ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2013年02月18日(月)
Phil Spector - The Anthology '59-'62
Various Artists "Phil Spector - The Anthology '59-'62 (3 CDs)" [NotNow NOT3CD091]

Sam Cooke "Complete Singles 1956-1962" を HMV で予約するとき,「まとめ買い」割引の適用を受けるために同時に注文した CD の一つ。
リイシュー専門のレーベルとして怒涛の怪進撃を続けている NotNow からのリリース。
デジパック仕様で,収録曲のタイトルとアーティストのリスト以外には,Songwriters & Recording Dates(←読みにくくて役に立たない) とわずかなライナーノートがケースに印刷してあるだけ。
せめて各曲のチャート・データくらいは掲載してもらいたかったが,値段が値段だけに文句は言えない。
気になったらネット上で検索すればそこそこの情報を得ることができるし・・・。
ジャケ写の背景は,"Back To Mono" の明らかなパクリ・・・(^_^;)

Rolling Stones が初期に Phil Spector や彼の右腕的な存在だった Jack Nitzsche から受けた影響は大きかったし,Sam Cooke のバックで演奏していたミュージシャンと Phil Spector が使っていたミュージシャンには,共通しているメンバーが少なからずいた。

CD 3枚で全75曲。ソロもグループも,男も女も,黒も白も・・・と種々雑多で,曲調も様々。
1962年までの作品集なので,いわゆる典型的な Wall Of Sound の曲は The Crystals 'He's A Rebel' くらいで,それ以前の試行錯誤によるプロトタイプのような作品が多い。

それだけに,Dan Penn が "We'd try to get the big Phil Spector Wall Of Sound."("The FAME Recordings" p.12) と語っている Wall Of Sound のエッセンスは聞き取りやすいかもしれない。

Wall Of Sound について,Dr.John は次のように語っている。
「スペクターのギグは興味深いものだった。スタジオは,三十挺のバイオリンと十本のホーン,一群のキーボード,ベース,ギター,ドラムで埋めつくされ,それらの音にエコーがかけられてミックスされると,彼独特の「ウォール・オブ・サウンド」の出来あがり。だが私は,『これはいったいなんなんだ?』と思ったものだ。ニューオリンズでは,これくらいの音ならたったの六人で出していた。リズム・セクションと2本のホーンだけで,同じ厚みを出すことができた。なのにここでは,こんなにたくさんの人間を集め,妙なリバーブをかけて,これだけの音しか出せない。私には少しも理解することができなかった。私にとってそれは,頂くものをさっさと頂くための仕事でしかなかった。」(pp.199-200 『フードゥー・ムーンの下で』ドクター・ジョン,ジャック・ルメル 共著 森田義信 訳 ブルース・インターアクションズ 刊)

ニューオリンズのサウンドについては,いろいろな編集盤が出ていて,当時,ニューオリンズを代表していた Cosimo Matassa のスタジオで録音された楽曲を集めたコンピレーションもあるので,聴き比べてみるとおもしろい。
● V.A. "The Cosimo Matassa Story (4 CDs)" [PROPERBOX 129]
● V.A. "Gumbo Ya Ya - The Cosimo Matassa Story Volume 2 (4 CDs)" [PROPERBOX 174]


収録曲の中で,個人的に思い入れが大きいのは,↓
The Paris Sisters - I Love How You Love Me @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=cxLzJXpBYJo

 ただし,思い出に残っているのは,↑ のオリジナルではなく,日本語のカバー・バージョン ↓
わすれたいのに @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=xF9HgnB1jo0

 モコ・ビーバー・オリーブ の中で,当時お気に入りだったのは「あなたのモコ」(高橋基子) オネエサマ・・・(^_^;)
 その後この曲に出会ったのも,やはりカバーだった ↓
◎ Bryan Ferry "These Foolish Things" [EG VJD-28063] -1973
Bryan Ferry I Love How You Love Me (HQ) @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=GHlcyvVTIbY
2013年2月18日 11時05分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月17日(日)
Jesse Belvin "Goodnight My Love"
Jesse Belvin "Goodnight My Love" [Ace CDCHD 336]

1. Goodnight My Love [1956/7, Modern 1005]
2. (I Love You) For Sentimental Reasons [1960, Kent 326]
3. I'll Mess You Up - The Cliques [1962, Crown LP 5145]
4. Once Upon A time - The Cliques [1962, Crown LP 5145]
5. I'm In Love (With A Girl) - The Cliques [1956, Modern 995]
6. Girl In My Dreams - The Cliques [1956, Modern 987]
7. My Desire - The Cliques [1956, Modern 995]
8. Don't Close The Door [1957, Modern 1015]
9. Senorita [1957, Modern 1013]
10. I Wanna Know Why - The Cliques [1956, Modern 987]
11. Let Me Love You Tonight [1957, Modern 1005]
12. I Need You So [1957, Modern 1013]
13. My Satellite - Jesse Belvin & The Space Riders [1957, Modern 1027]
14. Just To Say Hello [1957, Modern 1027]
15. Dream House [1961, Crown LP 5187]
16. I'm Not Free [1957, Modern 1020]
17. You Send Me [1957, Modern 1025]
18. By My Side [1957, Modern 1015]
19. Let's Make Up [1962, Crown LP 5187]
20. Summertime [1957, Modern 1025]
21. I Want You With Me Christmas [1956, Modern 1005]
22. Goodnight My Love [Alternate take]
23. Sad & Lonesome [1957, Modern 1020]
24. Beware [Previously unissued]
25. What Can I Do Without You [Previously unissued]
26. I'll Make A Bet [Previously unissued]

Aaron Neville "My True Story" のラストを飾っていた 'Goodnight My Love'(1956, R&B Singles: 7) のオリジナル・バージョンが収録されている CD。
Goodnight My Love @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=DMK3R8ALK8s


Jesse Belvin (Dec.15,1932 - Feb.6,1960) は,Sam Cooke (Jan.22,1931 - Dec.11,1964) より少し年下だが,Specialty で Sam がゴスペルを歌っていた時点で既にポップの世界にデビューしていたり,RCA に入社するのも早かったりするので,Sam にとっては,友人であると同時に先達のような存在だった。

Specialty 時代の作品をまとめた CD は ↓ 。代表曲は R&B Singles で2位(1953) を記録した 'Dream Girl'。
◎ "The Blues Balladeer" [Specialty SPCD 7003] -1990
Jesse and Marvin- Dream Girl [Specialty 447] 1952 787 RPM @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=0N5v5DEeCyw


RCA 時代の作品も ↓ の CD にまとめられていて,'Guess Who'(1959, Hot 100: 31, R&B Singles: 7) が代表曲。
● "Guess Who: The RCA Victor Recordings (2 CDs)" [ace CDCH2 1020] -2004
Guess Who-Jesse Belvin-1959- 45 RCA 7469.wmv @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=IfvVrhhpgnQ


作曲の能力もあり,The Penguins 'Earth Angel'(1954, R&B Singles: 1, Hot 100: 8) を実際に書いたのは,Jesse Belvin だった。
Earth Angel - The Penguins @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=VJcGi4-n_Yw

 ↑ シングル盤に彼の名前がクレジットされていないのは,作曲の権利を売り渡したから。
「著作権」などというものに関心がなく,とりあえずポケットの中にお金が入っていればいい・・・というのは,Sam Cooke 以前はごく当たり前の考え方だった。


Jesse Belvin - You Send Me. @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=O45GHLNwpkQ

 ↑ は,Sam Cooke のシングルの直後にリリースされた 'You Send Me' の競作バージョンの一つ。
ほぼ同時に発売された Teresa Brewer のバージョン(1957, Hot 100: 8) よりは上手く歌われていると思うが,ヒットはしていない。
● Teresa Brewer "The Best Of Teresa Brewer" [MCA MCAD-1545]
Teresa Brewer - You Send Me @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=HcBXZvaVpg0


面白いことに,B 面の 'Summertime' まで「競作(?)」している。アレンジもソックリ・・・(^_^;)
SUMMERTIME JESSE BELVIN @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=HswcniTt39o


↓ も,Sam Cooke と共通するレパートリ。
(I LOVE YOU ) FOR SENTIMENTAL REASONS. @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=PPXMFFDhftU


Jesse Belvin には Jazz のミュージシャンをバックに録音したアルバム ↓ もあり,当時はかなり Nat King Cole に近い存在だった。
● "Mr. Easy - With Marty Paich And His Orchestra" [BMG BVCJ-35018] -1960
2013年2月17日 12時49分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月14日(木)
Sam Cooke "Complete Singles 1956-1962"
Sam Cooke "Complete Singles 1956-1962" [Le Chant Du Monde 2742240.42]

<2月14日 追記>
HMV のサイトでは3月10日発売予定の「ご予約商品」のままだが,なぜか昨日届いた・・・(?_?)
元々 HMV では2月にリリースされる予定だったのだが,日アマに登録されるのとほぼ同時に3月に変更になっていた。初回出荷分としてわずかしか確保できなかったということだろうか・・・?
日アマでは,MP3 ダウンロードの配信は始まっている。

気になっていた DISC III-20. は,'Let's Go Steady' のまま。
ブックレットには,1966年にリリースされたシングル[RCA Victor 47-8803](c/w 'Trouble Blues') のバージョンで1962年6月頃に録音された曲として収録されているが,DISC II-2. のシングル[Keen 3-2022] との差異は,ぼくの耳では聴き取れない・・・(^_^;)
この曲にはステレオ・バージョンもあり,それも CD 化されているが,このセットに含まれているのは,どちらもモノラル。
"The Complete Singles" というタイトルの趣旨からすると,本来なら直前に収録されている 'Frankie and Johnny' の B 面曲である 'Cool Train' が収録されるべきなのだろうが,RCA と abkco が綱引きをしている微妙な年代なので,権利関係が複雑なのかもしれない。

気になっていた72ページにも及ぶブックレットは,各シングルのレーベル面の写真が掲載されているのは壮観だが,仏語と英語で同じ内容がコメントされているので分量的には物足りないし,内容面でも 'You Send Me' の作者を未だに L.C. Cooke として説明しているなど不十分に思える部分がある。


'Lonely Island'(I-11.) はシングル・バージョンだったし,'Summertime' の二つのバージョン(I-13./II-3.) も正当なものが収録されていたのは,NotNow のセットより評価できる。
同じ値段なら迷わず,NotNow よりこちらのセットをお勧めしたいが・・・(^_^;)

まだざっと聞いただけで,ブックレットもきっちり読んだわけではないが,取り急ぎお知らせまで。
聞き込んでいくうちに新たな発見があれば,あらためて・・・m(_ _)m


<1月30日 追記>
日アマでも予約受付が始まった。定価ではたいして違わないが「まとめ買い」すると,HMV のほうがかなり安くなる。発売予定日がひと月も遅いのは,なぜ ・・・ ? HMV から発売日が3月10日に変更されるという内容のメールが届いた。
NotNow の "The Singles Collection" に比べると「コンプリート」度は高いが,いくつか疑問点は,ある。

「ディスク2」 17. 18. に収録されている Cherie のシングルは,1971年リリースのはずなのだが,オーバーダブも含めて,この時期に録音されたのだろうか?

