ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年08月12日(水)
『俺と仲間 ロン・ウッド自伝』
『俺と仲間 ロン・ウッド自伝』 ロン・ウッド 著, 五十嵐 正 翻訳 [シンコーミュージック・エンタテイメント 発行]

読んでいると,最近の某アイドルの事件など全くたいしたことがないように思えてくるから,こわい・・・(^_^;)

索引に Johnny "Guitar" Watson の名前があったりするが,彼が登場するのは,↓
「ある晩ボビー(・ウォマック) は,ドラッグを手に入れるためにジョニー"ギター"ワトソンの家に行って,・・・」(p.186)
その当時,Sly Stone もロニーの家にドラッグ目当てにやってきていたそうだ。

ロニーと Rod Stewart が1965年に初めて酒を酌み交わす場面(↓) とか,いくつか感動的(?) なところはあったし,
「俺たちは飲みながら話し始めたが,まるでずっと以前からお互いを知っていたみたいだった。バンドについて話し,影響を受けた人たちについて語り合った――サム・クック,オーティス・レディング,アーサー・コンリー,ジョー・テックスといった歌手たち,ギターについては,バディ・ガイ,ロバート・ジョンソン,ブルーンジーなどだ。」(p.51)
P.P. Arnold の家に Jimi Hedrix といっしょに居候していたころの話(p.84-) など,初めて聞くようなエピソードもいくつかあった。当時,P.P. Arnold は Jim Morrison と付き合っていたらしい。


最後の章には,「しらふになって,俺は音楽とアートで自分のきまぐれな気質を抑えることを学んだ。」(p.330) とあるが,訳者あとがきによると,若いロシア娘にのぼせ上がったため,奥さんに離婚訴訟を起こされ,また酒びたりの生活にもどってしまったそうだ・・・(^_^;)
「どんな将来が俺を待っているかは言えないが,これだけは言える。俺はまだ終わっていない。」とも書いているが,大丈夫か・・・?


Chuck Leavell の自伝本と同じように,最近のストーンズの内幕についても,たいへんおもしろく書かれている本でした。
● 『ロック・アンド・ホーム・プレイス』チャック・リーヴェル,J・マーシャル・クレイグ 共著 [発行:レインボウブリッジ 発売:星雲社]

2009年8月12日 12時27分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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