ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2014年01月11日(土)
Bettye Swann "The Atlantic Recordings"
Bettye Swann "The Complete Atlantic Recordings" [Real Gone Music RGM-0213 OPCD-8817]

1. Victim of a Foolish Heart (Jackson, Buckins)
2. Cold Day (in Hell) (Buckins, Ivey)
3. I’d Rather Go Blind (Foster, Jordan)
4. Today I Started Loving You Again (Haggard, Owens)
5. Yours Until Tomorrow (Goffin, King)
6. I’m Not That Easy to Lose (Sawyer, Jones)
7. ‘Til I Get It Right (Lane, De Laughter)
8. The Boy Next Door (Hurt, Bell)
9. Kiss My Love Goodbye (Hurt, Bell)
10. Time to Say Goodbye (Hurt, Bell)
11. When the Game Is Played on You (Hurt, Bell)
12. All the Way In or All the Way Out (Putnam, Lane)
13. Doin’t for the One I Love (Sharpiro, Puccetti)
14. I Feel the Feeling [Unreleased] (unknown)
15. Either You Love Me or You Leave Me [Unreleased] (Banks, Hampton)
16. This Old Heart of Mine [Unreleased] (Holland, Dozier, Holland, Moy)
17. Suspicious Minds [Unreleased] (James)
18. I Want Sunday Back Again (Morrison)
19. The Jealous Kind [Unreleased] (Guirdy)
20. Heading in the Wrong Direction (Punch, Paige)
21. Be Strong Enough to Hold On (Mitchell, Clements)
22. Storybook Children (w/ Sam Dees) (Taylor, Vera)
23. Just As Sure (w/ Sam Dees) (Babara Acklin)

Atlantic 時代の Bettye Swann の,未発表曲も含まれた正にコンプリートな作品集。これまでコンピ盤にいくつか収録されたことがあるけれども,まとまってリリースされるのは初めて。Bettye Swann の楽曲リスト → Bettye Swann.xls

1976年にリリースされたシングル(20. 21.)[Atlantic 3352] を最後に彼女は音楽業界から離れてしまうが,この CD のライナー(Charles Waring) にも書かれているように,昨年6月に the Rare Soul Weekender in Cleethopes, England のステージで歌っていて,その模様が Youtube に数曲アップされている。
Bettye Swann "Victim Of A Foolish Heart" Live At Cleethorpes June 2013 @Youtube
http://youtu.be/Dynuvy_UB2s

Betty Swann "Make Me Yours" Live in Cleethorpes 2013 @Youtube
http://youtu.be/y38LkBxCu3w

 彼女自身が書いた ↑ がヒット[1967, R&B Singles: 1, Hot 100: 21] した Money ではかなり自作曲を録音していたが,
● Bettye Swann "The Money Recordings" [KENT/ace CDKEND 197] -2001
● Bettye Swann "Bettye Swann" [Honest Jons 7243 598841 2 7] -2004
 その割合は時代と共に減り,表題の CD に自作は1曲も含まれていない。

Capitol のあと Rick Hall と契約し,レーベルとしての FAME からシングルを1枚リリースするものの,すぐに Atlantic に移籍しているが,録音そのものは Muslce Shoals で行われている(1.〜 7.)。
Mickey Buckins や Clayton Ivey という Fame Gang の中心だった人物がプロデュースや作曲に関わっているが,もうこの時点では Freeman Brown はいない。FAME ではなく,Muscle Shoals の別のスタジオのセッション・ミュージシャンとして活動していた。
FAME Recording Studios について Sweden のテレビ局が作成したドキュメンタリーの中でぼくが最も印象的だったのは,最後のほうでミュージシャンたちがスタジオから出て行くときに「タイムカード」を押している場面。つまり,彼らは「パートタイマー」だった。・・・であるならば,当然,より高い時給を提示されればそちらで働くのが当たり前・・・ということになる。
当時,Motown の下請けとして契約し Los Angels にも事務所を構えていた Wishbone Production のほうが好条件だったことは容易に想像できる。

Atlantic 時代の Bettye Swann の最大のヒット曲[1972, R&B Singles: 16, Hot 100: 46] だった 'Victim Of A Foolish Heart' は,George Jackson のデモ録音が CD 化されている。
◎ George Jackson "Let The Best Man Win: Fame Recordings vol.2" [Kent CDKEND 380] -2012

一部の黒人の間では 'sanger' として認められている Joss Stone がデビュー・アルバムでカバーしていたバージョンも印象的だった。
◎ Joss Stone "The Soul Sessions" [S-curve/EMI SC 42234] -2003
Joss Stone - Victim Of a Foolish Heart//Album Soul Sessions// @Youtube
http://youtu.be/J4Sd0YsOYiY


すでに 'SONGs often Covered' で取り上げた曲(3. 4. 5. 16. 17. 19.) の中で,記事を作成していて意外にカバーが多いと感じたのが 'Yours Until Tomorrow'

Carole King 自身のデモ録音も CD 化済みだった。
◎ Carole King "The Legendary Demos" [Hear Music 088072338456 2912]
 ↑ のブックレット中には彼女が若い頃の,非常にキュートなショートカットの写真が掲載されていて,惚れ直した・・・(^_^;)

2014年1月11日 22時21分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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