2006年10月07日(土)
Various Artists "Rare Soul From Alabama: The South Camp / Quinvy CD" [Charly CD200]
1. Tearstained Face - Don Varner
2. When It's Over - Don Varner
3. Let Me Be A Woman - Brenda Varner
4. You Made Your Bed - Eddie Bradford
5. Self Preservation - Bill Brandon
6. What Kind Of Spell - Tony Borders
7.* You Ain't Woman Enough (To Take My Man) - June Edwards
8. You Better Believe It - Tony Borders
9.* Masquerade - Don Varner
10.* Home Just Ain't Home At Suppertime - Z.Z. Hill
11. Strangest Feeling - Bill Brandon
12. Cheaters Never Win - Tony Borders
13.* Heaven Help Me (I'm Falling In Love) - June Edwards
14. All I Need Is You - Bill Brandon
15. It's A Man's World - Buddy Causey
16. It Sure Was Fun - Eddie Bradford
17. One Woman Man - Don Varner
18.* Rainbow Road - Bill Brandon
19. You Left The Water Running - Don Varner
20.* Think I'll Go Somewhere And Cry Myself To Sleep - Joe Perkins
21. Love And A Friend - Tony Borders
22. I'll Be Your Baby Tonight - Bill Brandon
23.* Movin' In The Groove - Joe Perkins
24. Don't Give Up On Me - Brenda Varner
25. Your Big Chance - Bill Brandon
26.* Close To Me - UNKNOWN Dan Penn
27. Sugar Makes Everything Sweeter - Percy Sledge Jr.
ず〜っと長い間探していた CD が見つかったので,これをきっかけにまた本格的に再開したいが・・・(^_^;)
なかなか見つからないので,もう諦めかけていたけれども・・・¥950 だった (^_^)v
確かに,いかにも安っぽいジャケットではあるが,これに収録されている曲をシングル盤で集めようとすると,いったいいくらぐらいかかるのだろう? 少なくとも0を1個付けただけでは足りないと思うが・・・。
と言っても,この CD の元になったシリーズ "The Sweet Sounds Of Muscle Shoals" の vol. 1 〜 4 (5 のみ未 CD 化なのはなぜ?) は,CD で持っていて,それらに収録されていないのは,*印の8曲だけだし,その中でも "Rainbow Road" など,ほかで CD になっているものを持っている曲もあるし・・・
● "The Sweet Sounds Of Muscle Shoals vol. 1: Tear Stained Soul" [Overture 34901-2]
● "The Sweet Sounds Of Muscle Shoals vol. 2: High on the Hog" [Overture 34902-2]
● "The Sweet Sounds Of Muscle Shoals vol. 3: You Better Believe It !" [Overture 34903-2]
● "The Sweet Sounds Of Muscle Shoals vol. 4: More Power to Ya!" [Overture 34904-2]
◎ "Down & Out: The Sad Soul of the Black South" [TRIKONT US-0243]
12. Rainbow Road
◎ "History of R&B (5 CDs)" [DISKY DB 993022]
CD2 11. Rainbow Road
ということで,やっと見つかったとは言え,それほど大感激というわけでもなかったが・・・(^_^;)
AMG では,いまだに誤植のまま (Quincy ?) だし,収録曲のリストも間違っていた。→ SouthCamp-Quinvy.xls
この CD に収録されているシンガーのうち,Don Varner は,昨年この時代の作品集がめでたく CD 化されたばかり。
● Don Varner "Finally Got Over!" [RPM/Shout RPMSH 299]
Bill Brandon も,単独 CD が再発されたが,それはこの時代のずっと後のアルバム。
この時代の作品集も,ぜひとも まとめて CD 化してもらいたい ところだが,"I'll Be Your Baby Tonight" や "You've Lost That Loving Feeling" などのポップな曲がピュアなソウル・ファンからあまり評価されていないようなので,ちょっと無理かも・・・。僕は好きなんですが・・・(^_^;)
・・・ということで,一部の曲以外は,CD 化された。
● Bill Brandon "On The Rainbow Road: The Muscle Shoals and Birmingham sessions" [Soulscape SSCD 7001] -2007
Tony Borders も,この時代だけでアルバムが組めるくらいの曲を残しているが,そのうち2曲は Grapevine からの最新コンピに収録されていたので,ひょっとすると 単独 CD が期待できるかも・・・。
◎ "Southern Fried Funk: 22 Funky Soul Grooves From New Orleans and the Deep South" [Grapevine GVCD 3031]
↑の CD には,Z.Z. Hill の曲も収録されていたけれどもこの時代の曲はわずかで,Swamp Dogg によって手を加えられたものが,"The Brand New Z.Z. Hill" という LP に収録されることになる。
そのアルバムには,ボーナス・トラック付きの CD があり,それには LP に入っていない "Suppertime" や,"Faithful & True" と "I Think I'd Do It" の謎の Collectors Version などが収録されていた。
● Z.Z. Hill "The Brand New Z.Z. Hill (+ 11 Bonus Tracks)" [S.D.E.G. SDEG 1951]
最近は,Gram Parsons の DVD などをきっかけに,カントリー音楽に興味を持ち始め,特にこの夏などはカントリー三昧といっても過言ではない状態だったことも,このブログの更新が滞っていた理由のひとつ。
細々とでも続けられたら,来年にはマジで,タイトルに + c を付けるかも・・・(^_^;)
もちろん,Keith Richards からのつながりで興味を持ったわけだが,DVD "Fallen Angel" 中のインタビューで Keith は,次のように語っていた。
We had a great love for Lefty Frizzell, Felice and Boudleaux Bryant, for the songwriting.
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2006年10月7日 10時18分
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2006年07月08日(土)
Rod Stewart / Faces "Live: Coast To Coast Overture And Beginners" [MERCURY PPD-3036]
1. It's All Over Now
2. Cut Across Shorty
3. Too Bad / Every Picture Tells a Story
4. Angel
5. Stay with Me
6. I Wish it Would Rain
7. I'd Rather Go Blind
8. Borstal Boy / Amazing Grace
9. Jealous Guy
最近はコンサートが始まってもボケーッと突っ立っているだけで,周囲の顰蹙を買っている腰痛持ちの中年だが,このライブ録音とほぼ同時期に行われた武道館コンサートでは,最初の "It's All Over Now" の2コーラス目が歌われるころには前から2〜3列目のイスの上に立ってちょっと長めのマフラーを振り回し,周囲の顰蹙を買っていた (^_^;)
当時は,ブロックごとの警備はそれほど厳しいものではなくフェンスも無かったので,要領さえ良ければ・・・最初に動き出した連中が警備員に捕まえられた後そのスキを狙って動き出せば,比較的簡単にステージのすぐ下まで行くことができた。
ただ,昔は今とちがって,ずっと立ちっぱなし騒ぎっぱなしというわけではなく,"I'd Rather Go Blind" や "Jealous Guy" などのスローな曲ではステージの前でピョンピョン飛び跳ねていた連中もみんな腰を下ろして歌や演奏に聴きほれるという Change of pace がきちんとあったように思う。
あのころの外タレのコンサートは,大げさかもしれないが,一度見逃したらもう一生見ることができないかもしれないという緊張感が観客の側にもあり,騒ぐのは二の次でしっかりとこの目に焼き付けておこうという雰囲気が漂っていたように思うが・・・。
今回,ストーンズの前座を務めたバンドが,当時の Faces 同様,Temptations の "I'm Losing You" をやっていたので,このライブ盤を久しぶりに引っ張りだして聴いてみたら,懐かしさがこみ上げてくるだけでなく,その演奏の水準の高さに改めて感心した次第。
特に,のびのびと弾きまくるロン・ウッドのギターが素晴らしい。
"I'd Rather Go Blind" のギター・ソロは,彼のベスト・プレイではないか・・・?
