 5056]
7. Come On - Earl Nelson [1959, Ebb 164]
8. No Time To Cry - Earl Nelson [1959, Ebb 164]
9. Lookin' For A Love - The Valentinos [1962, SAR 132]
10. Somewhere There's A Girl - The Valentinos [1962, SAR 132]
11. Damper - Johnnie Morisette [1961, SAR 113]
12. Meet Me At The Twistin' Place - Johnnie Morisette [1962, SAR 126]
13. Anytime, Anyplace, Anywhere - Johnnie Morisette [1962, SAR 126]
14. Here Comes The Night (Part 1) - Jimmy Norman [1961, Good Sound 105]
15. Here Comes The Night (Part 2) - Willie 'Moon Man' Echols [1961, Good Sound 105]
16. The Heebee Jeebees - Wally Cox [1960, Arvee 5008]
17. I Can't Help It - Wally Cox [1960, Arvee 5008]
18. Papa-Oom-Mow-Mow - The Rivingtons [1962, Liberty 55427]
19. Deep Water - The Rivingtons [1962, Liberty 55427]
20. My Reward - The Rivingtons [1962, Liberty 55513]
21. Waiting - The Rivingtons [1962, Liberty 55528]
22. The Love I Just Lost - Beamon Young [1959, Arvee 573]
23. Some Day - Beamon Young [1959, Arvee 573]
24. That Much Of Your Love - Donald Woods [1958, Aladdin 3412]
25. Memories Of An Angel - Donald Woods [1958, Aladdin 3412]
26. All By Myself - Zeke Strong & His Queen Tones [1962, Progress 530 c/w 531]
27. Your Heart Must Be Made Of Stone - Zeke Strong & His Queen Tones [1962, Progress 530 c/w 531]
28. This Is The Nite - The Valiants [1957, Keen 3-4004]
29. Love Game - The Valiants [1961, Famous LP F 504]
30. Frieda Frieda - The Valiants [1958, Keen 3-4008]
Disc II:
1. Soul Motion - Don & Dewey [1962, Rush R-1002]
2. Stretchin Out - Don & Dewey [1962, Rush R-1002]
3. A Whole Lotta Woman - Johnnie Taylor [1961, SAR 114]
4. Why, Why, Why - Johnnie Taylor [1961, SAR 114]
5. Never, Never - Johnnie Taylor [1962, SAR 131]
6. Rome (Wasn't Built In A Day) - Johnnie Taylor [1962, SAR 131]
7. Looking Back - Johnny 'Guitar' Watson [1961, Escort 106]
8. The Eagle Is Back - Johnny 'Guitar' Watson [1961, Escort 105]
9. Johnny Guitar - Johnny 'Guitar' Watson [1960, Arvee 5016]
10. Cuttin' In - Johnny 'Guitar' Watson [1961, King 5579]
11. Sweet Lovin' Mama - Johnny 'Guitar' Watson [1962, King 5666]
12. The Angels Gave You To Me - Gene And Eunice [1958, Aladdin 3414]
13. I Mean Love - Gene And Eunice [1958, Aladdin 3414]
14. I Ain't Guilty - The Crawford Brothers [1957, Aladdin 3397]
15. It Feels Good - The Crawford Brothers [1957, Aladdin 3397]
16. Just Like That - The Robins [1960, Arvee A 5001]
