ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2008年08月24日(日)
小椋 佳 『彷徨』
小椋 佳 『彷徨(さまよい)』 [Polydor POCH-1341]

岡林さん と並んで,むか〜し愛聴していたのが,小椋佳。
別に,小椋佳が好きで小椋佳を聴き始めたわけではないのだが,・・・。

そもそもの始まりは,第61回芥川賞受賞作『赤頭巾ちゃん気をつけて』(庄司薫) が映画化され,そのヒロイン下条由美を演じていた森和代という女優に一目惚れしてしまったこと・・・。
この『彷徨』というアルバムのジャケ写を飾っている女性が,森和代。右上の小さな,後ろ姿の男性はおそらく,その映画で薫くんを演じていた岡田裕介。
岡田裕介のほうは完全に親の七光りによる起用だったが,森和代は当時「装苑(そうえん)」という女性向けのファッション雑誌のモデルをしていて,オーディションで採用されたはず。二人とも俳優としては素人で,大根役者そのものだったけれども,このコンビでもう1作『初めての旅』という映画が作られ,そのサントラのような扱いで二人がナレーションを担当したアルバムが,ぼくと小椋佳との出会い。
◎ 『青春−砂漠の少年−』 [Polydor POCH-1580]
 作詞・作曲・唄 / 小椋 佳
 ナレーション / 岡田裕介,森和代
 脚本・構成 / 山本 圭

第2作もナレーション入りだったが,岡田裕介のみの出演だったので,パス・・・(^_^;)
そして,第3作としてリリースされたのが,表題の『彷徨』で,ナレーションは入っていなかったが,ジャケ買い。
当時の森和代の可愛らしさは,裏ジャケの写真のほうがよく分かる。

どことなく,Laura Lee に似ているかも・・・(^_^;)
当時,非常に恥ずかしい思いをしながらファッション雑誌の「装苑」を購入し,彼女の写真を切り抜いてボール紙で裏打ちし,参考書などのしおりとして利用していた。
そんな彼女がいつのまにか森本レオと結婚し,引退してしまったときには落ち込んだ・・・(^_^;)


不純な動機で聴き始めた小椋佳だったが,アルバム単位で最もよく聴いたのは,↓ 。
◎ 『残された憧憬〜落書〜』 [Polydor POCH-1344]
トータル・アルバム的な作りになっていて,元モップスの星勝によるアレンジが素晴らしい。
Special Thanks to Following Artists としてクレジットされているミュージシャンは以下の通り。
星勝・安田裕美・細野晴臣・林立夫・深町純・矢野誠・井上陽水・高中正義・告井延隆・鈴木明子・Linda Hennrick
2008年8月24日 11時49分 | 記事へ | トラックバック(0) |
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2008年08月23日(土)
見るまえに跳べ
岡林 信康 『見るまえに跳べ:岡林信康アルバム第二集』 [diskunion FJ-1002]

おかばやっサン の 2nd アルバム。
以前,東芝 EMI からリリースされていた CD は持っているが,それには「ロールオーバー庫之助」が諸般の事情により収録されていなかった。今回の紙ジャケ盤は,その曲が入っているのはもちろん,細部までオリジナルのアナログ盤の体裁にこだわった完全版。
1970年当時の新聞記事と最近のインタビューが掲載された小冊子が付いている。

岡林信康は,浅川マキ のように生で見ていたというわけではないが,このアルバムに収録されている「性と文化の革命」は,高校生のころ文化祭か何かでぼくがギターを弾いて歌わせ,ちょっとにらまれたりしたことがあるし,「愛する人へ」のコードも指が覚えている・・・はず・・・(^_^;)

今回リリースされたのは URC レコード時代の3枚のアルバム で,引き続き,当時のライブ盤 も発売される予定。
diskunion の若い連中が岡林さんに直談判した結果・・・ということらしいが,怖いもの知らずというか何というか・・・(^_^;)


このアルバムでは,はっぴい えんど との共演がちょうど Bob Dylan と The Band の関係になぞらえられて当時非常に話題になった。はっぴい えんど の連中はこの共演をあまり評価していないようだが,個人的には,彼らの一連の楽曲よりは,ここで聴ける「堕天使ロック」や「ラブ・ゼネレーション」などの疾走感あふれる日本語ロックのほうが,お気に入り。その「ラブ・ゼネレーション」などの作者である早川義夫がレコーディング・ディレクター。