このあと間もなく Faces は解散してしまうわけだが,その直前にキースをゲストに迎えて行われたコンサートが DVD 化されていて,メニューに表示される曲名がメチャクチャだったり画質も悪かったりするのだけれども,"Bring It On Home To Me" と "You Send Me" のメドレーや "Twistin' The Night Away" なども演奏されているので,貴重。
"I Can Feel The Fire" とか "Take A Look At The Guy" など,ロン・ウッドのソロ作からも選曲されているのは,キースが参加しているからか ?
もちろん,このコンサートでも "I'd Rather Go Blind" は歌われていて,ロンのあとキースも少しだけソロを弾かせてもらっている。
◇ Rod Stewart and Faces "The Final Concert With Keith Richards"
つい最近,ロン・ウッドのアンソロジーが発売され,2枚目の CD の冒頭におもしろそうな曲が入っているので,思案中。
○ Ronnie Wood "Ronnie Wood Anthology: Essential Crossexion (2 CDs)"
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2006年7月8日 08時42分
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2006年07月06日(木)
Rolling Stones [Bootleg] "bang in nagoya 2006.4.5 (2 CDs)" [DOG n CAT DAC-050-9/10]
もちろん,かの歴史的なブートレッグ "LIVEr Than You'll Ever Be" は,売らずに残してあるけれども,最近のブートの氾濫にはとてもじゃないが付いていけず,せいぜい自分の行ったコンサートのものを記念に購入するのが関の山。
今回も,名古屋公演のブートを買おうと,前回の大阪公演同様,Sylph というレーベルの CD をレジに持っていくと,もっと音の良いものがありますよと勧められたのが,コレ。
「サウンドボード収録」などと表示してあって,確かにオーディエンスの耳障りな歓声はほとんど聞こえないが,各楽器のバランスが良いとは言えず,ネット上で出回っていたオーディエンス録音のファイルのほうが迫力を感じるようなところもある。
ただ,キースの "This Place Is Empty" などのスローなバラードは,やっぱり雑音の入らないほうが楽しめた。特に,チャーリーのスネアの音が・・・(T_T)
ひとつ間違えば,This world is empty without Keith Richards. などということになりかけていたキースだが,名古屋では(も?) 初っ端から音を外しまくっている。
いったいどんな原因があれば,ああいう音が出てくるのか・・・???
当日はまったく気がつかず,連中が登場すると同時に興奮して,涙ぐんでいたが・・・(^_^;)
前回の大阪公演でも "Monkey Man" のミスでキレまくって,Chuck Leavell やミックに八つ当たりしていたキースだけれども,さすがにオープニングの1曲目だと,そのままごまかして突っ走るしかなかったらしい。
ちょうど「クロスビート 7月号」(シンコーミュージック) の pp.32-33 が,「キース・リチャーズの人生を変えた12曲」という特集になっていたので,その曲目とコメントの最初の1文だけを紹介させていただくと・・・
☆ Little Richard "ルシール" (57年)
俺を興奮させた最初のレコードがこれだ。・・・
☆ Chuck Berry "バック・イン・ザ・USA" (59年)
俺のメイン・マンだ。・・・
☆ Elvis Presley "ミステリー・トレイン" (55年)
当時はこの曲がいろんなとこでかかってたよ。・・・
☆ Otis Redding "ペイン・イン・マイ・ハート" (63年)
彼が死んだ時は悲しかった。・・・
☆ Aretha Franklin "サティスファクション" (67年)
これを聴いた時,ミックと俺はこの曲の作者が自分たちだってことにハッと思い当たってね!・・・
☆ Billie Holiday "奇妙な果実" (39年)
俺はビリーを聴いて育ったんだ。・・・
☆ Jimi Hendrix "クロスタウン・トラフィック" (68年)
素敵な男だった。・・・
☆ John Lennon "イマジン" (71年)
ジョンは偉大な男だった。・・・
☆ Toots & The Maytals "プレッシャー・ドロップ" (70年)
72年にはジャマイカに住んでた。・・・
☆ Bob Dylan "ジョアンナのヴィジョン" (66年)
ボブは60年代に,新しいアプローチを,新しい曲の書き方を,俺たちみんなに示してくれた。・・・
☆ Muddy Waters / Little Walter "ロング・ディスタンス・コール" (51年)
ストーンズは理想的なブルース・バンドとしてスタートした。・・・
☆Gram Parsons "$1,000・ウェディング" (74年)
彼にももう会えないんだな。・・・
トリビュート・アルバムに参加している Hank Williams が入っていなかったり,
◎ Various Artists "Timeless: Hank Williams Tribute" [Lost Highway UICM-1016]
7. You Win Again
● Sam Cooke "The Man And His Music" [RCA R32P-1041]
↑の CD に以下のようなコメントを寄せている Sam Cooke が抜けていたりするが,
"Sam Cooke is somebody other singers have to measure themselves against, and most of them go back to pumping gas.”
