ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年11月30日(月)
J. Blackfoot "Woof Woof Meow"
J. Blackfoot "Woof Woof Meow" [JEA/Uptown JEA 25]

1. Meow 2. Stay out of My Lane 3. Mr. Bus Driver 4. Keep Your Phone Turned On 5. Dirty Woman 6. Lovers and Friends 7. No Ordinary Pussy Cat 8. More Than a Woman 9. Meow [Pussy Cat Remix] 10. Stealing Love 11. Lil House, Big Party

28日の朝に注文した商品が29日の夕方に届いた。堺に倉庫ができたからだろうか? 便利な世の中になったもんです。
ぼくが注文した時点では2枚くらいは在庫があったはずだが・・・。

8. と 11. は,Soul Children の再結成アルバムに収録されていたものと同じバージョン・・・?
◎ The Soul Children "Still Standing " [JEA Right Now JEA 0020] -2008
2. Lil House, Big Party 6. More Than a Woman

バックのミュージシャンも一部共通しているが,ソロ作の方がライブ感は強く,リズムに粘りがあるように聴こえる。シンガーの人数が減った分,バックにお金をかけた・・・? 電話のベルなどの効果音はちょっと耳障りだが・・・(^_^;)
J.Blackfoot のボーカルも "Still Standing" より迫力があるように聴こえるのは,Soul Children ではグループ全体のバランスを考えて少し押さえ気味に歌っていたのだろうか?

col さん コメントをいただき,試聴してみると良さそうだったので注文したのだけれども,このジャケ写は,店頭で見かけていたら敬遠していたにちがいない。
『ウー,ウー,ニャーオ』という,犬のうなり声と猫の鳴き声をタイトルにしたのも,趣味が良いとは思えないが・・・(^_^;)
2009年11月30日 19時35分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2009年11月29日(日)
Norah Jones "The Fall"
Norah Jones "The Fall (+1)" [EMI TOCP-70830]

Norah Jones の新作。14. は日本盤のみのボーナス・トラック。輸入盤にはボーナス・ディスク(ライブ録音6曲) が付いたセットもあるらしい。

この新作を紹介する記事に Norah が髪の毛を切った写真が掲載されていて,それを見ただけで購入する気になった。ショートカット・フェチ( Laura Lee森和代 ) なんです・・・(^_^;)

最初のシングルとしてリリースされた 'Chasing Pirates' は,一昔前のテクノ・ポップ風? 連想したのは,Tina Weymouth がボーカルの Talking Heads 。
ノラ・ジョーンズ「チェイシング・パイレーツ」PV @ Youtube

三十路に入って,髪の毛を切り化粧の仕方も変え,バンドのメンバーも一新してバックのサウンドは大きく変化しているが,Norah 本人の声や歌い方はたいして変わっていないようだ。

本当に変わりたいのなら,この際一度,羽目を外してシャウトしまくるような歌い方に挑戦してみてはどうか? 従来からのファンは離れてしまうかもしれないが・・・(^_^;)
2009年11月29日 10時45分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年11月26日(木)
Harry Connick, Jr. "Your Songs"
Harry Connick, Jr. "Your Songs (+3)" [Sony SICP 2428]

1. All The Way - Frank Sinatra (1958, Hot 100: 2)
2. Just The Way You Are 「素顔のままで」 - Billy Joel (1978, Hot 100: 3)
3. Can't Help Falling In Love With You 「好きにならずにいられない」 - Elvis Presley (1962, Hot 100: 2)
4. And I Love Her - The Beatles (1964, Hot 100: 12)
5. (They Long To Be) Close To You 「遥かなる影」 - The Carpenters (1970, Hot 100: 1)
6. Besame Mucho (1941)
7. The Way You Look Tonight 「今宵の君は」 - Fred Astaire (1936)
8. First Time Ever I Saw Your Face 「愛は面影の中に」 - Roberta Flack (R&B Singles: 4, Hot 100: 1)
9. Your Song 「僕の歌は君の歌」 - Elton John (1971, Hot 100: 8)
10. Some Enchanted Evening 「魅惑の宵」 (1958)
11. And I Love You So - Perry Como (1973, Hot 100: 29)
12. Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me) - Tony Bennett (1965, Hot 100: 33)
13. Smile - Charlie Chaplin (1936)
14. Mona Lisa - Nat King Cole (1950)
15. Killing Me Softly with His Song 「やさしく歌って」 - Roberta Flack (1973, R&B Singles: 2, Hot 100: 1)
16. Who's Sorry Now - Connie Francis (1958, R&B Singles: 4, HOt 100: 4)
17. Answer Me My Love - Nat King Cole (1954)

