Judy Clay & Billy Vera "Storybook Children & Greatest Love" [ICHIBAN Soul Classics SCL 2101-2]
1. Storybook Children 2. Country Girl - City Man (Just Across The Line) 3. We're In Love 4. Let It Be Me 5. When Do We Go 6. Bring It On Home To Me 7. Do Right Woman - Do Right Man 8. Ever Since 9. So Good (To Be Together)
10. Reaching For The Moon 11. Tell It Like It Is
12. You Can't Run Away From Your Heart 13. It Takes A Lotta Good Love
14. The Love Of My Man 15. I Got To Love Somebody's Baby 16. Sister Pitiful 17. Get Together 18. Savin' It All For You 19. Greatest Love
6. Bring It On Home To Me が,Sam Cooke のカバー。
Judy Clay は,William Bell とのデュエットも有名だが,この CD の前半(1.〜11.)でデュエットしている Billy Vera というシンガーは白人。彼は,最近では歌手としてではなく各種リイシュー CD のプロデューサとして,ライナーをよく書いている。
3. We're in Love は,Wilson Pickett "I'm In Love"の複数形。
このアルバムがすごいのは,12曲目以降の Judy Clay のソロ録音のほう。12. と 13. が Stax 録音で,14曲目からは1969年5月に Muscle Shoals Sound Studio で録音されている。
15. I Got To Love Somebody's Baby や 16. Sister Pitiful の出来は,J.T. や Otis にも負けていない。
その "Sister Pitiful" を初めて聴いたのは,かつてソウルの教科書的な存在だった "Soul Deep Vol.1" というタイトルのコンピ・アルバム。James Carr "Hold On" で始まり,最後が J.P. Robinson "Only Be True To Me" という LP で,収録曲のすべてが DEEP そのものだった。有名なところでは,Z.Z. Hill,Percy Sledge,Otis Clay,Mighty Sam なども収録され,今聴いてもゾクゾクしてくる。もちろん,売らずに残してある。
Allen Toussaint 作で Lee Dorsey がオリジナル(?)の "Greatest Love" も素晴らしいし,ゴスペルの "Love Of God" が元ネタになっている "The Love Of My Man" が大好きなラブ・バラードで,そのオリジナルを歌った Theola Kilgore のバージョンは,↓の CD で聴ける。
● Various Artists [SOUL/R&B] "Sweet Sound Of Success" [wand/KENT CDKEND 112]
|
2005年8月29日 21時23分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/203/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Johnny Ace "The Chronological Johnny Ace 1951-1954" [Classics 5138]
1. Midnight Hours Journey 2. I Cried 3. My Song 4. Follow The Rule 5. Angel 6. Aces Wild 7. Cross My Heart 8. Burley Cutie 9. The Clock 10. Please Forgive Me 11. Saving My Love For You 12. Yes, Baby 13. I Still Love You So 14. Anymore 15. So Lonely 16. You've Been Gone So Long 17. Pledging My Love 18. Never Let Me Go 19. Don't You Know 20. No Money 21. How Can You Be So Mean 22. I'm Crazy Baby
Donald Height "A Tribute To Sam" の下敷きとなった "Pledging My Love" をヒットさせた Johnny Ace の CD。
昨年 Hip-O Select から "The Complete Duke Recordings" というタイトルの CD が出ていたが,このアルバムは,それに Flair 時代の録音2曲(1.・2.)を加えて,時代順に並べたもの。Hip-O のより曲数が多くて値段は安いというありがたい CD。
その "Pledging My Love" を含む 10.〜 17. までが,Johnny Otis Band の演奏。
バラードばかりでなくジャンプ系の曲も素晴らしく,とても20歳代とは思えない何とも言えず味わい深い声をしている。
その声だけを聴いていると,ロシアン・ルーレットに興じて命を落としてしまうようなメチャクチャな性格の人間には思えないのだが・・・(^_^;)
|
2005年8月28日 19時27分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/202/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