まあ,この手のリストは,その日の気分によってコロコロ変わるものだから・・・(^_^;)
最後に名前が挙げられている Gram Parsons の,去年予定されていたボックス・セットがやっと発売された。
◎ Gram Parsons "The Complete Reprise Sessions (3 CDs)" [Reprise/Rhino R2 74669}
彼のトリビュート・コンサートで Keith with Norah Jones の歌に泣かされた "Love Hurts" が,Alternate Version も含めて,各 CD に1バージョンずつ収録されていたのが,印象的だった。
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2006年7月6日 21時21分
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James & Bobby Purify "I'm Your Puppet" [SONY BMG BMK27286]
1. I'm Your Puppet
2. I Take What I Want
3. Shake A Tail Feather
4. Help Yourself (To All My Lovin')
5.* Knock On Wood
6. Wish You Didn't Have To Go
7. You Left The Water Running
8.* I've Been Loving You Too Long
9.* A Change Is Gonna Come
10. Let Love Come Between Us
最近発売された廉価盤 CD。アマゾンなら \1k 以下で買える。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000F6IHNQ/
この James & Bobby Purify に関しては,すでに sundazed から素晴らしい内容の編集盤 CD が発売されていて,それに収録されていないのは,* 印の曲だけ。
ただし,その3曲の中には,"A Change Is Gonna Come" が入っている。LP では持っているが,相変わらずレコード・プレイヤーはほこりをかぶっているし,値段も安かったので入手。久しぶりに聴いてみたが,ソロ(James ?) で歌われていて,あまりお勧めできる内容ではない。
8. I've Been Loving You Too Long のほうは,Bobby ? のソロで,こちらの出来ももうひとつ。
↓のベスト盤に収録されなかったのも,しかたがない・・・(^_^;)
◎ James & Bobby Purify "Shake A Tail Feather!" [sundazed/BELL SC 11096]
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000665CH/
昨年,Dan Penn のプロデュースでソロ・アルバムが発売された Bobby Purify は,このころの Bobby とは別人の2(?)代目。
◎ Bobby Purify "Better To Have It" [PROPER PRPACD001]
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009WFFL8/
本名(?) の Ben Moore で発表した LP が何枚かあり,そのうちの1枚は,たまたま安いのが見つかったので入手したのだが,それはまだ1回も聴いていない・・・(^_^;)
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2006年7月6日 06時39分
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2006年05月02日(火)
Laura Lee "That's How It Is: Chess Years" [CHESS/MCA CHD-93005]
1. Are You Doing Me Wrong
2. Need to Belong
3. Dirty Man (a/k/a Dirty Old Man)
4. As Long as I Got You
5. That's How It Is (undubbed alternate mix)
6. She Will Break Your Heart
7. It's All Wrong But It's Alright
8. It's How You Make It Good
9. Man With Some Backbone
10. Love More Than Pride
11. Wanted: Lover, No Experience Necessary
12. Hang It Up
13. It's Mighty Hard
14. It Ain't What You Do (But How You Do It)
15. Up Tight Good Man (alternate mix)
1990年発売の米編集盤。David Nathan のライナー・ノートと,簡単な録音データが付いている。
15. Up Tight Good Man を,Writer/Publisher Unknown と表記するようないい加減なデータではあるが,FAME 録音のメンバーは,
Produced by Rick Hall; Spooner Oldham (keyboards); Roger hawkins (drums); Jimmy Johnson (guitar); The Memphis Horns, including Gene "Bowlegs" Miller (trumpet) and Charles Chalmers (tenor sax), Remanider of band unknown.
ということで,やはり Fame Gang の名前は出てこない。
Chicago 録音のほうは,
Probably Leonard Carton (piano); Gene Barge (arranger), remainder of personnel unknown
ということになっている。
6. She Will Break Your Heart の作者は,この CD では,Clarence Carter が加わっていることになっているが,これも誤りで,実際には,Calvin Carter という Jerry Butler のオリジナル "He Will Break Your Heart" をプロデュースし,Jerry に Vee Jay と契約させた人物のことらしい。
今回のリイシュー CD では,Calvin Carter/Curtis Mayfield/Jerry Butler というクレジットになっていた。
その CD に収録されている "A Man With Some Backbone" には Clarence Carter の名前があり,そちらは間違いないようだ。
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2006年5月2日 18時15分
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Laura Lee "Love More Than Pride (+8more)" [Chess/Wea WMC5-239]
1. Dirty Old Man
2. Dirty Old Man (Extended)
3. Need To Belong
4. Wanted Lover No Experience Necessary
5. Uptight Good Man
6. She Will Break Your Heart
7. Sure As Sin
8. It's All Wrong But It's All Right
9. As Long As I Got You
10. Man With Some Backbone
11. Another Man's Woman
12. It's How You Make It Good
13. Hang It Up
14. It Ain't What You Do (But How You Do It)
15. That's How It Is
16. But You Know I Love You
17. Mama's Got A Good Thing
18. Love More Than Pride
1990年発売の日本編集盤。歌詞・解説(桜井ユタカ)付。
2. Dirty Old Man (Extended) は,Chicago で録音されたオリジナル・バージョン。コレだけを聴けば,なかなかの出来だと思うのだけれども,1. と聴き比べると,彼女のディープな声質やゴスペル仕込みの唱法には FAME の音のほうがあっていることがわかる。
7. Sure As Sin は,シングル盤として発売されず,今回のリイシュー CD にも収録されていないが,M.Green/E.Hinton 作のバラードで,後に Candi Staton が取り上げて歌っている。
◎ Candi Staton "Candi Staton" [Honest Jons 7243 594 4322 5]
19. Sure As Sin
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2006年5月2日 18時12分
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Carla Thomas and Friends "Live In Memphis" [Memphis International DOT 0202]
1. Lovey Dovey
2. B-A-B-Y
3. When Something Is Wrong With My Baby
4. 634-5789
5. Little Red Rooster
6. These Arms Of Mine
7. Let Me Be Good To You
8. Lean On Me
9. Gee Whiz
10. I'll Take You There
2001年発売の CD。
9. Gee Whiz など自身のヒット曲も歌っているが,このジャケ写を見ると,あの Carla Thomas と同一人物であるとはとても思えない (^_^;)
裏の写真はもっと強烈で,完全にタヌキ (T_T)・・・かつての女子大生シンガーだったころの面影は全く無い。
昔は大好きだったのに,DVD "The !!! Beat" でも口パクのみの出演でがっかりさせられたし・・・。
それにしても,このジャケット写真はあまりにもひどすぎる。もう少しマシな写真はなかったのだろうか?
写真の出来が悪かったのなら,せめてイラスト等でごまかしてほしかった。
8. と 10. には Dan Penn がコーラスに参加し,Spooner Oldham がピアノ,Bobby Manuel (ギター),Steve Potts (ドラム) など,バックの演奏は悪くないし,4. と 6. ではソロで歌っているWilliam Brown というシンガーもまあまあで,このジャケ写さえなければもっと売れていたのではないだろうか?