URC 時代の編集盤『大いなる遺産』[URC URH-5002] にも はっぴい えんど が演奏している曲が含まれていて,それも紙ジャケ化されることになっているようだが,当時日本ビクターから発売されていた『岡林信康の世界 第2集』[Victor SF-1001] に収録されていた「自由への長い旅」と「私たちの望むものは」の はっぴい えんど・バージョンも CD 化されるのだろうか・・・?
2008年8月23日 10時34分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年08月20日(水)
The Last Soul Company
Various Artists "The Last Soul Company (2 CDs)" [MALACO MCD 0230]

Disc I:
1. Looking For My Pig - Haran Griffin
2. I Can't Go Wrong - Eddie Houston
3. Red Cross Store - Fred McDowell
4. You Can't Find Love - Betty & Charles
5. Baby Let Me Kiss You - King Floyd
6. Mr. & Mrs. Untrue - Mighty Sam
7. For Old Time's Sake - Dorothy Moore
8. Trouble Blues - McKinley Mitchell
9. Sweet Life - Fern Kinney/Frederick Knight
10. Seeing You Again - Ruby Wilson
11. Night Like This In Georgia - G.C. Cameron
12. Shade Tree Mechanic - Z.Z. Hill
13. Part Time Lover - Formula V
14. Bad Risk - Latimore
15. Rock Me - Mosley & Johnson

Disc II:
1. My Dog And Me - Little Milton
2. You Gotta Hurt Before You Heal - Bobby "Blue" Bland
3. Still Crazy - Johnnie Taylor
4. Your Husband Is Cheatin' On Us - Denise LaSalle
5. I'll Always Love You - The Beat Daddys
6. Clean Out Your Dresser - Poonanny
7. Please Don't Let Our Good Thing End - Dorothy Moore/Z.Z. Hill
8. Man Of The House - Artie 'Bluesboy' White
9. Who Is Betty - Shirley Brown
10. Hen Pecked - Bobby Rush
11. Never Ever Let Go - Tyrone Davis
12. I've Been Having An Affair - Tonya
13. Woman In Need - Mel Waiters
14. Don't Make Me Creep - Stan Mosley
15. Walk By - Carl Sims

Little Milton も含めて,Z.Z. Hill,Johnnie Taylor,Bobby "Blue" Bland,Denise LaSalle など,超のつくベテラン・シンガーたちの所属していた The Jackson, MS-based MALACO label が,30周年を記念して1999年にリリースした編集盤。
CD 6枚組のボックス・セットもあるが,手元にあるのは2枚組のダイジェスト版。それでも十分おなかいっぱいになる。

○ V.A. "The Last Soul Company: Malaco, A Thirty Year Retrospective (6 CDs)"
米アマゾンの最安値が International shipping に対応していれば食指も動くのだが・・・,残念ながら手持ちの CD とのダブリも多すぎるし・・・(^_^;)

特に,サザン・ソウル系の曲を集めた編集盤との重複が多いのが,困る。
◎ V.A. "Southern Soul Cellar (2 CDs)" [MALACO/dome CD 33X] -2002
◎ V.A. "Southern Soul Cellar 2 (2 CDs)" [MALACO/dome CD 41X] -2003

最近も,MALACO の中でも どディープ な曲を集めた ↓ のような編集盤がリリースされたし・・・。
◎ V.A. "Soul Chant: The long lost Malaco recordings of Betty & Charles and Eddie Houston" [Soulscape SSCD 7006] -2007

"The Last Soul Company" に収録されていて,↑ に入っていない Betty & Charles "You Can't Find Love" は,↓ で聴くことができる。
◎ V.A. "Troubled Waters: Deep Soul From The Deep South" [Grapevine GVCD 3010] -2003
このあたりの楽曲は,CD で20曲以上も通して聴くと,おなかいっぱいを通り越して胸やけがしてしまい,体力気力とも消耗が激しい。
シングル盤で1曲ずつ聴くのが「正しい」聴き方なのかも・・・(^_^;)
2008年8月20日 21時16分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年08月17日(日)
Little Milton "Welcome To The Club"
Little Milton "Welcome To The Club: The Essential Chess Recordings (2 CDs)" [Chess/Universal MVCE-30021/2]

Little Milton の Chess 時代の編集盤 CD 。
掘り出し物・・・というには中途半端な値段(\2,480) だったが,中古ショップでのチェック・リストに入れて,ず〜っと探していたアルバムの一つ。
Not on LP のシングル曲だけでなく,Previously unreleased の曲も収録されているのが貴重。
CD 2枚組で,1枚目には "St.Louis To Chi-Town"(1962-66),2枚目には "Color My Blues Bright"(1966-69) というサブ・タイトルが付いている。

