ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年11月15日(日)
Rod Stewart "Soulbook"
Rod Stewart "Soulbook" [RCA/JIVE 8697-30256-2]

1. It's The Same Old Song - The Four Tops (1965, R&B Singles: 2, Hot 100: 5)
2. My Cherie Amour featuring Stevie Wonder - Stevie Wonder (1969, R&B Singles: 4, Hot 100: 4)
3. You Make Me Feel Brand New duet with Mary J. Blige - The Stylistics (1974, R&B Singles: 5, Hot 100: 2)
4. (Your Love Keeps Lifting Me) Higher And Higher - Jackie Wilson (1967, R&B Singles: 1, Hot 100: 6)
5. Tracks Of My Tears featuring Smokey Robinson - The Miracles (1965, R&B Singles: 2, Hot 100: 16)
6. Let It Be Me duet with Jennifer Hudson - Jerry Butler & Betty Everett (1964, R&B Singles: 5, Hot 100: 5)
7. Rainy Night In Georgia - Brook Benton (1970, R&B Singles: 1, Hot 100: 4)
8. What Becomes Of The Broken Hearted - Jimmy Ruffin (1966, R&B Singles: 6, Hot 100: 7)
9. Love Train - The O'Jays (1973, R&B Singles: 1, Hot 100: 1)
10. You've Really Got A Hold On Me - The Miracles (1963, R&B Singles: 1, Hot 100: 8)
11. Wonderful World - Sam Cooke (1960, R&B Singles: 2, Hot 100: 12)
12. If You Don't Know Me By Now - Harold Melvin & the Blue Notes (1972, Hot 100: 3)
13. Just My Imagination - The Temptations (1971, R&B Singles: 1, Hot 100: 1)

Rod Stewart の新作。タイトルどおり,ソウルのカバー・アルバム・・・と言っても,ポップ・チャートでもヒットしている曲ばかりで,2. や 6. のようにシャンソン風の曲もある。
今なら Youtube でこのアルバムの TV 用の CM や収録曲の試聴などをすることができる。
Rod Stewart - Soulbook @ Youtube
Rod Stewart (NEW ALBUM: Soulbook) - Wonderful world @ Youtube

最近は余程のことがない限り,1枚の CD を何度もくり返して聴くということはないのだが,この数日は,これとその関連作ばかりを聴いていた。この1週間ほどで,今年最も多く聴いた CD になってしまったほど・・・(^_^;)
最初は,どうせボーナス・トラック付きの日本盤が出るだろうから,それを買えばいい・・・と思っていたのだけれども,いつになくシンプルなジャケ写が目を引き,手にとって裏返してみると,プロデューサの一人に Steve Jordan の名前があったので,購入する気になった。
聴いてみると,やはり Steve Jordan のスティックさばきが心地よく,ドラムだけを追っかけて聴いていると自然に顔がほころんでくる・・・(^^♪
何度もくり返して聴いているうちに,Rod のボーカルも悪くはない・・・と思えるようになった。
もちろん,日本盤(12/23) も買ってやるつもり。ボートラとして追加される2曲は,どちらも Jerry Butler のヒット曲。
14. Never Give You Up - Jerry Butler (1968, R&B Singles: 4, Hot 100: 20)
15. Only The Strong Survive - Jerry Butler (1969, R&B Singles: 1, Hot 100: 4)


The Blues Brothers Band で Willie Hall の影武者的な役割を果たすなど,セッション・ドラマーとして定評のあった Steve Jordan に,プロデューサの才能があることを最初に見抜いたのは,キース ↓ 。
◎ Keith Richards "Talk Is Cheap" [Virgin 7-90973-2] -1988
● Solomon Burke "Like a Fire" [Shout/P-Vine PCD-93126] -2008
最近は Solomon Burke の新作(↑) をプロデュースしたり,Chess を題材にした映画 "Cadillac Records" のサントラなども担当しているようだ。