結局は,やはり Rufus Thomas の娘という血は争えなかったということか・・・,たしかにソックリ・・・(^_^;)
この Carla Thomas は,Otis とのデュエットで Sam Cooke の曲をカバーしているだけでなく,ソロでもそのアンサー・ソングを歌っている。
◎ Otis Redding & Carla Thomas "King & Queen" [ATLANTIC 7 82256 2]
10. Bring It On Home To Me
◎ Carla Thomas "Gee Whiz: The Best Of Carla Thomas" [ATLANTIC/Rhino R2 71633]
5. I'll Bring It Home to You
"Gee Whiz"がヒットしたとき(1960)は,ツアーで Sam Cooke や Jackie Wilson などと同じステージに立つこともあったらしい。
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2006年5月2日 18時07分
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2006年04月02日(日)
浅川マキ "灯ともし頃" [東芝EMI TOCP-6933]
1. 夕凪のとき
2. あなたなしで
3. それはスポットライトではない
4. 夜
5. Just Another Honky
6. 思いがけない夜に
7. センチメンタル・ジャーニー
8. 何処へ行くの
浅川マキ が1976年に発表した第7作。
コレを初めて聴いてからもう30年・・・長いような短いような・・・(^_^;)
演奏しているミュージシャンは,以下の通り。
Acoustic & Electric Guitar:萩原信義 Acoustic Guitar:杉浦芳博 Piano:白井幹夫
Electric Bass:吉田 健 Organ:坂本龍一
Electric Guitar:角田 順 Drums:つのだ・ひろ
Trombone:向井滋春 Trumpet:近藤俊則
ジャズ喫茶「あけたの店」で,スタジオ・ライブ風に録音されたアルバム。
1. 4. 6. 8. がマキさんのオリジナルで,2. は Otis Clay のカバー,3. は Bobby Bland のうたを唄ってみようと思っていたら,Rod Stewart に先を越されてしまった・・・という曲, 5. は Faces "Ooh La La" に収録されていた Ronnie Lane の曲,7. はスタンダード。
3. それはスポットライトではない について,マキさんは,次のように書いている。
この曲は,ボビー・ブルー・ブランドのうたで知っていたのだが,是非わたしも唄ってみようと思っていた。そうしたとき,ロッド・スチューアートの新しいアルバムを手にして驚いた。ロッドが唄っているのである。先を越されたかと苦笑したが,やっぱり入れることにした。
◎ Bobby "Blue" Bland "His California Album" [MCA MCAD-10349]
◎ Rod Stewart "Atlantic Crossing" [WARNER Pioneer 18P2-2975]
(↑の Bobby Bland のアルバムには "(If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right" も収録されていて,Rod は後にそのバージョンもカバーしている。)
マキさんがこの曲を歌っている姿は,DVD「幻の男たち LIVE 1984」で見ることができる。
原曲の "It's Not The Spotlight" は,Gerry Goffin と Barry Goldberg による共作で,Barry Goldberg のものはまだだが,Gerry Goffin の歌は CD 化されていて聴くことができた。
◎ Gerry Goffin "It Ain't Exactly Entertainment" [Air Mail Archive AIRAC-1009/10]
Donnie Fritts に勝るとも劣らぬ味わい深い(?)ボーカルで,やっぱりカラオケ・バージョンが欲しいアルバム。
ただ Donnie Fritts とはちがって,Dylan 風に歌いたいという意図がはっきりとうかがえる分,聴きやすい・・・(^_^;)
"Trying To Live My Life Without You"「あなたなしで」も,コンサートでよく歌われていて,ライブ録音が「DARKNESS III」に収録され,現在でも入手可能。
浅川マキのアルバムは,以前に CD になったものもほとんどが廃盤で,「DARKNESS」シリーズに収録されていない曲をなかなか手軽に聴くことができないというのは,さびしい。
岡林さんのアルバムも久しぶりに CD 化されたことだし,マキさんのも,少しずつでも CD 化してくれるとありがたいのだが・・・(^_^;)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/NobuyasuOkabayashi/
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2006年4月2日 20時31分
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Billy Joe Royal "Down In The Boondocks / Cherry Hill Park (+2)" [Collectables COL-5859]
1. Pollyanna 2. Leaning On You 3. Heartaches And Teardrops 4. Funny How Time Slips Away 5. My Fondest Memories 6. Down In The Boondocks 7. I Knew You When 8. Those Railroad Tracks In Between
9. Steal Away
10. Oh What A Night 11. King Of Fools 12. I've Got To Be Somebody
13. You Can't Manufacture Love 14. Mama Song 15. Helping Hand 16. Ain't It The Truth 17. Down Home Lovin' 18. Cherry Hill Park 19. Burning A Hole 20. If I Had It To Do Again 21. Pick Up The Pieces 22. You Can Make Me Feel Good 23. Children
24. Hush 25. Hearts Desire
CD 化された Jimmy Hughes "Steal Away" の記事を書くため,その曲をカバーしているシンガーを調べていたら,見覚えのある名前があったので,取り寄せた CD。
"Steal Away" が収録されている前半のアルバム "Down In The Boondocks" (1.〜 12.) は,Phil Spector の影響も感じられるポップなカントリー・ロック調のサウンド。
後半の "Cherry Hill Park" (13.〜 23.) の音を聴き,ひょっとすると・・・と思って調べてみると,Fame で録音したシンガーのリストに,Billy Joe Royal の名前もあった。
この,ポップではあるが重厚なサウンドは,Fame Gang たちによる演奏ではないか・・・?
1970年代に入ってからの Fame 録音と言えば何と言っても The Osmonds の一連のヒット曲が有名だが,そのうち "Yo-Yo"(この直前のシングルは,George Jackson / Mickey Buckins 作で Spencer Wiggins も歌っている "Double Lovin'") は Joe South の作品ということで,当時 Billy Joe Royal が Fame で録音していたとしても,不思議ではないはず。
この CD にはボーナス・トラックとして,オリジナル・バージョンの 24. Hush が収録されているのだけれども,自前のバンドではなく Fame で録音していれば,Deep Purple あたりに手柄を横取りされなかったのでは・・・(^_^;)
AMG のバイオによると,Billy Joe Royal は,16歳のころ(1958)にはもうナイト・クラブに出演していて,そこでは Sam Cooke を初めとする African-American stars の前座を務めたことがあったらしい。
4. Funny How Time Slips Away は,最近は,CD 化されたばかりの Joe Hinton のバージョンをよく聴いている。
◎ Joe Hinton "Funny (How Time Slips Away): Uptown Soul From Houston" [SHOUT 23]
http://www.cherryred.co.uk/rpm/artists/joehinton.htm
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2006年4月2日 16時42分
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2006年03月28日(火)
Various Artists "Reggae Rocks: Paint It Black - A Reggae Tribute To The Rolling Stones" [MADACY M2B2 6386]
1. Start Me Up -Toots and The Maytals
2. Wild Horses - Gregory Isaacs
3. Jumpin' Jack Flash - Sugar Black
4. You Can't Always Get What You Want - Steel Pulse
5. Paint It Black - Chalice
6. Waiting on a Friend - Hu Jay
7 .(I Can't Get No) Satisfaction - The Heptones
8. Under My Thumb - Andrew Francis
9. Time Is on My Side - The Gladiators
10. Honky Tonk Woman - Glenn Ricks
11. Brown Sugar - Ken Boothe
12. As Tears Go By - Susan Cadogen
ストーンズのカバー・アルバムは,最近の "Bossa N' Stones" はじめ,いろいろなジャンルから出ているが,これはレゲエ・バージョン。
"Start Me Up" を歌っている Toots and The Maytals は,今回のツアー(Anaheim) で前座を務めているのだけれども,「そんなにウケてなかった」らしい。この曲を演奏しなかったのだろうか?