「ディスク3」の 20. は,'Frankie And Johnny' の B 面曲だから,'Cool Train' のはずなのだが・・・? こういう誤植があるということは,ブックレットにも,・・・(^_^;)

'Send Me Some Lovin'' と 'Frankie And Johnny' の間には,'Another Saturday Night' のシングルがリリースされているが・・・?
'Another Saturday Night' の権利については,RCA と abkco で綱引きがあり,"Greatest Hits"[1998, RCA 67605-2] の CD は,当初は 'Another Saturday Night' も含めた22曲入りだったのだけれども,クレームがついてすぐに回収され,21曲入りの CD としてリリースし直されている。
"Greatest Hits" の CD は,中古ショップで見かけたら必ず収録曲を確認するようにしております・・・(^_^;)


<1月23日 記>
今度は,今のところ HMV で予約受付が始まっているだけだが,"Complete Singles 1956-1962" というタイトルのアルバムが,Le Chant Du Monde というレーベルから2月上旬に発売されるらしい。

日米のアマゾンには未登録だが,amazon.co.uk には情報があり[ASIN: B00AF2VRPA],テキスト・データはないが,ボックスセットの裏面の画像がアップされていて,それで収録曲が確認できる。
CD 3 の最後の曲は 'Cool Train' のはず・・・(^_^;)

まもなく Not Now からリリースされる "The Singles Collection (3 CDs)"[NotNow NOT3CD089] と同じ3枚組だが,8曲多い全63曲の収録。

DISC II:
16. Just For You [1961, Sar 122]
17. Darling I Need You Now [1971, Cherie 4501]
18. Win Your Love For Me [1971, Cherie 4501]

DISC III:
5. What Do You Say [1961, RCA-Victor 47-7853]
17. Baby, Baby, Baby [1962, RCA-Victor 47-8129]
18. Send Me Some Lovin' [1962, RCA-Victor 47-8129]
19. Frankie And Johnny [1963, RCA-Victor 47-8215]
20. Cool Train [1963, RCA-Victor 47-8215]

Cherie のシングルは,Sam Cooke の死後,ストリングスなどがオーバーダブされてリリースされたバージョン。
なぜか,1963年にリリースされたシングルまで収録されている。
'Another Saturday Night'[RCA-Victor 47-8164] のほうが先に発表されたはずだが・・・?

英アマの Product Description にある,The 72-page booklet contains info on every song, with label artwork. というのが気になるが,その分 NotNow のより,ちょっと高い・・・(^_^;)
2013年2月14日 18時00分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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2013年02月12日(火)
Etta James "Etta Is Betta Than Evvah!"
Etta James "Etta Is Betta Than Evvah! (+10)" [Kent CDKEND 388]

1. Woman (Shake Your Booty) 2. A Love Vibration 3. Only A Fool 4. Little Bit Of Love 5. Groove Me 6. Jump Into Love 7. Leave Your Hat On 8. I've Been A Fool 9. Blinded By Love 10. Ain't No Pity In The Naked City
11. You've Lost That Lovin' Feelin' 12. Down So Low 13. All The Way Down 14. God's Song (That's Why I Love Mankind) 15. Power Play 16. Come A Little Closer 17. Feeling Uneasy 18. St. Louis Blues 19. Let's Burn Down The Cornfield 20. Lovin' Arms

Etta James が1976年にリリースした LP [Chess LP 19003] にボーナス・トラック(11.〜 20.) を追加して CD 化したアルバム。
Etta にとって,これが Chess での最後のアルバムとなった。
3. 7. が "Etta James"[1973, Chess LP 50042] と重複して収録されているのは,当時ドラッグにまみれた生活を送っていて録音に支障があったからだろうか?
残された歌を聴く限りでは,その影響はほとんど感じられないのだが・・・。

ボーナス・トラックの内,12.〜 14. は同じ "Etta James",15.〜 19. は "Come A Little Closer"[1974, Chess LP 60029] に収録されていた曲。11. は当時の未発表曲。20. は Not on LP だったシングル曲。
英 Kent は,独自編集した CD ↓ の後,
◎ "Who's Blue: Rare CHESS Recordings of the 60s and 70s" [Kent CDKEND 345] -2011
◎ "Call My Name (+12)" [Kent CDKEND 360] -2011
◎ "Losers Weepers (+11)" [Kent CDKEND 361] -2011
◎ "Queen Of Soul (+13)" [Kent CDKEND 377] -2012
↑ のように,オリジナル・アルバムに大量のボーナス・トラックを追加した CD をリリースしてくれている。
くわしい収録曲のリストは,→ E_James-Chess.xls

2. は Ann Peebles のカバー。5. は King Floyd のカバーで,Etta James は遺作となった ↓ でも,同じ曲を取り上げて歌っている。
● "The Dreamer" [Verve Forecast B0016128-02]

他に,Allen Toussaint の曲(9.) や Mann/Spector/Weil の大ヒット曲(11.) もカバーしているが,目に付くのは,Randy Newman のカバー(7. 14. 19.) が多いこと。これには収録されていないが 'Sail Away' も歌っている。
19. のスライド・ギターは Lowell George。
Etta James - Let's Burn Down The Corn Field @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=lT2MO8QuTt0


最後に収録されている 'Loving Arms' は,Jerry Wexler のプロデュースにより Atlantic Studios, New York で録音されている。
Etta James - Lovin' Arms (with lyrics) @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=XorVjAXY6N4


Chess を出た Etta James が契約したのは Warner Bros. Records で,そこからリリースしたアルバム(1978) のプロデューサは,やはり Jerry Wexler だった。
◎ "Deep In The Night" [Warner Bros. 8122 79923 8]
2013年2月12日 23時05分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月09日(土)
Johnny Adams "Walking On A Tightrope"
Johnny Adams "Walking On A Tightrope - The Songs Of Percy Mayfield" [ROUNDER CD 2095]

1. Walking On A Tightrope
2. Lost Mind
3. Stand By
4. My Heart Is Hangin' Heavy
5. Danger Zone
6. Never No More
7. The Lover And The Married Woman
8. You're In For A Big Surprise
9. Look The Whole World Over
10. Baby Please

Johnny Adams Percy Mayfield の書いた曲を歌ったアルバム。1989年のリリース。
収録曲の内,Percy Mayfield 自身が歌ったバージョンを聴けるのは, ↓
◎ "Walking On A Tightrope" [Brunswick/Acadia ACAM 8021] -2001
 1. 5.
◎ "Poet Of The Blues" [Specialty SPCD 7001-2] -1990
 2.
● "His Tangerine and Atlantic Sides" [Rhino Handmade RHM2 7828] -2003
 3. 6. 10.
◎ "Blues Laureate : The RCA Years" [Raven RVCD-219] -2006
 7.

walking on a tightrope percy mayfield @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=acMZSsEW3r4

Johnny Adams with George Porter Jr. - Walking on a Tightrope[3/3] @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=FgYfblzP51c


ナチュラルな「語り」に近い Percy Mayfield の歌と,技巧を駆使した Johnny Adams の歌は,その味わいが全く異なっている。
どちらを好むかは人それぞれだろうし,同じ一人の人間でも,P.M. の素朴な歌を聞きたい気分のときがあれば,J.A. の華麗な節回しを聞きたくなるときもある。
また逆に,余りにもシンプルすぎる P.M. の歌を物足りなく思うときがあれば,「どうだ上手いだろう」オーラを振りまく J.A. が嫌味に感じられてしまうこともある。

いずれにしても,こんな風にいろいろな「歌」を楽しめることに幸せを感じている今日この頃であります・・・(^^♪
2013年2月9日 21時36分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月08日(金)
Percy Mayfield "Tangerine and Atlantic"
Percy Mayfield "His Tangerine and Atlantic Sides" [Rhino Handmade RHM2 7828]

1. Ha Ha in the Daytime [Previously Unreleased]
2. Never No More [Tangerine single #923]
3. I Reached for a Tear [Tangerine single #923]
4. Memory Pain [Tangerine single #935]
5. Never Say Naw [Tangerine single #927]
6. Life Is Suicide [Tangerine single #927]
7. Baby Please (Lost Love) [Tangerine single #931]
8. River's Invitation [Tangerine single #931]
9. Cookin' in Style [Tangerine single #934]
10. The Hunt Is On [Tangerine single #934]
11. You Don't Exist No More [Tangerine single #935]
12. My Jug and I [Tangerine single #957]
13. Stranger in My Own Home Town [Tangerine single #941]
14. Way Down Home on the Farm [Previously Unreleased]
15. Maybe It's Because of Love [Tangerine single #941]
16. Stand By [Tangerine single #950]
17. Fading Love [Tangerine single #950]
18. Give Me Time to Explain [Tangerine single #957]
19. My Bottle Is My Companion [Tangerine single #973]
20. It's Time to Make a Change [Tangerine single #966]
21. We Both Must Cry [Tangerine single #966]
22. My Love [Tangerine single #973]
23. Don't Start Lying to Me [Tangerine single #979]
24. Long as You're Mine [Tangerine single #977]
25. Ha Ha in the Daytime [Tangerine single #977]
26. Pretty-Eyed Baby [Tangerine single #979]
27. I Don't Want to Be President [Atlantic single #3207]
28. Nothin' Stays the Same Forever [Atlantic single #3207]

昨年一年間を通じて最大の「掘り出し物」がこの CD だった。2003年に Rhino Handmade から2500枚限定で販売されたもの。
とある中古ショップにて,現時点で日アマに出品されている価格の約8分の1程度で入手できた (^_^)v
アナログ盤だと相場価格より極端に低い場合,針飛びなど状態が悪い可能性が高いけれども,CD だと個体差が少なく,少々の傷でも再生に問題がないのはありがたい。

Percy Mayfield が Tangerine で録音した作品(1.〜 26.) と Atlantic からリリースしたシングル(27. 28.)が収録されている。
Tangerine は,Ray Charles が ABC 時代に所有(1962-1973) していたレーベルで,Percy Mayfield の他に Louis Jordan や Ike & Tina Turner などが契約していたことがあるそうだ。
1962年〜1967年にかけて7回のセッションで,Ray Charles のプロデュースによって録音されている。ほとんどの曲で Ray Charles 自身が Piano/Organ を担当していて,?付きだが Billy Preston(Organ) がクレジットされたセッション(19.〜 22.)もある。
Atlantic におけるプロデューサは Johnny Watson で,もちろんギターも弾いている。

○ "My Jug And I" [1966, Tangerine 1505]
 3.〜 8. 12. 13. 15. 17. 18.
○ "Bought Blues" [1968, Tangerine 1510]
 2. 3. 8. 11. 17. 19. 21. 24.〜 26.
当時,2枚のアルバム ↑ がリリースされていて,表題の CD には Not on LP だったシングル曲や未発表だった曲(1. 14.) も収録されている。
Percy Mayfield "Ha Ha in the Daytime" @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=_XwpeglHeNw


'Memory Pain' など Specialty 時代の曲が数曲含まれていて,サウンド的にもその時代の延長上にあり,特に目新しいことをやっているわけではない。Specialty 時代の作品は,2枚の CD にまとめられている。
◎ "Poet Of The Blues" [Specialty SPCD 7001-2] -1990
◎ "Memory Pain" [Specialty SPCD 7027-2] -1992

