Loving Arms
コメント をいただいたので,手持ちの "Loving Arms" を引っ張り出して聴いてみた。女性のカバーが多いみたいですね。
◎ Etta James "The Essential Etta James (2 CDs)" [Chess/MCA CHD2-9341]
1974年,Richard Tee, Cornell Dupree, Gordon Edwards, Steve Gadd による New York 録音で,Alfred "Pee Wee" Ellis のアレンジ。Chess からリリースされているが,プロデューサは Jerry Wexler 。
◎ Millie Jackson "Still Caught Up" [Century/Ace CECC 00164]
1975年,Brad Shapiro プロデュースによる Muscle Shoals 録音。おなじみの4人組(Barry Beckett, Jimmy Johnson, David Hood, Roger Hawkins) に,リード・ギターは Pete Carr 。
この二人のバージョンは,New York と Muscle Shoals のセッション・ミュージシャンの聴き比べという点でもおもしろい。もっとも,このころになると Muscle Shoals の連中もかなり洗練されてきて,'60 年代の泥臭さはほとんど感じられないが・・・。
◎ Irma Thomas - V.A. "I Believe To My Soul" [Rhino/W. S./H.M. 8122-73189-2]
2005年,Joe Henry のプロデュース。Allen Toussaint がピアノを担当。このアルバムでは,ほかに Ann Peebles,Billy Preston,Mavis Staples などの歌を聴くこともできる。
Joe Henry プロデュースの Solomon Burke "Don't Give Up On Me" がグラミーを受賞したことをきっかけに企画されたアルバムで,The New Soul Records Done In A Classic Mode というシールが貼ってある。
ソウル以外でも,↓ のようなカバー・バージョンがあった。
◎ Rita Coolidge "Delta Lady: The Rita Coolidge Anthology[Japanese] (2 CDs)" [A&M/Universal UICY-1250]
1973年,Kris Kristofferson とのデュエット。Pop: 86,AC: 25,Country: 98。
◎ Livingston Taylor "Life Is Good" [Critique 7 90941-2]
1988年,Leah Kunkel という女性シンガー(Russ Kunkel の ex-wife ?) とのデュエット。
AMG で調べると,Dixie Chicks や Olivia Newton-John も歌っていたが,気になったのは Petula Clark 。彼女には,Dusty Springfield と同じように,Chips Moman プロデュースの American Studios 録音がある。
◎ Petula Clark "Memphis / The Song Of My Life" [castle CMRCD 215] -2001
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2008年10月1日 21時48分
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Leah KunkelはMamas&Papasのあの人の妹ですね。
AMG の Credits によると,この Tom Jans のバージョンも Dobie Gray とほとんど同じミュージシャンによる録音のようですね。
○ "Leah Kunkel / I Run With Trouble"
↑ のジャケ写を見ると,体型はともかく,顔はたしかに面影が・・・。