17. Oh No - The Robins [1960, Arvee A 5013]
18. Glory Of Love - The Velvetones [1957, Aladdin 3372]
19. I Love Her So - The Velvetones [1957, Aladdin 3372]
20. I Pity You Fool - Jennell Hawkins [1961, Dynamic Dy 1006]
21. Don't Worry Bout Me - Jennell Hawkins [1961, Dynamic Dy 1006]
22. Heavenly Angel - The Viscaynes [1961, VPM 1006]
23. Yellow Moon - The Viscaynes [1961, VPM 1006]
24. Uncle Sam Needs You - The Viscaynes [1961, VPM 1006]
25. That s All I Ask - Tommy Knight [1961, Gold Eagle 1801]
26. There's No Pain - Tommy Knight [1961, Gold Eagle 1801]
27. Lucy Lee - Lloyd George [1962, Imperial 5837]
28. Sing Real Loud - Lloyd George [1962, Imperial 5837]
29. She's All Right - Troy Walker [1961, Trans World T-7003]
30. I'm Gettin' Hip - Troy Walker [1961, Trans World T-7003]
ライナーノート(Clive Richardson) によると,このセットは SAR や Arvee(オーナーの Richard Vaughn の頭文字の読みから) を中心に,other interesting 'indies' の曲も収録して,この地域の Soul Music のルーツを明らかにしようと編集されたもの。
◎ V.A. "Sam Cooke's SAR Records Story (2 CDs)" [SAR/abkco 2231-2] -1994
Sam Cooke が創った SAR レーベルの楽曲は長い間リイシューが進んでいなかったのだけれども,この編集盤には ↑ にも収録されていなかった初 CD 化の曲がいくつか含まれている・・・(^_^)v
The Simms Twins(I-1.〜 4.), The Valentinos(I-9. 10.), Johnnie Morisette(I-11.〜 13.), Johnnie Taylor(II-3. 〜6) が SAR からリリースされていた曲。
The Simms Twins 'The Smile' は,これが初 CD 化のはずだが,まもなくリリースされる ↓ にも収録される予定。
○ Various Artists "Bring It On Home: Black America Sings Sam Cooke" [ace CDCHD 1420]
http://acerecords.co.uk/bring-it-on-home-black-america-sings-sam-cooke
さすがに ↓ に比べると,かなりひねりの効いた選曲になっている・・・(^_^;)
☆ V.A. "Black America sings Sam Cooke"
個人的に最もありがたいのは,'Somewhere There's A Girl[God]' の3つのバージョンが Youtube に頼らず,マトモな音で手軽に楽しめるようになったこと・・・(^^♪
The Womack Brothers- Somewhere There's A God @Youtube
http://youtu.be/RWFACkrnMHs
The Valentinos-Somewhere There's A Girl @Youtube
http://youtu.be/Qw7sKt0lJnk
Bobby よりも ↑ でリードを取っている Curtis のほうが,Sam ↓ に近いような・・・?
sam cooke/somewhere there's a girl @Youtube
http://youtu.be/RvbaaMPnBmY
この時代,Sam Cooke にほとんど酷似していると言っていいのが,Johnnie Taylor。
'A Whole Lotta Woman' や 'Why, Why, Why' は初 CD 化のはず。
'Rome (Wasn't Built In A Day)' については,この数年後に,オリジナリティーを増して "The!!!!BEAT" という TV 番組 で披露された絶品のパフォーマンスがある。
Johnnie Taylor - Rome Wasn't Built In A Day ~1966~ @Youtube
http://youtu.be/VWxhQAVSRws
L.C. に続いて,SAR でのコンプリート集が期待される Johnnie Morisette(I-11.〜 13.) の 'Damper' は "SAR Records Story" で CD化済みだったが,その曲でギターを弾いているのは Johnny Watson だった。そしてオルガン・ソロは Billy Preston か・・・?
