The Hour Glass
Hour Glass, The "The Hour Glass" [BGO CD536]
1. Out Of The Night 2. Nothing But Tears 3. Love Makes The World Go 'round
4. Cast Off All My Fears 5. I've Been Trying 6. No Easy Way Down
7. Heartbeat 8. So Much Love 9. Got To Get Away 10. Silently 11. Bells
12. Power Of Love 13. Changing Of The Guard 14. To Things Before
15. I'm Not Afraid 16. I Can Stand Alone 17. Down In Texas
18. I Still Want Your Love 19. Home For The Summer
20. I'm Hanging Up My Heart For You 21. Going Nowhere
22. Norwegian Wood 23. Now Is The Time
このグループの1st(1〜11) と2nd(12〜23) を2 on 1にした CD。Remastered from original master tapes というシールが貼ってあった。
解説を Neil Young が書いているというのが気になって購入したのだが,Duane Allman たちのステージを Neil Young や Steve Stills がかぶりつきで見ていたとは知らなかった。
その解説は "THE MUSIC on these two records is not very good." という文で始まっていた(爆笑)。
まあ,1st アルバムのほうは,確かにオーバー・プロデュースそのもので,Duane Allman はほとんどギターを弾かせてもらっておらず,目立つのは Greg Allman のボーカルだけという内容だけれども,2nd のほうは自作曲や Penn / Oldham(12),Hinton / Greene(17,19) などによる曲の良さもあり,ホワイト・サザンソウルとしてはなかなか良く出来ていて,けっこう楽しめた。
Johnny Sandlin のドラムはまるで Roger Hawkins のソックリさんで,Doris Duke "I'm A Loser" のオリジナル(AMG)のクレジットでは彼がドラムということになっているのだが,やっぱりちょっと違うように思う。
Irma Thomas "In Between Tears" で 'Squirm' とクレジットされているのが,彼のような気がする。
Greg Allman のボーカルは,どこか「中途半端」な印象があってあまり好きになれなかったのだけれど,特に1st の曲を聴いていると,レコード会社の連中が彼をソロとして売り出したがっていたというのが納得できた。
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2005年3月19日 10時21分
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改めて聴くと、Hinton/Greenの曲が歌も演奏も特にハマってる気がしました。
ところで、Capricorn Studioのエンジニアだったらしい人のサイトを見つけました。Doris Dukeの名前も出ており、この人に聞けば“真相”が分かるはず……?
http://www.electroacoustics.com/
こういう類の"真相"は謎のまま想像をたくましくしているのが楽しいような・・・(^_^;)
教えてもらったサイトから Paul Hornsby のページにたどり着き,そのバイオグラフィに,NGDB のマネージャーが Hour Glass の連中を "the next Rolling Stones" を発見したとして Liberty Records に紹介したと書いてありましたが,その結果があの1st アルバムだというのは,複雑な気分です。