いよいよ,RCA のリイシュー CD 3枚は,9月20日発売が確実なようで,各ネット・ショップでも予約の受け付けが始まっている。
"Night Beat" はライナーが新しくなるだけのようだが,その他の2枚は ABKCO の SACD(Hybrid)盤で定評のある Steve Rosenthal がリマスターを手がけ,追加トラックもあるようだ。
まず,"Harlem Square" のほうだが,発表された新しいカバー(→)を眺めているだけで,いやがうえにも期待が高まってくる。
残念ながら,Sam 自身による追加曲はないが,カバーにも登場している King Curtis の "Soul Twist" がオープニングに収録される。1分間だけの短いもののようだが,それでもうれしい。
"Feel It" と "Having A Party" は,slightly longer versions になるということで,これも楽しみ。
どうせなら,Aretha Franklin の,例の限定盤ライブのように,そっくりそのまま,編集などされていないものを聴いてみたいところだが・・・。
その Aretha Franklin & King Curtis の "Live at Fillmore West" のサブタイトルは,"Don't Fight The Feeling" で,実際に最後の夜 "Eleanor Rigby" を歌う直前に Aretha 自身がそう言っているのだけれども,この文句は一般的なイディオムではあっても,そう言った時の Aretha は,この "Harlem Square" の冒頭を飾る "Feel It" 中の歌詞を頭に浮かべていたにちがいないと,思いたい。
"The Best Of 〜" に収録される予定のボーナス・トラックは,"Win Your Love For Me","You Were Made For Me","Nothing Can Change This Love" という3曲で,それはそれでうれしいのだけれども,現行の CD に収録されている "Summertime [Alternate Take]" がカットされてしまうのは残念。この Alternate Take は,最近 CD が発売された The Ovations の "Don't Cry" という曲の元ネタになった重要なバージョンなので,ファンならこちらのほうも今のうちに買っておきましょう。
まだ中途半端ですが,Sam Cooke's SONGs にデータをかなり追加しました。これから録音情報などを追加して,だんだんと充実させていく予定。
最近,新たに購入したカバー・バージョンの中では,Bo Gumbos という日本のグループのものが予想以上に素晴らしい出来で,気に入っております。
特に "Twinstin' The Night Away" は,Harlem Square でのバージョンをコピーしていて,なかなかの盛り上がりでした。
|
2005年8月27日 18時52分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/188/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Marvin Gaye "Marvin Gaye At The Copa" [Motown/Hip-O Select B-0003629-02]
1. I Concentrate On You
2. Just In Time
3. How Sweet It Is (To Be Loved By You)
4. Motown Medley: You're Wonderful One/Stubborn Kind Of Fellow/Baby Don't Do it/Try It Baby/One More Heartache
5. Laia Ladaia (Reza)
6. Georgia Rose
7. The Song Is You
8. Ain't That Peculiar
9. Every Once In A While
10. The Shadow Of Your Smile
11. Night Song
12. Pride And Joy
13. This Could Be The Start Of Something Big
14. Strangers In The Night
15. Introduction Of Orchestra
16. Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me)
17. Motown Medley 2: I'll Be Doggone/I Can't Help Myself (Suger Pie, Honey Bunch)/Uptight (Everything's Alright)/Hitch Hike
東京みやげ(?)第3弾。このアルバムも,アマゾンではまだのようだが,amazon だと Hip-O Select が直接出品していて入手可能なのだけれども,ネット・ショップでジャケ写を眺めているだけだとそれほどではないものも,実際に手にとってしまうと少々割高であっても財布のヒモが緩んでしまう。もっとも,この CD は,自分自身のためではなく,カミサン用・・・(^_^;)
1966年夏の録音。'67年初めには発売される予定で,ジャケットの試し刷りまで完成していたのに,お蔵入りになっていたアルバム。
その原因は,Marvin Gaye と Berry Gordy の,絶え間なく続く確執の一つで,Berry Gordy はバラードが多すぎるとクレームをつけたらしい。
'65年に,Supremes の "At The Copa" がそこそこの成功(Black Albums で2位,Pop Albums でも11位)を収めたので,その柳の下のドジョウを狙ったのだろうが,正直,出さなくて正解だったのではないか・・・?