'60 年代末の,Jimmy Hughes "Steal Away" のカバーなどは,続く Stax での Blues 'N Soul の先駆けのようだし,おもしろいところでは "Things Go Better with Coke" という Coca Cola の CM ソングが2バージョンも収録されていて,当時の Little Milton の人気のほどが想像できる。

コレを聴いて,同じように以前からチェック・リストに入れてあった,Chess 以前の Sun や Bobbin で録音した作品集 ↓ を,ネット・ショップで注文してしまった・・・(^_^;)
○ "Anthology 1953-1961"


↓ は,もちろん,このブログ・タイトルの元ネタ の一つ。
◎ "Blues 'N Soul" [stax SCD-8518-2] -1974
↑ のアルバムでも,すでに "+ c" を付け加えることが運命付けられていたかのように,Charlie Rich のカントリー・ヒット "Behind Closed Doors" がカバーされていた。

表題の CD のライナー(Cary Baker) によると,Little Milton は '40 年代,親子でいっしょに Grand Ole Opry を聴いて Roy Rogers モデルのギターを通販で入手し,"Who knows," he[Little Milton] says, "I might've become another Charley Pride." ということだったらしい。

B.B. King や Bobby "Blue" Bland からの影響が大きい Little Milton ではあるが,Sam Cooke のカバーも残している。
● "The TK Sessions: Friend Of Mine/Me For You. You for Me" [SEQUEL NEX CD 168] -1991
↑ の CD は廃盤状態だが,1枚ずつでも CD 化されているようだ。
2008年8月17日 23時26分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年08月16日(土)
The Jamie Singles Collection
Barbara Lynn "The Jamie Singles Collection 1962-1965 (2 CDs)" [Jamie/Guyden JAMIE 3906]

Barbara Lynn の Jamie 時代のシングル集。15枚のシングル全30曲と,ボーナス・トラックとして擬似ライブ仕立ての2曲が追加されている。

すべて,以前 Bear Family からリリースされていた2枚の CD で聴くことができる。
◎ "You'll Lose A Good Thing" [Bear Family BCD 16207 AH] -1997
◎ "Promises" [Bear Family BCD 16208 AH] -1997
↑ の CD には,Jamie 時代の作品が 計58トラック 収録されている・・・ということは,58−32=26 トラックが,今回の CD には入っていない。
米アマゾンで星二つという低評価なのも当然か・・・。
アルバム・タイトルが "Singles Collection" なのだから,LP の収録曲などが含まれていないのは当たり前といえば当たり前なのだが・・・。
過去に CD 化されたものは廃盤になってしまっているので,入手のしやすさという点では,このアルバムも評価できるかも・・・(^_^;)

◎ "You'll Lose A Good Thing" [Jamie/Sound of the Fifties GTCD 002] -1992
↑ Jamie 時代の唯一のアルバムに6曲追加された CD は,日米アマゾン共とんでもない値段が付いていて,ジャケ写はこの CD なのに,Product Details を見ると,Label: Bear Family となっている・・・?


ストーンズがカバーした "Oh! Baby (We Got A Good Thing Goin')" の B 面曲 "Unfair" の作者は D. Pennington,つまり Dan Penn 。
2008年8月16日 08時36分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年08月15日(金)
Dan Penn "Junkyard Junky"
Dan Penn "Junkyard Junky" [dandy records DND002]

Dan Penn の新作。

アマゾンに出品される気配はなさそうだし,前作のように,来日公演をプロモートした Tom's Cabin からリリースされる気配もなさそうだし・・・ということで,公式サイト でオーダーした CD が届いた。注文したのが8月3日で到着したのが12日。

前作は,いくら DEMO SERIES 1 だとは言え,サウンドがあまりにもチープだったので少々がっかりしたところもあった。
今回も,DEMO SERIES 2 ということでちょっと心配していたが,公式サイトでサンプルを聴き,注文することにした。
前作同様,Carson Whitsett の One Man Band というようなクレジットもあるが,前作に比べれば充実したサウンドになっている。

今のところ,いちばんのお気に入りは,その Carson Whitsett の One Man Band の演奏による "Midnight Rainbow"。
作者は,Jonnie Barnett, Carson Whitsett, Dan Penn の3人。この CD は,亡くなってしまった Jonnie Barnett と Carson Whitsett に捧げられている。