Percy Mayfield は,1952年に交通事故にあって顔の半分が崩壊してしまうような重症を負っているが,その後も声や歌い方に変化は見られず,作曲も続けている。
Specialty を出た後も Art Rupe にデモ曲を送り続けていて,その内の1曲が ↓ 。
Percy Mayfield - Hit The Road Jack (Original version, 1960) @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=8MElMrfzSq8

Ray Charles - Hit the Road Jack - JazzAndBluesExperience @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=rfE5Zsw7QrI



Percy Mayfield の代表曲といえば,'Please Send Me Someone To Love' ということになるが,Youtube で検索するとトップに表示されるのは,↓ だった。
Paul Butterfield's Better Days - Please Send Me Someone To Love @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=gZaPhNSmu1Q
2013年2月8日 22時57分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月07日(木)
Solomon Burke "Soul Arrives!"
Solomon Burke "Soul Arrives! - 1955-1961" [Jasmine JASMCD 3019]

1. Christmas Presents From Heaven 2. I'm All Alone 3. Why Do Me That Way 4. I'm In Love 5. To Thee 6. No Man Walks Alone 7. Walking In A Dream 8. A Picture Of You 9. You Can Run But You Can't Hide 10. This Is It 11. I Need You Tonight 12. You Are My One Love 13. For You And You Alone 14. Don't Cry 15. They Always Say 16. My Heart Is A Chapel 17. Leave My Kitten Alone 18. Friendship Ring 19. Mama, Mama Dear
20. Doodle De Doo [1959, Singular 1314]
21. It's All Right [1959, Singular 1314]
22. This Little Ring 23. I'm Not Afraid
24. You Don't Send Me Anymore - Little Vincent [1961, Apollo 747]
25. Always Together - Little Vincent [1961, Apollo 747]
26. Honk Honk Honk, Pt.1 - Little Vincent & His Band [1961, Apollo 748]
27. Honk Honk Honk, Pt.2 - Little Vincent & His Band [1961, Apollo 748]
28. Keep The Magic Working 29. How Many Times 30. Just Out Of Reach (Of My Two Open Arms) 31. Be Bop Grandma

● "Keep The Magic Working: Original 1955-61 Atlantic Singular and Apollo Side" [Soul Jam 600808]
 昨年リリースされた ↑ に含まれていないのは 20. 21. 24.〜 27. の6曲のみ。21. 以外は初 CD 化のはず。
くわしい楽曲リストは,→ SBonATL.xls

Solomon Burke のディスコグラフィーについては,↓ に掲載されていた「ソロモン・バーク アルバム完全ガイド」(pp.74-83) がくわしい。
□ 『ブルース & ソウル・レコーズ No.90 2009年 12月号』
 ↑ の記事中「シングル/アルバム未収録作品」(p.78) に,「まず,初期から追っていくと,アポロでリトル・ヴィンセント名義の作品があると聞いた。だがその真偽は半々だ。」(鈴木) とあるのが,24.〜 27. の4曲。

24. 25. の2曲は,ほぼ間違いなく Solomon Burke 本人の歌唱と思われるが,26. 27. は,インスト曲。
こうなると,Sequel 盤 の CD にも収録されていなかった,Atlantic 時代のインスト曲 'Rockin' Soul'[Atlantic 2218],'More Rockin' Soul'[Atlantic 2259] も聞きたくなってくる・・・(^_^;)
2013年2月7日 11時29分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月06日(水)
Little Willie John "Singles 1955-1961"
Little Willie John "Sleep: The Singles A's & B's 1955-1961 (2CDs)" [Jasmine JASMCD 3026/7]

DISC I:
1. All Around The World 2. Don't Leave Me Dear 3. Need Your Love So Bad 4. Home At Last
5. Are You Ever Coming Back [1956, King 4893]
6. I'm Sticking With You Baby [1956, King 4893]
7. Fever 8. Letter From My Darling 9. Do Something For Me 10. My Nerves
11. I've Been Around [1956, King 4989]
12. Suffering With The Blues [1956, King 4989]
13. Will The Sun Shine Tomorrow [1956, King 5003]
14. A Little Bit Of Loving [1956, King 5003]
15. Love Life And Money [1957, King 5023]
16. You Got To Get Up Early In The Morning [1957, King 5023]
17. I've Got To Go Cry [1957, King 5045]
18. Look What You've Done To Me [1957, King 5045]
19. Young Girl [1957, King 5066]
20. If I Thought You Needed Me [1957, King 5066]
21. Uh Uh Baby [1957, King 5083]
22. Dinner Date [1957, King 5083]
23. Person To Person [1957, King 5091]
24. Until You Do [1957, King 5091]
25. Talk To Me, Talk To Me 26. Spasms 27. You're A Sweetheart 28. Let's Rock While The Rockin's Good 29. Tell It Like It Is 30. Don't Be Ashamed To Call My Name

DISC II:
1. All My Love Belongs To You [1958, King 5154]
2. Why Don't You Haul Off And Love Me [1958, King 5154]
3. No Regrets [1959, King 5170]
4. I'll Carry Your Love Wherever I Go [1959, King 5170]
5. Made For Me [1959, King 5179]
6. No More In Life [1959, King 5179]
7. Leave My Kitten Alone 8. Let Nobody Love You 9. Let Them Talk 10. Right There
11. Loving Care [1960, King 5318]
12. My Love Is [1960, King 5318]
13. A Cottage For Sale 14. I'm Shakin 15. Heartbreak (It's Hurtin Me) 16. Do You Love Me 17. Sleep 18. There's A Difference 19. Walk Slow 20. You Hurt Me
21. I'll Never Go Back On My World [1961, King 5452]
22. The Very Thought Of You 23. I'm Sorry 24. (I've Got) Spring Fever 25. Flamingo 26. Take My Love (I Want To Give It All To You) 27. Now You Know
28. Drive Me Home [1961, King 5539]
29. There Is Someone in This World for Me [1961, King 5577]
30. Autumn Leaves [1961, King 5577]

● Little Willie John "Complete Hit Singles A's & B's (2 CDs)" [Real Gone Music RGM-0046]
 昨年リリースされた ↑ には,"Hit" ということでチャートインしたシングルのみが収録されていたが,表題の CD には,それ以外のシングルも含まれている。収録曲数は多いけれども,ブックレットは "Complete Hit Singles" の方が充実している。
くわしい収録曲のリストは,→ LW_John.xls

昨年の "Complete Hit Singles A's & B's (2 CDs)" に含まれていなかった曲でも,過去に CD 化された曲がほとんどだが,初 CD 化曲もある。

同時にリリースされた ↓ も,昨年リリースされた "Keep The Magic Working" より収録曲が多い。MP3 のデータとして販売されている点も同じ。
◎ Solomon Burke "Soul Arrives! 1955-61" [Jasmine JASMCD 3019]


日本では,まだ「著作隣接権」の保護期間はレコードの発行(発売)が行われたときから50年のままで,こういうリイシュー盤が盛んに流通しているけれども,EU では一昨年,保護期間を70年に延長する法律が成立しているはずなのだが・・・?
もちろん,権利所有者に正式に許諾を得て使用料を支払った上で CD 化しているのなら何も問題はないのだろうが,それならそれで1962年以降の楽曲が含まれていないのは,おかしい。

保護期間を延長する法律は「クリフ・リチャード法」とも呼ばれているらしいが,実際には「ビートルズ法」という名前の方がふさわしいかもしれない。ポール・マッカートニーもクリフ・リチャードと一緒に保護期間の延長運動に関わったらしいし,クリフ・リチャードの楽曲よりもビートルズの楽曲の方がマーケット的にははるかに価値が高いはず・・・。

もし,TPP を丸呑みするようなことになれば,日本でも保護期間が延長され,しかも著作権法違反が非親告罪になる・・・つまり,権利所有者の告発がなくても違法行為の摘発が可能になってしまう。もちろん,たとえ摘発されなくても違法行為をしてはいけないのだが・・・(^_^;)

ただ,そうなれば,現時点では米アマ(amazon.com) のみで日アマからはダウンロードできない ↓ のような MP3 データが購入可能になるかも・・・?
○ The Fame Gang "Solid Gold From Muscle Shoals (Expanded Edition)" [Capitol Records ]
 ASIN: B004WT36IS
○ V.A. "The Complete Ric & Ron Recordings, Vol.1: Classic New Orleans R&B And More, 1958-1965" [New Rounder ] ← Vol.7 まである。
 ASIN: B007RBS2B4
2013年2月6日 19時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月04日(月)
Womack & Womack "Love Wars"
Womack & Womack "Love Wars" [ELEKTRA 9 60293-2]

1. Love Wars (Cecil and Linda Womack)
2. Express Myself (C. & L.Womack)
3. Baby I'm Scared Of You (C. & L.Womack)
4. T.K.O. (C. & L.Womack, Eddie Noble)
5. A.P.B. (C. & L.Womack, Friendly Womack,Sr.)
6. Catch And Don't Look Back (C. & L.Womack, Naomi Womack)
7. Woman (C. & L.Womack)
8. Angie (Mick Jagger & Keith Richards)
9. Good Times (C. & L.Womack, Bobby Womack)

1984年にリリースされ,R&B Albums で34位を記録しているアルバム。
Sam Cooke の娘である Linda と,Bobby Womack の弟である Cecil が結婚して結成したグループ。

Cecil Womack(Sep.25, 1947 - Feb.1, 2013) が亡くなったというニュースで,このグループのことは紹介されているが,Cecil Womack が最初に結婚(1967-77) したのは,Mary Wells だった。
● Mary Wells "Complete JUBILEE Sessions" [Sequel NEX CD 257]

Background vocals のクレジットには,その Mary Wells の名前があり,続く Cecil Womack II, Noel(Stacy) Womack は,Mary Wells との間に生まれた子供たちらしい。
Mary Wells は,Cecil との離婚後,義兄だった Curtis と恋愛して未婚のまま子供を生んでいる。
このアルバムの収録曲中,'T.K.O.' だけ Lead Vocals は,Cecil and Curtis Womack。彼ら二人は,血のつながった兄弟という以上の関係にあった。
Womack & Womack - T.K.O. @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=bkuwORjRhws


Womack & Womack - Angie @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=GpR6I_tWsrM

↑ は,ストーンズのカバー。いったい,どういう意図があって,この曲を取り上げたのだろう?
2013年2月4日 22時08分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年02月01日(金)
King Curtis Plays Sam Cooke
King Curtis "Plays The Hits Made Famous By Sam Cooke" [Capitol T2341]

A-1. Ain't That Good News
A-2. Bring It On Home To Me
A-3. Having A Party
A-4. Good Times
A-5. You Send Me
A-6. Shake
B-1. Tennessee Waltz
B-2. Chain Gang
B-3. A Change Is Gonna Come
B-4. Cupid
B-5. Send Me Some Lovin'
B-6. Twistin' The Night Away

● King Curtis "The Capitol Years, 1962-1965" [Bear Family BCD 15670] -1992
 昨年,「仕事」を口実に上京してウロチョロした成果の一つが ↑ だったが,今回,同じようにウロチョロした結果,収穫できたのが,表題の LP。

