ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年12月28日(水)
Hammersmith Odeon, London '75
Bruce Springsteen & The E Street Band "Hammersmith Odeon, London '75" [MHCP 931]

1. Thunder Road 2. Tenth Avenue Freeze Out 3. Spirit In The Night 4. Lost In The Food 5. She's The One 6. Born to Run
7. The E Street Shuffle (〜 Having a Party ?)
8. It's Hard To Be A Saint In The City 9. Backstreets 10. Kitty's Back 11. Jungleland 12. Rosalita (Come Out Tonight) 13. 4th Of July, Asbury Park (Sandy) 14. Detroit Medley 15. For You 16. Quarter To Three

"Born To Run (30th Anniversary Edition)" [Sony Music MHCP 930-2] のボックス・セットに含まれている DVD。

ほとんど後悔していないのだが,だまされて(?)買ってしまった・・・(^_^;)
もちろん,見てみたい聴いてみたいとは思っていたものの,値段が値段だけに,そのうち中古ショップで・・・と考えていたところ,レコ・コレ誌(2006 Vol.25, No.1) の pp.106-7 の記事に「続くサム・クックの陽気な『ハヴィング・ア・パーティ』さえもがスローなアレンジに改められている」とあったので,俄然買う気になり,しかもタイミングよく新古品扱いの日本盤が \5K 以下で入手できた。

ところが,箱やライナーには "Having a Party" の表記がどこにもない・・・?
首を傾げつつ DVD をセットして,7. The E Street Shuffle を再生してみたら,10分近くしてやっとそれらしい箇所があった。
クレジットがなくても,本格的にカバーしているのなら abkco からクレームが付くのでは・・・と思っていたけれども,この程度ではさすがの abkco も文句の言いようがないかも・・・(^_^;)

同じ New Jersey 出身の兄弟バンドともいえる Southside Johnny & The Asbury Jukes が,その "Having a Party" も含めて,メドレーとしてではあるが Sam Cooke の曲をかなりカバーしているので,期待していたのだが・・・。
◎ Southside Johnny & The Asbury Jukes "Live - Reach Up And Touch The Sky" [Mercury 826 285-2]

購入の動機が以上のような不純なものだったため,その点ではがっかりしたが,内容そのものは素晴らしいので,誤解のないように。
特に,当時いちばんのお気に入りだった "Backstreets" のギター・ソロを,ちゃんとボス自身が弾いていたのには感激した。
サビ部分の "Blame it on the lies that kill us. Blame it the truth that ran us down. 〜 But I hated him. And I hated you when you went away." に続くあのギターを聴きながら,何度涙にくれたことか・・・(^_^;)
2005年12月28日 07時05分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2005年12月20日(火)
Mary, Don't Take Me On No Bad Trip
Fugi "Mary, Don't Take Me On No Bad Trip" [Tuff City DEL CD 009]

1. Revelations
2. Mary, Don't Take Me On No Bad Trip
3. I'd Rather Be A Blind Man
4. Can't You Hear Me Call You, Woman
5. Save A Little
6. Jo-Jo
7. Red Moon
8. Sweet Sweet Lady
9. Revelation (Unreleased Take)

Ellington "Fugi" Jordan という人物の CD。1967年の作品をリイシューしたもの。
アルバム・タイトルの "Mary, Don't Take Me On No Bad Trip" は,Curtis Mayfield 風のファンクを泥臭くルーズにした感じの曲で,a cult collecter's item らしい。
ただし,この CD を買ったのは,その曲が目的ではなく,Etta James "I'd Rather Go Blind" のオリジナルといわれている "I'd Rather Be A Blind Man" が収録されているから。
この曲は,昔,日本盤のコンピ LP にシングルから盤起こしされたものが入っていて,それは入手済みなのだが,CD として持っておきたかったし,ほかの曲も聴いてみたかった。