SAR のセッションに参加し,KEEN 時代は Sam Cooke とレーベルメイトだった Johnny "Guitar" Watson は,この頃はまだ20代だが,↓ のジャケットの写真がこのブックレットにも掲載されていて,それを見ると「カワイラシイ」という印象すら受ける。まあ,誰にでもそういう時代はあるのだろうが,それにしても・・・(^_^;)
● Johnny "Guitar" Watson "The Original Gangster Of Love 1953-1959" [Jasmine JASCD 171]
ブックレットには,その他のアーティストについても簡潔な解説が付け加えられていて非常に参考になる。
The Viscaynes(II-22.〜 24.) というグループは,Sly Stone が初期に所属していたグループなのだそうだ。
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2014年9月16日 21時14分
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2014年09月12日(金)
2014年9月12日 20時32分
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2014年07月22日(火)
Various Artists "The Jack Nitzsche Story Vol.3: Night Walker" [ace CDCHD 1430]
1. Castin' My Spell - C.C. Adcock (2001)
2. Poor White Hound Dog - Jack Nitzsche, vocal by Merry Clayton (1970)
3. A Long Way To Be Happy - Darlene Love (1976)
4. Night Time Girl - Modern Folk Quintet (1966)
5. Expecting To Fly - The Buffalo Springfield (1967)
6. If My Car Could Only Talk - Lou Christie (1966)
7. Night Walker - Jack Nitzsche (1965)
8. Every Window In The City - Jerry Cole (1965)
9. Little Boy - The Crystals (1964)
10. Just Your Friends - Mink DeVille (1978)
11. Louie, Louie - Honey Ltd (1968)
12. Lower California - Jack Nitzsche (2001)
13. Is This What I Get For Loving You? - The Ronettes featuring Veronica (1965)
14. Come Softly To Me - The Fleetwoods (1965)
15. June Is As Cold As December - The Everly Brothers (1966)
16. Daddy You Just Gotta Let Him In - The Satisfactions (1966)
17. Try To Forget Him - Jackie DeShannon (1965)
18. Educated Fool - Billy Storm (1962)
19. What About You - Ramona King (1963)
20. Puddin N' Tain (Ask Me Again, I'll Tell You The Same) - The Alley Cats (1963)
21. Victim Of Romance - Michelle Phillips (1977)
22. Yes Sir, That's My Baby - Hale & The Hushabyes (1964)
23. The Wayward Wind - Vince Howard & The Vin-ettes (1963)
24. I Still Love You - The Righteous Brothers (1964)
25. Here I Stand - The Rip Chords (1963)
26. Bongo Bongo Bongo - Preston Epps (1960)
1. 3. Produced by Jack Nitzsche
6. 10. 16. 21. 22. Produced and Arranged by Jack Nitzsche
2. 4. 5. Arranged and Produced by Jack Nitzsche
7. 8. 11. 24. 25. 26. Arranged and Conducted by Jack Nitzsche
9. 13. 14. 15. 17. 18. 19. 20. 23. Arranged by Jack Nitzsche
12. Directed by Robert Downey and Jack Nitzsche
英 ace の Producer Series でリリースされている "The Jack Nitzche Story" の第3弾。
◎ V.A. "The Jack Nitzsche Story: Hearing Is Believing 1962-1979" [ace CDCHD 1030] -2005
◎ V.A. "The Jack Nitzsche Story Vol.2: Hard Workin' Man" [ace CDCHD 1130] -2006
Keith Richards によると,"Jack was the Genius, not Phil." 「フィルも才能があったが,ジャックこそが真の天才だった。」(『キース・リチャード自伝 ライフ』 p.196)。 邦訳は,ちょっと Phil Spector に気を使いすぎている・・・(^_^;)
Phil Spector については,『私はリズム&ブルースを創った』(ジェリー・ウェクスラー) に 「『おれはカリフォルニアからヒットを作りにきたんだぜ』」 という一章があり,これもなかなか面白い内容だった。
「礼儀正しくもなければ,さりげなくもない男,スペクターは恐ろしいほど才能豊かだった。だが不幸にも,アトランティックへの恵みは何一つとしてない。」(同書 p.158)
表題の CD のライナー・ノート(Mick Patrick) には,Jack Nitzsche と Phil Spector が初めて出会ったときの様子も詳述されている。
One day, Lester Sill came downstairs and said that Phil was in town and needed an arranger, I[Jack Nitzsche] went upstairs and met Phil. The very first meeting, it felt good. (CD ブックレット p.8)
Jack Nitzsche が関わった最初のセッションは The Blossoms 'He's A Rebel' のリハーサルで,New York から戻ってきたばかりの Phil Spector は,Darlen Love やセッションに参加していたミュージシャンのことを知らず,Jack Nitzsche が彼女や彼らを Phil Spector に紹介したのだそうだ。
Jack Nitzsche によると,"Leon Russell, Harold Battiste, Earl Palmer, Don Randi, Hal Blaine, Glen Campbell - a lot of the players came out of my phone book."
後に The Wrecking Crew と呼ばれることになるミュージシャンの多くは Sam Cooke のセッションにも参加していたし,Jack Nitzsche はストーンズのセッションを手伝うために RCA のスタジオに出入りしていたわけだから,Sam が生き延びていた場合,Jack Nitzsche のアレンジによる Wall of Sound をバックにしたアルバムが録音されていた可能性は十二分に考えられる・・・?
