ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2007年06月02日(土)
Live At The Fillmore East
Neil Young and Crazy Horse "Live At The Fillmore East" [Reprise WPCR 12527]

1. Everybody Knows This Is Nowhere
2. Winterlong
3. Down By The River
4. Wonderin'
5. Come On Baby Let's Go Downtown
6. Cowgirl In The Sand

昨年,この1970年3月に録音されたというライブ盤が発売されたことは知っていたが,おそらく激しすぎて付いていけないだろうと考え,敬遠していた。
今年発売された "Live At Massey Hall 1971" はアコースティック・バージョンなので,大丈夫だろうと思って日本盤を待って購入してみた。
聴いてみると予想していたのとかなり印象が違う。すぐに,この "Live At The Fillmore East" のほうも聴いてみた。
やはり,若さゆえの荒々しさ激しさよりも,青臭さや表現の稚拙さのようなものが強く感じられた。そしてそれは,Neil Young が青春の1ページだった自分たちのような世代にとっては,たまらなく懐かしくせつなく,しかも愛おしいものだった。
年をとってくると,かつては忌むべきものだった若さゆえの未熟さがある時点から急に愛おしく感じられることは,だれしも経験することだと思うが・・・(^_^;)

スタジオ録音が "Decade (2 CDs)" という編集盤に収録されている "Winterlong" が特にお気に入り。
Half the time has passed away / Things we thought of yesterday / Come back now, come back now, oh oh
I waited for you winterlong / You seem to be where I belong
この You は別れた恋人のことなんだろうが,何十年後かに開けるタイム・カプセルに入れた未来の自分自身宛に書いたメッセージのようにも感じられる曲だった。


バックを務める Crazy Horse には,Jack Nitzsche も参加している。彼は,「理想的なブルース・バンド」としてスタートしたストーンズを,現在まで生き残ることが出来るような存在にまで高めた,初期の功労者の一人だと思っております。

"Live At Massey Hall 1971" を Neil Young と プロデュースしている David Briggs は,Fame 最初のスタジオ・ミュージシャンだった David Briggs とは別人。かなり長い間,同一人物だと思っていた・・・(^_^;)

2007年6月2日 09時25分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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