ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2007年06月28日(木)
Deep River of Song: Louisiana
Various Artists "Deep River of Song: Louisiana - Catch That Train And Testify!" [Rounder 82161-1830-2]

いつものように中古ショップをウロチョロしていて見つけた CD 。
新品シールドの商品が \1,150 だった (^_^)v

This is the most varied album in the Deep River of Song series, and it illustrates the cultural richness of Louisiana's varied population and geography.
とあったので,Deep River of Song を Rounder のサイトで検索してみると,ほかにも コレだけ あった。

○ "Deep River of Song: Alabama"
○ "Deep River of Song: Bahamas 1935 - Chanteys and Anthems from Andros and Cat Island"
○ "Deep River of Song: Bahamas 1935 (volume 2): Ring Games and Round Dances"
○ "Deep River of Song: Black Appalachia - String Bands, Songsters and Hoedowns"
○ "Deep River of Song: Black Texicans - Balladeers and Songsters of the Texas Frontier"
○ "Deep River of Song: Georgia"
○ "Deep River of Song: Mississippi: Saints & Sinners"
○ "Deep River of Song: Mississippi: The Blues Lineage"
○ "Deep River of Song: South Carolina: Got the Keys to the Kingdom"
○ "Deep River of Song: Virginia"

○ "Alan Lomax Collection Sampler"
とりあえず ↑ を注文してみた。
その他のアルバムも聴いてみたいが,都合よく中古ショップで見つかりそうにないのが,ツライ・・・(^_^;)
次回,注文する予定なのが ↓ 。
○ "Deep River of Song: Mississippi: Saints & Sinners"
ストーンズの "Sympathy For The Devil" の歌詞には,以下のような部分がある。
Just as every cop is a criminal and all the sinners are saints.


『ロックを生んだアメリカ南部』を読んでから,その参考 CD のリスト中のアルバムも探索するようになっていて,その関連で表題の CD と出会うことが出来た。
その「参考 CD,DVD 選」の中で,最近入手することが出来たのは,↓ 。
● V.A. "Prison Songs - Vol. 1: Murderous Home" [Rounder CD 1714] -1997
● V.A. "Wade in the Water (4 CDs)" [Smithonian Foikways SF 40076] -1996

どちらも,ポータブル CD プレイヤーで歩きながら聴いたり,電車の中で聴いたりするには,あまりにもハードでディープ過ぎる。
2007年6月28日 21時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年06月25日(月)
Rolling Stone Classics
Various Artists "Rolling Stone Classics" [P-Vine PCD-2005]

1. Come On - Chuck Berry
2. I Want To Be Loved - Muddy Waters
3. Fortune Teller - Benny Spellman
4. You Better Move On - Arthur Alexander
5. I Just Want To Make Love To You - Muddy Waters
6. Down Home Girl - Alvin Robinson
7. Mona - Bo Diddley
8. I'm A King Bee - Slim Harpo
9. You Can Make It If You Try - Gene Allison
10. Around And Around - Chuck Berry
11. Confessin' The Blues - Little Walter
12. It's All Over Now - Valentinos
13. The Red Rooster - Howlin' Wolf
14. I'm Alright - Bo Diddley
15. Time Is On My Side - Irma Thomas
16. Down The Road A Piece - Amos Milburn
17. Susie Q - Dale Hawkins
18. Prodigal Son(That's No Way To Get Along) - Robert Wilkins
19. Love In Vain - Robert Johnson
20. Little Queenie - Chuck Berry
21. Stop Breaking Down - Baby Boy Warren
22. Bye Bye Johnny - Chuck Berry
23. Mannish Boy - Muddy Waters
24. Crackin' Up - Bo Diddley
25. Harlem Shuffle - Bob And Earl
26. Rollin' Stone - Muddy Waters

生まれて初めて買った CD がコレだった。1987年発売で定価は¥3,800。
 企画・構成:越谷政義
 協力:ローリング・ストーンズ・ファンクラブ
 制作:Pヴァイン・スペシャル
日本語解説(越谷政義・池田祐司・小出斉(曲目解説)) と,Complete List of the Tunes that Got Stoned (ストーンズが採り上げたブルース/ソウル/R&Bのリスト) 付き。