Ellington Jordan という名前 (Duke 〜 と Louis 〜 にちなんで名づけられた) からして胡散臭そうだが,この人物が "I'd Rather Go Blind" の元歌を書いたということは,Etta James の自伝「Rage To Survive」にも記述があるらしく,どうやら本当みたい。
◎ Etta James "Tell Mama: The Complete Muscle Shoals Sessions" [Chess/MCA 088 112 518-2]
当時,Etta の愛人だった Billy Foster と刑務所で知り合った Fugi が,その中で書いた曲を Chess Records に持っていったのだそうだ。
その B. Foster は,Etta のバージョンなどで共作者としてクレジットされている人物。

Fugi のバージョンは,Etta の Fame 録音とほぼ同時期にシカゴで行われ,ピアノを弾いているのは Donny Hathaway ということになっている。
Muddy Waters も録音に参加しているという噂があったらしいが,どうやらそれはガセネタのようだ。


"I'd Rather Go Blind" のカバーとして手元にあるのは,Clarence Carter や Koko Taylor,Marcia Ball など。
◎ Clarence Carter "The Dynamic" [MMG AMCY-69]
◎ Koko Taylor "From The Heat Of A Woman Plus" [Alligator KICP 2402]
◎ Marcia Ball "Soulful Dress" [ROUNDER CD 3078]

特に Clarence Carter のアルバムは,Duane Allman のギターが大活躍する "The Road Of Love" なども収録されていて,今でも愛聴盤。
その1曲目の "I'd Rather Go 〜" を聴きながら,何度涙にくれたことか・・・(^_^;)

しかし,この曲のカバーでいちばん思い出深いのは,Rod Stewart / The Faces の,二日連続して武道館で聴いたライブ・バージョン。
ロッドのボーカルはもちろん,ロン・ウッドのギター・ソロが非常に素晴らしかった。
2005年12月20日 22時55分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2005年12月17日(土)
Sippiana Hericane
Dr. John And The Lower 911 "Sippiana Hericane" [Blue Note/EMI 0946 3 45687 2 2]

1. Clean Water
2. Wade: Hurricane Suite- I. Storm Warning
3. Wade: Hurricane Suite- II. Storm Surge
4. Wade: Hurricane Suite- II. Calm In The Storm
5. Wade: Hurricane Suite- IV. Aftermath
6. Sweet Home New Orleans
7. Clean Water (Reprise)

これで,4度目の donation。
まさか,こういう趣旨の商品まで CCCD にするとは・・・(^_^;)
たまたま CDDA のを置いてあるショップが見つかったから良かったものの,そうでなければ買わなかった。

Herman Ernest III (Drums/BV),David Barard (Bass/BV),John Fohl (Guitar/BV) というメンバーからなるグループ The Lower 911 をバックに,チャリティーのために急遽録音された25分ほどのミニ・アルバム。
このグループ名にも強烈なメッセージがこめられているわけですね。

1. 7. Clean Water は Bobby Charles の作品で,1987年の同名のアルバムに収録されていた曲。
手元にあるのは,昨年発売された CD↓の,Bonus Disc。
◎ Bobby Charles "Last Train To Memphis" [PROPER PRPCD016]

6. Sweet Home New Orleans は,Dr.John のオリジナルで,1998年のアルバム↓に収録されていた。
○ Dr. John "Dr. John Plays Mac Rebennack"

2.〜4. Wade: Hurricane Suite は,ゴスペルのトラディショナル曲である "Wade In The Water" のテーマをアレンジした組曲。
この "Wade In 〜" は,Ramsey Lewis がインストルメンタルで,ヒットさせたこともある。
◎ Ramsey Lewis: Various Artists "Chess Soul - A Decade Of Chicago's Finest [2 CDs]" [CHESS MVCE-30023〜4]
そのインスト・バージョンは,MG's や Willie Mitchell によってカバーされていた。
◎ Booker T. & The MG's "Play The Hip Hits" [ace/STAX CDSXD 065]
 2000年に発売された未発表曲集。2003年の "Soul Men" というタイトルのアルバムも,内容は同じ。
◎ Willie Mitchell "Robbin's Nest / Rarities" [Hi HILO 184]
 1970年の "Robbin's Nest" に収録。この後 Al Green などのバックアップが忙しくなったためか,Willie Mitchell 名義のソロ・アルバムとしては,コレが最後。

