ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2007年03月31日(土)
キースの手形
昨晩は,家族そろって京セラドームでタイガース開幕戦の観戦。
と言っても,ドーム内のレストランからですが・・・。

通路に,ドームでコンサートをやったアーティストの手形が飾ってあった。
Keith Richards の手形がコレ→。

・・・指が,短い・・・。
とてもギタリスト向きとは思えない・・・(^_^;)
2007年3月31日 09時52分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2007年03月29日(木)
The Lord Will Make A Way
Five Blind Boys Of Mississippi / Sensational Nightingales "The Lord Will Make A Way: The Early Recordings 1947-1951" [P-Vine PCD-5837]

Rolling Stones が The Valentinos の "It's All Over Now" をカバーしてオリジナルよりもヒットさせたとき,Bobby Womack は,I kept sayin' to Sam, "This guy[Mick Jagger] ain't no singer." Because I'm comparing him to a real singer, like Archie Brownlee or June Cheeks. ・・・ということだったらしい。("Dream Boogie" by Peter Guralnick pp. 587-8)

たしかに,当時(1964)まだ21歳のミックは,畏れ多くも勿体無くも Archie Brownlee 師や Julius Cheeks 師に比べれば,月とスッポンどころかミミズかアメーバみたいなものだったかもしれない。
実際おっしゃる通りではあるし,まだ下品にがなり立てるしか能の無かった Bobby Womack に言われても,たいして腹は立たないが,アメリカには「一寸の虫にも五分の魂」ということわざは無いのだろうか?

ちなみに "It's All Over Now" は,武道館で聴いた Rod Stewart / Faces のバージョンも思い出深いが,Chess のスタジオで録音され,リズム・パターンは "Hi Heel Sneakers" を借用し,イントロとエンディングのギター(ブライアン)は Bo Diddley をパクリ,間奏のギターソロ(キース)は Chuck Berry をコピーした,ストーンズのバージョンが,未だにいちばん好き・・・(^_^;)


表題の CD には,そんな a real singer である Archie Brownlee 師や Julius Cheeks 師の初期の録音が収録されている。

Five Blind Boys of Mississippi のうち,11./12.(Coleman 5971) と 17./18.(Coleman 6002) は, Acrobat 盤 では聴けないので貴重。これらの4曲が収録されていなかったことも,中途半端な感じがした理由の一つ。
また,この時代の音源は原盤から針起こしするしかないため,曲によっては Acrobat 盤よりマシな音質のものがある。

Julius Cheeks 師が在籍していたころの Sensational Nightingales の CD 化の状況は,Mississippi よりさらに悲惨で,単独アルバムが 1枚だけ というのは残念無念。こちらもやはり Acrobat Music に期待するしかないのだろうか?


Gritz さんに教えてもらったサイトは,コメント欄に埋もれさせておくのはもったいないので,ここでも紹介させていただくが,
http://www.dovesong.com/
それでもやっぱり完全版ではないという点で,中途半端な感じがぬぐえないのは,欲が深すぎるでしょうか・・・?

Black Gospel 以外の Mountain Gospel とか Southern Gospel にも興味をそそられている今日この頃であります。
2007年3月29日 21時08分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年03月27日(火)
Five Blind Boys Of Mississippi 1947-1954
The Five Blind Boys Of Mississippi "1947-1954" [Acrobat ADDCD 3003]

リリース元である Acrobat Music のサイトは全く更新されていないが,いつのまにか,こんな CD が発売されていた。
Five Blind Boys Of Mississippi の新譜情報は HMV でメール・サービスを登録していたが,なぜか,このアルバムは Blind Boys Of Mississippi の作品としてデータ化されているため,全く気が付いていなかった。

Acrobat の CD は タワレコ がいちばん安いのだが,気が付いたときには後の祭りで,難波や茶屋町では売り切れていたので割高ではあったが,1枚だけ在庫のあったアマゾンで入手。

AMG や各ネットショップのデータでは,アルバムタイトルが "1945-1950" となっているが,収録されているのは 1947 年から 1954 年の作品。
こんなありがたい CD にケチを付けるとバチが当たるかもしれないが,聴き終わった後,何とも中途半端な感じがして仕方が無い。

"Save A Seat For Me" や "You Done What the Doctor Couldn't Do" などの,1950 年代後半の作品も CD 化してくれるのだろうか? 続編が予定されているのであれば,Vol. 1 などと表示してありそうなものだが・・・?
Vol. 2 があるなら,やはりレーベルを超えた形で年代順に Vee Jay や Checker 時代の作品も収録してもらいたいが・・・。

何はともあれ,Archie Brownlee 師の声が,これだけまとめて聴けるアルバムは今までに無かったので,その点だけでも,いくら評価しても評価しすぎることの無い,素晴らしい CD 。
Sam Cooke や Ray Charles のファンだけでなく,全てのソウル・ファン・・・音楽ファンにとって必聴のアルバムであります。