Sam Cooke が亡くなった,翌1965年のリリース。同年には ↓ もリリースされている。
● The Supremes "We Remember Sam Cooke" [MOTOWN MOTD-5495]
 ↑ の2ndプレスの LP はそこそこ流通しているようだが,CD としては廃盤状態でプレミアがついてしまっている。

● "The Supremes At the Copa" [Hip-O/Motown 0602527966854]
 Sam Cooke Medley の含まれた ↑ が Expanded Edition として CD 化されたので,"We Remember Sam Cooke" もボーナス・トラック付きで CD 化されることを期待したい m(_ _)m


久しぶりにアナログ盤を購入した。もちろん,高ければ買えなかったが,\1,700 (^_^)v

ぼくにも手の届く値段だっただけあって,ジャケットの底が抜けているのはもちろんのこと,背面も上部も破れかけている・・・(^_^;)
ただし,モノラル・バージョン だった (^^♪

状態の良いものなら,この2〜3倍あるいはそれ以上になるはずで,そんな値段ならとても手が出なかっただろうと考えると,正に運命的な出会いだった。

このジャケットと同じ写真を使用した CD があるが,それはベスト編集盤。この Capitol 時代の編集盤 CD としては,'A Change Is Gonna Come' が収録されている点で,↓ の方がオススメ。
● "The Best of King Curtis" [Capitol CDP 7243 8 36504 2 2] -1996


破れかけてはいても,裏ジャケには Sam Cooke の姿が,横顔ではあるものの,はっきりと確認できる。
King and the great Sam Cooke during one of their many performances together. というキャプションがあり,Ronnie Brathwaite とクレジットされている。

どのコンサートの写真かは明示されていないが,この写真を画像処理してカラー化したものが,↓ のジャケットに使用された。よく見ると,マイクスタンド?の高さも変更されている。
● Sam Cooke "One Night Stand / Sam Cooke Live At The Harlem Square Club" [RCA/BMG BVCM-37671]


King Curtis の Atlantic 時代のアルバムについては,"ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000" のシリーズなどで入手しやすくなっている。Capitol 時代についても同じようにアルバム単位で CD 化していただきたい・・・m(_ _)m

手元にある Bear Family のボックス・セットにはブックレットが付いていなかったので,どれがどの LP の収録曲なのか,いちいち調べるのが面倒くさい・・・(^_^;)
Capitol 時代の最初の LP には "Country Soul" という気になるタイトルが付いている。
2013年2月1日 22時04分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2013年01月27日(日)
American Heritage of Group Singing
Various Artists "MCA gems: From Barbershop To Doo-Wop To Hip-Hop - American Heritage of Group Singing" [MCA UICY-4003]

1. When You Were Sweet Sixteen - The Mills Brothers [1940]
2. Memories OF Galilee - Criterion Quartet [1929]
3. Echoes From The Hills - The Sons Of The Pioneers [1935]
4. What's The Mater Now? - Norfolk Jazz Quartet [1937]
5. Nagasaki - The Mills Brothers [1934]
6. I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself - The Boswell Sisters [1936]
7. Beer Barrel Polka - The Andrew Sisters [1939]
8. If I Didn't Care - The Ink Spots [1939]
9. Pickin' A Rib - Jones Boys Sing Band [1937]
10. Pop Goes The Weasel - The Merry Macs [1938]
11. I'll Fly Away - Selah Jubilee Singers [1941]
12. Something Within Me - The Original Five Blind Boys Of Mississippi [1950]
13. Just A-Sittin' And A-Rockin' - The Delta Rhythm Boys [1945]
14. On Top Of Old Smokey - The Weavers [1951]
15. Rag-Mop - The Ames Brothers [1949]
16. Drownin' In Memories - The McGuire Sisters [1957]
17. Sincerely - The Moonglows [1954]
18. The Vow - The Flamingos [1956]
19. Speak Low - The Hi-Lo's [1955]
20. One O'Clock Jump - Lambert, Hendricks & Ross [1957]
21. At The Hop - Danny & The Juniors [1957]
22. I Met Him On A Sunday - The Shirells [1957]
23. Keep On Pushing - The Impressions [1964]
24. You And I - The Anita Kerr Singers [1969]
25. Are You From Dixie - The Western Continentals [1968]
26. Baby, What You Want Me To Do / Bright Lights, Big City - The Persuasions [1973]
27. Rocket 2 U - The Jets [1987]
28. Life - K-Ci & JoJo [1999]

MCA gems シリーズの1枚。選曲・監修:中村とうよう。
邦題は『アメリカンコーラスの歴史―バーバーショップからヒップホップまで』。
「白人も黒人もひっくるめたアメリカン・ミュージックで,あらゆる時代を通して大きな存在であり続けたのが,ヴォーカル・グループである。むかしから日本人と欧米人との音楽的な違いとしてよく指摘されるのが,ハーモニーの感覚だ。」(中村とうよう)

ブックレットには,山下達郎が「アメリカン・ミュージックの懐の深さ」という文を特別寄稿している。日本人である我々がアメリカン・ミュージックと関わる際に避けられないジレンマについて書かれた名文。
「歴史的な必然性がないものを表現手段に選ぶことのむずかしさは,『楽しけりゃいいんじゃない?』『ポピュラー音楽は勉強ではない』などという居直りが通用しないことだけは確かです。」(山下達郎)


'You Send Me' のセッション(1957) 以降,Sam Cooke の専属ギタリストになる Clifton White は,それ以前,The Mills Brothers (1. 5.) の伴奏ギタリストとして活動していたことがある。

The Ink Spots(8.) のリード・シンガーだった Bill Kenny は,Sam Cooke のアイドルの一人。
'If I Didn't Care' は,「黒人だけでなく白人女性の紅涙をも絞ったクロスオーヴァー・ヒットのハシリ」(中村とうよう)。
Ink Spots - If I Didn't Care @Youtube

'Something Within Me'(12.) は,Spencer Wiggins が Porretta Soul Festival(2009) でファンキーなソウルにアレンジして歌った(33:20-) 曲の 元歌の,いくつかあるバリエーション の一つ。
The Five Blind Boys Of Mississippi の Archie Brownlee は,Sam Cooke を泣かせることができた シンガー。

The Persuasions(26.) は,ここではブルース・ナンバーをアカペラで歌っているが,Sam Cooke の曲もかなりカバーしている。
● The Persuasions "Good News" [Rounder CD 3053]
2013年1月27日 11時01分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年01月26日(土)
"Doo Wop Box"
Various Artists "Doo Wop Box (4 CDs)" [R2 71463]

DISC I: The Birth Of Doo Wop (1948-1955)
1. It's Too Soon To Know - The Orioles ['48, R&B: 1, Pop: 13]
2. Count Every Star - The Ravens ['50]
3. The Glory Of Love - The Five Keys ['51, R&B: 1]
4. Gee - The Crows ['53, R&B: 2, Pop: 14]
5. Crying In The Chapel - The Orioles ['59, R&B: 1, Pop: 1]
6. Money Honey - Cyde McPhatter & The Drifters ['53, R&B: 1]
7. Golden Teardrops - The Flamingos ['53]
8. A Sunday Kind Of Love - The Harp-Tones ['53]
9. I - The Velvets ['53]
10. Goodnite Sweetheart, Goodnite - The Spaniels ['54, R&B: 5, Pop: 24]
11. Sh-Boom - The Chords ['54, R&B: 2, Pop: 5]
12. Gloria - The Cadillacs ['54]
13. Hearts Of Stone - The Jewels ['54]
14. Earth Angel (Will You Be Mine) - The Penguins ['54, R&B: 1, Pop: 8]
15. Sincerely - The Moonglows ['54, R&B: 1, Pop: 20]
16. Mary Lee - The Rainbows ['54]
17. Close Your Eyes - The Five Keys ['54, R&B: 5]
18. (Will You) Come Back My Love - The Wrens ['55]
'. Story Untold - The Nutmegs ['55, R&B: 2]
20. Only You (And You Alone) - The Platters ['55, R&B: 1, Pop: 5]
21. Why Don't You Write Me? - The Jacks ['55, R&B: 3, Pop: 82]
22. When You Dance - The Turbans ['55, R&B: 3, Pop: 33]
23. At My Front Door - The El Dorados ['55, R&B: 1, Pop: 17]
24. The Great Pretender - The Platters ['55, R&B: 1, Pop: 1]
25. Lily Maebelle - The Valentines ['55]

DISC II: The Rock'N'Roll Explosion (1955-1957)
1. Speedoo - The Cadillacs ['55, R&B: 3, Pop: 17]
2. Why Do Fools Fall in Love - The Frankie Lymon & Teenagers ['55, R&B: 1, Pop: 6]
3. I'll Be Home - The Flamingos ['55, R&B: 5]
4. Devil Or Angel - The Clovers ['55, R&B: 3]
5. Church Bells May Ring - The Willows ['56, R&B: 11, Pop: 62]
6. Little Girl Of Mine - The Cleftones ['56, R&B: 8, Pop: 57]
7. I Want You To Be My Girl - Frankie Lymon & The Teenagers ['56, R&B: 3, Pop: 13]
8. In the Still Of The Night - The Five Satins ['56, R&B: 3, Pop: 24]
9. The Closer You Are - The Channels ['56]
10. Oh What a Night - The Dells ['56, R&B: 4]
11. A Thousand Miles Away - The Heartbeats ['56, R&B: 5, Pop: 53]
12. Please Say You Want Me - The Schoolboys ['56, R&B: 13]
13. Come Go With Me - The Dell Vikings ['56, R&B: 2, Pop: 4]
14. I'm So Happy (Tra-La-La-La-La-La) - Lewis Lymon & The Teenchords ['56]
15. Walking Along - The Solitaires ['56]
16. Little Darlin' - The Gladiolas ['56, R&B: 11, Pop: 41]
17. Don't Ask Me To Be Lonely - The Dubs ['57]
18. Florence - The Paragons ['57]
19. Deserie - The Charts ['57, Pop: 88]
20. Whispering Bells - The Dell-Vikings ['57, R&B: 5, Pop: 9]
21. Tonite, Tonite - The Mello-Kings ['57, R&B: 77]
22. Long Lonely Nights - Lee Andrew & The Hearts ['57, R&B: 11, Pop: 45]
23. Baby Oh Baby - The Shells ['57, Pop: 21]
24. Tell Me Why - Norman Fox & The Rob-Roys ['57]
25. Buzz-Buzz-Buzz - The Hollywood Flames ['57, R&B: 5, Pop: 11]
26. Tear Drops - The Lee Andrew & Hearts ['57, R&B: 4, Pop: 20]