http://stones.lad.jp/abbreport/06.html
"Brown Sugar" を歌っている Ken Boothe には,Sam Cooke の "You Send Me" や,Marvin Gaye "Let's Get It On",Syl Johnson "Is It Because I'm Black?" など,ソウルの名曲を歌っているアルバムがあって,Toots のように Memphis 録音というわけではなさそうだが,お気に入り。
◎ Ken Boothe "Collection-18 Classic Songs" [Trojan CDTRL 249]
そのほかでは,Gregory Isaacs が歌う "Wild Horses" も素晴らしい。
「名曲」というものは,どのようなアレンジで歌われてもやっぱり「名曲」であることがよくわかる。
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2006年3月28日 21時04分
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2006年03月22日(水)
2006年3月22日 22時56分
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2006年03月18日(土)
Rolling Stones [Original Packaging-Best] "Through The Past Darkly (Big Hits Vol. 2)" [abkco UICY-93028]
1. Paint It Black 2. Ruby Tuesday 3. She's A Rainbow 4. Jumpin' Jack Flash 5. Mother's Little Helper 6. Let's Spend The Night Together 7. Honky Tonk Women 8. Dandelion 9. 2000 Light Years From Home 10. Have You Seen Your Mother, Baby Standing In The Shadow? 11. Street Fighting Man
生まれて初めて買った「輸入盤」が,コレだった。
今回,初めて紙ジャケット化された八角形という変形ジャケで有名。
近くに輸入盤ショップがあるような都会ではなかったので,通信販売で購入。「ミュージック・ライフ」(星加ルミ子編集長) に付いていた申込用紙を切り取り,現金書留で送った。
当時の日本盤とちがい,ジャケットやレコード本体の重みと厚さに感激した記憶がある。
それはもちろん US 盤だったが,CD になってからは,UK 盤を聴くことが多かった。
◎ Rolling Stones [Best] "Through The Past Darkly (Big Hits Vol. 2) -UK" [LONDON POCD-1924]
1. Jumpin' Jack Flash 2. Mother's Little Helper 3. 2,000 Light Years From Here 4. Let's Spend The Night Together
5. You Better Move On
6. We Love You 7. Street Fighting Man 8. She's A Rainbow 9. Ruby Tuesday 10. Dandelion 11. Sittin' On A Fence 12. Honky Tonk Women
US 盤マイナス2曲("Paint It Black","Have You Seen Your Mother, Baby Standing In The Shadow?"),プラス3曲("You Better Move On","We Love You","Sittin' On A Fence") で,1曲多くなっている。
追加された曲のうち "You Better Move On" は,イギリスでは最初の EP に収録されていた曲。
この Arthur Alexander の原曲は,初代 FAME スタジオ(a converted tobacco warehouse) で録音(1961)され,これがヒットしたおかげで新しいスタジオを建設することができ,そこで Jimmy Hughes "Steal Away" が録音されたという,Muscle Shoals Sound の原点となった曲で,そういう意味では,one of Big Hits と言えるかも・・・(^_^;)
● Various Artists [SOUL/R&B] "The Muscle Shoals Sound" [Rhino R2 71517]
1. You Better Move On
この曲をカバーした当時,ミックやキースは,将来アメリカへ渡り,この曲が録音されたスタジオから発展した Muscle Shoals Sound Studio で自分たちが録音するなどということを予想していただろうか・・・。
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2006年3月18日 07時43分
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2006年03月15日(水)
Charlie Whitehead "Songs To Sing: The Charlie Whitehead Anthology 1970-1976" [KENT CDKEND 261]
1. Songs To Sing
2. Put A Little Love In Your Heart 3. Raw Spitt 4. Call Me Nigger 5. The Freedom Under Certain Konditions Marching Band 6. Midnight Rider 7. Who Do They Think They Are 8. I Dig Black Girls 9. This Old Town 10. Sweet Bird Of Success 11. Excuses
12. Between The Lines 13. Predicament #3
14. That Ain't My Wife
15. I Finally Found Myself Something To Sing About
16. Shaft's Mama 17. The B.B. King 18. Help (God Help America) 19. Gazelle 20. She's All I Got 21. Let's Do It Again Parts 3 & 4
Irma Thomas のリイシュー CD "A Woman's Viewpoint" の記事を書こうと,"In Between Tears" の単独 CD や,そのリズム・トラックのほとんどを録音し直して更にギターなどをオーバー・ダビングし曲順も変更して発売された "Turn My World Around",同じ Swamp Dogg プロデュースの Doris Duke "I'm A Loser",その Swamp Dogg の "Total Destruction To Your Mind" などと聴き比べていたら,また,Swamp Dogg 関連のレアなアルバムが CD 化された。
紹介する順序が逆になってしまうが,なにしろこの Charlie Whitehead は "The Story Of Mr.Pitiful" という曲を録音しているので・・・(^_^;)
1. Songs To Sing は1970年のシングル盤で,"Dave Godin's Deep Soul Treasures" シリーズの Vol. 1 にも収録されていたディープなソウル・バラード。ちょっとしたプロテスト・ソングになっているのが時代を感じさせる。
2.〜 11. は,Raw Spitt という名義で1971年に発売されたアルバム。
英KENT のリイシューでは毎度おなじみの丁寧なライナー・ノートが付いているが,演奏しているミュージシャンに関する記述がほとんどないのは,なぜ・・・?
http://www.acerecords.co.uk/content.php?page_id=59&release=4749
この当時,Swamp Dogg は Phil Walden と組んで,スタジオとリズム・セクションを提供してもらっていて,
1969 [Canyon 7704] Doris Duke "I'm A Loser"
1970 [Canyon 7706] Swamp Dogg "Total Destruction to Your Mind"
1971 [Canyon 7710] Raw Spitt "Raw Spitt"
以上の3作は,Jim Hawkins がエンジニアを務める Capricorn Sound Studios で録音が行われ,以下のようなミュージシャンが演奏していることになっている。
Piano: Jerry (Swamp Dogg) Williams, Jr.
