Rolling Stone Classics
Various Artists "Rolling Stone Classics" [P-Vine PCD-2005]
1. Come On - Chuck Berry
2. I Want To Be Loved - Muddy Waters
3. Fortune Teller - Benny Spellman
4. You Better Move On - Arthur Alexander
5. I Just Want To Make Love To You - Muddy Waters
6. Down Home Girl - Alvin Robinson
7. Mona - Bo Diddley
8. I'm A King Bee - Slim Harpo
9. You Can Make It If You Try - Gene Allison
10. Around And Around - Chuck Berry
11. Confessin' The Blues - Little Walter
12. It's All Over Now - Valentinos
13. The Red Rooster - Howlin' Wolf
14. I'm Alright - Bo Diddley
15. Time Is On My Side - Irma Thomas
16. Down The Road A Piece - Amos Milburn
17. Susie Q - Dale Hawkins
18. Prodigal Son(That's No Way To Get Along) - Robert Wilkins
19. Love In Vain - Robert Johnson
20. Little Queenie - Chuck Berry
21. Stop Breaking Down - Baby Boy Warren
22. Bye Bye Johnny - Chuck Berry
23. Mannish Boy - Muddy Waters
24. Crackin' Up - Bo Diddley
25. Harlem Shuffle - Bob And Earl
26. Rollin' Stone - Muddy Waters
生まれて初めて買った CD がコレだった。1987年発売で定価は¥3,800。
企画・構成:越谷政義
協力:ローリング・ストーンズ・ファンクラブ
制作:Pヴァイン・スペシャル
日本語解説(越谷政義・池田祐司・小出斉(曲目解説)) と,Complete List of the Tunes that Got Stoned (ストーンズが採り上げたブルース/ソウル/R&Bのリスト) 付き。
この CD を買った時にはまだ CD プレイヤーを持っておらず,コレを聴くために CD プレイヤーを買ったようなものだった。と言っても,その時点ではもうコレに収録されている曲の半分以上,3分の2程度は聴いていたように思う。
当時所有していたアナログ盤のほとんどは手放してしまっているし,はっきりとした記憶も残っていないが・・・(^_^;)
ストーンズから強い影響を受けているぼくのような人間がこの収録曲を見て「いい選曲だ」と思うのは当たり前だが,ストーンズを知らないブルースやR&Bのピュアなマニアが見ても,なかなか趣味の良い選曲だと思ってもらえるのではないか・・・?
このアルバムはかなり評判が良くそこそこ売れたようで,"〜 Classics" というタイトルはシリーズ化され,いろいろなアーティストの CD が発売された。
手持ちの CD 以外にも,ビートルズや Ry Cooder などのアルバムもあったはず。
ストーンズに関しては,他のレーベルから同じような趣向の CD が数多くリリースされているし,P-Vine からは,第2集まで発売されている。
Various Artists "Rolling Stone Classics 2" [P-Vine PCD-2537]
1. Poison Ivy - The Coasters
2. Not Fade Away - Buddy Holly
3. Route 66 - Bobby Troup
4. Honest I Do - Jimmy Reed
5. Carol - Chuck Berry
6. If You Need Me - Wilson Pickett
7. Everybody Needs Somebody To Love - Solomon Burke
8. I Can't Be Satisfied (I Be's Troubled) - Muddy Waters
9. Oh Baby (We Got A Good Thing Goin') - Barbara Lynn
10. Mercy Mercy - Don Covay
11. Good Times - Sam Cooke
12. Cry To Me - Betty Harris
13. She Said Yeah - Larry Williams
14. Shake Your Hips - Slim Harpo
15. Don't You Lie To Me - Tampa Red
16. Twenty Flight Rock - Eddie Cochran
17. Ruler Of My Heart - Irma Thomas
18. Fannie Mae - Buster Brown
19. Worried Life Blues - Big Maceo
20. Key To The Highway - Jazz Gillum
1992年の発売で税込定価が¥3,193。
第1集同様,日本語解説(越谷政義・池田祐司・小出斉(曲目解説)) と,List of the Tunes that Got Stoned 付き。
List から 'Complete' が取れているが,第1集のリストより充実していて,公式盤だけでなくブートレッグで演奏されている曲もリストに入っているし,キースがソロで採り上げた曲(19. 20.)も含まれている。
越谷さんのライナー中には,第1集をストーンズのメンバーに手渡したときの反応が紹介されている。
ミック「もうあと2〜3枚もらえないか」
キース:この CD にキッスまでして喜んでいた。
ロン「Vol.2 は作れないのかい」
それぞれの曲についてコメントし始めるとキリが無いので止めておくが・・・(^_^;)
昔から気になっているのが,"Cry To Me" のアレンジ。
オリジナルの Solomon Burke と全く異なっているだけでなく,スロー・バージョンの Betty Harris ともかなり違う。
何が元ネタになっているのか,ずーっと気になっているのだが・・・???
Solomon Burke の "Baby, Come On Home" という曲がイントロのギターなども含めてストーンズのバージョンとよく似ているのだけれども,レコーディング・データを調べると,同じ1965年でも,"Baby, Come On Home" は11月,ストーンズの "Cry To Me" は5月に録音されている。
この "Cry To Me" は,Bert Berns つながりで Garnet Mimms や Freddie Scott が歌っているほか,オリジナルよりさらにラテン風味の強い Professor Longhair のバージョンもある。
ストーンズの歌や演奏もなかなか捨てたものでは無い・・・と思っていたが,Spencer Wiggins のバージョンには脱帽するしかなかった。
つい最近の Candi Staton のは,初めて聴いたときは,別の歌だと思ってしまった・・・(^_^;)
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2007年6月25日 23時03分
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最近では,よりポップな曲か,カントリーに元ネタがあるのではないかと思っております。ストーンズの "Cry To Me" でオルガンを弾いているのは,それほど目立たないけれども Jack Nitzsche です。