Harry Connick, Jr. の新作。一昨年の "Oh, My Nola" は愛聴していて,ボートラ付きの日本盤まで買ってしまったが,昨年のクリスマス・アルバム(彼にとっては3枚目) はスルーし,今年の新作もどうするかかなり迷ったのだが・・・。
御覧の通りの選曲で,邦題は『恋人たちのラブソング』・・・(^_^;)
15.〜 17. は日本盤のみのボーナス・トラック。本人のサイトでは DVD 付きのセットも販売されている。
http://harryconnickjr.skyroo.com/se/view/music/index.html

このアルバムを Harry Connick, Jr. 本人と共同でプロデュースしているのは,Clive Davis 。 Rod Stewart の "Great American Songbook" シリーズの仕掛け人だった,この業界の大物。いつものようにアレンジやオーケストラの指揮などは全て Harry 自身が行っているが,選曲も含めて,Clive Davis の細々としたアドバイスがかなり反映されているらしい。

成り上がりで成金趣味丸出しのロッドと比較すると,Harry の方は正真正銘生まれ着いてのセレブなので,ロッドの "Great American Songbook" のように浮ついた居心地の悪さのようなものは全くなく,聴いていると妙に落ち着いた安心感が湧いてくる。なにしろ Harry Connick, Jr. は,欠点の無いのが欠点・・・というような,非の打ち所の無い人間。

ロッドの新作 "Soulbook" に比べると,聴く回数ははるかに少なくなるだろうが,たま〜に引っ張り出して聴くことになりそう・・・。
日ごろは安物の日本酒や焼酎に浸っているぼくでも,ときどきは,ちょっとオシャレなワインなどという代物を飲んでみたくなるときもある・・・(^_^;)


ほぼ毎年,少しずつ異なったコンセプトで新作を発表してくれる Harry Connick, Jr. だが,そろそろまた以前のような New Orleans Funk のアルバムをリリースしてもらいたい・・・m(_ _)m
◎ "She" [Sony/Columbia 64376] -1994
全14曲中,Meters の George Porter, Jr. が10曲,Joseph "Zigaboo" Modeliste が3曲に参加しているアルバム。
ラストの "Booker" は James Booker に捧げられた曲で,全ての楽器を Harry Connick, Jr. が一人で演奏している。
2009年11月26日 11時08分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年11月23日(月)
Sam Cooke "tribute to the Lady"
Sam Cooke "tribute to the Lady plus bonus singles" [Remember RMB 75150]

Classic Album: Tribute To The Lady
1. God Bless The Child
2. She's Funny That Way
3. I've Got A Right To Sing The Blues
4. Good Morning, Heartache
5. 'Tain't Nobody's Bizness If I Do
6. Comes Love
7. Lover Girl
8. Let's Call The Whole Thing Off
9. Lover Come Back To Me
10. Solitude
11. They Can't Take That Away From Me
12. Crazy In Love With You (Crazy She Calls Me)

Classic Singles:
13. Everybody Loves To Cha Cha Cha
14. Little Things You Do
15. Only Sixteen
16. Let's Go Steady Again
17. There, I've Said It Again
18. One Hour Ahead Of The Posse
19. Happy In Love
20. I Need You Now

以前 CD 化されたことはあったものの廃盤になっていた Sam Cooke の3枚目のアルバム(1959) が久しぶりにリイシューされた。残念ながらジャケ写はオリジナルから変更されているが,ボーナス・トラックとして追加された曲の中には,初 CD 化の曲(18.) が含まれている。

● Sam Cooke "Tribute to the Lady (Hybrid) [SACD]" [ABKCO UIGY 7041]
● Sam Cooke "Tribute to the Lady: with Rene Hall Orchestra" [KEEN CD-2004]
↑ オリジナルのジャケット・デザインは,Sam Cooke のアルバムの中でもトップ・クラス。

背景の「赤」と「青」は,過去と未来,善と悪,聖と俗などを表し,その境界線上で斜め45度から後ろを振り向く Sam Cooke の姿は,彼の中にある苦悩・ブルースを表現しているような気がする。

このアルバムをリリースしてから十数年後,Sam Cooke は亡くなる前,次のアルバムで blues を取り上げるつもりだと,Lou Rawls に語っていたそうだ。
Sam talked to Lou a little about the kind of blues album he was planning to cut, something like Lou's recent hit, "Tabacco Road," but more downhome -- Muddy Waters, John Lee Hooker, nothing like he had ever done before. (p. 614 "Dream Boogie" by Pete Guralnick)