Marvin Gaye 自身も "I wasn't old enough." と言っていたらしいが,この時点("What's Going On" の5年前,27歳)では,Sam Cooke(33歳) "At The Copa" の足元にも及んでいない。
ただ Marvin Gaye は,この時期 "A Tribute to the Great Nat King Cole" というようなアルバムも出していて,それは CD 化されて入手も簡単なので,それを聴いて,そういう Marvin Gaye が好きな人には気に入ってもらえるかもしれない。
おそらく,Sam Cooke が初めてコパに出演したとき(27歳)も,このような状態だったのではないか?
技術的には上手いのだろうが,譜面どおり淡々と演奏しているだけのようなハウス・バンドの演奏についていくのがやっとで,余裕などほとんど感じられず,コチコチに緊張して歌っているように聴こえる。
この数年後に,Kim Weston や Tammi Terrell などとのデュエットの形で出演していたら,もっとましなライブになっていたかもしれない。
いくらなんでも "What's Going On" はコパには似合わないだろうな・・・などと考えていたら,Sam Cooke は,そのコパで "Blowin' In The Wind" を歌っていたのを思い出し,改めて感心した次第。
東京では,ほかにも旧譜や中古を数枚購入しましたが,とりあえずの紹介は,コレで打ち止め。
D.U. は,やっぱりおいしそうなのがいっぱいで目移りして困ったし,タワレコでも大阪に比べると品揃えが豊富なように感じました。
7〜8月はちょっと散財しすぎたので,当分は控えなければ・・・(^_^;)
|
2005年8月27日 10時48分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/187/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Benny Latimore "The Early Years" [Henry Stone HSM 25001]
1. There She Is 2. Ain't Gonna Cry No More 3. Girl I Got News For You 4. The Power And The Glory 5. It Was So Nice While It Lasted 6. Moove And Groove Together 7. Love Don't Love Me 8. Life's Little Ups And Downs 9. It's Just A Matter Of Time 10. I'm Just An Ordinary Man 11. I´ll Be Good To You 12. I Pity The Fool 13. Have A Little Faith 14. I'm A Believer 15. Rain From The Sky 16. I Can't Go On
東京みやげ(?)第2弾。といっても,この CD は最近では,アマゾンでも購入可能のようだし,Henry Stone Music というレーベルから直接買うこともできたんですけどね。
Soft Cream 2 で,初めて教えてもらったレーベルで,その時はたしか J.P. Robinson のアルバムのジャケ写が引用されてましたが,気になっていたのは,この Benny Latimore のほう。
というのも,このアルバムに収録されている "I'm Just An Ordinary Man" は,英KENT の名コンピ "Our Turn To Cry" で愛聴していて,この時代の曲を集めたアルバムがあればぜひ聴いてみたいとずっと思っていたから。
内容は,期待通りの,1960年代後半の Muscle Shoals Sound。個人的には,聴いていていちばん安心できる予定調和の世界。
そのおなじみのサウンドをバックに,James Carr を彷彿とさせるような素晴らしい声で歌いまくってくれるのだから,もうたまらない。
この Benny Latimore は,Al Kooper 作・プロデュースの "Jolie" や,O.V. Wright がカバーした "Let's Straighten It Out" などをヒットさせたり,80年代以降も Malaco で複数のアルバムを発表したりもしているのだけれども,その時代は Latimore と名乗っていた。なぜ Benny を取ってしまったのだろう?