Guitar: Jesse (Beaver) Carr
Drums: Johnny (Duck) Sandlin
Bass: Robert (Pop) Popwell
Organ, Piano: Paul (Berry) Hornsby
Background Vocals: Jackie Avery Singers
Horns: The Manconites
つまり,Allman 兄弟が抜けた後の The Hour Glass に,Robert Popwell が加わったバンドが中心らしい。(Robert Popwell は,一般的には The Crusaders に在籍していたことなどで有名かもしれないが,Ron Wood のソロ第3作 "Gimme Some Neck"(1979) でベースを弾いていた)
AMG のデータでもそういうことになっているが,"I'm A Loser" だけは,やっぱり Roger Hawkins や Jimmy Johnson たちで,Duane Allman がリード・ギターの Muscle Shoals 録音というのが定説のようだ。ソングライターも後の2枚とは少し異なっている。
"I'm A Loser" のサウンドを原型に,そのコピーあるいはバリエーションとして Capricorn のハウス・バンド によって演奏されたのが,"Total Destruction 〜" と,この "Raw Spitt" なのだと思われる。
その "Total Destruction 〜" は,次作の "Rat On" との2on1で,CD 化されている。
7. Who Do They Think They Are でハモっているのが Swamp Dogg なので,その声が気に入った人にはオススメ。ただ,個人的にはカエルを踏み潰したようにしか聴こえないので,ちょっと苦手・・・(^_^;)
◎ Swamp Dogg "The Excellent Sides of Swamp Dogg, Vol. 1" [S.D.E.G. SDE 1940]
14. も,Raw Spitt 名義の曲(1971)。
12. 13. は,Swamp Dogg が Henry Stone と組んでいた時代(1972) に stone dogg というレーベルから発売されたシングル盤。
15. は,Amazing Charlie Whitehead という名前で Atomic Art というレーベルから出たシングル盤(1973)。
16. 以降は,1973年に Fungus 25145 として Charlie Whitehead & The Swamp Dogg Band 名義でリリースされたアルバムをそのまま CD 化したもの。
Irma Thomas "In Between Tears" が Fungus 25150 なので,ナンバーは若いがサウンドとしてはこちらのほうがよほど新しい・・・というより "In Between Tears" のほうが古いわけだが,このあたりの話は後日また改めて・・・。
16. と 21. は,シングル盤としても発売されていて Charlie Whitehead の声が聞こえるし,18. でも歌っているが,そのほかはインストルメンタル曲。
21. Let's Do It Again Parts 3 & 4 も,Marvin Gaye 風のエロ・ファンクなので,この CD の前半のようなサザン・ソウルを期待して聴くと,がっかりしてしまうかもしれない・・・(^_^;)
こういうレアなアルバムを CD 化してくれる英KENTには日ごろから感謝の念が絶えないわけだけれども,とうとう Goldwax 時代の Spencer Wiggins が再発されるというので,めでたいことだと喜んでいたら,今度は,オーストラリアの AIM から,Lattimore Brown がリイシューされるらしい。
"Otis Is Gone" が CD でも聴けるようになるのは,非常にありがたい。
http://www.aiminternational.com/new_releases.htm
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2006年3月15日 11時13分
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2006年03月13日(月)
Various Artists "Bossa N' Stones: The Electro-Bossa Songbook Of The Rolling Stones" [PMB MBB 9729]
1. Fool To Cry 2. Let's Spend The Night Together 3. Out Of Time 4. Sympathy For The Devil (Pleased Remix) 5. Under My Thumb 6. (I Can't Get No) Satisfaction 7. Harlem Shuffle (Favela Remix) 8. Ruby Tuesday (The Dubby Mix) 9. Angie 10. Miss You (Back 2 Remixes) 11. Start Me Up/Brown Sugar (Remix) 12. Wild Horses
最近ちょっとまた煮詰まりかけていたので,ちょうどよい息抜きになったアルバム。
聴いていると,肩の力が抜けるどころか,腰のほうまでトロけてしまいそうになる・・・(^_^;)
アマゾンで見つけて躊躇していたら,タワレコの店頭でより安価なものがあって,衝動買い。
Electro-Bossa とあるので,ほとんどがシンセのデジタルな音なのだろうが,あまり違和感はない。砂浜に打ち寄せる波や涼しげなそよ風,カモメの鳴き声など,リゾート気分を感じさせる効果音に人工的な匂いがうかがえる程度。
ボサノバ風の,軽いオシャレなサウンド(「ラウンジ」というジャンルらしい)をバックに,セクシーなオネエちゃんが耳元で囁くようにストーンズのカバーを歌ってくれる。
電車の中で聴いていたら,よほどニヤけていたのか,変な目で見られてしまった (^_^;)
ただ,たいていの場合,男の歌を女性が歌うときは,He と She を互いに入れ換えたりして,つじつまを合わせることが多いのだが,このアルバムではオリジナルの歌詞をほとんど変更していないため,"I'm a man of wealth and taste." とか "She's under my thumb." などとセクシー・ボイスで囁かれると,別の意味で妙な気分になってくる。
ひょっとすると,このシンガーたちはニュー・ハーフ・・・?
同じシリーズに "Bossa N' Marley" という Bob Marley のカバー集などもあるようだが,このストーンズのカバーは,よほど評判が良かったのか,続編も出ている。
◎ V.A. "Bossa N' Stones 2: The 2nd Electro-Bossa Songbook Of The Rolling Stones" [PMB MBB 9750]
結局,今回のツアーは大阪での公演がなく,がっかり。名古屋が週末だったら・・・。
まあ,チケット代の高さを考えると,多少ほっとしたところもあるが・・・。
"Mr.Pitiful" も,今年に入ってからは一度も演奏していないようだしね。
リオでのフリー・コンサートのネット中継が楽しめたことで,今回は満足することにしよう (^_^;)
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2006年3月13日 21時33分
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2006年02月19日(日)
John Hiatt "The Best Of John Hiatt" [Capitol 8 59179 2]
1. Have A Little Faith In Me
2. Thing Called Love
3. Riding With The King
4. Cry Love
5. Slow Turning
6. The Way We Make A Broken Heart
7. Memphis In The Meantime
8. Child Of The Wild Blue Yonder
9. Drive South
10. Angel Eyes
11. Buffalo River Home
12. Feels Like Rain
13. Love In Flames
14. Perfectly Good Guitar
15. Tennessee Plates
16. Take Off Your Uniform
17. Don't Know Much About Love
Lou Rawls のゴスペル・アルバムや Irma Thomas のリイシュー盤など,新譜として購入し紹介しなければならない CD が何枚もあるのに,ここ1週間ほど聴き狂っていたのが,コレ。
昨年の夏ごろからアマゾンの「おすすめ商品」のかなり上位に "Master of Disaster" が表示され,最近はずっと不動の1位でサンプルを聴いても悪くなさそうだったし,ちょうどナンバの新☆堂で在庫処理のためかアマゾンなどよりずっと安値で売られていて,そろそろ買ってみようかなと思い始めていたところ,たまたまこのベスト盤を中古ショップで発見(\1,050)したので,予習のつもりで入手。
以来,一昨年の Jesse Harris や昨年の Lucinda Williams を初めて聴いたとき以上の心地よさにどっぷりと浸りきっている。
何を今更・・・というような声が聞こえてきそうだけれども,'80年代の後半以降十数年間は,主として経済的な理由から新しいアーティストにはよほどのことがない限り手を出さない・・・手を出せないという状態が続いていたし,この John Hiatt が参加していた Ry Cooder "The Slide Area" は,当時 James Carr "That's The Way Love Turned Out For Me" のカバーが気に入らず,Ry から遠ざかるきっかけとなったアルバムだったし・・・(^_^;)
今改めて聴くと,その "That's The Way 〜" のアレンジはそれほど悪くはないと思えるのだが,あのころは,いかにも軟弱に聴こえて仕方がなかった。
ちょうど,雨の日の昼休みに傘を差して行っても苦にならないという距離にある中古ショップに手ごろな値段で在庫があったこともあり,↓以下のアルバムをまとめて入手することができた。
◎ John Hiatt "Bring the Family" [A&M D32Y3169]