SAR 時代の Soul Stirrers が,Sam Cooke / J.W. Alexander の共作として録音したバージョンもあるが,これはほとんど別の曲。
◎ Various Artists  "Sam Cooke's SAR Records Story (2 CDs)" [SAR/abkco 2231-2]

1999年に,Crume Bros. が中心の Soul Stirrers もそのバージョンを録音している↓が,
◎ Soul Stirrers, The "Traveling On…" [Gospel Jubilee GJCD-1200-2]
Staple Singers が録音している "Wade In 〜" ↓は,トラディショナル・バージョンのはずなのに,Sam Cooke / J.W. Alexander のクレジットになっているのは,なぜ・・・???
◎ Staple Singers, The "Freedom Highway" [Columbia/legacy CK 47334]


ストーンズの今回のツアーでは,会場内に寄付が直接できるブースが設けられていて,そこで寄付をすると,キースの弾き語りをロニーがスライドでサポートした "Hurricane" というタイトルの CD がもらえるらしい。
1分30秒ほどの短い曲らしいが,ほしい・・・(^_^;)
2005年12月17日 08時31分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年12月11日(日)
Ain't That Good News
Sam Cooke "Ain't That Good News (Hybrid) [SACD]" [ABKCO 98992]

1. (Ain't That) Good News
2. Meet Me At Mary's Place
3. Good Times
4. Rome (Wasn't Built In A Day)
5. Another Saturday Night
6. Tennessee Waltz
7. A Change Is Gonna Come
8. Falling In Love
9. Home (When Shadows Fall)
10. Sittin' In The Sun
11. There'll Be No Second Time
12. The Riddle Song

1964年の LP をそのまま CD 化したアルバム。
Sam Cooke が生前に発売した最後のスタジオ録音集。
当初は,Sam が娘の名前にちなんで名づけた Tracey というレーベルが製作し,RCA が配給していたが,いつのまにか ABKCO のものになってしまった・・・(^_^;)

CD でも,LP 時代と同じ曲順になっていて,A面(1. 〜6. )はビートの効いた R&B サイド,B面(7. 〜12. )はストリングスが大活躍する Pop / Standard サイドという風にはっきりと色分けされている。
LP には,Hugo & Luigi のサインのあるライナーが付いていて,その冒頭は,
In this LP, two sides of Sam Cooke. The first side, strong and rockin'; the second side, ballads ... deep and soulful.
という文句で始まっていた。
Sam Cooke にハマるきっかけとなった Specialty の名編集盤 "The Two Sides of Sam Cooke" は,このアルバムのコンセプトを借用したにちがいない。

アナログ盤を聴いていた当時は,B面は1曲目だけ聴いて,あとはA面を繰り返し聴くことが多かったけれど,CD 化され,全体を通して聴いたりシャッフルモードで聴いたりしていると,フルオーケストラをバックにスローなバラードを歌う Sam Cooke の素晴らしさに,改めて気付かされる。

ラストの "The Riddle Song" は,「泣かない赤ん坊」というなぞなぞを解いていく子守唄で,例の伝記本(「Mr.Soul サム・クック」ダニエル・ウルフ著)には,息子を事故でなくした直後に録音された曲として紹介されていた。
ただ,その録音中に Sam が泣いたと書かれている割には,このスタジオ録音はあっさりした出来にしか聴こえなかったが,DVD "LEGEND" に収録されたライブ映像を見て初めて,この曲の奥深さが理解できるようになった。
DVD に収録されたバージョンは,1番の歌詞の部分はカットされていて2番からなのだけれども,Sam Cooke の表現力の豊かさたるや,鳥肌が立つほどすさまじい。