J.P. Robinson のアルバムも購入しておりますが,こちらも素晴らしい内容なのだけれども,曲数が少なすぎる・・・(^_^;)
この関連では,日本盤としても CD 化されている Clarence Reid の "Dancin' With Nobody But You Babe" を聴いてみたいと思っております。
Johnny Sandlin がドラムを叩いたり,Pete Carr がギターを弾いている曲もあるらしい。
|
2005年8月21日 20時32分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
BEST 10 CDs in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/186/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Various Artists "Old Town Soul Collections: Tribute To Sam Cooke" [P-Vine PCD-2418]
東京みやげ(?)第1弾。
1993年に P-Vine から出された,Old Town レーベルの SOUL 系のシンガーが収録されている2枚組の編集盤 CD。
ずっと探していたのが,やっと見つかった。このレーベルの Doo Wop 系のコンピは中古ショップでよく見かけるのだけれども,SOUL の方はなかなか見つからずあきらめかけていたところ,新宿の D.U. であっさり発見。
2枚のうち,1枚目には "Tribute To Sam Cooke",2枚目には "Say It With Some Soul" というサブタイトルが付けられていて,お目当てはもちろん1枚目のトップを飾る Donald Height の7曲。
1.+ A Tribute To Sam
2.+ Crazy Little Girl (Take 7)
3.*+ I'll Never Forget You
4.* You Can't Trust Your Best Friend
5. Pretty Girl
6. Baby Set Me Free
7. Climbin' The Pole
このレーベルは Ace/KENT がリイシューをしていて,3. と 4. は,↓の CD で聴くことができた(* 印)。
◎ Various Artists "Hy Weiss Presents Old Town Records (2 CDs)" [Ace CDCH2 979]
◎ Various Artists "The Old Town & Barry Soul Survey" [KENT CDKEND 244]
ただ,やはり気になっていたのは "A Tribute To Sam" で,
・・・と,この辺りまで書いたところで,ネット上で↓の CD が9月末に発売されるという情報を見つけて,がっかりしたのが昨日の夜の話・・・(^_^;)
○ Various Artists "Heavy Soul - Old Town & Barry's Deep Down & Dirty Sides" [KENT CDKEN 253]
+ 印を付けたのが,その "Heavy Soul 〜" に収録される予定の曲。
ちなみに,今回入手した "Old Town Soul Collections" の,Donald Height 以外の収録曲をリストアップしておくと,
↓Charlie Thomas
8. Good Good Lovin' 9.* No One Home To Come Home To
↓Divine Men
10. Stop Take Another Look (Take 16) 11. Stop Take Another Look (Take 17) 12. Cry On My Shoulder
↓Lester Young
13. New Orleans 14.* Down To The River 15.+ I Got The Right 16. You're My Baby
↓Billy Profit
17.* Slowly I Turn
↓Sherman Holmes
18. Love Light
↓King Ernest
19. I Feel Alright
"Say It With Some Soul"
↓Flambeaus (Bobby Byrd)
1.+ Nobody Knows 2. Darling I'm With You
↓Tommy Andre
3.+ I Wonder Why
↓Fiestas
4 .Rock A Bye Baby 5. Anna 6.* Think Smart 7. Love Is Strange 8. Love Is Good To Me
↓Freddie Houston
9. I Gotta Move 10. Chills And Fever 11.* If I Had Known 12. Only The Lonely One 13. Say It With Some Soul 14. It Don't Make Change
↓King James Band
15. It's Alright 16. Whatcha Gonna Do
↓Bobby Adams
17. All Alone And Lonely
↓Larry Chance
18. Let Them Talk
↓Lorraine & Delights
19. I Just Couldn't Say
まあまだ CD ではコレだけでしか聴けない曲もかなりあるし,値段も \4K ちょっとで予想よりはかなり安かったし・・・ということで,我慢することにしよう。
肝心の Donald Height の "A Tribute To Sam" だが,曲そのものは Johnny Ace の "Pledging My Love" を下敷きにしていて悪くはないのだけれども,ギターのチューニングが狂っているような気がして仕方がない。
Sam の曲名を少し歌いこんだりもしているのだが,Specialty や Keen 時代の曲ばかりというのもちょっと・・・。
期待が大きすぎたためか,聴き終わったあとの満足感は,それほどでもなかった (^_^;)
Sam Cooke をかなり意識していたということだけれども,その他の曲では完全に Solomon Burke 風のものもある。
この Donald Height は,いろいろなレーベルでかなりシングル盤を出してはいても,結局アルバムは1枚も出せなかったというシンガーなんですが,その中では2枚だけチャートインしていて,そのうちの1枚は,Joe South の "Games People Play" なんだそうです。その曲は,まだ CD 化されていない?