もちろん Mick Jagger のファンも聴いておく必要がある。
Bobby Womack は,ストーンズが "It's All Over Now" をカバーし,自分たちのバージョンよりヒットさせたのに腹を立てて,Archie Brownlee 師などに比べれば「コイツ(Mick Jagger)は歌手なんかじゃない」と,Sam Cooke に愚痴をこぼしていたらしい・・・(^_^;)
2007年3月27日 21時31分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2007年03月17日(土)
Ronnie Milsap 40 #1 Hits
Ronnie Milsap "40 #1 Hits (2 CDs)" [Virgin 8 48871 2]

http://www.amazon.com/40-1-Hits-Ronnie-Milsap/dp/B00004TIQ4/
ほとんどの曲が重複しているのだけれども,\2k 以下という手頃な値段のものが見つかったので入手。
Virgin という RCA とは全く関係のなさそうなレーベルからリリースされているが,再録ではなく全てオリジナル。

同じ RCA 時代のベスト盤でも "The Essential" とはちがってリリースされた順番そのままに収録されている。最後の2曲(当時の新曲) と一部の例外を除いて,アルバム・タイトル通りカントリー・チャートでの No.1ヒットという基準で選曲されているため,RCA での最初のシングルだった Dan Penn 作の "I Hate You"(10位) が入っていないのは残念だが,大好きな "Too Late To Worry Too Blue To Cry" が収録されているのは,うれしい。
ライナーも充実していて,1曲ごとに Ronnie Milsap 自身のコメントが掲載されていた。

"Too Late To Worry 〜" のオリジナルは,Al Dexter というシンガーの1944年のヒット曲なのだが,Ronnie が参考にしたのは Glen Campbell のバージョンだったということで,探してみると,今のところボックス・セットにしか収録されていないようで,ちょっと手が出ない。
○ Glen Campbell "The Legacy (1961-2002)"
http://music.barnesandnoble.com/search/product.asp?z=y&EAN=724359049328&itm=16

"Too Late To Worry 〜" を歌っているシンガーのリストを見ていると,Esther Phillips の名前が・・・。
彼女の Atlantic 時代のアルバムは Collectables 盤 で集めてしまったので,↓のベスト盤は買わなくてもよいと思っていたのに・・・(^_^;)
○ Esther Phillips "The Best of (1962-1970)"
2007年3月17日 08時56分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年03月14日(水)
Keith Richards on Youtube
新作 が出たのをきっかけに,前作の "Frantic" で Don Nix の "Goin' Down" を歌っていたのを思い出し,ひょっとしたら・・・と考えて YouTube で探してみると,Bryan Ferry のは見当たらなかったが,キースのビデオがアップされていた。
"Goin' Down"
http://www.youtube.com/watch?v=Tx2D_WF0ZdU
Performed at Sevilla's Guitar Legends

当時 TV で放映されたとき,いっしょに見ていた Jeff Beck マニアでもあるカミサンに鼻で笑われたが,キースにしては指も動いているし,音もそれほど外していない・・・(^_^;)
ちなみに,この "Goin' Down" のオリジナル(?) が収録されている Moloch のアルバムが最近ボートラ付きでリイシューされた。昨年,中古ショップで見つけて,そのうち紹介する予定だったのだが・・・。
◎ Moloch "Moloch" [Enterprise/P-Vine PCD-5173]
http://www.amazon.com/Moloch/dp/B00005J961/

同じコンサートで "Somethin' Else" も歌っているけれども,こちらは Robert Cray がギターを弾いているので,キース・マニア以外にも楽しんでもらえるはず。
"Somethin' Else"
http://www.youtube.com/watch?v=ivLw77vU_N8


Willie Nelson のコンサートにゲスト出演しているビデオも見つかった。
"We Had It All"
http://www.youtube.com/watch?v=fBKIpPJY4o4
Willie and Keith Live at the Wiltern Theatre in Los Angeles

できれば,キース一人で歌っている のを聴きたかった。
CD では,Dobie Gray と Donnie Fritts の名前を挙げてから歌い始めていた。
◎ Willie Nelson & Friends "Outlaws And Angels" [Lost Highway B0002794-02]

"Dead Flowers"
http://www.youtube.com/watch?v=0Gzglg7WDmQ

Hank Williams III と Ryan Adams も加わっているが,キースと Willie Nelson に比べると,どうしても小物・・・チンピラの感は否めない。
生意気にも Ryan Adams は,キースのギターにからもうとしているようだが,十年早い・・・(^_^;)


Bryan Ferry の新作でも,ビシバシと決まるタイトなドラムを叩いていた Andy Newmark と,Willie Weeks のコンビ (Sly "Fresh" のドラマーと Donny Hathaway "Live" のベーシスト) をバックに従えたロニーのソロ・コンサートのビデオもアップされていた。。

