ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年08月17日(月)
Jim Dickinson
Jim Dickinson が亡くなったそうだ・・・R.I.P.

Stax の創始者の一人である Estelle Axton の息子 Charles "Packy" Axton と幼なじみで,'60 年代末に Stan Kesler の Sounds of Memphis studio のハウス・バンド(Charlie Freeman, Sammy Creason, Mike Utley, Tommy McLure) のリーダーとなった人物。

● Bettye Lavette "Take Another Little Piece Of My Heart" [Varese Sarabande 302 066 708 2]
↑ の CD 収録曲などでバックを務めた後,Jerry Wexler に引き抜かれ,今度は Criteria Studios in Florida のハウス・バンドとして The Dixie Flyers を名乗り,Aretha Franklin,Esther Phillips や Lulu のアルバムなどで演奏している。
◎ Aretha Franklin "Spirit in the Dark" [RHINO R2 71525]
● Esther Phillips "Set MeFree" [Atlantic/Collectables COL-CD-6841]
● Lulu "The Atco Sessions 1969-72 (2 CDs)" [ATCO/Rhino 8122-79948-8]

その後,1972年にリリースしたソロ第1作は,スワンプ・ロックの名盤として定評のあるアルバム。
◎ James Luther Dickinson "Dixie Fried" [east west japan AMCY-2860]

ほかに Ry Cooder との仕事も有名だが,ストーンズもお世話になったことがある。
Rolling Stones - Wild Horses @ Youtube
↑ は,映画 "Gimme Shelter" の一場面。Muscle Shoals Sound Studio の中でストーンズの連中が "Wild Horses" を試聴していて,キースの横に並んで寝そべっているのが,若き日の Jim Dickinson 。
このビデオには含まれていないが,直前のシーンでミックの隣に座ってテープを操作しているのは,Jimmy Johnson だった。
あの,オルタモントのフリー・コンサート(1969.12.06) の数日前のこと。

2009年8月17日 19時44分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2009年08月18日(火) 17:37 by リョンファン
ピティフルサンお久しぶりです。

ジムディッキンソン亡くなってしまいましたね。

アレサのドントプレイザットソングでデキシーフライヤーズはじめて聴いて…あとサウンドオブメンフィスのバーバラ&ブラウンズのユードントラブミーも好きです。

ライクーダーにダンペン合わせたのジムディッキンソンだったんですかね?

好きなミュージシャンが今年はたくさん亡くなって辛い気持ちです。

それでもピティフルサンのとこに来ると詳しく残った音源、エピソードなんかを紹介してくれていてあれやこれや想いを馳せながら聞く事ができて感謝です。

ジムディッキンソンありがとうです。
Jim Dickinson たちが Sounds of Memphis のスタジオでハウス・バンドをしていたのは,おそらく1968〜9年にかけての1年ちょっとというわずかな期間だったはずで,Barbara & The Browns のセッションで演奏していた可能性は低いのでは・・・? "You Don't Love Me" は,Dan Greer のプロデュースだし・・・。

"Boomer's Story" のセッションに Dan Penn を呼んだのは,もちろん Jim Dickinson でしょうが,にもかかわらず "Dark End Of The Street" をインストで録音したのは,いったい誰の判断でしょう・・・(^_^;)
2009年08月19日(水) 03:31 by リョンファン
おぉ(´・д・)

バーバラ&ブラウンズは違うんですね…

ヴィヴィッドから出ていたCDにプロデュースダングリアーと書いていました!

ディッキンソンの名前も書いていたのでてっきり…読み違えたかもです( ゚ O ゚ ;)ヒィ

あれホントどうしてインストだったんですかね(笑)

初めて聴いた時はがっかりしたんですが、今はたまに聴いてます♪

サウンドオブメンフィスのバーバラ&ブラウンズのバックピティフルサンの予想は誰ですかね?
(´・д・)オシエテクダサ〜イ
"You Don't Love Me" は1971年のリリースですが,Charles Chalmers のセッション(1967?) で録音された未発表テイクのボーカルを録音しなおして,Dan Greer がストリングスなどを付け加えた・・・ということらしいです。
Sounds of Memphis のセッションについては,↓ の CD のライナーにかなりくわしいことが書いてあります。
● Barbara & The Browns "Can't Find Happiness: The Sounds Of Memphis Recordings" [KENT CDKEND 278]
◎ V.A. "Can't Be Satisfied: The XL And Sounds Of Memphis Story" [KENT CDKEND 283]
◎ V.A. "Play The Game: The XL And Sounds Of Memphis Story Vol.2" [KENT CDKEND 298]
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