今日は,Sam Cooke の命日
Bobby Harris "We Can't Believe You're Gone" や,Donald Height "A Tribute To Sam",Johnny Copeland "Tribute To Sam Cooke" を聴きながら,Sam Cooke の冥福を祈ることにしたい。
R. I. P.
2005年12月11日 11時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年12月10日(土)
Live in Europe
Otis Redding "Live in Europe" [ATLANTIC 20P2-2363]

1. Respect [3:48]
2. Can't Turn You Loose [3:24]
3. I've Been Loving You Too Long (To Stop Now) [4:07]
4. My Girl [2:42]
5. Shake [2:55]
6. Satisfaction [3:19]
7. Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) [4:30]
8. These Arms Of Mine [2:58]
9. Day Tripper [2:55]
10. Try A Little Tenderness [5:15]

今日は,Otis Redding の命日

ハーレム・スクエアのライブがきっかけで Sam Cooke のファンになった人が多いように,このヨーロッパでのライブを聴いて,Otis のファンになった人もたくさんいるはず。

5. Shake が,Sam Cooke のカバー。
この曲の聴き所は,もちろん Al Jackson Jr. のドラム。
いつもはバックアップに徹してシンプルなパターンを刻むことが多い Al だが,この曲ではド派手に叩きまくっている。
血沸き肉躍るとは正にこのこと。飛び散る汗が目に浮かぶよう。
よほど汗っかきだったのか,Stax-Volt tour のビデオでは肩にタオルをかけて演奏しているけれども,あれはちょっとダサイ・・・(^_^;)

Sam のオリジナルでドラムを叩いていた Earl Palmer ももちろん素晴らしく,彼のライブでのプレイは,Lou Rawls "LIVE!" で聴くことができる。

"Satisfaction" に関しては,実は Otis Redding がオリジナルでストーンズはそれをカバーしたのだ・・という噂が流されたことがあったが,ライブでのホーン・セクションも含めたアレンジについては,こちらのほうが本家本元であると認めざるを得ない・・・(^_^;)
"THE !!! BEAT Vol. 3" で歌っている Jimmy Church のバージョンも,明らかに Otis のほうを意識していた。

"Day Tripper" は,ビートルズのカバー。Otis が "Try A Little Tenderness" の収録された "Sam Cooke at the Copa" のレコードを擦り切れるほど聴いたというのは有名な話だけれども,当時 "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band" もよく聴いていたらしい。


今日は,Otis の冥福を祈りながら,Arthur Conley の "Otis Sleep On" や,William Bell の "Tribute To A King"(Johnny Jenkins もカバーしていた) などを聴きながら,一日を過ごすことにしよう。

<追記>
2008年には,当時のショーをほぼ完全に再現した ↓ のようなアルバムもリリースされている。
● "Live In London & Paris" [Stax UCCO-4051] -2008
2005年12月10日 08時50分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年12月08日(木)
Rock 'n' Roll
John Lennon "Rock 'n' Roll" [EMI 7243 874329 2 5]

1. Be-Bop-A-Lula 2. Stand By Me 3. Medley: Rip It Up/Ready Teddy 4. You Can't Catch Me 5. Ain't That A Shame 6. Do You Wanna Dance 7. Sweet Little Sixteen 8. Slippin' And Slidin' 9. Peggy Sue
10. Medley: Bring It On Home To Me / Send Me Some Lovin'
11. Bony Moronie 12. Ya Ya 13. Just Because
14. Angel Baby 15. To Know Her Is To Love Her 16. Since My Baby Left Me 17. Just Because (Reprise)