ただし表題の CD では,すべての曲を Steve Jordan がプロデュースしているわけではなく,"The Great American Songbook" シリーズの III と IV にクレジットされていた Steve Tyrell がプロデュースしている曲(3. 5. 7. 12. 13.) もある。9. Love Train だけは二人の共同プロデュースで,まるで「お祭り騒ぎ」・・・(^^♪
また,ボーカルのパートについては,すべて Steve Tyrell のプロデュースで,Steve Jordan は関わっていないようだ。前作 "Stiil The Same... Great Rock Classics of Our Time" での失敗を反省して,バカ売れした "The Great American Songbook" シリーズのファンに配慮したのかもしれない。Steve Tyrell がプロデュースした曲のサウンドは,そのシリーズの延長線上にある。

Steve Jordan が担当している曲(1. 2. 4. 6. 8. 10. 11.) の基本的なリズム・セクションのメンバーは,
Drums/Percussion: Steve Jordan
Bass: Bob Babbitt
Guitars: Ray Parker, Jr. and Dean Parks
Keyboards: Michael Bearden or David Paich

11. Wonderful World は Sam Cooke のカバーだが,Sam よりは Otis Redding のバージョンをはるかに意識した仕上がりになっている。Steve Jordan のドラムはまるで Al Jackson のようで,Duck Dunn のようなベースを弾いているのは何と Daryl Jones 。Booker T. のような Organ は Charles Hodges で,Horn には Wayne Jackson や Jack Hale がいて,そのアレンジは Willie Mitchell 。
さらに,Mixed by Al Schmitt というクレジットまである。その他の曲でも Al Schmitt の名前がいくつかクレジットされていて,まだ現役で頑張っていることに驚き,ほかにどんな仕事をやっているのだろうと思い AMG で検索すると,↓ にもエンジニアとしてクレジットされていたので,さらに驚いた・・・(^_^;)
○ Micael Jackson "Michael Jackson's This Is It"

10. You've Really Got A Hold On Me は,最近 "Bring It On Home To Me" 入りのライブ・バージョンが CD 化されたばかり。
● The Miracles "Depend on Me: The Early Albums" [Hip-O Select B0012855-02]

2009年11月15日 22時50分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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ちょっとCMヴィデオを見て、全然聴く気Nothingでしたが、
Steve Jordan!! これは聴いてみたいっすね〜
俄然、食指が動いてきました。
最近のロッドは興味薄かったんすけどね〜
最近のロッドはかなり元気で,「子作り」に励んでいるそうです。

Van Morrison にも60歳を過ぎてからの子供がいますが・・・(^_^;)
今回はソウルということで気にはなってたんですが、良かったのですね。
個人的に、どうせならジェラルド・アルストンなみにサム・クックのカバー集とかにしてほしかったです(^_^;)
70年代のRodは大好きでしたが、SONGBOOKシリーズ以降は、
ちょっと馴染めません;
売れセン狙い過ぎるのがチョットダメですねぇ。(^^♪

元親さんが仰るように、Sam CookeやOtis Reddingなどの
方が良かったと思います。(でも買っちゃうかな?)

Steve Jordanは、映画になった『Lightning In A Bottle 』で
大きく名を上げたように思います。
もう続編の話が出ているようなので,Sam Cooke のカバー集の可能性はあるかも・・・?
今回は,ノーザン・フィリー系の曲が多かったので,サザン・ディープ系のカバーも聴いてみたいし・・・。
そうすると,Faces の本格的な再結成がまた遅れそうな・・・(^_^;)

Steve Jordan の仕事では,"Lightning In A Bottle" も良かったですが,キースが出演している "Make It Funky!" の ミュージカル・ディレクターも印象深かったですね。
"Make It Funky!"は、まだ未入手でした。
New Orleansは大好きなんです!♭(^_^)♪
(アメリカ本土で唯一行ったことがあるところです;)
"Lightning in a Bottle" に比べると冷遇され,あまり話題に上ることはありませんが,"Make It Funky!" も素晴らしい作品です。
「メイク・イット・ファンキー [DVD]」
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