DISC III: Doo Wop's Golden Age (1957-1959)
1. Been So Long - The Pastels ['57, R&B: 4, Pop: 24]
2. Get A Job - The Silhouettes ['57, R&B: 1, Pop: 1]
3. Book Of Love - The Monotones ['57, R&B: 3, Pop: 5]
4. Maybe - The Chantels ['57, R&B: 2, Pop: 15]
5. I Wonder Why - Dion & The Belmonts ['58, Pop: 22]
6. One Summer Night - The Danleers ['58, R&B: 4, Pop: 7]
7. For Your Precious Love - Jerry Butler & The Impressions ['58, R&B: 3, Pop: 11]
8. You Cheated - The Shields ['58, R&B: 11, Pop: 12]
9. I'm So Young - The Students ['58, R&B: 26]
10. Everyday Of The Week - The Students ['58]
11. Little Star - The Elegants ['58, R&B: 1, Pop: 1]
12. Tears On My Pillow - The Imperials ['58, R&B: 2, Pop: 4]
13. Trickle, Trickle - The Videos ['58]
14. Ten Commandments Of Love - Harvey & The Moonglows ['58, R&B: 9, Pop: 22]
15. 16 Candles - The Crests ['58, R&B: 4, Pop: 2]
16. So Fine - The Fiestas ['58, R&B: 3, Pop: 11]
17. Lovers Never Say Goodbye - The Flamingos ['58, R&B: 25, Pop: 52]
18. Since I Don't Have You - The Skyliners ['58, R&B: 3, Pop: 12]
19. Pizza Pie - Norman Fox & The Rob Roys ['59]
20. Sorry (I Ran All The Way Home) - The Impals ['59, R&B: 14, Pop: 2]
21. A Teenager In Love - Dion & The Belmonts ['59, Pop: 5]
22. Who's That Knocking - The Genies ['58, Pop: 71]
23. I Only Have Eyes For You - The Flamingos ['59, R&B: 3, Pop: 11]
24. Hushabye - The Mystics ['59, Pop: 20]
25. Rockin' In The Jungle - The Externals ['59, Pop: 78]

DISC IV: The Doo Wop Revival (1959-1987)
1. Mope-Itty Mope - The Boss-Tones ['59]
2. Oh Rose Marie - The Fascinators ['59]
3. Just To Be With You - The Passions ['59, Pop: 69]
4. Shimmy, Shimmy, Ko-Ko-Bop - Little Anthony & The Imperials ['59, R&B: 14, Pop: 24]
5. The Wind - The Jesters ['60, Pop: 110]
6. Stay - Maurice Williams & The Zodiacs ['60, R&B: 3, Pop: 1]
7. There's A Moon Out Tonight - The Capris ['60, R&B: 11, Pop: 3]
8. Blue Moon - The Marcels ['61, R&B: 1, Pop: 1]
9. Tonight I Fell In Love - The Tokens ['61, Pop: 15]
10. Daddy's Home - Shep & The Limelights ['61, R&B: 4, Pop: 2]
11. Barbara-Ann - The Regents ['61, R&B: 7, Pop: 13]
12. Rama Lama Ding Dong - The Edsels ['61, Pop: 21]
13. Tonight (Could Be The Night) - The Velvets ['61, Pop: 26]
14. My True Story - The Jive Five ['61, R&B: 1, Pop: 3]
15. Nag - The Halos ['61, Pop: 25]
16. Lookin' For My Baby - The Earls ['61]
17. Imagination - The Quotations ['61, Pop: 105]
18. Coney Island Baby - The Excellents ['62, Pop: 51]
19. Remember Then - The Earls ['62, R&B: 29, Pop: 24]
20. Never Let You Go - The Five Discs ['62]
21. Denise - The Randy & Rainbows ['63, R&B: 18, Pop: 10]
22. Unchained Melody - The Vito & Salutations ['63, Pop: 66]
23. I Do - The Marvelows ['65, R&B: 7, Pop: 37]
24. Morse Code Of Love - The Capris ['82]
25. My Juanita (Live) - Johnny Meastro & The Brooklyn ['87, Previously unissued]

収録曲中,Aaron Neville "My True Story" でカバーされているのは,'Money Honey'(I-6.), 'My True Story'(IV-14.), 'Tears On My Pillow'(III-12.) の3曲くらいだが,Doo Wop のコンピレーションとしては,最高の評価を受けているボックス・セット。4枚それぞれに,「ドゥー・ワップの誕生」,「ロックンロールの爆発」,「ドゥー・ワップの黄金時代」,「ドゥー・ワップ復活」というタイトルがついている。

Aaron Neville は,以前から Doo Wop のカバーをかなりしていて,例えば・・・
◎ "Orchid In the Storm" [Rhino R2 70956] -1985
 2. For Your Precious Love (III-7.)
 3. The Ten Commandments Of Love (III-14.)
 5. Earth Angel (I-14.)
◎ "Warm Your Heart" [A&M POCM-1805] -1991
 9. Close Your Eyes (I-17.)
 ↑ は Linda Ronstadt とのデュエット。
 CLOSE YOUR EYES - AARON NEVILLE.wmv @Youtube
 The Five Keys___Close Your Eyes @Youtube

同じ The Five Keys の 'The Glory Of Love' や,The Impressions 'For Your Precious Love' を Otis Redding がカバーしているように,Doo Wop もディープなソウルと無縁ではない。
Doo Wop のボーカル・グループからソロに転向して Deep Soul を歌ったシンガーもいたそうだ。


どの世界にも,どのジャンルにも「マニア」はいるもので,このボックス・セットのブックレット(Compiler's Notes by Bob Hyde) には,'One record - a 45 RPM single, mind you, not an LP - from 1953 recently sold for a reported $18,000!' とある。
最近の円安で最高値に比べると1ドルあたり¥10以上の差が発生しているけれども,$18,000 ということは,レートが十円違うと・・・(?_?) とても,正気の沙汰とは思えない・・・(^_^;)
せいぜい数十ドルのブツに躊躇している自分が情けなくなってくる・・・(T_T)

続編の Vol.2 / 3 もリリースされているが,未入手。
この第1集だけでも,Doo Wop というジャンルの,底知れない奥深さを実感することができるが,そんな Doo Wop も,「アメリカンコーラスの歴史」という視点にたてば,一部分でしかない・・・のだった。
● V.A. "MCA gems: From Barbershop To Doo-Wop To Hip-Hop: American Heritage of Group Singing" [MCA UICY-4003]
↑ の邦題は,『アメリカンコーラスの歴史―バーバーショップからヒップホップまで』。
2013年1月26日 21時44分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2013年01月21日(月)
Aaron Neville "My True Story"
Aaron Neville "My True Story" [Blue Note 509996 23489 2 8]

<1月21日 追記>
Keith Richards は,Aaron Neville の最初のヒット曲 'Over You'[1960, R&B Singles: 21] のシングル盤を持っていたそうだし,Neville Brothers のアルバム "Uptown"(1987) に1曲だけだがゲスト参加したことがあるし,Aaron の息子 Ivan Neville は Keith のバンド The X-pensive Winos のメンバーだったし,・・・ということで,キースが Aaron のアルバムに関わっても意外でもなんでもなかったのだけれども,プロデューサとしてクレジットされている上に Greg Leisz という腕利きのギタリストが参加しているので,どうせそれほどギターは弾いていないだろうと思っていたが,・・・。1曲目 'Money Honey' の間奏のギターは,明らかにキース。
音数の少ないキースのソロが,このアルバムの幕開けにはふさわしい。

10. のみ Art Neville がゲスト参加(Hammond B-3) しているが,その他は,ギター2本にベース(Tony Scher) とドラム(George G.Receli) とキーボード(Benmont Tench) の5人が基本で,Saxophne/Flute(Lenny Pickett) が一部の曲(3. 5.〜 7. 11.) に加わっているだけ。必要最小限のバンドによる演奏は,シンプルで味わい深い。
特に,Bob Dylan の "Modern Times" や "Tempest" で叩いていた George G.Receli のドラムの,硬質で乾いた音が,Aaron や Background Vocals のスィートなコーラスで甘くなり過ぎてしまいそうなサウンドを引き締めている。

Sam Cooke という稀有な才能と強烈な個性を持ったシンガーの,唱法などの上っ面をただ真似しただけのフォロワーは星の数ほど掃いて捨てるほどいるが,Sam Cooke のスピリッツを現在,受け継いでいるシンガーの最右翼は,やはり,この Aaron Neville で間違いないだろう。ちょっと褒め過ぎか・・・(^_^;)

さて,スタンダード "Nature Boy - The Standards Album"(2003),ソウル "Bring It On Home... The Soul Classics"(2006),ゴスペル "I Know I've Been Changed"(2010),そして今回の ドゥーワップ(doo-wop) と続いたカバー集だが,次回作は・・・?
カントリーのカバー集になる可能性が高いような気がするのだが・・・?


<11月3日 記>
1. Money Honey (Jesse A. Stone) - The Drifters{Clyde McPhatter} [1953, R&B Singles: 1]
 The Drifters - Money Honey @Youtube
2. My True Story (Eugene Pitt & Oscar Waltzer) - Jive Five [1961, R&B Singles: 1, Hot 100: 3]
 Jive Five - My True Story @Youtube
3. Ruby Baby (Jerry Leiber & Michael Stoller) - The Drifters{Johnny Moore} [1956, R&B Singles: 10]
 Ruby Baby by The Drifters @Youtube
4. Gypsy Woman (Curtis Mayfield) - The Impressions [1961, R&B Singles: 2, Hot 100: 20]
 The Impressions - Gypsy Woman (1961) @Youtube
5. Ting a Ling (Nugetre) - The Clovers [1952, R&B Singles: 1]
 The Clovers - Ting-a-Ling @Youtube
6. Be My Baby (Jeff Barry, Ellie Greenwich & Phillip Spector) - The Ronnetts [1963, R&B Singles: 4, Hot 100: 2]
 Ronettes - Be My baby @Youtube
7. Little Bitty Pretty One (Robert J. Byrd) - Thurston Harris [1957, R&B Singles: 2, Hot 100: 6]
 Thurston Harris - Little Bitty Pretty One @Youtube
8. Tears On My Pillow (Sylvester Bradford & Al Lewis) - Little Anthony and The Imperials [1958, R&B Singles: 2, Hot 100: 4]
 TEARS ON MY PILLOW - LITTLE ANTHONY AND THE IMPERIALS 1964 @Youtube
9. Under The Boardwalk (Arthur Resnick & Kenny Young) - The Drifters{Johnny Moore} [1964, R&B Singles 4, Hot 100: 4]
 Under the boardwalk - The drifters @Youtube
10. Work With Me Annie (Hank Ballard) - The Midnighters [1954, R&B Singles: 1, Hot 100: 22]
 The Midnighters-Work With Me Annie @Youtube
11. This Magic Moment / True Love (Medley) (Doc Pomus & Mort Shuman) -The Drifters{Ben E.King / Johnny Lee Williams} [1960, R&B Singles: 4, Hot 100: 16 / 1959, R&B Singles: 5, Hot 100: 33]
 The Drifters "This Magic Moment" @Youtube
 True Love By The Drifters @Youtube
12. Goodnight My Love (Pleasant Dreams) (John S. Marascalco & George Motola) - Jesse Belvin [1956, R&B Singles: 7]
 Goodnight My Love @Youtube

「来年の話をすると鬼が笑う」と言うけれども,Aaron Neville の新作(1月22日) の予約が始まった。
Keith Richards と Don Was の共同プロデュース。メイキング・ビデオ ↓
Aaron Neville - Making of 'My True Story' @Youtube