当時 Jack Nitzsche は,Phil Spector との仕事でたまったストレスをストーンズとのセッションで解消していたらしい。
アレンジのアイデアを提供しても演奏に参加しても,ノーギャラだった。
ライナーによると,1. Castin' My Spell は one of Jack Nitzsche's final productions で,26. Bongo Bongo Bongo は one of the earliest appearances of Jack Nitzsche's name on a record label 。
その間に Jack Nitzsche が関わった楽曲は 2,000 曲ほどあるそうだ。
2. Poor White Hound Dog は,↓ のサントラ盤に収録されていた曲。
● V.A. "Performance (Soundtrack)" [Warner Bros 9 26400-2]
5. Expecting To Fly (Neil Young)
Jack Nitzsche が Buffalo Springfield の作品の中でいちばん気に入っていたのは Neil Young の書いた曲だった。
まもなく届く予定の ↓ は,CD 1枚に編集された「エッセンシャル」盤とかなり迷ったのだが・・・。
○ Crosby, Stills, Nash & Young "CSNY 1974 (3 CDs + DVD)" [Warner ]
10. Just Your Friends を歌っている Mink DeVille は,↓ にカバーされたことで興味を持ったシンガー。
● Boz Scaggs "Memphis (+2)" [Columbia COCB-54060] -2013
11. Louie, Louie - Honey Ltd
この曲のオリジナルと聴き比べると,Jack Nitzsche のアレンジの才能が尋常ではなかったことがわかる・・・?
Richard BERRY "Louie Louie" (1957) @Youtube
http://youtu.be/z-2CKsaq5r8
Honey Ltd - Louie Louie @Youtube
http://youtu.be/3v-p6_yfBVs
↑ のスライド・ギターは,Ry Cooder。
昨年 CD 化された ↓ には,Jack Nitzsche のアレンジした曲がもう1曲収録されている。
◎ Honey Ltd. "The Complete LHI Recordings" [Ultra-Vybe OTLCD1961] -2013
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2014年7月22日 00時37分
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2014年07月01日(火)
Joe Henry "Invisible Hour" [Work Song WSD0022CD]
Joe Henry の新作。
どうせ少し遅れて日本盤が発売されるだろうから,それを予約注文すればいいと思っていたのだが・・・。
なかなか日本盤リリースのアナウンスがないので痺れを切らし,2種類ある輸入盤のどちらにするか迷っていたところ,たまたまどちらも在庫のあるタワレコが近くにあったので,実物を見てみると・・・,
Work Song の CD は Earmusic に比べると少々割高ではあるが,'Plus card to download demo recordings ...' というシールが貼ってあった。
そのカードに印刷されているサイトにアクセスして指定されたコードを入力すると,demo recordings だけでなく,CD に収録されている楽曲もダウンロードすることができた。もちろん無料。・・・従って,今のところ,CD そのものは一度も使っていない。
sketches for the studio musicians only として,自身のギターのみをバックに録音されたデモ・バージョンからはっきりと感じられるのは,Bob Dylan の影。
ただし,Dylan よりはメロディアスだし,Dylan より タイム感はノーマルだろうし,Dylan のように悪ぶってきばったりせずにちゃんと声を張って歌っているし,Dylan より曲調はバラエティに富んでいると思うし・・・。
Dylan に比べて足りないのは,カリスマ性だけ・・・? まあ,「カリスマ」というのは,本人がどうのこうのというより,周囲の取り巻き連中が作り上げるものなのだろうが・・・。
2002年に Best Contemporary Blues Album として Grammy を受賞した Solomon Burke "Don't Give Up On Me" [R&B Albums: 91, Billboard 200: 138] をプロデュースしたことで初めて興味を持ったアーティストなので,その前年にリリースされた "Scar" 以降しか聴いていないが,その中では最もすんなりと耳に馴染むアルバムだった。
それは,ようやく Joe Henry の創り出すサウンドに慣れてきたこともあるだろうが,シンプルな demo recordings を同時に聴くことによって,サウンド全体の骨格が捉えやすくなったためであるような気がする。