Lou Rawls には,Fame Gang をバックに,Sam Cooke の曲ばかりを歌ったアルバムがある。
■ Lou Rawls "Bring It on Home" [Capitol ST-479] -1970


表題の CD で初めて CD 化された "One Hour Ahead Of The Posse" は,"There, I've Said It Again" の B 面曲(1959, Keen 2105) で,Burt Ives という Folk singer の書いたカントリー調の曲。
歌詞は,The Songs of Sam Cooke のサイト内の The Songs で読むことができる。
2009年11月23日 00時03分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2009年11月22日(日)
The Soul Children "Genesis"
The Soul Children "Genesis + 1" [STAX/Victor VICP-61563]

1. I Want to Be Loved (Sam D.Bell)
2. Don't Take My Sunshine (Bobby Newsome)
3. Hearsay (Norman West, John Colbert)
4. All That Shines Ain't Gold (John Gary Williams, Tommy Tate)
5. It Hurts Me to My Heart (Bettye Crutcher)
6. I'm Loving You More Everyday (James Mitchell)
7. Just the One (I've Been Looking For) (A. Isbell, E.Floyd, S.Cropper)
8. Never Get Enough of Your Love (Eddie Floyd)
9. All Day Preachin' (Bettye Crutcher, Bobby Manuel)
10. Get Up About Yourself (Homer Banks, Raymond Jackson, Carl Hampton)
11. Poem On The School House Door (Homer Banks, Raymond Jackson, Carl Hampton)

1972年リリースの The Soul Children の3rd アルバムに1曲追加された日本盤 CD。
歌詞・日本語解説(鈴木啓志) と,「私とソウル・チルドレン」というエッセイ(村上テツヤ・ゴスペラーズ) が付いている。
最近紙ジャケ化されているが,それにはボートラ(11.)は追加されていないようだ。シングル集の CD があり,それに収録されている。
◎ "The Singles + Open Door Policy" [Stax/Fantasy CDSXD 101] -1993

Stax 時代の The Soul Children には4枚の LP があり,2on1で CD 化されている。ただし,UK 盤と US 盤があり,手元にある UK 盤は1st と3rd,2nd と4th という変則的な組み合わせになっているので,US 盤のほうがオススメ。
○ "The Soul Children / Best of Two Worlds" [Stax ]
○ "Genesis / Friction" [Stax ]

それら4枚のアルバム中で最高傑作とされているのが,この "Genesis" 。
Jim Stewart と Al Jackson, Jr. のプロデュースで,The MG's などによる演奏が中心だが,8分以上もあってアルバム全体のハイライトとも言える1曲目 "I Want To Be Loved" のドラムだけ Howard Grimes 。
The Enchanters のカバーだが,男女混成の4人グループという特長を最大限に生かしたアレンジが施され,8分という長さを全く感じさせない名演・名唱。オリジナルは ↓ で。
● V.A. "The Best Of Loma Records [2 CDs]" [Waner Archives 9 45711-2]
I - 8. I Want To Be Loved - The Enchanters

2. Don't Take My Sunshine もカバーで,オリジナルは J.P. Robinson らしいが残念ながら未 CD 化。Johnnie Taylor も歌っている曲。
◎ "One Step Beyond" [STAX SCD-8598-2] -1971
7. Just the One (I've Been Looking For) は,Johnnie Taylor がオリジナル。
◎ "Wanted One Soul Singer" [ATLANTIC/RHINO 7 82253] -1967

3. Hearsay (Norman West, John Colbert) は彼らのオリジナルで,ヒット(1972, R&B Singles: 5,Hot 100: 44) もしている。2本のギターは,Raymond Jackson (Lead) と Bobby Manuel (Rhythm) ・・・?
The Soul Children--Hearsay (1972) @ Youtube


4. All That Shines Ain't Gold (John Gary Williams, Tommy Tate)
見た目の派手なカッコいい男に心を奪われかけている恋人に,「輝くもの必ずしも金ならず」という有名なことわざがあるくらいなのだから,よく考えろ・・・と語りかけている曲。
The MG's と Marvel Thomas などをバックに,John Colbert(J.Blackfoot) と Norm West がハードなシャウトで掛け合う,ディープなスロー・バラード。
そんな名曲を Luther Ingram は,ちょっとテンポを上げ,Muscle Shoals Sound をバックにスウィートなソウル・バラードとして歌っている。
● Luther Ingram "Let's Steal Away to the Hideaway/Do You Love Somebody" [Kent CDKEND 328]
4. All That Shines (Thomas Tate, John Gary Williams)
Thomas Tate とあるのは,もちろん,KOKO で Luther Ingram のレーベル・メイトだった Tommy Tate のこと。聴いた印象は全く異なりタイトルも縮められているが,The Soul Children の "All That Shines Ain't Gold" と同じ曲。
2009年11月22日 14時50分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年11月21日(土)
"Let's Steal Away to the Hideaway / 〜"
Luther Ingram "Let's Steal Away to the Hideaway/Do You Love Somebody" [Kent CDKEND 328]