The Drifters からの選曲が多いが,それぞれ Clyde McPhatter,Ben E. King,Johnny Moore と,リードシンガーが異なっているのが面白い。

前々作からの「ソウル・クラシックス」→「ゴスペル・クラシックス」に続いて,今作は「ドゥーワップ・クラシックス」と呼べる内容。
● "Bring It On Home... The Soul Classics" [Burgundy 82876 85489 2] -2006
● "I Know I've Been Changed" [tell it 5 09960 651020] -2010
 どちらもボートラ付きの日本盤が発売されていて,しかも,前々作は 'Bring It On Home To Me',前作は 'Touch The Hem Of His Garment' という Sam Cooke がらみの曲が追加されていたので,仕方なく購入したが・・・。並みのシンガーならボロクソにけなしてやるところだけれども,Aaron Neville なら,多少のことであれば,笑って許せる・・・(^_^;)

参加しているミュージシャンは,Greg Leisz on guitar (Beck, Sheryl Crow, Bob Dylan, Ryan Adams), Benmont Tench on organ (founding member of Tom Petty and the Heartbreakers), George G. Receli on drums (Bob Dylan, James Brown), and Tony Scherr on bass (Bill Frisell, Norah Jones, Rufus Wainwright) という豪華なメンバー。

前作の Joe Henry から Don Was へ・・・というプロデューサの流れは,Solomon Burke の "Don't Give Up On Me" から "Make Do with What You Got" の流れと共通している。
・・・ということは,ドゥーワップの次は,Buddy Miller プロデュースによる,カントリー・ナンバーを集めたアルバムかも・・・?
2013年1月21日 21時25分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年01月19日(土)
Mary Wells "Complete JUBILEE Sessions"
Mary Wells "Complete JUBILEE Sessions" [Sequel NEX CD 257]

1. Soul Train (Cecil & Mary Womack)
 Mary Wells - Soul Train @Youtube
2. Apples, Peaches, Pumpkin Pie (Maurice Irby,Jr.)
 MARY WELLS apples peaches pumpkin pie @Youtube
3. Stag-O-Lee (Price/Logan)
 Mary Wells - Stag-O-Lee (1968 cover of "Stagger Lee") @Youtube
4. Make Me Yours (Bettye Swann)
 mary wells make me yours @Youtube
5. Two Lovers History (C & M Womack) [1968, Jubilee 5621]
 mary wells two lovers history @Youtube
6. Can't Get Away From Your Love (C & M Womack) [1968, Jubilee 5629]
 Mary Wells - Can't Get Away From Your Love (1968) @Youtube
7. The Doctor (C & M Womack) [1968, Jubilee 5621]
 mary wells-THE DOCTOR @Youtube
8. Don't Look Back (C & M Womack) [1968, Jubilee 5639]
 Mary Wells "Don't Look Back" @Youtube
9. Sunny (Bobby Hebb)
 Mary Wells - Sunny @Youtube
10. A Woman in Love (C & M Womack) [1968, Jubilee 5629]
 Mary Wells - Woman In Love (1968) @Youtube
11. 500 Miles (Bare/Williams/West) [1968, Jubilee 5639]
 Mary Wells - 500 Miles (1968 - Peter Paul & Mary cover) @Youtube
12. Bye Bye Baby (Mary Wells)
 MARY WELLS bye bye baby '68 @Youtube
13. Love Shooting Bandit (C & M Womack) [1969, Jubilee 5684]
 Mary Wells-Love Shooting Bandit @Youtube
14. Mind Reader (C & M Womack) [1969, Jubilee 5676]
 MARY WELLS mind reader @Youtube
15. Sometimes I Wonder (C & M Womack) [Previously Unissued]
 MARY WELLS sometimes i wonder @Youtube
16. Dig the Way I Feel (C & M Womack) [1969, Jubilee 5684]
 Dig The Way I Feel Mary Wells @Youtube
17. A Brand New Me (K.Gamblet/T.Bell/J.Butler) [Previously Unissued]
 MARY WELLS a brand new me @Youtube
18. Hold On (C & M Womack) [Previously Unissued]
 MARY WELLS hold on @Youtube
19. Leaving on a Jet Plane (J.Denver) [Previously Unissued]
 MARY WELLS leaving on a jet plane @Youtube
20. Come Together (Lennon/McCartney) [Previously Unissued]
 MARY WELLS come together @Youtube
21. Sweet Love (C & M Womack) [1970, Jubilee 5695]
 MARY WELLS Sweet Love 70s Rare Soul Promo @Youtube
22. Mister Tough (C & M Womack) [1970, Jubilee 5718]
 MARY WELLS mister tough @Youtube
23. Never Give A Man The World (C & M Womack) [1969, Jubilee 5676/5718]
 MARY WELLS never give a man the world @Youtube
24. Raindrops Keep Falling on My Head (B.Bacharack/H.David) [Previously Unissued]
 MARY WELLS raindrops keep falling on my head @Youtube
25. It Must Be Me (C & M Womack) [1970, Jubilee 5695]
 MARY WELLS it must be me @Youtube
26. Love And Tranquility (C & M Womack) [Previously Unissued]
 mary wells love and tranquilty @Youtube

廃盤になってプレミアの付いている CD だが,全て Youtube にアップされている・・・(^^♪
Mary Wells の Jubilee 時代の作品が収録された CD。

1.〜 12. が,1968年に "Servin' Up Some Soul" というタイトルでリリースされたアルバム。13. 14. は,Not on LP だった B 面曲。
15.〜 26. は,"Love & Tranquility" というタイトルで Jubilee からの2枚目のアルバムとしてリリースされる予定だった LP の収録曲。その内のいくつかはシングルでリリースされたが,その他は,この CD で初めて公表された。ジャケ写の右にあるように,"Come Together" というタイトルで作られたデザインも残っている。

プロデューサとしてクレジットされているのは,Womack 兄弟の末弟である Cecil Womack(1947-)。その他の兄弟も全て,コーラスで協力しているらしい。Friendly,Jr.(1941-), Curtis(1943-), Bobby(1944-), Harry(1945-1974)。特に Bobby Womack は,ギターも弾いているようだ。

Cecil Womack と Mary Wells は,Atlantic 時代の最後のシングル '(Hey You) Set My Soul On Fire'/'Coming Home'[1967, Atlantic 6469] でも共作しているが,そのときのクレジットは Mary Wells, Cecil Womack だった。Jubilee に移籍する前に結婚して,Mary Womack となったらしい。
◎ "Dear Lover: The Atco Years" [Ichiban/Soul Classics SCL 2509-2] -1995

'The Doctor' がヒット[Hot 100: 65, R&B Singles: 22] しているけれども,それが Hot 100 以内に入った最後の曲となった。この時点で Mary Wells(1943-1992) はまだ20代半ばという若さ。

夫婦で共作している曲もなかなかの出来だが,Mary Wells と関係の深かった Beatles の 'Come Together' を始めとして 'Stag-O-Lee','Make Me Yours','Sunny','Raindrops Keep Falling on My Head' など,カバー曲のアレンジが面白い。

特に興味深いのが Peter, Paul & Mary で大ヒットした '500 Miles'。ストリングスをアレンジしたのは,Sam Cooke を担当したこともある Horace Ott。
全体の雰囲気が 'A Change Is Gonna Come' に似ているような・・・?
2013年1月19日 00時51分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年01月14日(月)
Great Otis Redding Sings Soul Ballads
Otis Redding "The Great Otis Redding Sings Soul Ballads" [Volt WPCR-27501]

1. That's How Strong My Love Is
2. Chained And Bound 3. A Woman, A Lover, A Friend 4. Your One And Only Man 5. Nothing Can Change This Love 6. It's Too Late 7. For Your Precious Love 8. I Want To Thank You 9. Come To Me 10. Home In Your Heart 11. Keep Your Arms Around Me
12. Mr.Pitiful

"ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000" 第1弾・第2弾の100枚は,日本盤や海外で CD 化されたものなど,既に入手済みのものがかなりあり,いくら新たにリマスターされていても重複するものには手を出さないでおこうと思っていたのだが・・・。

もちろん,この "... Sings Soul Ballads" も 以前の日本盤 "Original Album Series (5 CDs)" でも持っていて,背の部分しか見ていなかったのだけれども,ふと手にとって見ると,・・・

「この紋所が目に入らぬか!」とばかりに輝いて見えたのが,VOLT のロゴ!
以前の日本盤(上) や "Original Album Series (5 CDs)"(下) では,右の画像のようになっていた。

再生してみると,確かに「リマスター」されているらしく,微妙に違ったサウンドのように聞こえて,同じく VOLT からリリースされていた ↓ の2枚も・・・(^_^;)
"The Soul Album" [Volt WPCR-27502]
"Complete & Unbelievable: The Otis Redding Dictionary of Soul" [Volt WPCR-27503]

ただし,どちらもステレオ・バージョンで,リマスターされていてもリミックスはされておらず,Otis のボーカルが中央から聞こえない・・・(T_T)

"ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000" の第3弾としてリリースされる ↓ も,VOLT のロゴ目当てに(シングルは VOLT だったが,アルバムは ATCO だった?) 購入するつもり。こちらは元々モノしか存在しないはずだし・・・。
"Pain In My Heart" [VoltAtco WPCR- ] -2013

○ "Complete Stax/Volt Singles (3 CDs)" [Shout Factory ]
 3月にリリースされる予定の ↑ のデータで,日アマでは「ディスク枚数: 4」なのに,他のネット・ショップでは3枚組になっている・・・?
2013年1月14日 15時05分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年01月12日(土)
John Edwards "Careful Man"
John Edwards "Careful Man" [KENT CDKEND 127]

1. Cold Hearted Woman (Phillip Mitchell)
2. How Can I Make It WIthout You (P.Mitchell)
3. Vanishing Love (Sam Dees) [1973, Aware 045]
4. Tin Man (Lee Bunnell)
5. The Look On Your Face (Floyd Smith) [1972, Bell 205]
6. It's Those Little Things That Count (P.Mitchell) [1972, Bell 205]
7. It's Got To Be The Real Thing This Time (S.Dees)
8. Ain't That Good Enough (N.Ashford, V.Simpson, J.Armstead)
9. Time (S.Dees, Frederick Knight)
10. We Always Come Back Strong (S.Dees)
11. I Had A Love (Ashford, Simpson)
12. Everybody Don't Get A Second Chance (S.Dees)
13. The Way We Were (M.Hamlisch, A.Bergman, M.Bergman)
14. Stop This Merry-Go-Round (S.Dees, Al Gardner, Clinton Moon) [1973, Aware 035]
15. Spread The News (Frank Johnson)
16. Careful Man (Jimmy Lewis) [1973, Aware 043]
17. Claim Jumpin' (S.Dees, William Brandon) [1973, Aware 037/043]
18. I'll Be Your Puppet (S.Dees, F.Knight, David Cannon) [1973, Aware 045]
19. You Were Made For Love (F.Smith, Richard Tufano) [1973, Aware 035/048]
20. You're Messing Up A Good Thing (Frank Johnson, Terry Woodford, Clayton Ivey) [1973, Aware 037]
21. It's A Groove (Bobby Womack, Linda Womack)
22. Exercise My Love (Timmy Willis, Melvin Ragin, Marlin McNichols) [1973, Aware 048]
23. Danny Boy (Trad.arr. Fred Weatherly)