|
2005年8月20日 23時47分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/184/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年8月20日 20時48分
|
記事へ |
コメント(3) |
トラックバック(0) |
|
CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/183/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
The Manhattans "There's No Me Without You / That's How Much I Love You" [KENT/ace CDKEND 229]
1. There's No Me Without You 2. We Made It 3. Wish That You Were Mine 4. I'm Not A Run Around 5. Soul Train 6. You'd Better Believe It 7. It's So Hard Loving You 8. The Day The Robin Sang To Me 9. Falling Apart At The Seams 10. The Other Side Of Me 11. Summertime In The City 12. Don't Take Your Love 13. Save Our Goodbyes 14. I Don't Want To Pay The Price Of Losing You 15. That's How Much I Love You 16. Blackbird 17. A Change Is Gonna Come 18. Strange Old World 19. Fever 20. Nursery Rhymes
Sam Cooke 系シンガーとして定評のある Gerald Alston の所属していた The Manhattans の1973年と1975年のアルバムを2on1にした CD。
前のリードシンガーである George Smith に代わって,新しく Gerald Alston が加わり,レーベルも移った,1作目と2作目。
"A Change Is Gonna Come" を歌っているのは,2作目のほう。この約10年後にヒットさせた "You Send Me" のカバーに比べると,ちょっと物足らない感じ・・・。ドラムやベースがちょこまかしすぎて,落ち着きがないように聴こえてしまう。
ただ,ベスト盤などに収録されている "You Send Me" のカバーのほうは,素晴らしい出来で,この曲のカバーに関しては,Otis Redding よりも上。
ぼくも1週間ほど,帰省や旅行で留守にします。その間,更新は出来ませんが,ノートパソコンを持ち歩いて,"LIST of CDs" の整理や "Sam Cooke's SONGs" の追加に励む予定。
途中,家族のお供で1日くらい東京に立ち寄れそうなので,久しぶりに D.U. などをはしごできるかも・・・。
|
2005年8月12日 11時21分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/155/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Lulu "Most Of Lulu / Lulu's Album" [EMI 7243 5 38850 2 1]
1. Let's Pretend 2. I'm A Tiger 3. Love Loves To Love Love 4. You And I 5. To Sir With Love 6. March 7. The Boat That I Row 8. Boom Bang-A-Bang 9. Without Him 10. Me The Peaceful Heart 11. Boy 12. Dreary Days And Nights
13. Show Me 14. Mighty Quinn 15. My Ain Folk 16. Where Did You Come From 17. Gimme Some Lovin' 18. I Started A Joke 19. Why Did I Choose You? 20. The Boy Next Door 21. Come September 22. A House Is Not A Home 23. Cry Like A Baby
彼女の1969年のアルバム2枚を2on1にした CD。前半はベスト盤的な内容だが,後半の選曲がなかなかおもしろい。
これらが Micky Most プロデュースの最後のアルバムで,この後 Atlantic に移り,"New Routes" という Duane Allman も参加しているらしいアルバムを録音することになるが,そのアルバムは CD 化されておらず未聴。ただし "Dirty Old Man" 1曲だけは Duane Allman の「アンソロジー第2集」に収録されていた。ている。
● Lulu "The Atco Sessions 1969-72 (2 CDs)" [ATCO/Rhino 8122-79948-8] -2007
最大のヒット曲は,邦題が「いつも心に太陽を」という "To Sir With Love"。映画のことはよく知らないのだが,シドニー・ポワチエ主演の学園ドラマの主題歌だったらしい。けっこういろいろな人がカバーしていて,手元には,King Curtis のバージョンがあった。Al Green も歌っているアルバムがあるようだ。
後半の "Lulu's Album" では,Joe Tex から始まって,Dylan や Spencer Davis Group (Homer Banks "A Lot Of Love" が元ネタ)や,Box Tops まで取り上げている。
John Paul Jones がアレンジャーとして参加していて,ベースやストリングスのアレンジはもちろん,ギターまで弾いているらしい。ひょっとすると,Jimmy Page より上手い・・・?
その John Paul Jones には,一時,ストーンズもお世話になったことがあるわけだが,この Lulu は,ストーンズの米3枚目 "NOW!" のラストに収められていた "Surprise, Surprise" という曲も歌っております・・・(^_^;)
Absolutely Free で話題になっている Martin Scorsese の DVD のシリーズだけれども,"Red, White & Blues" では,Lulu with Jeff Beck で,"Drown In My Tears" や "Cry Me A River" を歌ってますね。Micky Most つながりでしょうか?