1.〜 10. ○ "Let's Steal Away To The Hideaway" [Ko Ko LP 1300] -1976
11. I'll Love You Until The End (Version 2) [Ko Ko LP 2202] -1972
12.〜 21. ○ "Do You Love Somebody" [Ko Ko LP 1302] -1977

Luther Ingram が KOKO 時代にリリースした4枚のアルバムのうち,後半の2枚を2on1にした CD。
● "I've Been Here All The Time / If Loveing You Is Wrong I Don't Want To Be Right" [KENT CDKEND 315] -2009
↑ 1枚目と2枚目を2on1にした CD に比べると,既発のシングル集と重複しない LP だけの曲は多く,11曲も収録されている。(KOKO 時代の作品リスト → L_Ingram.xls )

● "Pity For The Lonely: The Ko Ko Singles Vol. 1" [KENT CDKEND 279] -2007
● "I Don't Want To Be Right: The Ko Ko Singles Vol.2" [KENT CDKEND 292] -2008

ボーナス・トラックとして追加されている "I'll Love You Until The End (Version 2)" は,2枚目の LP に収録されていたバージョン。その LP はとっくの昔に手放しているので確認できないが,P-Vine 盤の CD [PCD-2296] にはこの Version 2 が収録されていて,その解説(石黒恵) 中に 「この曲は彼の最初のアルバムにも収録されているナイス・ジャンプなのだが,ここではスローにアレンジされ,全く異なったバラードに生まれ変わっている。」 と書いておられたので,間違いないようだ。
"I've Been Here All The Time / If Loveing You Is Wrong I Don't Want To Be Right" のライナー(Tony Rounce) には As one track appeared on both albums, we have not duplicated it on this CD. とあり,同タイトルの2曲が同じバージョンだと思い込んでいたことによる単純ミス・・・(^_^;)
Ace/Kent のライナー・ノートと言えども,「鵜呑み」にしてはいけないということはよくわかっているのだが・・・。
もちろん,このブログに書いてある内容も,そのまま「鵜呑み」にしてはいけません・・・m(_ _)m

ただ,この CD の内容そのものは非常に素晴らしく,'70 年代半ばの「サザン・ソウル」の王道を行く Muscle Shoals Sound であることは間違いない。
Muscle Shoals Rhythm Section (Roger Hawkins, Jimmy Johnson, David Hood, Barry Beckett) をバックに,Pete Carr の泣かせるギターが大活躍している。

この時代の後 Luther Ingram が表舞台に登場することはほとんどなく,シングルをいくつかリリースするものの,アルバムは1枚あるだけ。
◎ "Luther Ingram" [Profile/BMG 75517465182] -1986
シンセを中心としたバックのサウンドはチープだが,Luther Ingram のボーカルはますます円熟味を増し,その表現力は全く衰えていない。
2009年11月21日 08時45分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2009年11月15日(日)
Rod Stewart "Soulbook"
Rod Stewart "Soulbook" [RCA/JIVE 8697-30256-2]

1. It's The Same Old Song - The Four Tops (1965, R&B Singles: 2, Hot 100: 5)
2. My Cherie Amour featuring Stevie Wonder - Stevie Wonder (1969, R&B Singles: 4, Hot 100: 4)
3. You Make Me Feel Brand New duet with Mary J. Blige - The Stylistics (1974, R&B Singles: 5, Hot 100: 2)
4. (Your Love Keeps Lifting Me) Higher And Higher - Jackie Wilson (1967, R&B Singles: 1, Hot 100: 6)
5. Tracks Of My Tears featuring Smokey Robinson - The Miracles (1965, R&B Singles: 2, Hot 100: 16)
6. Let It Be Me duet with Jennifer Hudson - Jerry Butler & Betty Everett (1964, R&B Singles: 5, Hot 100: 5)
7. Rainy Night In Georgia - Brook Benton (1970, R&B Singles: 1, Hot 100: 4)
8. What Becomes Of The Broken Hearted - Jimmy Ruffin (1966, R&B Singles: 6, Hot 100: 7)
9. Love Train - The O'Jays (1973, R&B Singles: 1, Hot 100: 1)
10. You've Really Got A Hold On Me - The Miracles (1963, R&B Singles: 1, Hot 100: 8)
11. Wonderful World - Sam Cooke (1960, R&B Singles: 2, Hot 100: 12)
12. If You Don't Know Me By Now - Harold Melvin & the Blue Notes (1972, Hot 100: 3)
13. Just My Imagination - The Temptations (1971, R&B Singles: 1, Hot 100: 1)