John Edwards の Aware 時代の作品が集められた CD。その直前に Bell からリリースされたシングル(5. 6.) も入っている。
14.〜 22. が LP "John Edwards"[Aware 2005] の収録曲で,その他のシングル番号のない曲は全て Previously Unissued だった曲。

ライナーノート(Jan Barker) の冒頭には John Edwards について,the versatility of Sam Cooke, the phrasing of Bobby Womack and the vocal intensity of Wilson Pickett の影響が指摘されている。

John Edwards には 'Careful Man'[1974, R&B Singles: 8] というヒット曲があるものの,その後はたいしたヒットも出せず,1977年からは The Spinners のリード・シンガーとして活動し,↓ をヒット[1980, R&B Singles: 5, Hot 100: 4] させている。
Spinners - Cupid ~ I've Loved You For A Long Time @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=M4x7szPy7BI


表題の CD の収録曲の内,'You're Messing Up A Good Thing' には,Bobby Womack が歌ったバージョンもある。
◎ Bobby Womack "Lookin' For A Love Again" [United Artists UA-199] -1974
YOU'RE MESSING UP A GOOD THING - Bobby Womack @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=f3Nv8xENnis

John Edwards - Messing up a good thing @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=iK-hnkjOGgk

 ↑ より前に録音されたと思われる Bobby Sheen の未発表バージョンが収録された CD もリリースされている。
◎ Bobby Sheen "Too Many To Fight" [Soulscape SSCD 7025] -2010
Bobby Sheen ' Your messing up a good thing ' @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=STNzTWDoAn4


'It's A Groove' は,Wilson Pickett のカバー。
◎ "The Midnight Mover" [Atlantic/Collectables COL-CD-7769]
Its a Groove by Wilson Pickett @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=BpgLsX6b4DA

John Edwards-It's A Groove @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=_uOLiIYTh1c



この後,Cotillion からリリースされたアルバムが,"ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000" の第4弾として4月にリリースされる予定。これは,世界初 CD 化のはず。
○ John Edwards "Life, Love And Living" [Cotillion WPCR- ]
2013年1月12日 00時01分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2013年01月11日(金)
Solomon Burke "Keep The Magic Working"
Solomon Burke "Keep The Magic Working: Original 1955-61 Atlantic Singular and Apollo Side" [Soul Jam 600808]

1. Keep The Magic Working [1961, Atlantic 2089]
2. You Are My One Love [1957, Apollo 512]
3. Why Do Me That Way [1956, Apollo 487]
4. How Many Times [1961, Atlantic 2089]
5. Cry To Me [1961, Atlantic 2131]
6. A Picture Of You [1956, Apollo 505]
7. Walking In A Dream [1956, Apollo 500]
8. For You And You Alone [1957, Apollo 512]
9. They Always Say [1958, Apollo 522]
10. I'm In Love [1956, Apollo 487]
11. Don't Cry [1958, Apollo 522]
12. Leave My Kitten Alone [Unissued]
13. To Thee [1956, Apollo 487]
14. This Is It [1957, Apollo 511]
15. Christmas Presents From Heaven [1955, Apollo 485]
16. I’m All Alone [1956, Apollo 491]
17. Mama, Mama Dear [Unissued]
18. No Man Walks Alone [1956, Apollo 500]
19. Be Bop Grandma [1961, Atlantic 2114]
20. Friendship Ring [Unissued]
21. You Can Run But You Can't Hide [1956, Apollo 505]
22. I Almost Lost My Mind [1961, Atlantic 2131]
23. I'm Not Afraid [1960, Singular 1812]
24. Just Out Of Reach (Of My Two Open Arms) [1961, Atlantic 2114]
25. This Little Ring [1960, Singular 1812]
26. I Need You Tonight [1957, Apollo 511]
27. My Heart Is A Chapel [1958, Apollo 527]

昨年リリースされた Solomon Burke の初期作品集。
● "You Can Run But You Can't Hide" [Mr R&B RBD 108] -1996
 ↑ の CD と重複する曲が多く,残念ながら,この CD にも 'Doodle Dee Doo'[Singular 1314] は含まれていなかったのだが,まもなく,リイシュー・レーベルとして定評のある Jasmine から ↓ がリリースされる。
○ "Soul Arrives! 1955-61" [Jasmine ]

MP3 としては発売済みになっていて,その収録曲を見ると,'Doodle Dee Doo' だけでなく,Little Vincent 名義で Apollo からリリースされたシングル曲なども含まれている・・・(^_^)v
くわしい収録曲のリストは,→ SBonAtl.xls

編集盤の CD を集めていると常について回るのが,こういうダブリ・・・(^_^;)
ぼくの iPod には,同じタイトルで複数のバージョンが収録されている曲がかなりある。一度整理しなければならないと思っているのだが・・・。

ただ CD の場合は,全く同じ曲でもリマスターによる音質の違いなどがあって,なかなか処分できない。
また,収録曲が少なく音質も悪い CD でも,ブックレットの内容が充実していて面白い写真が掲載されていたりするものもあるので,・・・(^_^;)

表題の CD のブックレットにも,Solomon Burke がまだ駆け出しの時代に Sam Cooke と同じコンサートに出演したポスターが掲載されていた。→
Sam Cooke は 'Send Me Some Loving' と 'Baby, Baby, Baby' のカップリングを歌っているので,1963年のことらしい。Solomon Burke の曲目は書かれていないが 'Cry To Me' あたりを歌ったかもしれない。


ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 - HMV
http://www.hmv.co.jp/fl/11/346/3/

 ↑ のように "ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000" の第3弾・第4弾の内容が発表され,それには,Solomon Burke の Atlantic における最初のアルバム ↓ も含まれている。
● "Greatest Hits" [Sequel RSA CD 859]


まだ,第1弾・第2弾の内で買い残しているものがあるのに・・・(^_^;)
いくら1枚千円でも積み重なると・・・(T_T)
このシリーズは紙ジャケではないけれども,ブックレットの表紙が LP の縮刷版になっていて,その再現性はかなり高い。

◎ "The Great Otis Redding Sings Soul Ballads" [Volt WPCR-27501] -2012
 ↑ は,↓ や "Original Album Series (5 CDs)" でも持っているのだが,
● "The Great Otis Redding Sings Soul Ballads" [MMG 20P2-2369]
 ジャケット下部の白窓に印刷された VOLT の文字とロゴが目に留まり,買ってしまった。
アナログ時代も日本盤の LP しか持っておらず,このロゴには憧れていたので・・・(^_^;)
2013年1月11日 10時16分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2013年01月09日(水)
Rare & Modern Soul Gems
Various Artists "You Better Believe It! - Rare & Modern Soul Gems" [Warner/Rhino 5046-62923-2]

1. If You Can't Give Her Love (Give Her Up) (Prince Phillip Mitchell/Clayton Ivey) - Mary Wells [1974, Reprise RPS 1308]
2. You'll Never Be Sorry (Gerald Sims) - Gerald Sims [1973, Warner Bros. WB7680]
3. I've Got To Come In (Sam Dees) - Jean Battle [1971, Clintone CT-004)) ]
4. Smooth Sailing (Alan Felder/T.G.Conway) - Ben E.King [1976, Atlantic 45-3337]
5. Paint Yourself In The Corner (Eddie Sullivan/Marshall Thompson) - The Classic Sullivans [1973, Kwanza KWA 7678]
6. Without A Doubt (B.Reed/D.Reed/O.Wright/A.Joseph) - Major Lance [1974, Warner Bros. K16385]
7. Save Your Love For Me (Phil HJurtt/Anthony Bell) - Vivian Reed [1974, Atco 45-6938]
8. Free (I'm Coming Home) (Gordy/Fuqua/Gordy) - Cool Sounds [1972, Warner Bros. WB7615]
9. Let's Get Together Now (Bobby Eli/Thomas Baker) - Aristocrats [1973, Warner Bros. WB7736]
10. One On One (Prince Phillip Mitchell) - Prince Phillip Mitchell [1978, Atlantic 3480]
11. Kiss My Love Goodbye (P.Hurtt/A.Bell) - Bettye Swann [1974, Atlantic 45-3019]
12. I L.O.V.E. Y.O.U. (Terry Collins/Bobby Eli) - Terry Collins [1973, Kwanza KWA 7739]
13. Nice And Easy (Barbara L.Ozen) - Barbara Lynn [1971, Atlantic 45-2853]
14. When You Left Heartache Began (Archie Bell) - Archie Bell & The Drells [1968, Atlantic LP SD8181]
15. Always Be My Baby (Glen Watts/Donny Hathaway) - Duponts [1971, Atco 45-6854]
16. Beware Of The Stranger (J.Thompson/E.Dixon) - Hypnotics [1973, Reprise REP 1140]
17. Love, Love, Love (J.R.Bailey/Ken Williams) - Donny Hathaway [1973, Previously unreleased alternate mix]
18. Calling For Your Love (R.Williams/J.Broussard/C.Washington) - The Enticers [1971, Cotillion 44125]
19. Better Believe It (Graham/Winn/Todd) - Brenton Wood [1975, Warner Bros. WB8144]
20. Don't Let Me Lose This Dream (A.Franklin/C.Franklin/T.White) - Aretha Franklin [1967, Atlantic LP SD8139]
21. Fragile, Handle With Care (Sam Dees) - Sam Dees [1975, Atlantic 45-3287]
22. Let Me Prove That I Love You (Showers/Brown/McGregor) - The Dynells [1968, Atco 45-6638]
23. I May Not Be What You Want (Prince Phillip Mitchell/E.Shelby) - Bobby Sheen [1972, Warner Bros. WB7662]
24. So Very Hard To Go (S.Kupka/E.Castillo) - Tower Of Power [1973, Warner Bros. WB7687]
25. Nobody's Gonna Get Your Mama (Bob Lance/Fran Robins) - Peggy Scott [1972, Atco 45-6852]

"You Better Believe It!" というタイトルの付けられた編集盤 CD には,"The Sweet Sounds Of Muscle Shoals" シリーズ の ↓ があるが,
◎ V.A. "The Sweet Sounds Of Muscle Shoals vol. 3: You Better Believe It!" [Overture 34903-2]
 ↑ には Southern(アメリカの南部で生み出された) Soul が収録されているのに対して,表題の CD は Northern(イギリスの北部で人気のある) Soul のコンピ盤。この 'Southern' と 'Northern' というネーミングは紛らわしく,なかなかなじめないが,そういう風に定義されているのだから,仕方がない・・・(^_^;)

この Northern Soul のコンピ盤には,Muscle Sholas, Ala.(1. 23. 25.) や Houston, Tx.(14.),Malaco Studio, Jackson, Miss.(18.) など,アメリカ南部で録音された曲も含まれていて,そういう曲は Northern Soul であると同時に Southern Soul でもあると言える・・・?

