I Don't Want To Be Right
Luther Ingram "I Don't Want To Be Right: The Ko Ko Singles Vol.2" [KENT CDKEND 292]
1. Missing You (Version 2)
2. You Were Made For Me
3. (If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right
4. Putting Game Down 5. I'll Be Your Shelter (In Time Of Storm) 6. I Can't Stop (Version 3) 7. Always 8. Help Me Love 9. Love Ain't Gonna Run Me Away 10. Ain't Good For Nothing 11. These Are The Things 12. Let's Steal Away To The Hideaway 13. I've Got Your Feeling 14. I Like The Feeling 15. I'm Gonna Be The Best Thing 16. Do You Love Somebody 17. How I Miss My Baby 18. Trying To Find My Love 19. Get To Me
● "Pity For The Lonely: The Ko Ko Singles Vol. 1" [KENT CDKEND 279]
↑ に続く,Luther Ingram の Ko Ko 時代のシングル集の第2弾。
曲目リスト を整理していたら,"Putting Game Down" が Vol.1 とダブっていることに気が付いたが,2度目にシングル・カットされたときには,Original Mix にさらにホーンやパーカッション,バック・コーラスが追加されていた。
英 KENT からは Ko Ko 時代の4枚の LP も2on1の CD 2枚に分けてリリースされる予定で,当然このシングル集と大幅に重複してしまうわけだけれども,購入するつもり。この Luther Ingram は,それくらい好きなシンガーの一人。
"(If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right" があまりにもヒットしすぎたために,その曲だけの一発屋のように思われがちだが,この CD を通して聴いていただけると,ほかにも素晴らしい曲を数多く残していることに気が付いてもらえるはず。
シンガーとしてだけでなく,ソング・ライターとしても The Staple Singers "Respect Yourself" の共作者として名前を連ねている重要人物。
もちろん Sam Cooke から大きな影響を受けていて,この CD に収められている "You Were Made For Me" では意識して Sam Cooke とは違ったアレンジで歌おうとしているが,Vol.1 収録の "Oh Baby,You Can Depend On Me" ではストレートな Sam Cooke 節を楽しむことができる。
この Ko Ko 時代の後は,シングルを数枚と LP を1枚リリースしただけで,やがて体調を崩してしまい,長い闘病生活の後,残念ながら昨年亡くなってしまった。
最後のアルバムは CD 化されていて,Bob Dylan の "Gotta Serve Somebody" をカバーしている。
◎ "Luther Ingram" [Profile/BMG 75517465182] -1986
収録されている曲のいくつかは小ヒットを記録するが,バックはシンセ中心のサウンドで,Ko Ko 時代の Memphis や Muscle Shoals のサウンドと比べるとどうしても聴き劣りしてしまう。
ただし,Luther Ingram の声そのものは極端に衰えているわけではない。
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2008年2月5日 21時20分
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