◎ John Hiatt "Slow Turning" [A&M CD 5206]
◎ John Hiatt "Stolen Moments" [A&M PCCY-10138]
◎ John Hiatt "Perfectly Good Guitar" [A&M POCM-1035]
◎ John Hiatt "Hiatt Comes Alive at Budokan?" [A&M 31454 0284 2]
◎ Little Village "Little Village" [Reprise 9 26713-2]
たしかに "Bring the Family" は,聴き終わったあと「一世一代」とか「鬼気迫る」といった言葉が浮かんでくるような歌・演奏が詰め込まれていたけれども,その "Have A Little Faith In Me" はあまりにも重すぎ,多少ポップにアレンジされ再録音されたベスト盤収録のバージョンのほうを聴くことが多く,リマスターされた音質の良さもあって,オリジナル盤の CD よりもこのベスト盤のほうが,今のところは,気に入っている。
ただ,"Bring the Family" は SACD [Hybrid] 盤があるので,SACD のシステムは持っていないが通常のシステムで聴いても良い音なのは Sam Cooke の Hybrid 盤などで経験済みのため,購入の予定。
ちなみに,このベスト盤収録の 9. Drive South も,再録音されたバージョン。
もちろん昨年の新譜↓も購入済みだが,こちらのほうはちょっと軽すぎるような気がして,やはりこのベスト盤を聴くことのほうが多い。
◎ John Hiatt "Master of Disaster" [New West NW6076]
実は一月ほど前,North Mississippi Allstars の CD も中古ショップで見かけましたが,米盤と日本盤がいっしょに並べてあって,ジャケットをとるかボートラをとるか悩んでいるうちに買い逃しております。
日本盤に使用されている写真を見て連想したのは,安田大サーカスでした・・・(^_^;)
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2006年2月19日 18時38分
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2006年02月04日(土)
Etta James "Miss Etta James - The Complete Modern And Kent Recordings (2 CDs)" [ace CDCM2 1085]
Etta James が Chess でヒットを連発する前,1955〜61年,17〜23歳だったころの録音を集めた CD。
アマゾンの価格を見てどうしようかと迷っていたら,タワレコや HMV のほうが安く,ちょうど40ポイントを越したところだったので,タワレコで購入。
まず,ジャケ写の Etta にびっくり・・・若い! 胸はそれほどでもないが,二の腕のふくらみ具合が・・・(^_^;)
Chess 以前にこれだけの量の録音を残していたということも知らなかったので,驚いた。
1枚目が Modern のシングル集で,2枚目には Kent でのシングルや Crown で LP として発表された曲のほか,未発表だったテイクなどが収められていて,Betty & Dupree という名前で発表された,Moonglows の Harvey Fuqua(当時の愛人?) とのデュエットも収録されている。
かなりエグイ音のギターがバックで演奏している曲もあるのだが,これは Johnny "Guitar" Watson ?
コーラスに Jesse Belvin が参加している曲があったり,Berry Gordy Jr の曲を歌っていたり,N.O. 録音で Earl Palmer のドラムと Lee Allen のサックスをバックにシャウトする曲なども初めて聴いたので,個人的には,新しい発見だった。
Chess に入社したころには,もうすでに,かなりのベテランだったわけですね。
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2006年2月4日 10時06分
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2006年02月02日(木)
Bettye LaVette "Take Another Little Piece Of My Heart" [Varese Sarabande 302 066 708]
1. At The Mercy Of A Man 2. Do Your Duty 3. Easier To Say (Than Do) 4. Games People Play 5. He Made A Woman Out Of Me 6. I'm In Love 7. Hello Sunshine 8. Love Made A Fool Of Me 9. My Train's Comin' In 10. Nearer To You 11. We Got To Slip Around 12. Piece Of My Heart 13. Let's Go, Lets Go, Let's Go
新作 の約35年前,1969〜70年の録音。
The Classic Late '60s Memphis Recordings with The Dixie Flyers というサブタイトルが付いている。
去年の "Southern Soul Showcase" や Sundazed から出た編集盤↓と,かなりの重複があるし,
◎ Various Artists "Soul Treasures from The SSS International Label: Shake What You Brought!" [Sundazed SC 11154]
◎ Various Artists "Soul Treasures from The Silver Fox Label: My Goodness, Yes!" [Sundazed SC 11155]
手持ちの CD では↓とも重複があるのだけれども,これはブートらしいので,
● Betty Lavette "Soul Hits" [MARGINAL MAR 056]
正規盤として持っておきたかったのと,未発表曲が収録されているということで,購入。
昔,同じような内容の P-Vine 盤を持っていたような記憶もあるのだが・・・(^_^;)
この当時の Dixie Flyers (Jim Dickinson,Charlie Freeman,Mike Utley,Tommy McLure,Sammy Creason) のサウンドは非常に充実していて,その完成度の高さは STAX や Muscle Shoals の連中にも決して引けをとっていない。
Esther Phillips のバックで演奏した録音も残っている。
しかし,どんなに素晴らしい作品ではあっても,結局,たいして売れず,このあと Atco に移って出した最初のシングルは,Neil Young "Heart Of Gold" のカバー。
1972年には Muscle Shoals で録音したものの,そのテープはお蔵入りしてしまい,2000年に CD 化↓されるまで,公式に日の目を見ることはなかった。
● Betty Lavette "Souvenirs" [Art & Soul 851012]
新作である "I've Got My Own Hell to Raise" の,魔女的なおどろおどろしいボーカルも決して嫌いではないのだが,やっぱり若いころのパンチが効いてピチピチした声のほうが・・・(^_^;)
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2006年2月2日 21時09分
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Betty Lavette "Soul Hits" [MARGINAL MAR 056]
1. I'm Just A Fool For You [Calla 106, 1965]
2. Almost [Karen 1540, 1968]
3. Love Makes The World Go Round (Instrumental) [Karen 1540, 1968]
4. Whitch Craft In The Air [Lu Pine 123, 1963]
5. You Killed The Love [Lu Pine 123, 1963]
6. +You'll Never Change [Atlantic 2198, 1962]
7. +Here I Am [Atlantic 2198, 1962]
8. I Feel Good All Over [Calla 104, 1965]
9. Only Your Love Can Save Me [Calla 104, 1965]
10. Stand Up Like A Man [Calla 106, 1965]
11. +Your Turn To Cry [Atco 6913, 1973]
12. Let Me Down Easy [Calla 102, 1965]
13. *He Made A Woman Out Of Me [Silver Fox 17, 1969]
14. *Do Your Duty [Silver Fox 21, 1970]
15. *We Got To Slip Around
16. *Piece Of My Heart [SSS Int. 839, 1970]
17. *Easier To Say (Than Do)
18. *My Train's Comin' In [SSS Int. 933, 1970]
19. *At The Mercy Of The Man [SSS Int. 839, 1970]
20. *Games People Play [SSS Int. 933, 1970]
21. *Nearer To You [Silver Fox 17, 1969]
22. *Love's Made A Fool Of Me [Silver Fox 21, 1970]
23. *I'm In Love
24. +My Man (He's A Loving Man) [Atlantic 2160, 1962]
25. +Shut Your Mouth [Atlantic 2160, 1962]
Made in EEC で Brussels の住所が印刷されているが,おそらくブート・・・?