・・・というわけで,少々割高ではあるが,demo recordings も無料でダウンロードできる Work Song というレーベルからリリースされている CD がオススメ。
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2014年7月1日 00時58分
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2014年06月28日(土)
Various Artists "A Treasure Chest Of Northern Soul: 30 legendary tracks" [Goldmine GSCD 75]
1. What Is This? (Vocal) - Bobby Womack
2. Don't It Make You Feel Funky - Joe Hicks
3. I Must Love You - Timothy Wilson
4. Remember Me - The Whispers
5. I Found True Love - Billy Hambric
6. Hole in the Wall - J.J. Barnes
7. What Good Am I Without You - Darrow Fletcher
8. You Don't Mean It - Towanda Barnes
9. My Kind of Woman - Edwin Starr
10. Feel Good All Over - Claudie Huey
11. Love Bandit - The Chi-Lites
12. The Very Next Time - Marylynns
13. Gee Baby (You're Driving Me Crazy) - Micky Wilson
14. My Baby Ain't No Play Thing - Willy Harvey
15. I'll Never Let You Go - O'Jays
16. Lovingly Yours - Timothy Wilson
17. Daddy-O - Therese Lindsay
18. Come Back in a Hurry - Rose Batiste
19. What Is This? (Inst) - Fred & Bobbie's Rhythm Section
20. I'll Be There - The Gems
21. You Will Never Get Away - Cholli Maye
22. This Won't Change - Lester Tipton
23. Just a Little Mixed Up - The Furys
24. Watch Yourself - Tony Hestor
25. Now You've Got the Upper Hand - Candi Staton
26. The Day My Heart Stood Still - Ollie Jackson
27. Shing-A-Ling - The Cooperettes
28. This Is It - Ron Baxter
29. I Got the Power - The Masqueraders
30. Don't Wait Up for Me Mama - Barbara & Brenda
Goldmine という「定評」のあるブートレッグのレーベルからリリースされていた CD。
ブートとはいえ,amazon に出品されているくらいだから,それなりに市民権を得ていて,『楽ソウル』 には 「正式に権利を取っていないのでブートレグには違いないが,誰が作って誰が売っているのか身元は明らかにされている」(p.215) として,他のブートとは一線を画す形で紹介されているレーベル。
いくら内容が素晴らしくても,あからさまに違法なブートに手を出すつもりは無いけれども,ワゴン・セールなどで格安のブツを発見すると,ついつい・・・(^_^;)
冒頭の Bobby Womack 'What Is This' は,"Sweet Soul Music" (Peter Guralnick) 巻末の Selected Discography 中(邦訳本 p.033) で ’The Four Tops, Rolling Stones, and Wilson Pickett merge in three minutes of raw soul heaven.’ として紹介されているバージョン。
NS KTF 1629 Bobby Womack What Is This @Youtube
http://youtu.be/x9xaWjIyG3E
後に Minit で録音した LP バージョンとは全くの別物。
Bobby Womack - What is This @Youtube
http://youtu.be/tZa1Vo6D5nQ
表題の CD には,ボーカル抜きのインスト・バージョン(19.) も収録されている。そのバージョンは,シングルとしてリリースされたことは無い・・・?