Carson Whitsett の若いころの写真は,↓ のブックレットで見ることができた。
◎ Tommy Tate "Hold On: The Jackson Sessions rare and unreleased" [Soulscape SSCD 7010] -2008
ジャケ写にある Tommy Tate のアップは,The Imperial Showband という白人4人,黒人1人の混成バンドの写真の一部を拡大したもので,全体写真で隣に写っているのが Carson Whitsett だった。
Carson Whitsett は,James Carr "Hold On" を Tommy Tate と共作しているほか,Malaco のセッションでキーボードを担当していたり,The MG's が分裂した後 Booker T. の代わりを務めたりしているミュージシャン。
◎ The MG's "The MG's" [Stax SCD-8577-2] -1992
Johnny Adams の遺作 "Man Of My Word" に,Dan Penn, Jonnie Barnett といっしょに曲を提供しているし,前作 "One Foot In The Blues" のタイトル曲もその3人の共作曲だった。
2008年8月15日 09時04分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2008年08月12日(火)
ORITO "The Immortal Soul"
ORITO "The Immortal Soul" [Victor VICP-64184]

この2月23日に急逝した ORITO こと 折戸都志郎(1964-2008) のトリビュートベストアルバム。

ぼくが ORITO が亡くなったことを知ったのは,Al Green の新作 "Lay It Down" の日本語解説(二木崇)。
7月に東京や大阪で行われたトリビュート・コンサートの模様は,オフィシャル・ブログ などに紹介されている。

このアルバムの 1.〜 5. は1995年にリリースされた ↓ の収録曲。
◎ Orito "Soul Joint (Japanese version)" [Victor VICP-5563]
Al Green "Let's Stay Together" や Sam Cooke "I'll Come Running Back To You" をカバーしている。

当時,タモリの音楽番組に出演 したり,ORITO Special などという特集番組 が作られていて,Youtube にアップされている。

Sam Cooke の曲をカバーしていなければ,聴くことはなかったかもしれないシンガーではあるが,その Sam Cooke カバーは,かなりお気に入り。
"I'll Come Running Back To You" のカバーとしては,Eddie Hinton のバージョンもオススメ。"Letters From Mississippi" のアルバムは入手が難しいかもしれないが,↓ に収録されている。
◎ V.A. "Country Got Soul Volume 1" [CASUAL LOUPE004CD] -2004
Epic 時代の Roy Hamilton のバージョンは,↓ の編集盤でも聴ける。
◎ Roy Hamilton "Don't Let Go - EPIC R'N'B from The Golden Boy" [Shout!/rpm SHOUT 27] -2006


● ボ・ガンボス(BO GUMBOS) "SHOUT!" [FILE BO-002D]
↑ 同じ日本人で素晴らしい Sam Cooke カバーを残している どんと (1962-2000) も夭折しているし,Eddie Hinton(1944-1995) や Roy Hamilton(1929-1969) も若くして亡くなっているのは,Sam Cooke が,あの世から呼び寄せているのだろうか・・・?
2008年8月12日 20時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年08月09日(土)
Conway Twitty "Looking Back"
Conway Twitty "Looking Back: The Very Best of The MGM Recordings (2 CDs)" [MGM/rpm RPMD 246]

Disc I
1. It's Only Make Believe 2. I'll Try 3. I Vibrate 4. When I'm Not With You 5. Story Of My Love 6. Make Me Know You're Mine 7. Mona Lisa 8. Sentimental Journey 9. Hey Little Lucy 10. Heavenly 11. Just Because 12. Danny Boy 13. Hey Miss Ruby 14. Lonely Blue Boy 15. Blue Moon 16. Foggy River 17. Trouble In Mind 18. Pretty Eyed Baby 19. Hurt In My Heart 20. Tell Me One More Time
Disc II
1. What Am I Living For 2. Knock Three Times 3. What A Dream
4. Is A Bluebird Blue
5. Flame 6. Long Black Train 7. Next Kiss 8. Tree In The Meadow 9. Man Alone 10. Tower Of Tears 11. I Can Hear My Heart Break 12. It's Driving Me Wild 13. Portrait Of A Fool 14. There Is Something On Your Mind
15. Looking Back
16. It's Too Late 17. Big Boss Man 18. Don't Cry No More 19. She Ain't No Angel 20. Got My Mojo Working