この CD を買った時にはまだ CD プレイヤーを持っておらず,コレを聴くために CD プレイヤーを買ったようなものだった。と言っても,その時点ではもうコレに収録されている曲の半分以上,3分の2程度は聴いていたように思う。
当時所有していたアナログ盤のほとんどは手放してしまっているし,はっきりとした記憶も残っていないが・・・(^_^;)

ストーンズから強い影響を受けているぼくのような人間がこの収録曲を見て「いい選曲だ」と思うのは当たり前だが,ストーンズを知らないブルースやR&Bのピュアなマニアが見ても,なかなか趣味の良い選曲だと思ってもらえるのではないか・・・?
このアルバムはかなり評判が良くそこそこ売れたようで,"〜 Classics" というタイトルはシリーズ化され,いろいろなアーティストの CD が発売された。
手持ちの CD 以外にも,ビートルズや Ry Cooder などのアルバムもあったはず。

ストーンズに関しては,他のレーベルから同じような趣向の CD が数多くリリースされているし,P-Vine からは,第2集まで発売されている。


Various Artists "Rolling Stone Classics 2" [P-Vine PCD-2537]

1. Poison Ivy - The Coasters
2. Not Fade Away - Buddy Holly
3. Route 66 - Bobby Troup
4. Honest I Do - Jimmy Reed
5. Carol - Chuck Berry
6. If You Need Me - Wilson Pickett
7. Everybody Needs Somebody To Love - Solomon Burke
8. I Can't Be Satisfied (I Be's Troubled) - Muddy Waters
9. Oh Baby (We Got A Good Thing Goin') - Barbara Lynn
10. Mercy Mercy - Don Covay
11. Good Times - Sam Cooke
12. Cry To Me - Betty Harris
13. She Said Yeah - Larry Williams
14. Shake Your Hips - Slim Harpo
15. Don't You Lie To Me - Tampa Red
16. Twenty Flight Rock - Eddie Cochran
17. Ruler Of My Heart - Irma Thomas
18. Fannie Mae - Buster Brown
19. Worried Life Blues - Big Maceo
20. Key To The Highway - Jazz Gillum

1992年の発売で税込定価が¥3,193。
第1集同様,日本語解説(越谷政義・池田祐司・小出斉(曲目解説)) と,List of the Tunes that Got Stoned 付き。
List から 'Complete' が取れているが,第1集のリストより充実していて,公式盤だけでなくブートレッグで演奏されている曲もリストに入っているし,キースがソロで採り上げた曲(19. 20.)も含まれている。

越谷さんのライナー中には,第1集をストーンズのメンバーに手渡したときの反応が紹介されている。
 ミック「もうあと2〜3枚もらえないか」
 キース:この CD にキッスまでして喜んでいた。
 ロン「Vol.2 は作れないのかい」


それぞれの曲についてコメントし始めるとキリが無いので止めておくが・・・(^_^;)

2007年6月25日 23時03分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2007年06月20日(水)
You Send Me
Sam Cooke "You Send Me" [Keen/Charly CDCD 1093]

1. You Send Me
2. Stealing Kisses
3. Ol' Man River
4. All Of My Life
5. Steal Away
6. Everybody Likes To Cha Cha Cha
7. Only Sixteen
8. Win Your Love For Me
9. There I've Said It Again
10. The Little Things You Do
11. I Love You Most Of All
12. God Bless The Child
13. I've Got A Right To Sing The Blues
14. Good Morning Heartache
15. 'Taint' Nobody's Bizness If I Do
16. Comes Love
17. Lover Come Back To Me
18. Wonderful World
19. Moonlight In Vermont
20. When I Fall In Love

KEEN 時代の Sam Cooke の CD のうち,残っていた3枚の内の1枚。

1993年に CD 化されたアルバム。ライナーも何も付いていない,Classic SOUL という廉価盤シリーズの1枚。
Original Keen recordings, licenced from Charly International APS というクレジットがある。
Made in The EEC


Sam Cooke "The Legend (Picture Disc)" [Charly RM 1514]

1.〜 17. (上記の CD と同一)
18. That Lucky Old Sun
19.〜 20. (上記の CD と同一)

同じ Charly からリリースされた CD だが,なぜか1曲だけ収録曲が違う・・・?
CD でも出始めのころは,こんな風に Picture Disc 仕様のものがあったが,この CD は1995年のリリースなので,要するにライナーなどを節約しただけか・・・(^_^;)
Made in France