Rod Stewart の新作。タイトルどおり,ソウルのカバー・アルバム・・・と言っても,ポップ・チャートでもヒットしている曲ばかりで,2. や 6. のようにシャンソン風の曲もある。
今なら Youtube でこのアルバムの TV 用の CM や収録曲の試聴などをすることができる。
Rod Stewart - Soulbook @ Youtube
Rod Stewart (NEW ALBUM: Soulbook) - Wonderful world @ Youtube

最近は余程のことがない限り,1枚の CD を何度もくり返して聴くということはないのだが,この数日は,これとその関連作ばかりを聴いていた。この1週間ほどで,今年最も多く聴いた CD になってしまったほど・・・(^_^;)
最初は,どうせボーナス・トラック付きの日本盤が出るだろうから,それを買えばいい・・・と思っていたのだけれども,いつになくシンプルなジャケ写が目を引き,手にとって裏返してみると,プロデューサの一人に Steve Jordan の名前があったので,購入する気になった。
聴いてみると,やはり Steve Jordan のスティックさばきが心地よく,ドラムだけを追っかけて聴いていると自然に顔がほころんでくる・・・(^^♪
何度もくり返して聴いているうちに,Rod のボーカルも悪くはない・・・と思えるようになった。
もちろん,日本盤(12/23) も買ってやるつもり。ボートラとして追加される2曲は,どちらも Jerry Butler のヒット曲。
14. Never Give You Up - Jerry Butler (1968, R&B Singles: 4, Hot 100: 20)
15. Only The Strong Survive - Jerry Butler (1969, R&B Singles: 1, Hot 100: 4)


The Blues Brothers Band で Willie Hall の影武者的な役割を果たすなど,セッション・ドラマーとして定評のあった Steve Jordan に,プロデューサの才能があることを最初に見抜いたのは,キース ↓ 。
◎ Keith Richards "Talk Is Cheap" [Virgin 7-90973-2] -1988
● Solomon Burke "Like a Fire" [Shout/P-Vine PCD-93126] -2008
最近は Solomon Burke の新作(↑) をプロデュースしたり,Chess を題材にした映画 "Cadillac Records" のサントラなども担当しているようだ。

ただし表題の CD では,すべての曲を Steve Jordan がプロデュースしているわけではなく,"The Great American Songbook" シリーズの III と IV にクレジットされていた Steve Tyrell がプロデュースしている曲(3. 5. 7. 12. 13.) もある。9. Love Train だけは二人の共同プロデュースで,まるで「お祭り騒ぎ」・・・(^^♪
また,ボーカルのパートについては,すべて Steve Tyrell のプロデュースで,Steve Jordan は関わっていないようだ。前作 "Stiil The Same... Great Rock Classics of Our Time" での失敗を反省して,バカ売れした "The Great American Songbook" シリーズのファンに配慮したのかもしれない。Steve Tyrell がプロデュースした曲のサウンドは,そのシリーズの延長線上にある。

Steve Jordan が担当している曲(1. 2. 4. 6. 8. 10. 11.) の基本的なリズム・セクションのメンバーは,
Drums/Percussion: Steve Jordan
Bass: Bob Babbitt
Guitars: Ray Parker, Jr. and Dean Parks
Keyboards: Michael Bearden or David Paich

11. Wonderful World は Sam Cooke のカバーだが,Sam よりは Otis Redding のバージョンをはるかに意識した仕上がりになっている。Steve Jordan のドラムはまるで Al Jackson のようで,Duck Dunn のようなベースを弾いているのは何と Daryl Jones 。Booker T. のような Organ は Charles Hodges で,Horn には Wayne Jackson や Jack Hale がいて,そのアレンジは Willie Mitchell 。
さらに,Mixed by Al Schmitt というクレジットまである。その他の曲でも Al Schmitt の名前がいくつかクレジットされていて,まだ現役で頑張っていることに驚き,ほかにどんな仕事をやっているのだろうと思い AMG で検索すると,↓ にもエンジニアとしてクレジットされていたので,さらに驚いた・・・(^_^;)
○ Micael Jackson "Michael Jackson's This Is It"

10. You've Really Got A Hold On Me は,最近 "Bring It On Home To Me" 入りのライブ・バージョンが CD 化されたばかり。
● The Miracles "Depend on Me: The Early Albums" [Hip-O Select B0012855-02]
2009年11月15日 22時50分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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