今日が命日の John Lennon も,Sam Cooke をカバーしていた。
10. Medley: Bring It On Home To Me / Send Me Some Lovin' 
後半の "Send Me 〜" も,オリジナルは Little Richard だが,Sam Cooke も歌って中ヒット(Black Singles:3,Pop Singles:13)させていた曲。
未確認だけれども,カラオケに収録されている "Send Me 〜" は,Sam Cooke のバージョンらしい。Little Richard のオリジナルは前奏なしでボーカルに入るので,確かにカラオケでは歌いにくそう・・・(^_^;)

Sam Cooke のマネージャーという肩書きをえさに,Allen Klein がイギリスのミュージシャンたちに売り込みに行ったとき,初めて会った John Lennon は,"If you can understand Sam Cooke's music, you can understand mine." と言ったらしい。(「Mr.Soul サム・クック」ダニエル・ウルフ著 より)
当時 Allen Klein は,Herman's Hermits や Dave Clark Five,Donovan,そして Rolling Stones との契約に成功している。
おかげで,ストーンズの連中がひどい目に合わされているのは,周知の通り。

Beatles に関しては,「スウィート・ソウル・ミュージック」での Dan Penn の発言↓(日本語版 p. 431) に,ほぼ全面的に同意なのにもかかわらず,John Lennon のこのアルバムは,けっこうお気に入り。
"I never did like their(Beatles') music, still don't. I thought they opened up a can of worms, turned all the guitar players loose. I don't think they was nothing compared to the great black r&b singers (which I thought I was for a long time)."

Dan Penn のストーンズに関する発言は,目にしたことがないが,日本でも歌い,↓のアルバムにも収録されている "Goodbye London" という曲は,あの "Satisfaction" のリフをモチーフにしているのでは・・・?
◎ Dan Penn "Blue Night Lounge" [Tom's Cabin TCR-001]
2005年12月8日 21時13分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年12月07日(水)
Remembering Otis
Otis Redding "Remembering Otis" {DVD} [Pioneer PA-11670]

1. Introduction
<The Stax-Volt tour with special guests>
2. Shake
3. My Girl
4. Green Onions (Booker T. and The MG's)
5. Something Is Wrong (Sam & Dave)
6. Hold On I'm Coming (Sam & Dave)
7. Satisfaction
8. Try A Little Tenderness
9. Sitting On The Dock Of The Bay [Slide Show]
<Monterey Pop>
10. Intro by Tommy Smothers
11. Shake
12. Respect
13. I've Been Loving You
14. Satisfaction
15. Try A Little Tenderness

"Shake" が Sam Cooke のカバー。
"Try A Little Tenderness" も,Sam Cooke がレパートリーにして Copa で歌った曲。

前半の Stax-Volt tour はモノクロだが,Sam & Dave が登場。
後半の Monterey Pop はカラーだけれども,ドキュメンタリーとしてステージ以外の映像も挿入されている。

そもそも Monterey Pop は,Herb Alpert とともに "Wonderful World" の共作者としてクレジットされている Lou Adler が開催したフェスティバルで,その収益の一部はサム・クック記念奨学基金の設立に充てられ,ゲットーの子供達が音楽教育を受ける手助けとなったそうだ。(「Mr.Soul サム・クック」ダニエル・ウルフ著 より)

この DVD の 8. Try A Little Tenderness は4分20秒ほどの長さで,9. Sitting On The Dock Of The Bay のスライド・ショーに画面が移ってしまうのだが,それより2分近く長い完全版のビデオが・・・!!!

たしかに「ひつこい」 (^_^;)
2005年12月7日 21時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年12月06日(火)
Sings Soul Ballads
Otis Redding "Sings Soul Ballads" [MMG 20P2-2369]

1. That's How Strong My Love Is (Jamison)
2. Chained And Bound (Redding)
3. A Woman, A Lover, A Friend (Wyche)
4. Your One And Only Man (Redding)
5. Nothing Can Change This Love (Cooke)
6. It's Too Late (Willis)
7. For Your Precious Love (Brooks/Butler)
8. I Want To Thank You (Redding)
9. Come To Me (Walden/Redding)
10. Home In Your Heart (Scott/Blackwell)
11. Keep Your Arms Around Me (McClinton)
12. Mr.Pitiful (Cropper/Redding)