Sam Cooke "You Send Me" [Charly/ARC TOP CD 507]

1.〜 12. (上記の CD と同一)
13. When I Fall In Love
14. Good Morning Heartache
15. Comes Love
16. Moonlight In Vermont

1987年に ARC records というレーベルからリリースされた CD。
やはり,Licenced from Charly International APS というクレジットがある。
13.〜 16. も曲順こそ違うが,全て表題の CD に収録されている。
収録されている曲数は少ないが,Kevin Funicello という署名入りの簡単なライナーが付いている。


初めて,複数画像の投稿に挑戦・・・(^_^;)
リニューアルした途端に,アクセス数が増えてちょっと驚いている。
「アクセス状況」のページで,リンク元URL として,Google や Yahoo から何を検索してこのブログにたどり着いたのかわかるようになったのは,今後,更新を続けていく際の励みにもなって,非常にありがたい。
2007年6月20日 23時08分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年06月18日(月)
リニューアル
このブログサービスがリニューアルされ,複数の画像の掲載が簡単にできるようになったり,一つの記事に対し、カテゴリが複数設定できるようになったりするのはありがたいのだが,以前のデザインが使用できなくなった。

結構気に入っていたので,ちょっぴり残念。使用できるデザインの中で適当なのを探してみたのだが,シンプルで良さそうなのはほとんど使用できなくなっている。
とりあえずは,この「タイル/モノクロ」というデザインに緊急避難・・・(^_^;)
まだ,いろいろと制限は多いようだが,何と言っても,複数の画像の掲載が簡単にできるようになるのは非常にありがたいので,これをきっかけに,また更新に励みたい・・・m(_ _)m
2007年6月18日 07時35分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年06月07日(木)
Can't Find Happiness
Barbara & The Browns "Can't Find Happiness: The Sounds Of Memphis Recordings" [KENT CDKEND 278]

1. Can't Find No Happiness
2. It Hurts Me So Much (To Be Able To Look And To Know I Can't Touch)
3. If I Can't Run To You I'll Crawl
4. I Don't Want To Have To Wait
5. Pity A Fool
6. Big Party
7. Plenty Of Room
8. I'm Gonna Start A War
9. You Don't Love Me
10. Watch Dog
11. Man Around The House
12. Got To Be Somebody
13. Things Have Gone To Pieces
14. Play Thing
15. Great Big Thing aka Till You Came
16. There's A Look On Your Face
17. If It's Good To You (It's Good For You)
18. Watch Dog (Alt)
19. Things Have Gone To Pieces (Demo)
20. It Hurts Me So Much (To Be Able To Look And To Know I Can't Touch) (Alt)

↓ というコメントに,素直にうなずくことのできる素晴らしい CD 。
"Barbara Brown can take her place alongside your Otis and James Carr records. This CD really is that good." By Dean Rudland
http://www.acerecords.co.uk/content.php?page_id=59&release=7480

Barbara & The Browns の,Stax 以降にリリースされたシングル盤6枚12曲を全て詰め込んだ上に,さらに未発表曲5曲 (2. 8. 11. 12. 14.),別テイクやデモ・バージョンも3曲 (18.〜 20.) 収録されているという恐ろしいアルバム。
1966 年 Cadet 5544 (4. 7.),1968 年 Atco 6549 (1. 15.),Tower 429 (13. 16.),1971 年 XL NN / Sounds Of Memphis 705 (3. 9.),1972 年 Sounds of Memphis 709 (5. 17. ),Sounds Of Memphis 713 (6. 10. )。

3. 9. は,以前 ↓ の日本編集盤 CD に収録されたことがあるが,
◎ V.A. "Soul Sounds Of Memphis" [XL/Vivid VSCD-017]
今回は,ライナーによると,As we found the original four-track tape, we have been able to create a mix that captures the dynamism of the cut for the first time. ということで,非常に良い音で楽しめる。もちろん,シングル盤には付きもののサーフェス・ノイズなど一切無い。

'60 年代後半の録音は,初期の James Carr などの Goldwax と同じサウンド。このライナーには Reggie Young,Tommy Cogbill,Gene Chrisman というミュージシャンの名前が挙げられているが,これに異論のあるシングル・コレクターの方も多いのでは・・・? 許容可能な誤差の範囲内という気もするが・・(^_^;)
プロデューサとしてクレジットされているのは,Charles Chalmers (1. 4. 16.)。

