ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年11月20日(日)
Beautiful Dream
Eddie Hinton "Beautiful Dream: Sessions Vol. 3" [ZANE ZNCD 1023]

1. Nice Girl
2. You Left The Water Running
3. You Made Me Sing
4. Everybody Meets Mr. Blue (Alt. Version)
5. Just Another Wild Love Affair
6. Got To Be Good
7. Beautiful Dream
8. Alleyway
9. I Won't Let You Down
10. Let It Roll (Alt. Version)
11. Same Old Thang
12. Lay It On Me
13. Blue Blue Feeling
14. Neighbour Neighbour
15. Walking With Mr. Lee
16. Turn On Your Love Light

Vol. 3 ということだが,前作までは "The Songwriting Sessions" だったのに,今回はただの "Sessions" というタイトルになっている。

1. 3. 5. と 13.〜16. は,CDbaby から発売されていた 5 Menits の CD に収録されていた曲と同じみたい。その CD はまだ注文していないので,ありがたかった。
このアルバムでは,1.3.5. が The Tuscaloosa All Stars,13.〜16. が 5 Menits ということになっている。
"The Night Before, Vocal: Eddie Hinton" は入っていないが,サンプルを聴くといかにもビートルズ風で,この CD に収録するには違和感がありそうな曲だしね・・・(^_^;)


その他の収録曲で気になるのは,やっぱり "You Left The Water Running"。
この Eddie Hinton のバージョンは,1975年の Muscle Shoals で,おなじみの David Hood と Roger Hawkins をバックに,自身のギターのみで録音されている。
ライナーによると,この曲のいくつかあるカバーのうち,Eddie Hinton は,Maurice & Mac のレコーディングには参加していたらしいが,ここで聴けるバージョンは,どちらかというと Otis のものに近い,比較的軽めの音になっている。


というわけで,"You Left The Water Running" 特集。
◎ Otis Redding: Various Artists "The Muscle Shoals Sound" [Rhino R2 71517]
 いかにもデモ録音らしい,軽くあっさりとした音。Otis 自身がギターを弾いて,Phil Walden がタンバリン。
◎ Wilson Pickett "The Wicked Pickett" [ATLANTIC 7567-80280-2]
 1966年の Fame 録音。この時期の Pickett は,まだまだ成長途上。
◎ James & Bobby Purify "The Best of James & Bobby Purify" [sundazed/BELL SC 11096]
 これも1966年で,"I'm Your Puppet" などとほぼ同時期に録音されているらしい。
◎ Don Varner "Finally Got Over!" [RPM/Shout RPMSH 299]
 1967年の録音で,プロデュースは Quin Ivy。怒涛の最速バージョン。
● Maurice & Mac: The Radiants "The Single Collection 1962-1970" [Rack O' Ribs RORR 4544]
 ねちねちと暑苦しいアレンジ。1968年の Muscle Shoals 録音。このギターが Eddie Hinton?
◎ Sam & Dave "Sweat 'n' Soul: Anthology (1965-1971) [2 CDs]" [ATLANTIC/Rhino R2 71253〜4]
 未発表作で,Tom Dowd & Jerry Wexler のプロデュース。やはり '60年代末の Muscle Shoals 録音か?
◎ Booker T. & The MG's "Play The Hip Hits" [ace/STAX CDSXD 065]
 Booker T. のオルガンがでしゃばりすぎるのは,さすがにちょっと・・・(^_^;)
● Barbara Lynn "The Crazy Cajun Recordings" [Edsel EDCD 586]
 手持ちの CD 中では,唯一の女性カバー。他のバージョンとは,一味ちがうアレンジになっている。
● James Govan "I'm In Need" [Over-Easy/Overture 30020-2]
 1982年に Quinvy 改め Broadway Sound スタジオで録音されている。

● Dan Penn "Do Right Man" [SIRE/WARNER 9 45519-2]
◎ Dan Penn and Spooner Oldham "Moments From This Theatre: LIVE" [PROPER PRPCD 9]
 日本でも演奏してくれた。歌い始める前に Otis との思い出をチラッと話していたのが印象的。
◎ Eddie Hinton "Beautiful Dream: Sessions Vol. 3" [ZANE ZNCD 1023]

2005年11月20日 08時26分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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このCD、ちょうど今日うちに届いて聴いていたところでした(遅いけど安いemediaより)。
今回はあんまりsongwritingじゃないから取っちゃったんでしょうかね?

The Night Beforeは「風」というかLennon/McCartneyなのだそうです。
僕もビートルズは全然聴かないので知りませんでしたが……。
そう言えば,前作の "You Can't Do That" も,ビートルズでしたね。
あれは,ギターの音色やホーンのアレンジなどがなかなかソウルフルなように感じましたが,原曲はどうなんでしょうね・・・?
"You Left The Water Running"はアメージング リズム エースも
演奏してると思ったけど、でもヒントンのは凄いね。
James Govan のバージョンが最近リイシューされたのはご存知ですか?

◎ Sandra Wright / James Govan "The Broadway Sound Sessions" [Soulscape SSCD 7007]
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