1965年発表の Otis Redding の2作目。
アルバム単位では,いちばんのお気に入り。CD で聴くと,"It's Too Late" の余韻が覚めやらぬうち "For Your Precious Love" がすぐに始まってしまうことに,いまだに違和感を感じてしまうほど,LP で聴きこんだ。

5. Nothing Can Change This Love が,Sam Cooke のカバー。1962年のヒットで,"Bring It On Home To Me" の次のシングル。
その "Bring It 〜" と同じくらいヒットしているが,"Bring It 〜" のほうは猫も杓子も・・・という形容が大げさではないほど数多くのカバーがあるのに,この "Nothing Can 〜" は,極端にカバーが少ないのは,なぜ・・・?
歯の浮くようなおめでたいラブ・ソングよりも,失いかけている恋愛の歌のほうが歌いやすい・・・?


ストーンズは,前回のワールド・ツアーでは 1. That's How Strong My Love Is を取り上げ,今回は 12. Mr.Pitiful を演奏してくれている。
"That's How Strong 〜" のほうは,昔 "Out Of Our Heads" のアルバムに収録されていたので,ライブで演奏してもそれほど不思議に思わなかったが,今回の "Mr.Pitiful" には,ビックリ仰天・・・。
このブログのアクセス数は,だいたい1日平均30ちょっとあって,今年初めに開始してからの延べアクセス数が1万を超えているのは,そのおかげもあるかも・・・?
"Mr.Pitiful" で検索すると,ココがトップに表示されるのは,うれしいような恥ずかしいような・・・(^_^;)
2005年12月6日 22時35分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(1) |
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2005年12月05日(月)
Pain In My Heart
Otis Redding "Pain In My Heart" [MMG 20P2-2361]

1. Pain In My Heart
2. The Dog
3. Stand By Me
4. Hey Hey Baby
5. You Send Me
6. I Need Your Lovin'
7. These Arms Of Mine
8. Louie Louie
9. Something Is Worrying Me
10. Security
11. That's What My Heart Needs
12. Lucille

もうすぐ Otis Redding,そして Sam Cooke の命日ということで,Otis が歌った Sam の曲の特集。
まずは,記念すべき1st LP から,5. You Send Me

この曲を,このテンポこのアレンジでやるのなら,ストリングスやコーラスを加えたほうが完成度が増したような気がする。
Otis 自身は嫌がるかもしれないし,アルバム全体の流れからすれば,これしかないという歌・演奏なのだが・・・。
ただ,この曲のカバーについては,Manhattanns のバージョンのほうに軍配を上げたい。

Otis の Best 10 とかを選ぶとなると,どうしようもなく迷ってしまうのだけれども,1曲だけ選べと言われれば,躊躇なく 11. That's What My Heart Needs を選択する。
基本的には "These Arms Of Mine" と同じパターンの曲なのだが,こちらのほうが完成度が高いように思う。
この曲は,Sam Cooke の "Let's Go Steady Again" の歌い出しの一節 ( You left me for another. )をそのまま借用していて,Otis は後に,その "Let's Go Steady (Again)" をディープなソウル・バラードにアレンジして Arthur Conley に歌わせ,その A.C. のバージョンは,Keith Richards によってカバーされていた。


3. Stand By Me も,The Ovations の "Don't Cry" から,Johnnie Taylor が歌った "God Is Standing By",そして今回の "The Best Of 〜" ではカットされてしまった "Summertime [Alternate Take]" までさかのぼれば,Sam Cooke につながってしまう。
Johnnie Taylor が DVD "THE !!! BEAT Vol. 3" で歌う "Rome Wasn't Built In A Day" のイントロは,"Stand By Me" そのものだった。
2005年12月5日 21時57分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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