'70 年代の録音にプロデューサとして名前が表記されているのは Dan Greer (3. 9. 17.)。17. にはアレンジャーとして Mabon Hodges がクレジットされていて,ちょうど The Ovations "Hooked On A Feeling" や "Having A Party" とよく似たサウンドになっている。

当時お蔵入りになっていた曲も含めて素晴らしい楽曲ばかりなのに,ほとんど売れず,結局,彼女たちはゴスペルの世界に戻ってしまうわけだが,なまじ中途半端に売れて現役を続けていたら,The Ovations "Sweet Thing" の一部で聴けるような安物のディスコ・サウンドをバックに歌わされていたにちがいない・・・と考えると,ポップの世界から足を洗って幸せだったのではないかとも思ってしまう。

ライナーによると,George Jones のヒット曲である 13. Things Have Gone To Pieces だけでなく,11. Man Around The House もカントリーの曲で,Charles Chalmers は,Candi Staton "Stand By Your Man" と似たスタイルで曲を仕上げようとした・・・ということで,このアルバムでも,Country Music からの直接・間接の影響を聴き取ることができる。


Stax 時代の作品のうち3曲は,最近リマスターされた ↓ に収録されている。
◎ "The Complete Stax/Volt Singles: 1959-1968, Volume 3" [Atlantic 7 82218-2]
16. Big Party
● "The Complete Stax/Volt Singles: 1959-1968, Volume 4" [Atlantic 7 82218-2]
3. In My Heart 14. My Lover

おそらくかなり良い音になっているのだろうとは思うが,コレを買い換えるのは,さすがにツライ。
ばら売りもあって,そちらもリマスターされているらしいのだが,ライナーが一新されて情報が追加されているようなら,・・・(^_^;)
○ V.A. "The Complete Stax-Volt Singles, Vol. 1"
http://www.amazon.com/dp/B000NA2ALO/
2007年6月7日 20時04分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年06月02日(土)
Live At The Fillmore East
Neil Young and Crazy Horse "Live At The Fillmore East" [Reprise WPCR 12527]

1. Everybody Knows This Is Nowhere
2. Winterlong
3. Down By The River
4. Wonderin'
5. Come On Baby Let's Go Downtown
6. Cowgirl In The Sand

昨年,この1970年3月に録音されたというライブ盤が発売されたことは知っていたが,おそらく激しすぎて付いていけないだろうと考え,敬遠していた。
今年発売された "Live At Massey Hall 1971" はアコースティック・バージョンなので,大丈夫だろうと思って日本盤を待って購入してみた。
聴いてみると予想していたのとかなり印象が違う。すぐに,この "Live At The Fillmore East" のほうも聴いてみた。
やはり,若さゆえの荒々しさ激しさよりも,青臭さや表現の稚拙さのようなものが強く感じられた。そしてそれは,Neil Young が青春の1ページだった自分たちのような世代にとっては,たまらなく懐かしくせつなく,しかも愛おしいものだった。
年をとってくると,かつては忌むべきものだった若さゆえの未熟さがある時点から急に愛おしく感じられることは,だれしも経験することだと思うが・・・(^_^;)

スタジオ録音が "Decade (2 CDs)" という編集盤に収録されている "Winterlong" が特にお気に入り。
Half the time has passed away / Things we thought of yesterday / Come back now, come back now, oh oh
I waited for you winterlong / You seem to be where I belong
この You は別れた恋人のことなんだろうが,何十年後かに開けるタイム・カプセルに入れた未来の自分自身宛に書いたメッセージのようにも感じられる曲だった。


バックを務める Crazy Horse には,Jack Nitzsche も参加している。彼は,「理想的なブルース・バンド」としてスタートしたストーンズを,現在まで生き残ることが出来るような存在にまで高めた,初期の功労者の一人だと思っております。

"Live At Massey Hall 1971" を Neil Young と プロデュースしている David Briggs は,Fame 最初のスタジオ・ミュージシャンだった David Briggs とは別人。かなり長い間,同一人物だと思っていた・・・(^_^;)
2007年6月2日 09時25分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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