* 印は,↓に収録されている曲。
● Bettye LaVette "Take Another Little Piece Of My Heart" [Varese Sarabande 302 066 708]
+ 印は,↓に収録されている曲。
● Betty Lavette "Souvenirs" [Art & Soul 851012]
無印の曲のうち,1. 8. 9. 10. 12. は,Calla 時代 (1965年) の曲で,Carol Fran とのカップリング・アルバム↓に収録。
◎ Betty LaVette & Carol Fran "Bluesoul Belles [The Complete Calla, Port and Roulette Recordings]" [Stateside/EMI 7423 860967 2 2]
残る,4. 5. は Lupine (1963年),2. 3. は Karen (1968年) 時代のシングル盤。
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2006年2月2日 20時50分
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2006年02月01日(水)
Bettye Lavette "I've Got My Own Hell to Raise" [Anti 86772-2]
1. I Do Not Want What I Haven't Got (Sinead O’Connor)
2. Joy (Lucinda Williams)
3. Down To Zero (Joan Armatrading)
4. The High Road (Sharon Robinson)
5. On The Surface (Rosanne Cash)
6. Just Say So (Cathy Majeski, John Scott Sherrill)
7. Little Sparrow (Dolly Parton)
8. How Am I Different (Aimee Mann)
9. Only Time Will Tell Me (Toni Brown)
10. Sleep To Dream (Fiona Apple)
とにかく1曲目のアカペラが恐ろしい。この Bettye Lavette の声を聴いていると,童話やシェイクスピアの世界から抜け出してきた魔女に呪いをかけられているような気分になってくる。
ただし,一度その呪いの儀式を済ませてしまうと,Solomon Burke "Don't Give Up On Me" 以来,プロデューサである Joe Henry が得意とする,懐かしいけれども新しいソウルの世界にゆったりと浸ることができ,曲数が少なくて収録時間も短いことに物足りなさを感じてしまうほど。
Lucinda Williams の "Joy" を取り上げてまるで自分の曲のように歌いこなしているが,その一節からアルバムタイトルが採られた,ラストの "Sleep to Dream" のオリジナルを歌っている Fiona Apple という若い女性も,サンプルを聴いただけだがなかなか良さそうな,Lucinda Williams とよく似たタイプのシンガーだった。
30数年前に Muscle Shoals で録音した作品はすでに CD 化されていたが,
● Betty Lavette "Souvenirs" [Art & Soul 851012]
この直前,Memphis で The Dixie Flyers をバックに録音した作品も,最近まとめてリイシューされた。
● Bettye LaVette "Take Another Little Piece Of My Heart" [Varese Sarabande 302 066 708]
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2006年2月1日 21時40分
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2006年01月31日(火)
年末から年始にかけて嵌まっていたのが,この Harry Connick, Jr.。
きっかけは,↓に収録されていた "City Beneath The Sea"。
◎ Various Artists "Hurricane Relief-Come Together Now (2 CDs)" [Habitat CCD2-2311-2]
すでに同じチャリティ・アルバムの "A Celebration Of New Orleans Music" で "Good To Be Home" という曲を聴いてはいたが,そちらが完全な Jazz であるのに対して,この "City Beneath The Sea" は,コロコロとよく転がる N.O.スタイルのピアノがフィーチャーされてはいても,シンプルで落ち着いたリズムのロック風で,その2つの曲の間のギャップに興味を持ち,AMG などで調べてみるとピアノの師匠として Ellis Marsalis に加えて James Booker の名前が挙げられており,Dr.John や Johnny Adams とデュエットした曲があったり,Meters のリズム・セクションが参加しているアルバムもあった。
その N.O.ファンクっぽい CD だけでも聴いてみたいと思って中古ショップをのぞいてみると,ブックオフの \750以下のコーナーで,それも \250 のものがかなり見つかり,手当たり次第に買っていたら,あっという間にコレ↓だけ集まった。
◎ "Harry Connick, Jr." [Columbia CK 40702]
◎ "20" [Columbia CK 44369]
◎ "When Harry Met Sally…" [Columbia CK 45319]
◎ "Lofty's Roach Souffle" [CBS/Sony CSCS5194]
◎ "We Are In Love" [CBS/Sony CSCS 5195]
◎ "Blue Light, Red Light" [Sony SRCS 5603]
◎ "25" [Columbia CK 53172]
◎ "Eleven" [Sony SRCS 6581]
◎ "Swing Time" [SONY SRCS 5910]
◎ "When My Heart Finds Christmas" [Columbia CK 57550]
◎ "She" [Columbia CK 64376]
◎ "Star Turtle" [Columbia CK 67575]
◎ "To See You" [Columbia CK 68787]
◎ "Come By Me" [SME SRCS 8960]
◎ "30" [Columbia CK 69794]
◎ "Other Hours: Connick on Piano 1" [Marsalis Music/Rounder 116 613 304-2]
日本独自編集のベスト盤 "Swing Time" と比較的新しい "Other Hours" 以外は全て \1K 以下で,半分以上が \250 で入手できた。
これほど安価で中古市場に出回っているということは,それだけ質の悪い音楽なのかというと,決してそんなことはなく,おそらく,ソロやトリオでのジャズ・ピアニストとしての Harry Connick, Jr. のファンと,ビッグバンドやスモールコンボをバックにスタンダードを歌うシンガーとしてのファンには一致しない部分が多いということだと思われる。
そして,どちらのファンにも N.O.ファンクのアルバムは相手にしてもらっていないようだ。個人的には "She" という,George Porter, Jr. や Joseph "Zigaboo" Modeliste が参加している CD がいちばん気に入っているのに・・・(^_^;)
この Harry Connick, Jr. という男は,ピアノや歌が上手い上にハンサムで,育ち(両親ともに弁護士かつレコード店のオーナー)もよく,インタビューした評論家たちの解説を読むと性格もよさそうなのに加えて,シリアスな演技をこなす映画俳優でもあるという,身近にいれば絶対に友達にはしたくないというタイプの人間。
こういうのと付き合っていると劣等感にさいなまれて,生きて行くのがいやになりそう。
昔は,こういう「憧れの存在」は必ず年上で,自分もいつかは・・・と考えていたのものだが・・・(^_^;)
ジャンルとしての Jazz の世界に深入りするつもりはないのだけれども,この Harry Connick, Jr. に関しては,最近の作品も聴いてみたいと思っている,今日このごろであります。
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2006年1月31日 21時22分
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