ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年03月07日(土)
Mary Called Jeanie Greene
Jeanie Greene "Mary Called Jeanie Greene" [Collector's Choice CCM-996]

1. Yes I Do Understand
2. You Know Who You Are
3. Put Your Good on the Line
4. Thank God He Came
5. Like a Road Leading Home
6. Swaziland Remembered
7. Joa-Bim
8. Mighty Time
9. Magdalene's Medley:
 Oh How I Love Jesus / In the Garden / Beautiful Star of Bethlehem
10. Pre-recognition
11. Only the Childern Know
12. Peter Put Away Your Sword
13. Going Home

このアルバムについて,Jeanie Greene 自身が語っている言葉が,ライナーに引用されている。
I meant to do a gospel LP. My version of gospel. A white girl who sounded slightly black...or a lot black.

今年リイシューされたばかりの CD。最近の,高音質を売り物にした一連の再発盤に比べると貧弱な音に聞こえてしまうが,この a white girl の歌にこめられた「祈り」は,十分感じとることができる。こんな地味なアルバムを CD 化してくれたレーベルに感謝したい。できれば,ジャケットなどの体裁をオリジナル LP に近付けてもらいたかったが・・・(^_^;)

Percy Sledge "When A Man Loves A Woman" を Quin Ivy と共同でプロデュースした Marlin Greene の奥さんであり,その "When A Man 〜" をはじめ,Muscle Shoals で録音された数多くの曲でバック・コーラスを担当していた女性として,Jeanie Greene の名前は昔からおなじみだったし,このソロ・アルバムの存在は知っていたものの,彼女がそれ以前にも数枚のシングルをリリースしていたことには気がついていなかった。
そのシングルの中には,Candi Staton Laura Lee が歌っている "Sure As Sin" (Hinton/Greene) のオリジナルも含まれていたそうだ。
13歳のときに Sun のスタジオに私的な録音をしに行ってスカウトされたというのは Elvis Presley を思い起こさせるが,彼女は Elvis のコーラスを担当したこともある。
◎ Elvis Presley "From Elvis In Memphis - Remasterd" [RCA/BMG BVCM-31045]

表題のアルバムは,1971年に Elektra Records から EKS-74103 としてリリースされた LP のストレート・リイシュー。Muscle Shoals Sound Studio で録音されている。Marline Greene がエンジニアで,プロデュースは Don Nix
◎ Don Nix "Living by the Days" [east west japan AMCY-2609]
↑ のアルバムに参加していた Jeanie Greene を気に入った Elektra の Russ Miller が彼女と契約した結果生まれた作品ということらしい。この1枚だけしか制作されなかったのは,もちろん,売れなかったから・・・(^_^;)
全体的にゴスペル調のオルガンやピアノがフィーチャーされた曲が多く,ギターはほとんど目立たないが,Wayne Perkins (Mick Taylor の後釜候補の一人。"Hand Of Fate" のリード・ギター) が Electiric Guitar, Electric Sitar としてクレジットされている。
ストーンズがらみでは,"Brown Sugar" のモデルだったといわれている Claudia Lennear (Don Nix の奥さんで,The Iketts の一員だったこともある) も,コーラスに参加している。彼女のソロ・アルバムも CD 化をお願いしたい・・・m(_ _)m
○ Claudia Lennear "Phew!" [Warner Bros. ]

1. Yes I Do Understand (Jeanie Greene & Marlin Greene)
 Alabama State Troupers のメンバーとして,Jeanie Greene 自身が歌った録音も残されている。
○ Alabama State Troupers "Live for a Moment" [Aim ]
↑ オリジナルの2枚組 LP の内容も含めた完全盤の CD がリリースされるのを待っているのだが・・・。
7. 8. も "Road Show" に収録されていた曲。

4. Thank God He Came (Donnie Fritts & Artur Alexander)
 作者の一人である Arthur Alexander のバージョンもある。
◎ Arthur Alexander "Rainbow Road: The Warner Bros. Recordings" [WARNER  9 45581-2]

5. Like a Road Leading Home (Don Nix & Dan Penn)
◎ Albert King "Lovejoy" [Stax SCD-8517-2]
Albert King が録音したもの は紹介済みだが,↓ のバージョンでは,Donnie Fritts よりはマシ・・・という程度の歌唱力の持ち主である Don Nix を Bonnie Bramlett と Dan Penn がサポートしている。ギターは Steve Cropper。
◎ Don Nix & Friends "Going Down - The Songs of Don Nix" [EVIDENCE ECD 26125-2]
ほかに,Jerry Garcia も歌っているらしい。

13. Going Home (Arr. by Jeanie Greene)
 ドヴォルザーク「新世界より」第2楽章を原曲とする「家路」をアレンジした曲。
Sam Cooke と Aaron Neville も歌っている。
● Sam Cooke "An Original (Double Play CD)" [RCA/pair PDC2-1186]
● Aaron Neville "Believe" [tell it EGD 0288]


● Marlin Greene "Tiptoe Past the Dragon" [Elektra/Collectors' Choice CCM-997]
 同時にリイシューされた Marlin Greene のソロ・アルバムも注文済み。
タワレコでは店頭でも見かけたが,アマゾンでは一時的に在庫切れ・・・(^_^;)

2009年3月7日 09時39分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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