ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年11月23日(月)
Sam Cooke "tribute to the Lady"
Sam Cooke "tribute to the Lady plus bonus singles" [Remember RMB 75150]

Classic Album: Tribute To The Lady
1. God Bless The Child
2. She's Funny That Way
3. I've Got A Right To Sing The Blues
4. Good Morning, Heartache
5. 'Tain't Nobody's Bizness If I Do
6. Comes Love
7. Lover Girl
8. Let's Call The Whole Thing Off
9. Lover Come Back To Me
10. Solitude
11. They Can't Take That Away From Me
12. Crazy In Love With You (Crazy She Calls Me)

Classic Singles:
13. Everybody Loves To Cha Cha Cha
14. Little Things You Do
15. Only Sixteen
16. Let's Go Steady Again
17. There, I've Said It Again
18. One Hour Ahead Of The Posse
19. Happy In Love
20. I Need You Now

以前 CD 化されたことはあったものの廃盤になっていた Sam Cooke の3枚目のアルバム(1959) が久しぶりにリイシューされた。残念ながらジャケ写はオリジナルから変更されているが,ボーナス・トラックとして追加された曲の中には,初 CD 化の曲(18.) が含まれている。

● Sam Cooke "Tribute to the Lady (Hybrid) [SACD]" [ABKCO UIGY 7041]
● Sam Cooke "Tribute to the Lady: with Rene Hall Orchestra" [KEEN CD-2004]
↑ オリジナルのジャケット・デザインは,Sam Cooke のアルバムの中でもトップ・クラス。

背景の「赤」と「青」は,過去と未来,善と悪,聖と俗などを表し,その境界線上で斜め45度から後ろを振り向く Sam Cooke の姿は,彼の中にある苦悩・ブルースを表現しているような気がする。

このアルバムをリリースしてから十数年後,Sam Cooke は亡くなる前,次のアルバムで blues を取り上げるつもりだと,Lou Rawls に語っていたそうだ。
Sam talked to Lou a little about the kind of blues album he was planning to cut, something like Lou's recent hit, "Tabacco Road," but more downhome -- Muddy Waters, John Lee Hooker, nothing like he had ever done before. (p. 614 "Dream Boogie" by Pete Guralnick)

Lou Rawls には,Fame Gang をバックに,Sam Cooke の曲ばかりを歌ったアルバムがある。
■ Lou Rawls "Bring It on Home" [Capitol ST-479] -1970


表題の CD で初めて CD 化された "One Hour Ahead Of The Posse" は,"There, I've Said It Again" の B 面曲(1959, Keen 2105) で,Burt Ives という Folk singer の書いたカントリー調の曲。
歌詞は,The Songs of Sam Cooke のサイト内の The Songs で読むことができる。

2009年11月23日 00時03分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2009 / CDs of Sam Cooke |
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確か去年の夏頃にもSHMで紙ジャケ仕様の限定発売されてましたよね。
しかし初CD化の音源があるとなると、このCDは魅力です。
こうやって紹介していただくと、ほんと助かります。

"Keep Movin' On"のジャケも、これを改良したものでしょうか?
よく似ていますよね。
去年の夏の紙ジャケは全部,発売中止になったはずです。現物を見たことはありません。

"Keep Movin' On" のジャケットは,明らかに,このオリジナル盤のジャケ写に使用されたポートレイトをイラスト化したものですね。そのために,SACD(Hybrid) 盤では全く異なったポートレイトを使わなければならなかったと思われます。
Tribute to the Lady好きなアルバムです!
若々しくも、どこか中性的かつ切ない歌声でthe Ladyの名曲を歌う...堪りません(笑)
LP(勿論再発です..)は持ってますが、紙ジャケCDは買いのがしてしまって...
このオリジナルのジャケットはホント良いですね〜。愛着あります。
しかし、未発表音源といい魅力的ですが、
経済的に全然ついていけてないのが悲しいです...
すこしずつ追っていってます...

Lou Rawlsといえば旧友の遺志を引き継ぐように、
シナトラを凌ぐほどの地位を獲得しましたが、
日本での認識は低かったですね(汗)
かくいう私も多くの音源は聞いてないですが...


そう、リンクの件、申し訳ありませんでした(汗)
ウチのブログは、音楽から仕事から、
なんだか良く解らない感じなので...
リンクも自分の見ている所のブックマーク状態...
なもので、相互リンク頂いて恐縮です。
改めまして、
今後とも宜しくお願いいたします〜!
「紙ジャケ CD」は発売中止になったはずです。

Keen の音源の権利は,アメリカではやはり ABKCO と RCA/BMG の綱引きがあって複雑なようですが,最近ヨーロッパで,マイナーなブートのようなレーベルからではあるものの,比較的まとまった形で CD 化され始めています。
おそらく来年になれば,さらに曲数の多く安価な2〜3枚組の CD セットがリリースされると思われます。
あわてて買っても,ぼくのようにダブリが増えるだけです・・・(^_^;)
メジャーなレーベルがきちんとリイシューしてくれるとうれしいんですけどね。Allen Klein がいなくなっても,前途は多難・・・?

ace/Kent による Fame の倉庫の発掘が進めば,この Lou Rawls のアルバムのような,Fame が Capitol と契約していた時代の音源も CD 化してくれるのではないか・・・と期待しているのですが・・・・。

何はともあれ,今後ともよろしく・・・m(_ _)m
どうりで見当たらなかった訳ですね。
発売されてたらヤフオクにでも上がってるだろうし(^_^;)

来年の映画化による再燃に期待したいです。
マイケルなみに盛り上がってくれませんかね?
「映画」については,ABKCO の言うことですからね。期待はできません・・・(^_^;)
音と映像の権利は別物のようなので,実現するかもしれませんが・・・。

前にも書きましたが,本当に all the necessary master recordings を own していて,それが正当なものなのであれば,映画などという回りくどいことをせず,CD 化するのが先のはずです。
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