ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2006年04月06日(木)
疲労困憊
急遽,会社をサボり,息子を連れて,当日券をたよりに名古屋へ・・・。

1年遅れだが,息子が現役で合格してくれたことに対するご褒美を口実に,カミサンに資金を提供してもらった・・・(^_^;)

最終の新幹線で帰ってきたところ・・・
見ているだけでも疲れるというのに,あの連中は人間ではないですね。バケモンです。

あの調子なら,おそらく2〜3年後には,また来日してくれそう。
2006年4月6日 01時01分 | 記事へ | コメント(0) |
| CHEAP TALK |
2006年04月02日(日)
灯ともし頃
浅川マキ "灯ともし頃" [東芝EMI TOCP-6933]

1. 夕凪のとき
2. あなたなしで
3. それはスポットライトではない
4. 夜
5. Just Another Honky
6. 思いがけない夜に
7. センチメンタル・ジャーニー
8. 何処へ行くの

浅川マキ が1976年に発表した第7作。
コレを初めて聴いてからもう30年・・・長いような短いような・・・(^_^;)

演奏しているミュージシャンは,以下の通り。
Acoustic & Electric Guitar:萩原信義  Acoustic Guitar:杉浦芳博  Piano:白井幹夫
Electric Bass:吉田 健  Organ:坂本龍一
Electric Guitar:角田 順  Drums:つのだ・ひろ
Trombone:向井滋春  Trumpet:近藤俊則

ジャズ喫茶「あけたの店」で,スタジオ・ライブ風に録音されたアルバム。
1. 4. 6. 8. がマキさんのオリジナルで,2. は Otis Clay のカバー,3. は Bobby Bland のうたを唄ってみようと思っていたら,Rod Stewart に先を越されてしまった・・・という曲, 5. は Faces "Ooh La La" に収録されていた Ronnie Lane の曲,7. はスタンダード。

3. それはスポットライトではない について,マキさんは,次のように書いている。
 この曲は,ボビー・ブルー・ブランドのうたで知っていたのだが,是非わたしも唄ってみようと思っていた。そうしたとき,ロッド・スチューアートの新しいアルバムを手にして驚いた。ロッドが唄っているのである。先を越されたかと苦笑したが,やっぱり入れることにした。

◎ Bobby "Blue" Bland "His California Album" [MCA MCAD-10349]
◎ Rod Stewart "Atlantic Crossing" [WARNER Pioneer 18P2-2975]
 (↑の Bobby Bland のアルバムには "(If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right" も収録されていて,Rod は後にそのバージョンもカバーしている。)

マキさんがこの曲を歌っている姿は,DVD「幻の男たち LIVE 1984」で見ることができる。
原曲の "It's Not The Spotlight" は,Gerry Goffin と Barry Goldberg による共作で,Barry Goldberg のものはまだだが,Gerry Goffin の歌は CD 化されていて聴くことができた。
◎ Gerry Goffin "It Ain't Exactly Entertainment" [Air Mail Archive AIRAC-1009/10]
Donnie Fritts に勝るとも劣らぬ味わい深い(?)ボーカルで,やっぱりカラオケ・バージョンが欲しいアルバム。
ただ Donnie Fritts とはちがって,Dylan 風に歌いたいという意図がはっきりとうかがえる分,聴きやすい・・・(^_^;)

"Trying To Live My Life Without You"「あなたなしで」も,コンサートでよく歌われていて,ライブ録音が「DARKNESS III」に収録され,現在でも入手可能。

浅川マキのアルバムは,以前に CD になったものもほとんどが廃盤で,「DARKNESS」シリーズに収録されていない曲をなかなか手軽に聴くことができないというのは,さびしい。
岡林さんのアルバムも久しぶりに CD 化されたことだし,マキさんのも,少しずつでも CD 化してくれるとありがたいのだが・・・(^_^;)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/NobuyasuOkabayashi/
2006年4月2日 20時31分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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Billy Joe Royal
Billy Joe Royal "Down In The Boondocks / Cherry Hill Park (+2)" [Collectables COL-5859]

1. Pollyanna 2. Leaning On You 3. Heartaches And Teardrops 4. Funny How Time Slips Away 5. My Fondest Memories 6. Down In The Boondocks 7. I Knew You When 8. Those Railroad Tracks In Between
9. Steal Away
10. Oh What A Night 11. King Of Fools 12. I've Got To Be Somebody
13. You Can't Manufacture Love 14. Mama Song 15. Helping Hand 16. Ain't It The Truth 17. Down Home Lovin' 18. Cherry Hill Park 19. Burning A Hole 20. If I Had It To Do Again 21. Pick Up The Pieces 22. You Can Make Me Feel Good 23. Children
24. Hush 25. Hearts Desire

CD 化された Jimmy Hughes "Steal Away" の記事を書くため,その曲をカバーしているシンガーを調べていたら,見覚えのある名前があったので,取り寄せた CD。

"Steal Away" が収録されている前半のアルバム "Down In The Boondocks" (1.〜 12.) は,Phil Spector の影響も感じられるポップなカントリー・ロック調のサウンド。
後半の "Cherry Hill Park" (13.〜 23.) の音を聴き,ひょっとすると・・・と思って調べてみると,Fame で録音したシンガーのリストに,Billy Joe Royal の名前もあった。
この,ポップではあるが重厚なサウンドは,Fame Gang たちによる演奏ではないか・・・?

1970年代に入ってからの Fame 録音と言えば何と言っても The Osmonds の一連のヒット曲が有名だが,そのうち "Yo-Yo"(この直前のシングルは,George Jackson / Mickey Buckins 作で Spencer Wiggins も歌っている "Double Lovin'") は Joe South の作品ということで,当時 Billy Joe Royal が Fame で録音していたとしても,不思議ではないはず。

この CD にはボーナス・トラックとして,オリジナル・バージョンの 24. Hush が収録されているのだけれども,自前のバンドではなく Fame で録音していれば,Deep Purple あたりに手柄を横取りされなかったのでは・・・(^_^;)


AMG のバイオによると,Billy Joe Royal は,16歳のころ(1958)にはもうナイト・クラブに出演していて,そこでは Sam Cooke を初めとする African-American stars の前座を務めたことがあったらしい。

4. Funny How Time Slips Away は,最近は,CD 化されたばかりの Joe Hinton のバージョンをよく聴いている。
◎ Joe Hinton "Funny (How Time Slips Away): Uptown Soul From Houston" [SHOUT 23]
http://www.cherryred.co.uk/rpm/artists/joehinton.htm
2006年4月2日 16時42分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(1) |
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