『Mr.Soul サム・クック』 (ダニエル ウルフ) 中に書かれていた,Sam の葬儀前後の Bobby Womack の品性下劣な振る舞い(pp.384-8) を読んだ後,彼の声を聞くと気分が悪くなっていた時期があり,未だにそのトラウマから抜け出せていないため,彼の声を聞かずにすむインスト・バージョンのほうがはるかにお気に入り。バンド名に Fred & Bobbie's Rhythm Section とある Fred は,Fred Smith のことらしい。
↓ のライブ盤でも,1曲目のインスト・バージョンは単純にカッコイイ・・・と思うのだが,彼の声が聞こえてくると・・・(^_^;)
◎ "The Womack Live" [J!MCO JICK-89159]
● "Soul Seduction Supreme (2 CDs)" [CASTLE/Victor VICP-40027]
ソングライターやギタリストとしての Bobby Womack は嫌いではないが,シンガーとしては,どうしても好きになれない。
従って,彼が亡くなったと聞いても感慨が湧くことはない。
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2014年6月28日 22時56分
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2014年06月22日(日)
The Sweet Inspirations "The Complete Atlantic Singles Plus (2 CDs)" [Real Gone Music RGM-0263]
DISC I:
1. Why (Am I Treated So Bad)? [Atlantic 2410] -1967
2. I Don't Want To Go On Without You [〃]
3. Let It Be Me [Atlantic 2418] -1967
4. When Something Is Wrong With My Baby [〃]
5. That's How Strong My Love Is [Atlantic 2436] -1967
6. I've Been Loving You Too Long [〃]
7. Oh! What A Fool I've Been [Atlantic 2449] -1967
8. Don't Fight It [〃]
9. Do Right Woman - Do Right Man [Atlantic 2465] -1967
10. Reach Out For Me [〃]
11. Sweet Inspiration [Atlantic 2476] -1967
12. I'm Blue [〃]
13. To Love Somebody [Atlantic 2529] -1968
14. Where Did It Go [〃]
15. Unchained Meloday [Atlantic 2551] -1968
16. Am I Ever Gonna See My Baby Again [〃]
17. What The World Needs Now Is Love [Atlantic 2571] -1968
18. You Really Didn't Mean It [〃]
DISC II:
1. Crying In The Rain [Atlantic 2620] -1969
2. Every Day Will Be Like A Holiday [〃]
3. Sweets For My Sweet [Atlantic 2638] -1969
4. Get A Little Order [〃]
5. Don't Go [Atlantic 2653] -1969
6. Chained [〃]
7. Gotta Find Me A Brand New Lover (Parts 1&2) [Atlantic 2686] -1969
8. At Last I've Found A Love [Atlantic 2720] -1970
9. That's The Way My Baby Is [〃]
10. Them Boys [Atlantic 2732] -1970
11. Flash In The Pan [〃]
12. This World [Atlantic 2750] -1970
13. A Light Sings [〃]
14. Evidence [Atlantic 2779] -1971
15. Change Me Not [〃]
16. Ain't Nothing Gonna Change Me [Rhino CD 77626]
17. I've Been Inspired To Love You [Unreleased]
18. Little Green Apples / Think / Something [〃]
19. Make It Easy On Yourself [〃]
The Sweet Inspirations の Atlantic 時代の「シングル+未発表曲」集。
冒頭の6曲(I-1.〜 6.) は,Jerry Wexler のプロデュース。
「スウィート・インスピレーションズもまた,60年代のアトランティック教会を支える柱の1本だった。」(ジェリー・ウェクスラー 『私はリズム&ブルースを創った』 p.228)
その他のプロデューサは,Tom Dowd and Tommy Cogbill(I-7.〜 12.), Tom Dowd(I-13.〜 18. II-1.〜 6.), Ugene Dozier(II-7.〜 11.), Dave Crawford & Brad Shapiro(II-12.〜 19.)。
スタジオもいろいろで,New York から始まって Memphis, Muscle Shoals, Philadelphia など。Muscle Shoals では Fame(II-1.〜 6.) でも Muslce Shoals Sound(II-12.〜 18.) でも録音している。
Not on LP だった曲はそれほど多くない(I-4. 6. II-12.〜 15.) が,このセットには当時の未発表曲(II-16.〜 19.) も収録されている。収録曲のくわしいリスト → SweetInspirations.xls
この時代のアルバム5枚は全て CD 化済み。手元にあるのは,SPY というレーベルの2on1など。
◎ "Sweet Inspirations" [Atlantic/Collectors' Choice CCM-700] -2006
◎ "Songs Of Faith And Inspiration / What The World Needs Now Is Love" [Atlantic/SPY 46001-2] -2002
◎ "Sweets For My Sweets / Sweet Sweet Soul" [Atlantic/SPY 46004-2] -2002
ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 のシリーズでも1枚ずつリイシューされていて,残っていたゴスペル集の ↓ も8月には発売される予定。
○ Cissy Drinkard&The Sweet Inspirations "Songs Of Faith&Inspiration" [Atlantic WPCR-27798]
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2014年6月22日 20時33分
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