Mary Wells の 'If You Can't Give Her Love' は,Bobby Womack がプロデュースした Muscle Shoals 録音。イントロの語りも Bobby。
Mary Wells If You Can't Give Her Love Give Her Up @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=czrlaOaGw4Q

↑ の B 面曲も CD 化済み。↓ は,同じく Bobby Womack がプロデュースしているけれども,録音されたのは Sunwest Studios, Hollywood 。
◎ V.A. "You Better Believe It! Vol 2 - Rare & Modern Soul Gems" [Warner/Rhino 5101-12270-2] -2006
 17. Cancel My Subscription (Vincent E.Melamed)
Mary Wells Cancel My Subscription @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=D8_CY7zowd0


続編の Vol.2 は廃盤になっているようでプレミアが付いているが,レアなシングルも含まれた,こういう編集盤のほうがシングルをこつこつと集めるよりも財布にかかる負担は少ない・・・はず。例によって,いくつかの曲が手持ちの CD と重複しているが・・・(^_^;)

アルバム・タイトルの元になっている Brenton Wood の曲も CD でリリースされている。
◎ Brenton Wood "Better Believe It" [Demon/Westside WESA 840] -2000
Brenton Wood - Better Believe It. @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=-gsL4HW-k5k


彼が歌う 'A Change Is Gonna Come' のカバー は,アレンジがなかなか面白い。
Brenton Wood A Change Is Gonna Come @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=GKeRQjw_80c
2013年1月9日 20時24分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年01月08日(火)
The One Who Really Loves You/Two Lovers
Mary Wells "The One Who Really Loves You / Two Lovers And Other Great Hits" [Kent CDTOP 387]

1. The One Who Really Loves You (William Robinson)
2. Two Wrongs Don't Make A Right (Berry Gordy, William Robinson)
3. You Beat Me To The Punch (William Robinson, Ronald White)
4. I've Got A Notion (Robert Bateeman, George Fowler, Brian Holland)
5. The Day Will Come (Janie Bradford, Rebecca Nichols, Stanley Ossman)
6. Strange Love (William Stevenson)
7. You're My Desire (Rex Robertson, William Stevenson)
8. I'll Still Be Around (Janie Bradford, Richard Wylie)
9. She Don't Love You (Berry Gordy)
10. Drifting Love (Mary Wells)
11. Two Lovers (William Robinson)
12. Guess Who (Jesse Belvin, Jo Ann Belvin)
13. My 2 Arms - U = Tears (Marvin Gaye, Clarence Paul, William Stevenson)
14. Goody-Goody (Matty Malneck, Johnny Mercer)
15. Stop Right Here (Melvin Franklin, Mary Wells)
16. Laughing Boy (William Robinson)
17. Looking Back (Brook Benton, Belford Hendricks, Clyde Otis)
18. No Love (Berry Gordy)
19. Was It Worth It (Berry Gordy)
20. Operator (William Robinson)

'Selfish One' をリリースしたとき,まるで Mary Wells のようだと言われた Jackie Ross は,I never thought I sounded like Mary Wells, but it was a compliment in a way, because she was such a big star. だったそうだ。

◎ "Something New: Motown Lost & Found" [Hip-O Select B0017285-02]
Mary Wells の Motown 時代のアルバムは,昨年,未発表曲などを集めた ↑ もリリースされたが,こちらは,2枚目と3枚目の LP を2on1にした CD。
1.〜 10. ○ "The One Who Really Loves You" [1962, Motown MT 605]
11.〜 20. ○ "Two Lovers and Other Great Hits" [1963, Motown MT 607]

'My Guy'[1964, Hot 100: 1, R&B Singles: 1] という大ヒット曲を持つ Motown 初期のスーパースターで,この2枚のアルバムからも,'The One Who Really Loves You'[Hot 100: 8, R&B Singles: 2], 'You Beat Me The Punch'[Hot 100: 9, R&B Singles: 1], 'Two Lovers'[Hot 100: 7, R&B Singles: 1] などのヒット曲が生まれている。
Smokey Robinson や Berry Gordy が作曲・プロデュースした Motown 調の曲だけでなく,3枚目のアルバムに収録されていた 'Guess Who' や 'Looking Back' のようにスローなスタンダード調の曲もそつなくこなしていて,なかなか歌が上手い。少なくとも,キンキン声で一本調子の Diana Ross よりは・・・(^_^;)
そもそも,The Supremes が売れるようになったのは,Mary Wells のヒット曲による儲けを Berry Gordy が The Supremes のプロモートに湯水のごとく注ぎ込んだから・・・らしいのだが・・・?
Diana Ross ばかりが優遇されることに腹を立て Berry Gordy と喧嘩して Motown を出た後,20th Century からリリースされたアルバムが売れなかったのは,Berry Gordy が,彼女の曲を放送しないように DJ たちに圧力をかけたため・・・という話も残っている。

20th Century 時代のアルバムも去年リイシュー ↓ されていて,聴いてみると,確かになぜヒットしなかったのか不思議に思えるほど,なかなかの内容。
◎ "The Complete 20th Century Fox Recordings (2 CDs)" [SoulMusic Records SMCR 5070D]
 ↑ の2枚の内の1枚は,"Love Songs To The Beatles"[1965, 20th Century Fox TFS 4178] というビートルズのカバー曲集。彼女はビートルズに気に入られて,一緒にツアーをしたこともある。
The Supremes にも "A Bit of Liverpool" というビートルズのカバー曲を含むアルバムがあるのだけれども,"The Supremes Sing Country, Western and Pop" "We Remember Sam Cooke" 同様,紙ジャケでリイシューされないのは,なぜ・・・?

Mary Wells が 20th Century の後,移籍したのは Atlantic で,'Dear Lover'[1965, Hot 100: 51, R&B Singles: 6] という中ヒットを出している。
◎ "Dear Lover: The Atco Years" [Ichiban/Soul Classics SCL 2509-2] -1995
 ↑ は,廃盤になっているが,この時代の唯一のアルバムは MP3 化されていて,B 面にあたる 'The Shadow Of Your Smile' や 'The Boy From Ipanema' などのスタンダード曲が ↑ には収録されていないので,思案中・・・。
○ "Two Sides Of Mary Wells" [Rhino Atlantic ]
 ↑ の1曲目は 'Satisfaction' のカバー。

結局 Atlantic でも Aretha Franklin だけ目立つことが気に入らず,移籍したのが Jubilee で,この時代,Mary Wells の husband/guitarist/co-writer だったのは,Cecil Womack。もちろん,彼が Linda Cooke と結婚する前の話。
↓ の CD も廃盤になってしまっているが,Cecil Womack のギター・ワークが素晴らしい作品が含まれ,Bobby Womack がコーラスだけでなくギターにも参加しているらしい。
◎ "Complete JUBILEE Sessions" [Sequel NEX CD 257] -1993

その後,Reprise からリリースしたシングル[1974, Reprise 1308] も CD 化済み。
◎ "You Better Believe It! - Rare & Modern Soul Gems" [Warner/Rhino 5046-62923-2] -2004
 1. If You Can't Give Her Love (Give Her Up) (Prince Phillip Mitchell/Clayton Ivey)
◎ "You Better Believe It! Vol 2 - Rare & Modern Soul Gems" [Warner/Rhino 5101-12270-2] -2006
 17. Cancel My Subscription (Vincent E.Melamed)
どちらも Bobby Womack のプロデュースで,'If You Can't Give Her Love' は,ライターからも想像がつくように,Muscle Shoals 録音。
2013年1月8日 09時22分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年01月05日(土)
Jackie Ross "Jerk & Twine"
Jackie Ross "Jerk & Twine - The Complete Chess Recordings" [Kent CDKEND 385]

1. Selfish One [1964, Chess 1903]
2. Everything But Love [1964, Chess 1903]
3. I've Got The Skill [1964, Chess 1913]
4. (I Wanna Hear It) From You [1964, Chess LP 1489]
5. Change Your Ways [1964, Chess 1913]
6. Haste Makes Waste [1964, Chess 1915]
7. Wasting Time [1964, Chess 1915]
8. Summertime [1964, Chess LP 1489]
9. Misty [1964, Chess LP 1489]
10. I Had A Talk With My Man [1964, Chess LP 1489]
11. Be Sure You Know [1964, Chess LP 1489]
12. Don't Take My Love [1964, Chess LP 1489]
13. Jerk And Twine [1965, Chess 1920]
14. New Lover [1965, Chess 1920]
15. You Really Know How To Hurt A Girl [1965, Chess 1929]
16. Honey Dear [1965, Chess 1938/1940]
17. Stick To One [Previously unissued]
18. My Square [Previously unissued]
19. Dynamite Lovin' [1965, Chess 1929]
20. Take Me For A Little While [1965, Chess 1938]
21. We Can Do It [1965, Chess 1940]
22. It's Going All The Way [1998, Chess CD UMD 85060]
23. I Dig His Style [1998, Chess CD UMD 85060]
24. Trust In Me [1998, Chess CD UMD 85060]

Sam Cooke にスカウトされて,SAR からシングルをリリースしたことで知られている Jackie Ross の,Chess 時代の作品集。
1964年にリリースされた LP "Full Boom"[Chess LP 1489] の収録曲(1.〜 12.) を中心に,当時のシングルや未発表曲も含まれている。

ライナーノート(Malcolm Baumgart and Mick Patrick) 中で,Jackie Ross は 'Sam Cooke was like a son to my mother.' と語っている。
Jacki Ross @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=bD_y8ue6_IA

 SAR からリリースした自作の 'Hard Times'[1962, SAR-129] ↑ はヒットせず,Sam に Los Angeles に来るように誘われたが母親の面倒を見なければならなかったために Chicago に留まったものの,貧しい生活を余儀なくされ,部屋の賃貸料を稼ぐためにクラブのオーディションを受けたりもしている。
その時オーディションで演奏した Syl Johnson のバンドで,しばらくの間シンガーとして活動した後,Chess と契約して録音した 'Selfish One' がヒット[1964, Hot 100: 11] し,表題の CD に収録されたような楽曲を残している。
Jackie Ross - Selfish One @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=l4mEuuVIcAA

Jackie Ross Jerk and Twine @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=z1gtvVwq_rM


Chess 以降もいろいろなレーベルで録音しているが,'Selfish One' ほどのヒットを出すことはできなかった。その一部は Grapevine から CD 化されており,それには,Little Milton とのデュエット曲も含まれている。
◎ Jackie Ross "Take The Weight Off Me" [Grapevine GVCD 3030] -2006


SAR でのデビュー・シングルは後に The Shirelles によってカバーされていて,それをプロデュースしたのは,Sam Cooke だった。
THE SHIRELLES hard times @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=MhxYCu8D-oY

 ↑ は,1963年の LP "Foolish Little Girl" に収録されており,同じセッションでは Sam Cooke が書いた曲も録音されている。
60`s Girl Group The Shirelles Only Time Will Tell @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=mPUbAyfCeN4

 ↑ のビデオ・クリップにあるように,The Shirelles のヒット曲が歌詞に盛り込まれた作品。
1962年のクリスマスと新年の間に行われたゴスペル・コンサートのために滞在していた New York で,これらのセッションは行われており,その際 Sam Cooke は King Curtis とも会って,ツアーに参加してくれるよう説得したそうだ。
2013年1月5日 09時18分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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