ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2010年10月28日(木)
'Now You Know'
Youtube をウロチョロしていると時間が経つのを忘れてしまうが,'Now You Know' という曲の Little Willie John と Johnny Adams のバージョンを聴き比べることが出来るようになっていた。

1961年にリリースされた 'Now You Know' [King 5516] は,Little Willie John の 「歌の上手さ」 が如実に表れている曲。
● "The Later KING Sessions: Heaven All Around Me" [ace/KING CDCHD 1221] -2009

わずか2分20秒弱ほどの長さに,人間の持つ喜怒哀楽,全ての感情が込められていると言っていい。
Little Willie John "Now You Know" @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=B-G6EXW16tw


インターネットは非常に便利で,検索すれば歌詞もすぐに分かるが,Little Willie John - Now You Know Lyrics に掲載されている歌詞のうち,途中の 'Think if the way ...' は,'Think of the way ...' の間違い・・・(^_^;)

自分を捨ててほかの男のもとへ去っていった恋人が,その男にふられてもどってきたのを,'I still love you' と優しく受け入れる・・・という内容の歌。
恋人が去っていったときの怒りと哀しみ,もどってきたときの喜びと楽しさが,この歌には込められている。


「歌の上手さ」 では定評のある Johnny Adams も,同じ曲を歌っている。
● Johnny Adams "Man of My Word" [ROUNDER 2155] -1998

Johnny Adams - Now You Know @Youtube
http://youtu.be/PCp7eRC1YwU


さすが Johnny Adams という歌い方で,コレはコレで素晴らしいのだが,Little Willie John のバージョンを聴いてしまうと,「歌」そのものの出来は・・・(^_^;)
'I still love you.' というフレーズは,"Man of My Word" のアルバムの1曲目 'Even Now' でも使われていて,個人的には,このアルバムの中では,その曲のほうがお気に入り・・・。

Johnny Adams - Even Now @Youtube
http://youtu.be/3fAUL6SJjuo


2010年10月28日 00時07分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
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Little Willie John の'Now You Know' 、最高ですね。
テナーでありながらも高音でのビブラートが半端じゃありません。
歌の上手さが実感できます。
タイムも2分くらいで丁度いいです。4,5分のソウルは間延びして疲れますから(^_^;)
なので、声質と4分超えのJohnny Adams より、Little Willie John の方が好みでした。
James Phelps,残念でしたが,寿命でしょう・・・R.I.P.
The Clefs of Calvary の2on1や,ヒットした 'Lovei Is a 5 Letter Word' [R&B Singles: 12, Hot 100: 66] が収録されている CD について,記事を書こうかとも思ったが,'You Were Made For Love' は,John Edwards のほうが好きだったりするので,・・・。

◎ The Clefs of Calvary "Baptized! / God's Light" [P-Vine PCD-2845]
 ↑Youtube にかなりアップされてますが,日アマゾンでもかなり手頃な値段の出品[ASIN: B00005IH5M] が,まだある? 日本語解説はサムズのマスター。
◎ V.A. "Chicago Radio Soul" [Kent CDKEND 133] -1996
◎ V.A. "Chess Uptown Soul" [Kent CDKEND 140] -1997

もっとも,James Phelps のバージョンは,Youtube でしか聞いたことがないのですが・・・(^_^;)

James Phelps performing "You Were Made For Love" @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=Dr6UKyjEDDM


John Edwards - You Were Made For Love @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=WwWFp9Boi28


John Edwards のほうは,CD 化済み。
◎ John Edwards "Careful Man" [KENT CDKEND 127] -1996
James Phelps ・・・そうですね寿命ですね。
亡くなる前の録音などがあれば発売してもらいたいです。

それにしても、このJames Phelps と John Edwards の聴き比べも面白いですね。
これは僕も John Edwards の方に軍配をあげます。
やっぱり James Phelps は、このての歌よりも、ゴスペルを歌っているほうが合ってると思います。

そういえば、サムの事を調べてたときに、ブロンズヴェルの教会で元気そうに歌うオーティス・クレイを見ました。
ゴスペル・アルバム出ませんかね(笑)
Otis Clay の新しいゴスペル・アルバムの話は聞いたことがありませんが,今年来日した Mitty Collier の 「ソウル・ゴスペル・アルバム」 が,日暮・高地という元 P-Vine のコンビによるプロデュースで制作中らしいです。

また,現役バリバリのシンガーの中では,最も Sam Cooke のスピリットを受け継いでいると,ぼくが思っている Aaron Neville のゴスペル・アルバムがまもなくリリースされます。
○ Aaron Neville "I Know I've Been Changed" [EMI Gospel ]

Aaron Neville - I Know I've Been Changed (EPK) @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=rru1BQrizM0

↑ にも登場していますが,サポートしているのは,Solomon Burke "Don't Give Up On Me" をプロデュースした Joe Henry と,Aaron とは古くからの付き合いである Allen Toussaint です。
  Mr.Pitifulさん、はじめまして
 Little Willie JohnのLater KING Sessionsは、ずっと興味を持っていたのですが、購入をためらっていた1枚です。
 Mr.Pitifulさんの記事を読んで、再び物欲センサーに火が付きかけています。
 このアルバムには、スワンプ・ポップでカバーされることが多い、Big Blue Diamondsが収録されていることも気になっています。
'Big Blue Diamonds' は,Van Morrison が ↓ で全くカントリー調のアレンジで歌っていたので,おどろいて調べてみたら,元々カントリーの曲だったことが分かり,驚いたことがあります。
● Van Morrison "Pay The Devil (Special Edition)" [Lost Highway B0006887] -2006

ソウル系では,Percy Sledge のバージョンも好きですが,
◎ "Shining Through the Rain (Japanese Edition)" [argus GQCD-10004] -2005
Little Johnny Taylor が,Little Willie John のコピーと言ってもいいような歌い方で歌っているのが,お気に入りです。
◎ Little Johnny Taylor "The Galaxy Years" [GALAXY/ace CDCHD 967] -1991

エル・テッチ さん,今後ともどうぞよろしくお願いします・・・m(_ _)m
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