Ron Wood and Keith Richards in London at Kilburn Theatre July 1974 for Ronnie's first album promotion
"Am I Grooving You"
http://www.youtube.com/watch?v=2jzDlF9I8X0
"Take A Look At The Guy"
http://www.youtube.com/watch?v=QI-TERydqrg
"Act Together"
http://www.youtube.com/watch?v=fNYUjXjbxLc
"Forever"
http://www.youtube.com/watch?v=knVJehWuye4
"Crotch Music"
http://www.youtube.com/watch?v=ckCAFDU9lI0
"I can feel the fire"
http://www.youtube.com/watch?v=BlTHZqse1yY

衣装を見ると,ロニーが主役だというのはよくわかるが,ロッドもゲスト参加しているし,キースもキーボードまで弾いたりしてなかなか活躍している。
レココレ掲載のインタビューで,Andy Newmark は,キースやミックが Willie Weeks を非常に気に入っていたので,新しいベーシストが Darryl Jones に決まったときは驚いたと語っていたが,ベーシストに関しての最終的な決定権はチャーリーにあり,チャーリーが Darryl を選んだのだろうと思われる。


New Barbarians で "Let's Go Steady" と "Apartment #9" を歌うキースの姿も見ることができた。・・・感慨無量・・・(T_T)

"Let's Go Steady - Apartment #9"
http://www.youtube.com/watch?v=w4si9Ntx814


Live Aid で Dylan と共演したビデオもあった。
舞台裏でもいろいろトラブルがあったようだが,そもそもこの3人のアコギだけというのは無茶苦茶な話で,キースやロニーはいったい何をしに出て行ったのか?
Dylan 一人でやらせておけばよかったのに・・・。
"Blowin' In The Wind"
http://www.youtube.com/watch?v=r6S7rAgx81c

ストーンズのコンサートに Dylan がゲスト出演したときのビデオもあったが,ミックと Dylan がからむ姿より,キースとロニーと Dylan の3ショットのほうがしっくりしているように感じるのは,なぜだろう?
"Like a Rolling Stone"
http://www.youtube.com/watch?v=pTqEW2em0u4
live in Brazil on the South American leg of the Bridges to Babylon world tour
2007年3月14日 21時36分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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インフルエンザ C?
先日,くしゃみと鼻水が止まらなくなり,今年も花粉症の季節が始まったかと思って,去年の残りの薬を飲み一日休んでいたら,くしゃみと鼻水は治まったものの,今度は熱がどんどん上がり始め,とうとう39度を越えてしまった。

病院で検査をしてもらうと,インフルエンザではないがウィルス性の風邪だという診断だったのだけれども,医者の手元に置いてある検査シートのようなものを見ると,A と B の部分は真っ白だが C の辺りに赤い線が・・・?

帰宅してネット上で検索してみると,インフルエンザ C というのは,A や B より症状が軽く流行性もないが,乳幼児に多く感染し、遺伝子がほとんど変化しないので免疫が一生続く・・・ということらしいが・・・(^_^;)

その時の点滴や投薬のおかげか,あるいは,ほとんど一日中なめ続けている「はなのど飴」(もちろんノンシュガー・タイプ) が効いているのか,その後,花粉症の症状はほとんど出ていないけれども,39度超の熱で脳細胞の何%かがまた死んでしまったらしく,思考力が衰える一方なのは情け無い・・・(T_T)
2007年3月14日 20時52分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年03月12日(月)
Dylanesque
Bryan Ferry "Dylanesque" [Virgin/EMI TOCP-66669]

1. Just Like Tom Thumb's Blues
2. Simple Twist Of Fate
3. Make You Feel My Love
4. The Times They Are A-Changin'
5. All I Really Want To Do
6. Knockin' On Heaven's Door
7. Positively 4th Street
8. If Not For You
9. Baby, Let Me Follow You Down
10. Gates Of Eden
11. All Along The Watchtower

前作 "Frantic"(2002) でも Dylan の曲を2曲採り上げていたし,ソロ第1作 "These Foolish Things"(1973) や第2作 "Another Time, Another Place"(1974) でも1曲ずつ歌っていたので,Bryan Ferry は Bob Dylan が好きなのだろうとは思っていたが,今回の新作は,全曲 Dylan のカバー。

Bryan Ferry は Bob Dylan に一度も会ったことがなく,もし会ったら "I hope you don't mind." と言うつもりらしいが,このアルバムを聴いた Dylan が,"I don't mind." と言ってくれるかどうか・・・?

