小椋 佳 『彷徨(さまよい)』 [Polydor POCH-1341]
岡林さん と並んで,むか〜し愛聴していたのが,小椋佳。
別に,小椋佳が好きで小椋佳を聴き始めたわけではないのだが,・・・。
そもそもの始まりは,第61回芥川賞受賞作『赤頭巾ちゃん気をつけて』(庄司薫) が映画化され,そのヒロイン下条由美を演じていた森和代という女優に一目惚れしてしまったこと・・・。
この『彷徨』というアルバムのジャケ写を飾っている女性が,森和代。右上の小さな,後ろ姿の男性はおそらく,その映画で薫くんを演じていた岡田裕介。
岡田裕介のほうは完全に親の七光りによる起用だったが,森和代は当時「装苑(そうえん)」という女性向けのファッション雑誌のモデルをしていて,オーディションで採用されたはず。二人とも俳優としては素人で,大根役者そのものだったけれども,このコンビでもう1作『初めての旅』という映画が作られ,そのサントラのような扱いで二人がナレーションを担当したアルバムが,ぼくと小椋佳との出会い。
◎ 『青春−砂漠の少年−』 [Polydor POCH-1580]
作詞・作曲・唄 / 小椋 佳
ナレーション / 岡田裕介,森和代
脚本・構成 / 山本 圭
第2作もナレーション入りだったが,岡田裕介のみの出演だったので,パス・・・(^_^;)
そして,第3作としてリリースされたのが,表題の『彷徨』で,ナレーションは入っていなかったが,ジャケ買い。
当時の森和代の可愛らしさは,裏ジャケの写真のほうがよく分かる。
どことなく,Laura Lee に似ているかも・・・(^_^;)
当時,非常に恥ずかしい思いをしながらファッション雑誌の「装苑」を購入し,彼女の写真を切り抜いてボール紙で裏打ちし,参考書などのしおりとして利用していた。
そんな彼女がいつのまにか森本レオと結婚し,引退してしまったときには落ち込んだ・・・(^_^;)
不純な動機で聴き始めた小椋佳だったが,アルバム単位で最もよく聴いたのは,↓ 。
◎ 『残された憧憬〜落書〜』 [Polydor POCH-1344]
トータル・アルバム的な作りになっていて,元モップスの星勝によるアレンジが素晴らしい。
Special Thanks to Following Artists としてクレジットされているミュージシャンは以下の通り。
星勝・安田裕美・細野晴臣・林立夫・深町純・矢野誠・井上陽水・高中正義・告井延隆・鈴木明子・Linda Hennrick
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2008年8月24日 11時49分
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Past MUSIC in 2008 |
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