ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年11月21日(土)
"Let's Steal Away to the Hideaway / 〜"
Luther Ingram "Let's Steal Away to the Hideaway/Do You Love Somebody" [Kent CDKEND 328]

1.〜 10. ○ "Let's Steal Away To The Hideaway" [Ko Ko LP 1300] -1976
11. I'll Love You Until The End (Version 2) [Ko Ko LP 2202] -1972
12.〜 21. ○ "Do You Love Somebody" [Ko Ko LP 1302] -1977

Luther Ingram が KOKO 時代にリリースした4枚のアルバムのうち,後半の2枚を2on1にした CD。
● "I've Been Here All The Time / If Loveing You Is Wrong I Don't Want To Be Right" [KENT CDKEND 315] -2009
↑ 1枚目と2枚目を2on1にした CD に比べると,既発のシングル集と重複しない LP だけの曲は多く,11曲も収録されている。(KOKO 時代の作品リスト → L_Ingram.xls )

● "Pity For The Lonely: The Ko Ko Singles Vol. 1" [KENT CDKEND 279] -2007
● "I Don't Want To Be Right: The Ko Ko Singles Vol.2" [KENT CDKEND 292] -2008

ボーナス・トラックとして追加されている "I'll Love You Until The End (Version 2)" は,2枚目の LP に収録されていたバージョン。その LP はとっくの昔に手放しているので確認できないが,P-Vine 盤の CD [PCD-2296] にはこの Version 2 が収録されていて,その解説(石黒恵) 中に 「この曲は彼の最初のアルバムにも収録されているナイス・ジャンプなのだが,ここではスローにアレンジされ,全く異なったバラードに生まれ変わっている。」 と書いておられたので,間違いないようだ。
"I've Been Here All The Time / If Loveing You Is Wrong I Don't Want To Be Right" のライナー(Tony Rounce) には As one track appeared on both albums, we have not duplicated it on this CD. とあり,同タイトルの2曲が同じバージョンだと思い込んでいたことによる単純ミス・・・(^_^;)
Ace/Kent のライナー・ノートと言えども,「鵜呑み」にしてはいけないということはよくわかっているのだが・・・。
もちろん,このブログに書いてある内容も,そのまま「鵜呑み」にしてはいけません・・・m(_ _)m

ただ,この CD の内容そのものは非常に素晴らしく,'70 年代半ばの「サザン・ソウル」の王道を行く Muscle Shoals Sound であることは間違いない。
Muscle Shoals Rhythm Section (Roger Hawkins, Jimmy Johnson, David Hood, Barry Beckett) をバックに,Pete Carr の泣かせるギターが大活躍している。

この時代の後 Luther Ingram が表舞台に登場することはほとんどなく,シングルをいくつかリリースするものの,アルバムは1枚あるだけ。
◎ "Luther Ingram" [Profile/BMG 75517465182] -1986
シンセを中心としたバックのサウンドはチープだが,Luther Ingram のボーカルはますます円熟味を増し,その表現力は全く衰えていない。

2009年11月21日 08時45分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 |
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以前ここのブログで知り”Pity for the Lonely: The Ko Ko Singles, Vol. 1”を購入しました。
他のアーティストでもあることですが、バージョンを変えるだけで同じ曲でも、ここまで違うかって驚くことがありますよね。
購入したCDに、聴きたいバージョンの方が入ってないときにはガッカリします(笑)
ルーサーイングラム!
フェイバリットの一人です。

と、いいつつも実は[PCD-2296] しか持ってませんが...
If Loving...が余りにも有名すぎて影に隠れてますが、
あのなめらかな歌い口を生かした佳曲が結構ありますよね。

このKentのCDは知らない曲ばかりなので、
とても興味深いですね〜。

そういえば、
下のRodネタを観て思い出したのですが、
Taylor Hicksって人、ご存知ですか?
> 元親 さん
この CD に収録されている "All That Shines" という曲にも,アレンジやミュージシャンを変えるだけでここまで違うか・・・というバージョンがあります。シンガーも違っているので,印象が異なるのは当たり前ですが・・・(^_^;)
◎ The Soul Children "Genesis + 1" [STAX/Victor VICP-61563] -1974
4. All That Shines Ain't Gold (John Gary Williams, Tommy Tate)
> COW さん
Taylor Hicks。
Youtube で,Rod もコメントしている "You Send Me" と,"Try A Little Tenderness" を見ました。
Rod よりも,Michael Bolton に近いですね。
Taylor Hicks "You Send Me" @ Youtube
Taylor Hicks - Try a little tenderness @ Youtube

Rod はかなりほめているようでしたが,所詮「素人」だろう・・・詰めが甘いな・・・というのが個人的な感想です。
そのうち,こういう豪華にショーアップされた「素人のど自慢」番組が日本でも始まるかも・・・?
Taylor Hicks、個人的にも好みではないですが、
Sam Cookeをカバーしてて、
一応CD出してるということでご紹介してみました。
(CDにそういう曲が含まれているかは知りません..)
時々有線だかで流れてますが、
それを聴く限りでは、ロックぽいWIllie Hightowerって感じ?

ちなみに、この手の番組、
アメリカやらイギリスやらあちこちでやってるみたいですね。
この番組で優勝したりCD出したりできる人って、
大して上手くなくても、年齢や見た目のギャップとか、
話題性のある人をスターに仕立て上げたり、
売れないミュージシャンを素人ということで出したり...
所謂出来レース感が強いですね。

こおいうヤラセって好きなんですねどこの国も...
> COW
今日,このブログの「参照サイト」のリストを見ていたら,↓ のような見慣れぬアドレスがあったので,アクセスしてみると・・・(^^♪
http://iotadesign.blog17.fc2.com/

ダメですよ。リンクしたら連絡してもらわないと・・・(^_^;)
こちらからもリンクさせていただきました m(_ _)m
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