このアルバムにおいて,Dylan の曲は単なる素材としてしか扱われておらず,完全に Bryan Ferry のスタイルで歌われ,演奏されている。
そこには Bob Dylan に対するリスペクトや憧れなどは感じられず,むしろ,アメリカン・ルーツ・ミュージックを具現化する巨人に対する対抗心のような感情さえうかがえる。
それは,たかだか数百年の歴史しか持たないアメリカに対する,かつての宗主国であるイギリスの誇りみたいなものかもしれない。
ただ,Bryan Ferry 自身は,それが単なる空威張りに過ぎないことを十分自覚していて,その虚しさを胸に抱きながら歌う歌には,Bob Dylan のオリジナルからは決して味わうことのできないセンチメンタリズムが漂っている。

最近の YouTube の充実度(?)は凄まじく,このアルバムからのビデオ・クリップも早速アップされてい・・・たのだが,This video has been removed due to terms of use violation. ということで,アッという間に削除されてしまった (^_^;)
今のところ残っているのは,↓ だけのようだ。
"Positively 4th Street"
http://youtu.be/6RJKWIeHz0c



↓ では,Marlene Dietrich の大ヒット曲だったという "Falling in Love Again" のあと,"A Hard Rain's A-Gonna Fall" を歌っているが,客席には Bob Dylan の姿があり,ほとんど苦虫を噛み潰したようなしかめっ面をしているけれども,最後のほうで少しだけ苦笑いをしているように見える。"I don't mind." と思っていただろうか・・・?
Bryan Ferry - Stockholm, Sweden 2000
http://www.youtube.com/watch?v=azCOL5IQM0M

1973年当時の "A Hard Rain's A-Gonna Fall" のビデオもアップされているが,これは今見ると,かなり不気味で,さすがにちょっと気持ちが悪い・・・(^_^;)
A HARD RAIN'S A-GONNA FALL - BRYAN FERRY (1973)
http://www.youtube.com/watch?v=JYP3NKOr98U
2007年3月12日 22時27分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年03月03日(土)
Lucinda Williams "West"
Lucinda Williams "West" [Lost Highway UCCU-1146]

僕の貧弱なボキャブラリでは形容の仕様が無いほど素晴らしいアルバム。
彼女が作りたかったという「成熟しているけれどもヒップなアルバム」になっているのではないか?

今どんな音楽が流行しているかとか,誰がグラミー賞をもらったかなどには全く興味が無いけれども,既にカントリー,フォーク,ロックという部門で受賞している Lucinda Williams が,このアルバムでどの部門のグラミー賞を受賞するのかは,気になる。
ちょうどほぼ同世代で,同じように Blues や Soul や Rock など,いろいろな音楽を聴いて育ってきたのだろうな・・・と共感できる部分が多く,最近 Country を聴き始めたことも,その共感できる範囲を広げてくれたようだ。

日本盤には,"Live @ The Fillmore" でバックを務めていたバンドによるデモが,2曲だけだがボーナス・トラックとして収められていて,本番と聴き比べることができるようになっている。ボーカルは,本当に,デモのものがそのまま使用されたらしい。


Norah Jones の新作 "Not Too Late" もほとんど同時に入手して聴き始めたのだけれども,年齢が二回り近く違っているので仕方がないとはいえ,成熟の度合いでは全く話にならず,Lucinda のアルバムを聴くほうが圧倒的に多い。
恋人といちゃつきながら仲良しのバンドで和気藹々と録音したアルバムと,母親を亡くし恋人とも別れた状態で新しいプロデューサやミュージシャンを迎えて録音したアルバムという違いもサウンドに表れているように思う。
それにしても,Norah Jones のアルバムが1作目をピークにしてだんだん生ぬるくなっているように感じてしまうのは,僕の気のせいか・・・?


Lucinda Williams と Norah Jones は,Keith Richards との3ショットの写真がある。
http://www.keithrichards.com/index_flash.html
Gallery → Sets - 10
July 2004 'Return to Sin City: A Tribute to Gram Parsons' Concert
↑ のコンサートで,キースが Norah と歌った "Love Hurts" は,絶品だった。これを見て,キースというミュージシャンに,また惚れ直してしまったと言っていい。
Norah Jones & Keith Richards - Love Hurts
http://www.youtube.com/watch?v=inc3d2LudEA

Lucinda Williams も "Love Hurts" を歌ったことがあり,そのデュエット・パートナーは,Little Milton 。
◎ Little Milton "Welcome To Little Milton" [MALACO MCD 7500]
http://music.barnesandnoble.com/search/product.asp?z=y&EAN=048021750023&itm=5
Little Milton 唯一のグラミー賞ノミネート作品らしい。いつもより余計にお金をかけて,豪華なゲストに参加してもらいました・・・という,賞狙いが見え見えの企画アルバムで,内容はもう一つ。
ただ,Lucinda が Donnie Fritts と "Breakfast In Bed" をデュエットしていたときは,代わりにオレが・・・とも考えたが,相手が Little Milton では,出る幕が無い (^_^;)
2007年3月3日 10時40分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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