その DVD のシリーズは,ストーンズがジャケットに大きく写っていても,実際に収録されているのは短いカットだけらしいなど,編集にかなり問題があるということで,なかなか買う気になれなかったのだが,"Lightning In A Bottle" だけは,日本盤で購入する予定。お目当ては,新譜の内容もなかなかだった Solomon Burke。
|
2005年8月8日 21時26分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/154/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Ollie Nightingale "Sweet Surrender" [Pride/P-Vine PCD-24171]
1. Here I Am Again 2. I Gave Her Everything But What She Needed 3. It's A Sad Thing 4. Standing On A Promise 5. A Good Woman At Home 6. How Far Am I From New York City 7. May The Best Man Win 8. I'm In Love 9. I Don't Know Why I Love You 10. I'll Take Care Of You 11. Begging 12. Sweet Surrender
Candi Staton や Willie Hightower などと並んで,サザン・ソウルの「幻の名盤」の1枚として,状態の良い物なら軽く1万を超えて取り引きされていたアルバムが CD 化された。
ボーナス・トラックはないが,歌詞を聞き取ったものが付いていて,高橋誠さん の,思い入れたっぷりで,しかも必要十分な録音データも含まれた素晴らしい解説付き。
O.V. Wright "A Nickel And A Nail - and - Ace Of Spades" に,勝るとも劣らない内容のアルバム。
ここでくだくだと書くよりも,その「解説」を読んでいただきたい。
|
2005年8月6日 08時04分
|
記事へ |
コメント(3) |
トラックバック(1) |
|
BEST 10 CDs in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/153/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Little Milton "The TK Sessions: Friend Of Mine/Me For You. You for Me" [SEQUEL NEX CD 168]
1. Friend Of Mine 2. You're Gonna Make Me Cry 3. Baby It Ain't No Way 4. Mis-Using My Love 5. Don't Turn Away 6. It's All Bad News 7. Bring It On Back 8. Sundown 9. I'm In Love With My Best Friend's Wife 10. Me For You, You For Me 11. Sugar Dumpling
12. Angel Of Mercy 13. Loving You (Is The Best Thing To Happen To Me) 14. Just One Step 15. My Thing Is You 16. 4:59 A.M. 17. Somebody Done Change (The Lock On The Door)
Little Milton が亡くなったらしい。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050805-0014.html
つい最近,レーベルを移って新譜を出したばかりだったのに・・・,R. I. P.
11. Sugar Dumpling が,Sam Cooke のカバー。
キャリアは長いが,おそらくコレが唯一の Sam Cooke ナンバーのはず。
トタ松くんもカバーしている曲だけど,彼は "Twistin' The Night Away" のアルバムが好きだと言っているだけあって,その LP 収録のバージョン("Greatest Hits" などに収録)をコピーしているのに対して,この Little Milton は,後のシングル・バージョン("Portrait of a Legend" などに収録)を意識しているようだ。
Sam よりもさらにゆったりと落ち着いたリズムで,余裕たっぷりに朗々と歌い上げている。
この CD は,Stax の直後,TK の Glades から出されたアルバムを2on1にしたもの。
○ "Friend Of Mine" (1.〜 9.)
○ "Me for You, You for Me" (10.〜 17.)