Dan Penn が 新作 "Junkyard Junky" でセルフ・カバーしている "Is A Bluebird Blue" は,Dan Penn の,プロの作曲家としてのデビュー曲。(『スウィート・ソウル・ミュージック』pp.219-)
Conway Twitty が1960年にリリースしたシングル盤に,"She's Mine" という曲とのカップリングで収録されていた。

この CD 2枚組セットは,Conway Twitty がカントリー・チャートでヒット曲を連発する前,まだプレスリー直系のロックンロールを中心に歌っていた時代(1958-1963) の作品集。
自作曲やポップなスタンダード曲のほか,Blues や R&B の有名曲を取り上げて歌っているが,逆に,後に R&B/SOUL のシンガーによってカバーされた曲もある。

◎ Sam Moore "Overnight Sensational" [Rhino WPCR-12433] -2006
最初の No.1 ヒットである "It's Only Make Believe"(Pop Singles: 1,Black Singles: 12) は,↑ でカバーされており,Roy Hamilton が1969年に American Studios で録音したバージョンが最近 CD 化された。
◎ Roy Hamilton "Tore Up - The RCA & AGP Singles" [Shout!/rpm SHOUT 44] -2008
↑ の冒頭に収録されている5曲が,Elvis Presley "From Elvis In Memphis" と同時期に Chips Moman と Tommy Cogbill のプロデュースによって録音された曲。Roy Hamilton が昼,Elvis Presley が夜のセッション。
そのうち,"Dark End Of The Street" は,James Carr の Roy Hamilton's version is almost as good as mine. というコメントつきで,↓ に収録されたことがある。
◎ V.A. "Dave Godin's Deep Soul Treasures: Taken From Our Vaults, Vol. 4" [KENT CDKEND 230] -2004

2008年8月9日 07時25分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年08月03日(日)
The Gospel Soul of Sam Cooke
Sam Cooke "The Gospel Soul of Sam Cooke (2CDs)" [PRIMO PRMCD6074]

Disc I
1. Peace In The Valley 2. How Far Am I From Canaan? 3. It Won't Be Very Long 4. Just Another Day 5. Come And Go To That Land 6. He'll Make A Way 7. Any Day Now 8. I'm So Glad (Trouble Don't Last Always) 9. One More River 10. Be With Me Jesus 11. Pilgrim Of Sorrow 12. Touch The Hem Of His Garment 13. Farther Along 14. Wonderful 15. Jesus, I'll Never Forget

Disc II
1. Must Jesus Bear This Cross Alone? 2. Jesus, Wash Away All My Troubles 3. That's All I Need To Know 4. Nearer To Thee 5. I Don't Want To Cry 6. Lord Remember Me 7. Mean Old World 8. That's Heaven To Me 9. Were You There? 10. End Of My Journey 11. Forever 12. Lovable 13. Summertime 14. You Send Me

なぜか,アマゾンでは "The Gospel Sound of Sam Cooke" というタイトルになっていて,CD 2枚組なのにトラック・リストが1枚分だけしかアップされていない。Made in Czech Republic というクレジットがある廉価盤。
内容が重複しているのは分かっているが,タワレコの店頭にあったのを見て,衝動買い。
紛らわしいタイトルだが,Specialty からリリース されていた "The Gospel Soul of Sam Cooke" の Vol.1 と Vol.2 を 2on1 にしているわけではないので,ご注意。

ゴスペル時代から "You Send Me" までを収録した2枚組セットとしては,↓ のほうがオススメ。
● Sam Cooke "Forever (2 CDs)" [Not Now NOT2CD254]


7月末に発売される予定 だった紙ジャケ(SHM-CD) 盤 は,8月末に延期された。 発売中止・・・?
○ "Tribute to the Lady" [UICY-99544]
○ "Sam Cooke at the Copa" [UICY-93545]
○ "Ain't That Good News" [UICY-93546]

まだ例によって HMV だけの情報だけれども,9月には "Keep Movin' On",10月には "One Night Stand" が SHM-CD 盤でリリースされるらしい。以前,ご予約商品としてアップされていた "GOLD" というアルバムは発売中止になったようで,商品リストから消えてしまった。よくあることだが,HMV の新譜情報はあまり当てにならない・・・(^_^;)

○ Sam Cooke "Around The World 1957"
その HMV のリストには ↑ のようなタイトルの CD が8月末発売予定の France 輸入盤としてアップされている。
ひょっとすると LP "Cooke's Tour" のリイシューかと期待したが,トラック・リストを見ると別のアルバムだった。
2008年8月3日 20時37分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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