サウンド的には Stax での名盤 "Blues 'N Soul" の延長線上。
1枚目の "Friend Of Mine" のアルバムからは,O.V. Wright が 日本で,あのメドレーの最後に付け加えて歌ってくれた 2. You're Gonna Make Me Cry が,やっぱり泣ける。
DVD "THE !!! BEAT" のシリーズ にも何曲か登場しているが,口パクでないナマの歌唱が聴けるのは,次の2曲だけ。
[SHOW 1] 2.* Little Milton: We Gonna Make It
[SHOW 25] 3.* Little Milton: I'd Rather Drink Muddy Water
|
2005年8月5日 20時03分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(1) |
|
COVERs of Sam Cooke /
Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/152/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Homer Banks "Hooked By Love: The Best Of Homer Banks" [MINIT/Stateside 7243 875221 2 1]
1. Hooked By Love 2. 60 Minutes Of Your Love 3. Do You Know What 4. Up To My Neck In Love 5. A Lot Of Love 6. Ain't Found Nothin' To Beat What I Got 7. Fighting So Hard To Win 8. A Poor Man's Son 9. Round The Clock Lover Man 10. I Know You Know I Know 11. I'm Drifting 12. Foolish Hearts Break Fast 13. Sometimes It Makes Me Want To Cry 14. Lucky Loser 15. (Who You Gonna Run To) Me Or Your Mama 16. Lady Of Stone 17. Release Me Now 18. Danny Bay 19. Must Be Something You Gave Me 20. Uptight Medley (Uptight, Land Of 1000 Dances, In The Midnight Hour)
"Who's Making Love" や "(If Loving You Is Wrong) I Don't Wanna Be Right" などの共作者としてクレジットされている人物のソロ・アルバム。
出回っているのが CCCD のため買いそびれていた。ネット・ショップで CDDA の EU 盤を購入。
この Homer Banks がどういう人物かは,「スウィート・ソウル・ミュージック」を読んでもらえばわかる。
STAX の栄枯盛衰を,間近で,そしてあるときは内部で,見ていた生き証人の一人。
当然,このアルバムのサウンドは全体的に STAX 風の Memphis Soul で,アレンジャーとして Gene 'Bowlegs' Miller がクレジットされている曲もある。
曲ごとの解説で,タイトル曲の "Hooked By Love" のリフがストーンズの "Let's Spend The Night Together" と似ているため,同じ1967年にリリースされているこの曲と Which came first? と書かれていたが,そんなことはネット上でちょっと調べればすぐにわかる。
ストーンズの "Let's Spend 〜" は,最終的には前年11月にイギリスで完成しているが,8月にはロスの,おなじみ RCA Studio でレコーディングが始まっている。ピアノを弾いているのは Jack Nitzsche で,ベースは Keith Richards。どれくらい似ているかは,聴き比べを・・・。
それにしても,"(Ain't That) A Lot Of Love" のほうには,〜 certainly contained the riff that inspired the Specer Davis Group hits. という記述があるのに,なぜ,ストーンズのほうは Which came first? などという思わせぶりな書き方をするのか・・・?
その "(Ain't That) A Lot Of Love" は Taj Mahal のバージョンが有名だが,ストーンズのおかげ(?)で,貴重なライブ映像が "Rock And Roll Circus" に収録され,初々しささえ感じさせる若々しい Jesse Ed Davis のプレイを見ることができる。
AMG で調べていたら,その曲を Flying Burrito Brothers も取り上げていた。まもなく出る予定の Gram Parsons "The Complete Reprise Sessions" は買いたいと思っているのだけれど,FBB の "Anthology" も欲しくなってきた・・・(^_^;)
|
2005年8月3日 23時50分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/151/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
The Charlie Daniels Band "Volunteer Jam VII" [Platinum/Sony 28822]
1. Sweet Home Alabama 2. Shakey Ground by DELBERT McCLINTON 3. Falling In Love For The Night by CRYSTAL GAYLE 4. Marie LaVaus by BOBBY BARE 5. (Your Love Has Lifted Me) Higher And Higher by JIMMY HALL 6. Mississippi Queen by MOLLY HATCHET with TED NUGENT 7. Around And Around by TED NUGENT 8. A Change Is Gonna Come by DOBIE GRAY 9. Can't You See
最近カントリーづいているおかげで,ウィッシュリストからやっとカートに移動できたアルバム。
"Country Pride" という2枚組セットを注文したら,これと "Listen Up!" という CD が入っていた。
その "Listen Up!" のほうでは,ちょうど Gram Parsons が歌いそうな "Carolina" というほのぼのとしたラブ・ソングがお気に入り。
この "Volunteer Jam" のシリーズは,コレが最後?
8. A Change Is Gonna Come を歌っている Dobie Gray は,6で "〜 Old Dixie Down" を歌っていたわけですね。
実際のショーでは複数の曲を歌っているのだろうが,この1曲だけだと前後の騒がしいのに挟まれて,印象が薄くなってしまうのはかわいそう・・・,しかも他人の曲だし・・・,"Drift Away" や "Loving Arms" などというような大ヒット曲があるのに・・・(^_^;)
|
2005年8月1日 22時47分
|
記事へ |
コメント(1) |
トラックバック(0) |
|
COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/150/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません