ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2012年11月14日(水)
Betty Wright "My First Time Around"
Betty Wright "My First Time Around" [water 151]

1. Girls Can't Do What the Guys Do (Clarence Reid & Willie Clarke)
2. Funny How Love Grows Cold (Clarence Reid & Willie Clarke)
3. I'm Gonna Hate Myself In the Morning (Dale Ward & Arthur Alexander)
4. Circle of Heartbreak (Betty Wright)
5. Sweet Lovin' Daddy (Clarence Reid & Willie Clarke)
6. Cry Like a Baby (Dan Penn & Spooner Oldham)
7. Watch Out Love (Brad Shapiro, Betty Wright, Willie Clark)
8. He's Bad, Bad, Bad (Clarence Reid & Willie Clarke)
9. I Can't Stop My Heart (Jackie Avery)
10. I'm Thankful (Steve Alaimo, Sam Cooke, J.W. Alexander)
11. The Best Girls Don't Always Win (Clarence Reid)
12. Just You (Sonny Bono)

Betty Wright の1st アルバム(1968)。1953年生まれということだから,このアルバムを録音した時点で,彼女は15歳。
手元にあるのは7年ほど前にリイシューされた CD を直輸入盤として日本で発売したもの(英文解説:Tony Rounce,日本語解説:鈴木啓志)。

当時,Betty Wright の初期の作品が CD 化されたのは,彼女が関わった Joss Stone のデビュー・アルバムが評価されたため。
その続編としてリリースされた ↓ でも,彼女は一部の曲にコーラスとして参加している。
● "The Soul Sessions Vol.2 (Deluxe Edition)" [S-curve 5053105347957] -2012

ほぼ同時に2枚目と3枚目のアルバムも CD 化されていたが,当時は見送っていた。最近,財布の中身を大して傷めることもなく入手することができたのは,ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 のシリーズとして再発されたおかげ・・・m(_ _)m
◎ "I Love The Way You Love" [Alston WPCR-27511]
◎ "Hard To Stop" [Alston WPCR-27576]

ヒットした 'Clean Up Woman' が収録された2nd アルバム[1972, R&B Albums: 32, Billboard 200: 123] ではなく,1st を選択したのは,The Box Tops のカバー(6.) や,Sam Cooke との共作というクレジットのある曲(10.) が収録されていたから。
Penn/Oldham が書いたその曲や,Arthur Alexander の曲(3.) を選曲したのは,おそらく,プロデューサである Steve Alaimo 。
● "Hits and Rarities" [Marginal MAR 026] -1995
● "50s - 70s (2 CDs)" [Henry Stone HSM 5003-2] -2005
↑ で CD 化されているように,Steve Alaimo は Dan Penn の曲をかなり取り上げているし,'Everyday I Have To Cry' を歌ってヒットさせた[1963, Hot 100: 46] のは,彼だった。

'I'm Thankful' という曲について,Steve Alaimo は,3つのバージョンに関わっている。
最初は,本人自身のソロ作。
Steve Alaimo (Cook, Alexander) [1961, Checker 989]
Steve Alaimo - I'm Thankful - Great Early 60's "Blue Eyed Soul" Ballad @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=2BK17yJ_Yp8


二度目が表題の CD に収録された Betty Wright のバージョンで,大学時代からの友人だった Brad Shapiro との共同プロデュース。
Betty Wright (Steve Alaimo, Sam Cooke, J.W. Alexander) [1966, Atco LP SD33-260]
Betty Wright I'm Thankful @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=Y8dwZVU_gss


さらに,その3年後に Betty Wright とのデュエットとしてシングルで発表されたのが,↓。バックトラックは,Betty Wright のソロとほとんど同じだが,全体の完成度はコチラの方が上。
特にエンディングの,二人が絡んだ上にコーラスが加わって盛り上がっていくあたりは,もう少し聴いていたいと思わせるほど。
Steve Alaimo & Betty Wright (Alaimo-Cooke-Alexander) [1969, Atco 6659]
Steve Alaimo & Betty Wright - I'm Thankful @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=RWtuNQrYtvo


残念ながら Youtube には見当たらなかったが,Steve Alaimo には,'Blowing In The Wind' をコパの Sam Cooke をなぞるような歌い方で歌ったシングル[1965, ABC-Paramount 10712] もある。


2012年11月14日 21時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年11月12日(月)
Patti LaBelle & The Bluebells "Dreamer"
Patti LaBelle and The Bluebells "Dreamer" [Atlantic WPCR-27540]

1. Dreamer (Penn/Oldham) [1967, Atlantic 45-2408]
2. Always Something There to Remind Me [1967, Atlantic 45-2390]
3. I'm Still Waiting [1966, Atlantic 45-2347]
4. Take Me for a Little While [1967, Atlantic 45-2373]
5. I Don't Want to Go on Without You [1967, Atlantic 45-2373]
6. Tender Words [1967, Atlantic 45-2390]
7. Danny Boy 8. That's How Heartaches Are Made 9. One Phone Call 10. Down the Aisle 11. Where Are You?

Patti LaBelle and The Bluebells が Atlantic に残した2枚のアルバムの内の2枚目(1967)。

● V.A. "Saturday Night At The Uptown" [Atlantic WPCR-27600]
アナログでは B 面に当たる 7.〜 11. が ↑ と同時にライブ録音(10. が重複。ただし,このアルバムに収録されたバージョンでは Patti LaBelle 自身が曲名を紹介している部分が含まれている。) されたことになっているが,ひょっとすると,11. は擬似ライブ・・・?
いずれにしても,当時,このコンサートで Patti LaBelle and The Bluebells が複数の曲を歌っていることははっきりしているわけで,そうすると当然 Barbara Lynn も1曲だけであるはずがなく,残りのテープはいったいどうなっているのだろう?・・・という素朴な疑問が生まれてくる。
ここ数年の,Atlantic 時代の Aretha Franklin 関連のテープの発掘状況を見ると,一般的な知名度は低く,Atlantic に所属していた期間も短いが,Barbara Lynn のテープも保存されていても不思議ではないような気がするのだが・・・。

Unissued のテープの発掘以上に望まれるのが,Not on LP だったシングル曲の CD 化。
その一部は,もう20年近く前に Ichiban というレーベルから編集盤 CD の形でリリースされたことがあるけれども,いずれも廃盤。
今の技術なら,当時よりも高音質で迫力のある,よりシングル盤に近いサウンドでデジタル化できるはずだが・・・m(_ _)m
● Patti LaBelle and The Bluebells "Over The Rainbow: The Atlantic Years" [Ichiban/Soul Classics SCL 2501-2]
● Barbara Lynn "The Best of Barbara Lynn: The Atlantic Years" [Ichiban/Soul Classics SCL 2509-2]
● The Sweet Inspirations "The Best of the Sweet Inspirations" [Ichiban/Soul Classics SCL-2506-2]
◎ Doris Troy "Just One Look - The Best Of Doris Troy" [Ichiban/Soul Classics SCL 2504-2]


表題のアルバムより前,Atlantic に移籍して最初にリリースしたアルバム(1966) も,ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 のシリーズとして,千円ポッキリで入手できるようになっている。
オーケストラをバックにしたスタンダード曲集で,Bert Berns のプロデュース。Keen や RCA 初期の Sam Cooke の良さが分かる人なら,十分楽しんでいただけるはず。
◎ Patti LaBelle and The Bluebells "Over The Rainbow" [Atlantic WPCR-27584]
2012年11月12日 21時44分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年11月09日(金)
Saturday Night At The Uptown
Various Artists "Saturday Night At The Uptown" [Atlantic WPCR-27600]

1. Introduction by Jimmy Bishop
2. Under The Boardwalk - The Drifters
3. On Broadway - The Drifters
4. There Gose My Baby - The Drifters
5. Mixed Up, Shook Up, Girl - Patty & The Emblems
6. My Girl Sloopy - The Vibrations
7. The Watusi - The Vibrations
8. Introduction by Jimmy Bishop
9. If You Need Me - Wilson Pickett
10. I'm Gonna Cry - Wilson Pickett
11. Down The Aisle - Patti La Belle & Her Bluebells
12. Can't You Hear The Beat - The Carltons
13. (O Baby) We Got A Good Thing Goin' - Barbara Lynn

1964年7月に行われたコンサートの実況録音盤。
This LP is recorded in its entirely at The Uptown Theatre in Philadelphia, Penna. というクレジットがあるのでダビングなどは行われていないようだが,とにかく,聴衆の熱狂振りが尋常ではない・・・と感じるのは,彼の地を遠く離れた場所で異なる時代を過ごしてきたからだろうか・・・?
同じ ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 でリイシューされた ↓ と比べても雰囲気はかなり異なっているし,
● V.A. "Apollo Saturday Night" [Atlantic/Collectors' Choice CCM-998]

ヨーロッパで録音された ↓ に比べると,聴衆のノリそのものが違っているように聞こえる。
◎ V.A. "The Stax/Volt Revue: Vol. 1 - Live in London" [Atlantic 7 82341-2]
◎ V.A. "The Stax/Volt Revue: Vol. 2 - Live in Paris" [Atlantic 7 82342-2]


表題のアルバムについて,アマゾンの内容紹介だと「日本初 CD 化」となっているが,これは「世界初」のはず。
ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 としてリイシューされた100枚の中で,まず注目したのがこの CD だったが,The Drifters の編集盤 CD に収録されていた同じライブ録音を聴いて,さらに興味が湧き,リリースが待ち遠しかった。
このアルバムに対する唯一の不満は,「・・・コレだけか・・・? テープは残っていないのか・・・?」ということだけ。もしテープが発掘されたら,ぜひ完全版で聴いてみたい・・・m(_ _)m

聴き所はいっぱいあるが,個人的にオススメなのは,
4. リードを取っている Charles Thomas が,オリジナルの Ben E.King よりも Sam Cooke しているところ。
6. The McCoys 'Hang On Sloopy' のオリジナル曲。
9. Atlantic に移籍したばかりの Wilson Pickett のこの時期のライブは貴重。ストーンズがカバーしたのは,Solomon Burke のバージョン だったが・・・。
13. ストーンズがカバーした この曲のシングル の B 面曲 'Unfair' の,作者によるデモ録音が ↓ で聴けるようになった・・・(^_^)v
● Dan Penn "The FAME Recordings" [ace CDCHD 1353]
2012年11月9日 09時17分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2012年11月06日(火)
Sam Cooke "Tribute to the Lady (SHM-CD)"
Sam Cooke "Tribute to the Lady [SHM-CD]" [ABKCO UICY-75342]


4年ほど前にリリースがアナウンスされたことのある Sam Cooke の 「紙ジャケ(SHM-CD) 盤」3枚がやっと発売された。
● Sam Cooke "GOLD" など・・・ [2008/06/14]
↑ にあるように,当時は "Gold" というタイトルで,新しいベスト編集盤もリリースされることになっていたのだが・・・。

今回リリースされた「紙ジャケ盤」3枚の収録曲は,2003年にデジパック仕様で発売された SACD(Hybrid) 盤と同じで,当時,通常の CD 層に使用されていた DSD(Direct Stream Digital) マスターが使われているようだ。SHM-CD が「高音質」とされているのは,要するに,指紋などで汚れた CD を石鹸で丸洗いすれば音が良くなる・・・というのと,同じ理屈・・・?
● Sam Cooke "Tribute to the Lady (Hybrid) [SACD]" [ABKCO UIGY 7041]
● Sam Cooke "Ain't That Good News (Hybrid) [SACD]" [ABKCO 98992]
◎ Sam Cooke "Sam Cooke at the Copa (Hybrid) [SACD]" [ABKCO 99702]

ほぼ同時に SHM-CD 盤としてリイシューされる ↓ が「紙ジャケ」でないのは,これらがアナログ盤としてリリースされたことがないからだろう。「紙ジャケ」というのは LP のジャケットの縮刷版が基本なので,元になる LP が無ければ「紙ジャケ」の作りようがない・・・(^_^;)
● Sam Cooke "Keep Movin' On (Hybrid) [SACD]" [ABKCO 95632]
● Sam Cooke "Portrait of a Legend 1951-1964 (Hybrid) [SACD]" [ABKCO 92642]


この "Tribute To The Lady" は,SACD(Hybrid) 盤以外にも何度か CD 化されたことがある。
● Sam Cooke "Tribute to the Lady: with Rene Hall Orchestra" [KEEN CD-2004] -1993
● Sam Cooke "tribute to the Lady plus bonus singles" [Remember RMB 75150] -2009

今回は「米国初回盤モノラル LP を再現した紙ジャケット仕様」ということだけれども,KEEN のロゴが消されているので,ちょっと間の抜けた印象になってしまっている。このジャケットのデザインは ↓ と並んで,Sam Cooke のアルバムの中では屈指の出来だと思っているのだが・・・。
● Sam Cooke with The Soul Stirrers "The Two Sides Of Sam Cooke" [Specialty/P-Vine PCD-1908]

Keen 時代の Sam Cooke については,iTunes などでは,シングル・バージョンも含めたものがリリースされている。
● Sam Cooke "The Keen Collection (Remastered)" [Keen Records ]
↑ は,なぜか アメリカの iTunes には登録されていない。
Keen の楽曲の権利は,Sam Cooke と J.W. Alexander が Keen から譲り受けたものを RCA Victor に売り渡したということになっているはずなのだが・・・?
当時の契約書の不備に付けこんで,ABKCO が難癖を付けているのかもしれないが,かなり複雑な権利関係になっているらしく,表題の CD にしても,ABKCO は,アメリカ本土では発売することができていない。


今年は,日本でも Sam Cooke の CD が十枚以上も発売されたけれども,いずれも海外でリリースされたものを Blu-spec や SHM として出し直しただけだった。アナログ時代は,日本独自編集のベスト盤やボックス・セットがリリースされていたのに・・・。

来年は,RCA 時代のシングル・バージョンや未発表曲がリリースされることを期待したい・・・m(_ _)m
2012年11月6日 09時56分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月31日(水)
James Booker "New Orleans Piano Wizard"
James Booker "New Orleans Piano Wizard: Live!" [Rounder CD 2027]

1. On The Sunny Side Of The Street (Jummy HcHugh)
2. Black Night (William Flynn)
3. Keep On Gwine (Mel Lastie)
4. Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen & Johnny Mercer)
5. Something Stupid (Carson Parks)
6. Please Send Me Someone To Love (Percy Mayfield)
7. Tell Me How Do You Feel (Percy Mayfield)
8. Let Them Talk (Harry Carlson, Lew Douglass & Earl King)
9. Come In My House (Joe Tex)

アルバム・タイトルには "New Orleans 〜" とあるが,録音されたのは,1977年11月27日,the Boogie Woogie and Ragtime Piano Contest, Zurich, Switzerland における演奏。
「悲劇の天才」シンガーが Little Willie John なら,「悲劇の天才」ピアニストと言えるのが,この James Booker
その最期(1939-83) は,「チャリティ・ホスピタルにかつぎこまれ,廊下の車椅子に乗せられたまま,ほったらかしにされ」,「病院側が異状に気づいたとき」には「もう手遅れだった」そうだ。(p.357 『フードゥー・ムーンの下で』ドクター・ジョン,ジャック・ルメル 共著 森田義信 訳 ブルース・インターアクションズ 刊)
Dr.John の自伝的な内容の同書を読むと,James Booker は,そういう風に「ほったらかしにされ」ても仕方がないような,世間一般の目から見れば「最低」の人間だったが,そんな James Booker が生み出した音楽には,究極・至高の美しさがあった。

アル中でジャンキーというのは,ぼくの好きなシンガーやミュージシャンの中にゴロゴロしているが,彼は異常性愛者でもあった。ぼくは同性愛者に対しても偏見は持っていないつもりだが,彼の行状は,あの Dr.John にさえ 「ブッカーは嫌と言うほど私の神経を衰弱させてくれた」(同書 p.341-) と言わしめるほど。その一方で,Dr.John は,次のようにも語っている。
「やつは天才だった。私の人生の中で,会えてよかったと心から思えるやつをひとりだけ挙げるなら,それは,ジェイムズ・キャロル・ブッカーだ。」(同書 p.358)
Neville Brothers の末弟 Cyril Neville による 「彼は心の病を抱えてた人間だけど,音楽の世界を変えた数々のピアノ奏者の誕生の地であるニューオーリンズも,ジェイムズ・ブッカーを超える人物は生んでいないんじゃないかな。」(p.427 『魂の宿る街ニューオーリンズからーネヴィル・ブラザーズ自伝ー』デイヴィッド・リッツ 共著 石山淳 訳 ブルース・インターアクションズ 刊) という最大級の賛辞も残っている。

James Booker とは正反対の,完全無欠であることが唯一の欠点と思えるような Harry Connick,Jr. は,'Let Them Talk' をカバーしたとき,'I guess I thought he wrote it, probably because he sang it so personally.' とコメントしていた。
● "Oh, My Nola" [Columbia 82876 88851 2] -2007
HCJ - Let Them Talk @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=CHfa-x0c0p0

Let Them Talk - James Booker @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=_hSku2UTkmE


◎ V.A. "Patchwork: A Tribute to James Booker" [STR STR-1014] -2003
↑ のようなトリビュート・アルバムも作られているが,それには収録されていない Harry Connick,Jr. が捧げた ↓ が感動作。
Booker- Harry Connick, Jr. @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=0XMJdAUxQlI

 表示されるスライド・ショーが曲の雰囲気を上手く表現している。
ドラムやギターも含めて全ての楽器を Harry Connick Jr. が演奏していて,尊敬するミュージシャンである James Booker を救えなかった自分自身に対する怒りと同時に,有り余る才能を持て余して自滅してしまった James Booker に対する怒りも込められているような気がする。
...And now you know why Booker died of a broken heart というリフレインが印象的。
↓ のアルバムの収録曲。
◎ "She" [Sony/Columbia 64376] -1994
 George Porter,Jr. や Zigaboo Modeliste も参加していて,Harry Connick,Jr. の作品の中では最も New Orleans Funk 色が強いアルバム。
2012年10月31日 22時48分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月30日(火)
Aaron Neville "Tell It Like It Is"
Aaron Neville "Tell It Like It Is" [P-Vine PCD-1944]

1. Tell It Like It Is (George Davis, Lee Diamond)
2. Why Worry (George Davis, Lee Diamond)
3. She Took You For A Ride (George Davis, Lee Diamond)
4. A Hard Nut To Crack (George Davis, Lee Diamond)
5. You Think You're So Smart (George Davis)
6. Jailhouse (Aaron Neville)
7. Bet You're Surprised (George Davis, Alvin Tyler, Warren Parker)
8. Love, Love, Love (George Davis)
9. Since Your Gone (George Davis)
10. Space Man (Fred Caliste)
11. Hold On, Help Is On The Way (George Davis, Alvin Tyler, Warren Parker)

○ "Tell It Like It Is" [Par-Lo 232-L2068]
1967年にリリースされた Aaron Neville の LP ↑ を CD 化したもの。手元にあるのは,P-Vine からリリースされた日本盤(解説:矢口清治,歌詞付) で,Collectables 盤の CD とは曲順が一部異なっているけれども内容は同じ。

大ヒット[R&B Singles: 1, Hot 100: 2] した 'Tell It Like Is' の共作者の一人である Lee Diamond は,The Upsetters のメンバーだった Wilbert Smith の変名。
その曲で演奏しているミュージシャンについて,表題の CD などにはクレジットはなかったのだけれども,↓ のボックス・セット付属のブックレットによると,
◎ V.A. "Crescent City Soul: The Sound of New Orleans 1947-1974 (4 CDs)" [EMI 7243 8 37350 2 0] -1996

Recorded Jazz City, N.O.: 1965
Personnel: Aaron Neville (voc); George Davis (bs); Alvin 'Red' Tyler (ts); Emerly Thomas (tpt); Willie Tee (p); Deacon Johnny Moore (g); Chuck Badie (b); Albert 'June' Gardner (dms); Tammi Lynn (Backup voc.)

ドラムを担当しているのは,Sam Cooke の専属ドラマーだった June Gardner 。彼がドラムを叩いている有名曲としては,他に Lee Dorsey 'Working In A Coal Mine'[1966, R&B Singles: 5, Hot 100: 8] がある。Chuck Badie や Red Tyler も Sam のバックで演奏したことがある。
'Teasin' You'[1965, R&B Singles: 12, Hot 100: 97] というヒット曲を持つ Willie Tee と,ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 のシリーズで ↓ がリイシューされる Tammi Lynn もセッションに参加していた。
◎ Tammi Lynn "Love Is Here and Now You're Gone" [DBK Works dbk521]

Tell It Like It Is Lyrics - Aaron Neville @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=-_kjR487TwI


● "King & Queen" [ATLANTIC 7 82256 2] -1967
Otis Redding と Carla Thomas のデュエット・バージョン ↑ もあるが,Nina Simone のカバーが貫禄十分にしっとりと聴かせてくれる。"Here Comes The Sun" のアウト・テイク。
● "The Complete RCA Albums Collection (9 CDs)" [Sony 88697938902]
Nina Simone - tell it like it is.wmv @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=PgvQvCbGy_c


2012年10月30日 07時20分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月29日(月)
June Gardner "99 Plus One"
June Gardner "99 Plus One: Rare & Unreissued Jazzy Soul & Funk From The Vaults Of Hot Line & Nola 1965-1970" [Night Train NTI CD 7103]

1. 99 Plus One (Wardell Quezergue)
2. Last Night (Charles Axton, Gil Caple, Chips Moman, Floyd Newman & Jerald Leroy Newman)
3. Hammerhead (Wardell Quezergue)
4. One Mint Julep (Rudolph Toombs)
5. Hot Seat (Wardell Quezergue)
6. Mustard Greens (Albert Gadner)
7. It's Gonna Rain (Sonny Bono)
8. Later Baby (Wardell Quezergue)
9. Hang on Sloopy (Bert Russell & Wes Farrell)
10. Yesterday (John Lennon & Paul McCartney)
11. The Joker (Leslie Briscusse)
12. Tennesse Waltz (Pee Wee King & Redd Stewart)
13. The Jolly Little Midget (Albert Gadner)

Copa や Harlem Square Club のライブでドラムを叩いていた Albert "June" Gardner が leader & drums として録音した曲を集めた CD 。

Harlem Square のバックで演奏しているミュージシャンについて,よく「 King Curtis のバンド」と表現されることがあるが,リズムをキープしアクセントをつけるドラマーは,Sam Cooke のバンドのメンバーだった。June Gardner は,1960年頃に Sam のバンドに加入している。
この CD のジャケ写は,タバコの広告に使われた写真をトリミングしたもので,左のタバコを持っている人物は Sam Cooke,右側の左利きのギタリストは Bobby Womack。同じ写真のタバコを消したものが,DVD "LEGEND" で使用された。

1.〜 11. は,1966年にリリースされた LP ↓ の収録曲。
○ Gentleman June Gardner "Bustin' Out" [EMARCY LP 66014]
 プロデュースは Creole Beethoven と呼ばれていた Wardell Quezergue。演奏しているミュージシャンは,
George Davis - guitar, Walter Payton - bass, James Booker - piano & organ,
Umar Shariff (p/k/a Emery Thompson), John Lango, Clyde Kerr,Sr. & Clyde Kerr,Jr. - horns
Gerald Joseph, Michael Woods & Liester Caliste - trombones
Warrenn Bell,Sr., Edwin Hampton, Carl Bolovin & Manny Crusto - reeds

ホーン・セクションが大人数だけあって,ビッグ・バンド並みに分厚いサウンドになっている。特に,The Mar-Keys のカバーである 'Last Night' をオリジナルと聞き比べてみると,Youtube のチープな音でもその「分厚さ」がかなりはっきり分かる・・・? June Gardner のバージョンにおけるオルガン・ソロは,James Booker

Gentleman June Gardner - Last Night @Youtube
https://youtu.be/fo1B9_1IbXs

THE MAR-KEYS - Last Night @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=FX5T9GvSnbY


その他の曲もかなり Youtube にアップされていた。オリジナル以外のカバーの選曲はかなりポップ。
Gentleman June Gardner - 99 Plus 1 @Youtube
https://youtu.be/0hfEyXei4QQ

J. Gardner - Mustard Greens (1965) @Youtube
https://youtu.be/ANF7RQNwrxo

Gentleman June Gardner - It's Gonna Rain @Youtube
https://youtu.be/F7ePUl1RKms

Gentleman June Gardner - The Joker - EMARCY LP 66014 @Youtube
https://youtu.be/xZyM3Lz_-2Y


12. 13. は1970年に,やはり New Orleans のプロデューサ Senator Jones によって録音された曲。
ミュージシャンとしてクレジットされているのは,
Clarence Ford - tenor sax, Eddie Collins - piano/organ, Lawrence Gaiten - bass, George Davis - guitar
'Tennessee Waltz' は,残念ながら Youtube には見当たらなかったが,Copa のバージョンほどではないもののアップ・テンポにアレンジされていた。
もう1曲は June Gardner のオリジナルで,ドラム・ソロの部分もある。イントロのフレーズがちょっと 'Shake' に似ている・・・?
2012年10月29日 19時16分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月28日(日)
Wail Man Wail!: The Best of King Curtis
Various Artists "Wail Man Wail!: The Best of King Curtis 1952-1961" [Fantastic Voyage FVTD088]

DISC I - King's Rock (1953-1961):
1. No More Crying On My Pillow - King Curtis & His Tenor Sax with Orchestra, vocals Melvin Daniels
2. Tenor In The Sky - King Curtis & His Tenor Sax with Orchestra
3. Movin' On - King Curtis
4. Rockabye Baby - King Curtis
5. Open Up - King Curtis
6. King's Rock - King Curtis
7. Dynamite At Midnight - King Curtis
8. The Stranger - King Curtis
9. Steel Guitar Rag - King Curtis
10. Wicky Wacky, Pt. 1 - King Curtis
11. Wicky Wacky, Pt. 2 - King Curtis
12. The Count And The King - King Curtis & Count Hastings with Leroy Kirkland's Hi-Flyers
13. The King - The King's Henchmen
14. Battle Royal - King Curtis & Count Hastings with Leroy Kirkland's Hi-Flyers
15. Jest Smoochin' - King Curtis & His Royal Men
16. Birth Of The Blues - King Curtis & His Royal Men
17. Ilfic - King Curtis & His Orchestra
18. You Made Me Love You - King Curtis & His Orchestra
19. Castle Rock - King Curtis & His Orchestra
20. Chili - King Curtis & His Orchestra
21. Honeydripper, Pt. 1 - King Curtis & His Orchestra
22. Honeydripper, Pt. 2 - King Curtis & His Orchestra
23. Peter Gunn - King Curtis
24. Heavenly Blues - King Curtis & His Orchestra
25. Restless Guitar - King Curtis & His Orchestra
26. King Neptune's Guitar - King Curtis
27. Beatnik Hoedown - King Curtis
28. The Lone Prairie - King Curtis Combo
29. Jay Walk - King Curtis Combo
30. St Louis Blues - Sonny Jackson
31. My Babe - Sonny Jackson
32. Hot-Rod - King Curtis

DISC II - Wail, Curtis, Wail! (1952-1957):
1. I'll Be There - Melvin Daniels with King Curtis Orchestra [1953, RPM 383]
2. Korea, Korea - Bob Kent Band [1952, Par 1303]
3. Boogie In The Moonlight - Melvin Daniels with King Curtis Orchestra [1953, RPM 383]
4. Work, Little Carrie, Work - Doc Pomus All Stars [1955, After Hours 107]
5. Woman, Woman, Woman - The Sparks Of Rhythm [1955, Apollp 479]
6. Why Do Me That Way - Solomon Burke [1956, Apollo 487]
7. Mr Bear Comes To Town - Mr Bear & His Bearcats [1956, Groove 0150]
8. If (You Want To Be My Baby) - Varetta Dillard [1956, Grrove 0167]
9. Dee Dat Dee Dum Dum - Roy "Mr Guitar" Gaines [1956, Groove 0146]
10. Mumbles Blues - Big Connie [1956, Groove 0142]
11. I'm Going Crazy - The Tibbs Brothers [1956, Atco 6074]
12. Bamboo Rock 'n' Roll - The Nitecaps [1956, Groove 0158]
13. Yes Sir! - The Cues [1956, Capitol originally unissued]
14. In The Morning - Washboard Bill [1956, King 4983]
15. Our Love Will Never End - The Avons [1956, Hull 717]
16. Don't Push, Don't Pull, Don't Shove - The Willows [1956, Club 1014]
17. Gum Shoe - Sonny Thompson Orchestra [1957, King 5055]
18. I'm Going Home - Mickey & Sylvia [1956, Groove 0175]
19. Oh! You Sweet Girl - The Nitecaps [1956, Groove originally unissued]
20. Rib Joint - Sam Price & His Texas Bluesicians [1956, Savoy 1505]
21. Juicy Fruit - Rudy Greene [1957, Ember 1012]
22. Wail Man Wail - Sammy Lowe & His Orchestra [1957, Candlelight 1014]
23. You're The One For Me - Rudy Greene [1957, Ember 1012]
24. Pot Likker - Washboard Bill [1957, King 5062]
25. Ice Cream Baby - The Pearls [1957, Onyx 511]
26. Handy Andy - The Five Keys [1958, Capitol 4009]
27. Before You Go - The Twin-Tones [1957, RCA Victor EPA-4107]
28. Blues, Early Early, Pts. 1 & 2 - Big Maybelle [1958, Savoy 1536]
29. Rack 'Em Back - Walter Spriggs [1958, Atco 6112]
30. The Stroll - The Diamonds [1957, Mercury 71242]

DISC III - Takin' Care Of Business (1958-1961):
1. (We're Gonna) Jump For Joy - Joe Turner with Howard Biggs Orchestra [1958, Atlantic 1184]
2. Keep A-Driving - Chuck Willis [1958, Atlantic 2005]
3. Crowded Classroom - The Strollers [1958, Warner 1018]
4. The Shadow Knows - The Coasters [1958, Atco 6126]
5. Lady Love - The Del-Larks [1958, East West 116]
6. Keep A Walkin' - Bobby Darin [1961, Atco LP 138]
7. Rock And Ree-Ah-Zole - The Bobbettes [1958, Atlantic 1181]
8. Yakety Yak - The Coasters [1958, Atco 6116]
9. Switchen In The Kitchen - Pretty Boy with Lee Simms Orchestra [1958, Big 617]
10. In The Mood - Hutch Davie [1959, Atco 6123]
11. Just Multiply - Varetta Dillard with Sid Bass & His Orchestra [1958, RCA Victor 7285]
12. Crawfish - The Stone Crushers [1958, RCA 47-7309]
13. Fine Little Girl - The Arcades [1960, Johnson 320]
14. This Little Girl's Gone Rockin' - Ruth Brown with Howard Biggs Orchestra [1958, Atlantic 1197]
15. When Sin Stops - Waylon Jennings [1959, Brunswick 55130]
16. That Is Rock & Roll - The Coasters [1959, Atco 6141]
17. I Ain't Sharin' Sharon - Bobby Darin [1960, Atco SP-1001]
18. You Gotta Learn Your Rhythm And Blues - Neil Sedaka [1959, RCA Victor 7530]
19. The Lover's Curse - Bracey Everett [1959, Atlantic 2013]
20. Charlie Brown - The Coasters [1959, Atco 6132]
21. Jole Blon - Waylon Jennings [1959, Brunswick 55130]
22. Always - Sammy Turner with Stan Applebaum Orchestra [1959, Big Top 3029]
23. Takin' Care Of Business - Ruth Brown with Howard Biggs Orchestra [1960, Atlantic 2075]
24. Stupid Cupid - Neil Sedaka [1959, RCA LP 2035]
25. Besame Mucho, Pt. 2 - The Coasters [1960, Atco 6163]
26. More Juice - Lionel Hampton & His Orchestra [1960, Glad 1016]
27. Your Love - Roy Hamilton [1960, Epic 9407]
28. Madisonville, Pt. 1 - The Strolls feat. King Curtis [1960, Sky-Rocket 106]
29. Madisonville, Pt. 2 - The Strolls feat. King Curtis [1960, Sky-Rocket 106]
30. Shoppin' For Clothes - The Coasters [1960, Atco 6178]
31. Tossin' And Turnin' - Bobby Lewis with Joe Rene Orchestra [1961, Beltone 1002]
32. Hearts Of Stone - The Top Notes with Teddy Randazzo Orchestra [1961, Atlantic 2097]
33. Better Forget Him - The Shells [1961, Johnson 109]
34. Off To Work Again - Willbert Harrison [1961, Neptune 123]

アルバム・タイトルが "The Best of King Curtis" となっているが,本人名義の作品は1枚目だけ。2枚目以降には King Curtis がセッションに参加した曲が収録されている。
Sonny Jackson という名前で歌っている曲(I-30. 31. 初 CD 化? わざわざ別名で録音しているくらいなので,歌は上手くない (^_^;)) が収録されている1枚目が面白いのはもちろんだが,様々なレーベルで色々なジャンルのシンガーのバックで演奏している2・3枚目の方がより楽しめた。
中にはおなじみのシンガーやグループもあるが,Bobby Darin や Neil Sedaka,Waylon Jennings などのセッションにも参加していたとは・・・。

1934年生まれということだから,このアルバムでは最も古い II-2. の時点では18歳だったということになる。ライナーノート(Dave Penny) によると,当時 Lowell Fulson のバンドに参加したこともあったらしい。ほとんどの曲が New York で録音されていて,同じ頃に Memphis や New Orleans などの南部で制作された楽曲に比べると,似たような曲調でもどことなくこぎれいでオシャレな感じがするのはなぜだろう? 「空気」が違っているからだろうか?

King Curtis 名義でソロ・アルバムをリリースするようになるのは1959年からで,その当時の作品も廉価盤で楽しめるようになっている。
Sam Cooke "Eight Classic Albums Plus Bonus Singles (4 CDs)" と同じリイシュー専門のレーベルからのリリースで,ブックレットなどは付属しておらず,値段が安いのとケースが丈夫なことだけが取り柄のセットだが,表題の3枚組 CD の内容と重複するのは4曲(I-16. 20. 23. 29.) だけ。
◎ "Seven Classic Albums (4 CDs)" [Real Gone Jazz RGJCD327] -2012
 ○ "Have Tenor Sax Will Blow" [1959, Atco 33-113]
 ○ "Azure" [1960, Everest SDBR 1121]
 ○ "Soul Meeting: King Curtis with Nat Adderley and Wynton Kelly" [1960, Status ST7222]
 ○ "Trouble In Mind" [1961, Tru-Sound TRU-15001]
 ○ "Old Gold" [1961, Tru-Sound TRU-15006]
 ○ "Arthur Murray's Music For Dancing The Twist" [1961, RCA Victor LSP-2494 ]
 ○ "Soul Battle - Oliver Nelson,King Curtis, Jimy Forrest" [1960, Prestige PR 7223]

2012年10月28日 12時59分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月24日(水)
King Curtis "Blow Man, Blow!"
King Curtis "The Capitol Years, 1962-1965 (Part 3)" [Bear Family BCD 15670]

1. Moon River 2. Girl From Ipanema 3. Sister Sadie 4. Something You've Got 5. Take These Chains From My Heart 6. Let It Be Me 7. Hung Over (Re-Make) 8. Misty (Re-Make) 9. Bill Bailey 10. Peter Gunn
11. Shake
12. Tennessee Waltz
13. Ain't That Good News
14. Twistin' The Night Away
15. Good Times
16. Send Me Some Lovin'
17. Bring It On Home To Me
18. A Change Is Gonna Come
19. You Send Me
20. Cupid
21. Having A Party
22. Chain Gang
23. The Prance 24. Something You've Got (Overdub)

Capitol 時代の King Curtis のセッションを集めたボックス・セット "Blow Man, Blow! (3 CDs)" の3枚目。11.〜 22. が,↓ のアルバムの収録曲。
● King Curtis "Plays The Hits Made Famous by Sam Cooke" [Capitol T 2341] -1965
↑ は,単独では CD 化されておらず,そのボックス・セットをかなり以前から Wishlist に入れてあったのだが,とある中古ショップにて \1,890 で発見。ただし,箱もブックレットも無い CD のみのセットで,中途半端な掘り出し物・・・(^_^;)
「仕事」を口実に,久しぶりに東京に出かけて一日ウロチョロした成果(?) の一つ。

この時代のベスト編集盤 CD には,11. と 18. が収録されている。
● "The Best of King Curtis" [Capitol CDP 7243 8 36504 2 2] -1996
↑ によると,当時のバンドのメンバーは,
King Curtis - tenor saxophone, saxello
Billy Butler and Cornell Dupree - guitars
George Stubbs or Paul Griffin - piano
Ernie Hayes or Paul Griffin - organ
Jimmy Lewis, Jimmy Tyrell or Chuck Rainey - electric bass
Ray Lucas - drums

Youtube にアップされているのは,↓ の1曲だけ・・・?
king Curtis-chain gang @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=Gtm4_tQ_wto


カラオケ代わりにするにはサックスがうるさすぎるが,聞いていると,ついつい口ずさみたくなってくる・・・(^_^;)
2012年10月24日 18時19分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月23日(火)
The Drifters "Anthology Seven"
The Drifters "Anthology 7 - I'll Take You Where The Music's Playing" [Sequel RSACD 836]

1. I'll Take You Where the Music Playing [1965, Atlantic 2298]
2. Nylon Stockings [1965, Atlantic 2310]
3. We Gotta Sing [1965, Atlantic 2310]
4. Up in the Strereets of Harlem [1966, Atlantic 2336]
5. Memories Are Made of This [1966, Atlantic 2325]
6. *You Can't Love Them All [1966, Atlatntic 2336]
7. My Islands in the Sun [1966, Atlantic 2325]
8. Aretha [1966, Atlantic 2366]
9. Baby What I Mean [1966, Atlantic 2366]
10. Ain't That the Truth [1967, Atlantic 2426]
11. +Up Jumped the Devil [1967, Atlantic 2426]
12. Still Burning in My Heart [1968, Atlantic 2471]
13. +I Need You Now [1968, Atlantic 2471]
14. Country to the City [1972]
15. Your Best Friend [1969, Atlantic 2624]
16. +Steal Away [1969, Atlantic 2624]
17. +Black Silk [1970, Atlantic 2746]
18. You Got to Pay Your Dues [1970, Atlantic 2746]
19. A Rose By Any Other Name [1971, Atlantic 2786]
20. Be My Lady [1971, Atlantic 2786]
21. *It Takes a Good Woman [1966, Previously unissued]
 Lead Vocal: Johnny Moore, *Charles Thomas, +Bill Fredericks

Dan Penn  Marlin Greene と書いた 'Far From The Maddening Crowd' という曲が,The Drifters の "I'll Take You Where The Music's Playing"[1965] というアルバムに収録されていたので,この CD を注文したのだが,届いた CD には,その曲が入っていなかった・・・(?_?)
英 Sequel からリリースされた Anthology のシリーズは,ほぼ録音順に楽曲が収録され,サブタイトルとして表示されている LP とはほとんど関係がなかった。紛らわしいジャケ写を使わないでもらいたい・・・(^_^;)
くわしい収録曲のリストは,→ Drifters_Atl.xls
未入手の "Anthology 1〜4" などのデータは,ネット上で検索して入力してある。


表題の CD に収録されているのは,1965年以降に Atlantic からリリースされたシングル曲。この時代の The Drifters は,ストーンズもカバーした 'Under The Boardwalk'[1964, R&B Singles: 4, Hot 100: 4] をピークにチャート上では下り坂だったが,楽曲そのものはなかなか面白く,十分楽しめた。

意外だったのが,Jimmy Hughes 'Steal Away' のカバー。1969年にリリースされたシングルで,Lead は Bill Fredericks。アレンジャーは Gary Sherman で,プロデュースは Jerry Williams,Jr. つまり Swamp Dogg が担当していた。

さらに意外だったのが Atlantic 最後のシングル(19. 20.) で,Syl Johnson のプロデュースによる Chicago 録音。↓ には,Chicago の香りは全く感じられないのだが・・・(^_^;)
The Drifters - A Rose By Any Other Name @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=H14aHg_g72k


その曲のソングライターとしてクレジットされている Toni Wine は Chips Moman の奥さんで,Chips Moman のレーベルからリリースされた Ronnie Milsap のバージョン[1970, Chips 2987] ↓ がオリジナル。
A Rose By Any Other Name - 06 A Rose By Any Other Name @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=cNwFAn-7BKQ
2012年10月23日 00時02分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月22日(月)
The Drifters "Anthology Five"
The Drifters "Anthology 5 - Under The Boardwalk (+10)" [Sequel RSACD 834]

1. If You Don't Come Back 2. I'll Take You Home 3. Didn't It 4. One Way Love 5. Under The Boardwalk 6. He's Just A Playboy 7. I Don't Want To Go On Without You 8. I've Got Sand In My Shoes 9. Saturday Night At The Movies
10. Under Th Boardwalk (Live 1) 11. On Broadway (Live) 12. There Goes My Baby (Live)
13. Spanish Lace 14. At The Club 15. Answer The Phone
16. Saturday NIght At The Movies (Live) 17. Under The Boardwalk (Live 2)
18. Follow Me 19. Chains Of Love 20. Far From The Maddening Crowd 21. Come On Over To My Place 22. The Outside World

20. Far From The Maddening Crowd が Dan Penn / Marlin Greene の作品で,作者によるデモ録音がまもなくリリースされる ↓ に収録される予定。
○ Dan Penn "The FAME Recordings" [ace CDCHD 1353]

'I'll Take You Where The Music's Playing'[1965, Hot 100: 51] とのカップリングでシングル盤[Atlantic 2298]としてリリースされたものが,両面を一つのファイルとして Youtube にアップされている。
The Drifters 1965 single. I'll Take You Where the Music's Pl @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=wIlEIoIObJM


Atlantic Studios, NYC, 17 March '65 のセッションで,Bert Berns のプロデュース。アレンジャーには Bert Keyes という名前がクレジットされている。
同じセッションで録音されている 'Come On Over To My Place' は,一部の Sam Cooke マニアに知られている Dewey Edwards のカバー。
Dewey Edwards - Come On Over To My Place..wmv @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=IQbd4icYLgw

The Drifters - Come On Over To My Place @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=3CfzB5qsNOo


まあ,このあたりの曲になるとシンガーがどうのこうのというよりは,ソングライターの技術(元ネタは 'Good Times'?) の勝利といった方がよいかも・・・? そのライターは Barry Mann & Cynthia Weil のコンビ。
ちなみに,Dewey Edwards のシングルをリリースした Cameo の権利を現在持っているのは,ABKCO。やはり,一部の曲が CD 化されただけで,その楽曲の多くはお蔵入りしたまま・・・というレーベル (^_^;)


表題の CD は,英 Sequel からリリースされた The Drifters の Anthology シリーズの5枚目で,"Under The Boardwalk" というサブタイトルが付いているが,1964年にリリースされた同タイトルの LP と共通するのは5曲だけ(1.〜 5.)。むしろ,1965年にリリースされた "I'll Take You Where the Music's Playing" というタイトルの LP の収録曲のほうが多い。'Far From The Maddening Crowd' も,もともとはそちらのアルバムに入っていた曲。
一方で,↓ のアルバムのほとんどは,シングル・オンリーの曲あるいは未発表曲。
● "Anthology 7 - I'll Take You Where The Music's Playing (+9)" [Sequel RSACD 836] -1996
 くわしい収録曲のリストは,→ Drifters_Atl.xls

ライブ録音として収録されている曲のうち,10.〜 12. は,Uptown Theatre, Philadelphia, 24 July '64 というクレジットがあるので,ATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 シリーズとしてリイシューされる ↓ の CD にも含まれているらしい。オーディエンスが少々異常に思えるほど興奮している。その熱狂振りは "Apollo Saturday Night" 以上。
● V.A. "Saturday Night At The Uptown" [Atlantic WPCR-27600]

16. 17. のライブは,Brooklyn Fox, Brooklyn, 30 December '64 で,↓ のアルバムに収録されているのと同じもののようだ。
◎ V.A. "Murray the K's Holiday Revue" [Tko Magnum Midline ]
 Murray the K は,ストーンズに The Valentinos 'It's All Over Now' のコピーを渡してカバーさせたディスク・ジョッキー。
2012年10月22日 00時09分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月19日(金)
Holmes Brothers "Where It's At"
The Holmes Brothers "Where It's At" [ROUNDER CD 2111]

1. That's Where It's At (Sam Cooke)
2. The Love You Save (Wendell Holmes)
3. You Can't Hold On To A Love That's Gone (Paul Kelly)
4. I've Been A Loser (Wendell Holmes)
5. High Heel Sneakers (Robert Higginbotham)
6. Worried Life Blues (Maceo Meriweather)
7. Never Let Me Go (Joseph Wade Scott)
8. Give It Up (Dan Daley)
9. I've Been To The Well Before (Paul Kelly)
10. I Saw The Light (Hank Williams)
11. Drown In My Own Tears (Henry Glover)

The Holmes Brothers は,Wendell Holmes(Guitar/Piano, 1943-), Sherman Holmes(Bass, 1939-), Popsy Dixon(Drums, 1942-) の3人組で,ブルースのサウンドにゴスペルのハーモニーが基本のバンド。彼らのレパートリーは種々雑多で,Soul/R&B はもちろん,カントリーやロックも含まれている。
'60 年代からニューヨークのクラブで演奏していた Wendell と Sherman の兄弟が '70 年代の半ばに Popsy と知り合い,1980年頃から The Holmes Brothers として活動を始めている。
Joan Osborne とはその頃からの知り合いなのだそうだ。共演しているビデオ・クリップが Youtube にいろいろアップされているが,中でもお気に入りは,↓ の 'Please Don't Tell Me How the Story Ends'
Joan Osborne with The Holmes Brothers -Grand Prospect Hall-Brooklyn, NY _February 03, 2012 @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=pDvLV43Ia-k



1990年のデビュー以来,彼らは現在まで Rounder と Alligator を中心に,Peter Gabriel の Real World などから,編集盤も含めて11枚のアルバムをリリースしており,表題の CD は2枚目(1991) にあたる。
1曲目が Sam Cooke のカバーで,アルバムタイトルも,その曲から取られている。

メンバーが自作したオリジナル曲とカバー曲が半々というのは,彼らのほとんどのアルバムに共通した構成。
Paul Kelly のクレジットがある 3. と 9. の内,9. は Mavis Staples の未 CD 化のアルバム "Oh, What A Feeling"(1979) に収録されているらしいが,3. の初出は・・・?
5. Tommy Tucker,6. Big Maceo,7. Johnny Ace,10. Hank Williams,11. Ray Charles は,それぞれのバージョンでおなじみだが,8. のオリジナルは誰・・・?
2012年10月19日 22時42分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月18日(木)
The Persuasions "Good News"
The Persuasions "Good News" [Rounder CD 3053]

1. Ain't That Good News
2. Cupid
3. Soothe Me
4. Swanee River Medley: Swanee River, Ol'Man River, Raise 'em Up
5. I'll Come Running Back To You
6. Let The Good Times Roll
7. I Lost Everything (I Ever Had)
8. Message From Maria
9. All I Have To Do Is A Dream
10. I Won't Be The Fool Anymore

1982年にリリースされた LP を1991年に CD 化したもの。
The Persuasions は,このアルバムでも This album contains no instruments other than the human voice. というクレジットがあるほど,無伴奏(アカペラ)にこだわったコーラス・グループ。
'60 年代の半ばからストリートで歌い始め,1970年にデビュー・アルバムをリリースしているが,彼らとレコード会社の契約をサポートしたのは,Frank Zappa だった。
↓ のようなアルバムもあるそうだ。
○ "Frankly a Cappella: The Persuasions Sing Zappa" [Earthbeat ] -2000


表題のアルバムでは,1. 2. 3. 5. と4曲,Sam Cooke をカバーしている。
このほかにもかなり Sam の曲を歌っていて,'Chain Gang' が Youtube にあった。
◎ "We Came To Play" [CEMA/Collectables COL-CD-5234]
 1. Chaing Gang
Chain Gang- Persuasions @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=71yQQRSFeC8

↑ の,おそらく数十年後のステージでも同じ曲を歌っている。4分15秒〜
The Persuasions @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=CQy1-qWBssw



他にもかなりの曲が Youtube にアップされているが,中でもお気に入りは,↓
Let Them Talk-The Persuasions.wmv @Youtube
2012年10月18日 08時54分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月12日(金)
Black America Sings Otis Redding
Various Artists "Hard To Handle: Black America Sings Otis Redding" [ace CDCHD 1352]

1. These Arms Of Mine - Albert Washington & The Kings [1968, Fraternity 1002]
 ◎ "Blues & Soul Man with Lonnie Mack(guitar)" [Ace CDCHD 727] -1999
2. Sister Pitiful - Judy Clay [1969, Atlantic 2669]
 ● "Storybook Children & Greatest Love" [ICHIBAN Soul Classics SCL 2101-2] -1995
3. I've Been Loving You Too Long (To Stop Now) - William Bell [1967, Stax LP 719]
 ◎ "Soul Of A Bell" [ATLANTIC 7 82252-2] -1967
4. Baby Cakes - Maxine Brown [1967, Originally unissued]
 ◎ "Best of the Wand Years" [Kent CDKEND 312] -2009
5. Think About It - King Floyd [1973, Chimneyville 446]
 ◎ "Groove Me: The Best of King Floyd on Chimneyville" [Malaco/P-vine PCD-5428] -1998
6. Shout Bamalama - Mickey Murray [1967, SSS 715]
 ● V.A. "Southern Soul SHAKE! presenting SSS Soul Survey & Music City Soul (2 CDs)" [Charly SNAD561CD] -2012
7. Security - Irma Thomas [1968, Originally unissued]
 ● "Something Good: The Muscle Shoals Sessions" [CHESS/MCA CHD-93004] -1990
8. I've Got Dreams To Remember - Percy Sledge [1994]
 ◎ "Blue Night" [POINTBLANK 7243 8 39871 2 2] -1994
9. Give Away None Of My Love - Buddy Miles [1971, Mercury 73261]
10. I'm Missing You - Mitty Collier [1969, Previously unissued]
11. I Can't Turn You Loose - James Carr [1977, Vivid Sound LP 3006]
 ◎ "A Man Needs A Woman (+13)" [KENT CDKEND 215] -2003
12. Chained And Bound - Bettye Swann [1969, Capitol ST LP 270]
 ◎ "Bettye Swann" [Honest Jons 7243 598841 2 7] -2004
13. Just One More Day - Clarence Carter [1975, ABC LP ABCD 896]
 ◎ "Loneliness And Temptation / A Heart Full Of Song" [MCA/Edsel EDCD 489] -1996
14. Wholesale Love - Arthur Conley [1967, Atco LP SD 33-215]
 ● "Sweet Soul Music / Shake Rattle and Roll" [Collectables COL-CD-7632] -2004
15. Hawg For You - Tina Britt [1969, Minit 32082]
 ◎ "Blue All The Way (+8)" [MINIT/Stateside 0946 3 6294 2 7] -2006
16. Loving By The Pound (take 2) - Otis Redding [?, Previously unissued]
 ↓(take 1)
 ● "It's Not Just Sentimental" [STAX/ace CDSXD 041] -1992
 ● "Remember Me" [STAX/FANTASY SCD24 8572-2] -1992

17. Hard To Handle - Patti Drew [1968, Capitol 2339]
 ○ DJ Andy Smith "The Document II" [Classic / Illicit ]
18. A Year, A Month And A Day - Arthur Conley [?, Previously unissued]
19. Fa Fa Fa Fa Fa Fa (Sad Song) - Lou Rawls [1968, Capitol LP ST 215]
 ● "I Can't Make It Alone : The Axelrod Years" [Stateside/EMI 7243 8 64080 2 0] -2004
20. Monkey On My Back - Jackie Hairston [1967, Atco 6464]
21. Keep Pushing Me - James & Bobby Purify [1966, Originally unissued]
 ◎ "The Best of James & Bobby Purify" [sundazed/BELL SC 11096] -2002
22. Good To Me - Donald Height [1967, Shout 223]
23. Respect - Aretha Franklin [1967, Atlantic 2403]
 ● "I Never Loved a Man the Way I Love You (+3)" [Rhino/Atlantic R2 71934] -1995
24. (Sittin' On) The Dock Of The Bay - The Staple Singers [1969, Stax 0031]
 ◎ "Soul Folk in Action" [Stax/Fantasy SCD-8561-2] -1991
25. I Got The Will - Etta James [1988]
 ◎ "Seven Year Itch" [Island 7 91018-2] -1988

☆ Otis's Version
6. ◎ "Otis!: The Definitive Otis Redding (4 CDs)" [Atlantic/Rhino R2 71439] -1993
1. 7. ● "Pain In My Heart" [Atlantic WPCR-25206] -1964
2. 12. ● "The Great Otis Redding Sings Soul Ballads" [MMG 20P2-2369] -1965
3. 23. ● "Otis Blue / Otis Redding Sings Soul" [Atlantic WPCR-25207] -1966
13. 22. ◎ "The Soul Album" [Atlantic 20P2-2377] -1966
15. 19. ● "Complete & Unbelievable: The Otis Redding Dictionary of Soul" [MMG 20P2-2378] -1966
11. ● "Live in Europe" [Atlantic 20P2-2363] -1967
24. ◎ "The Dock Of The Bay" [Atlantic WPCR-25208] -1968
5. 8. 17. ◎ "The Immortal Otis Redding" [MMG AMCY-41] -1968
9. 14. 25. ◎ "Tell The Truth" [Atlantic/Rhino 122-70295-2] -1970
16. ● "It's Not Just Sentimental" [Stax/ace CDSXD 041] -1992
4. 10. 18. 20. 21. については,Otis 自身が歌ったバージョンは公表されていない。


ディラン,ビートルズと続いた "Black America Sings ..." シリーズの第3弾。
◎ V.A. "How Many Roads: Black America Sings Bob Dylan" [ace CDCHD 1278] -2010
◎ V.A. "Come Together: Black America Sings Lennon & McCartney" [ace CDCHD 1300] -2011

次は,てっきり Jagger & Richards だろうと期待していたら,なぜか Otis Redding の作品集・・・(?_?)
このシリーズは,白人のシンガー・ソングライターが書いた曲を Black America がどんな風に料理しているかを楽しむのが基本的なコンセプトのように思っていたのだが・・・?
Ace も混乱しているのか,誤植が・・・
http://acerecords.co.uk/hard-to-handle-black-american-sings-otis-redding
Black America と Black American の差はかなり大きいのでは・・・(^_^;)

たとえ「方針」を変更するにしても,Otis より Sam Cooke の方が先だろう・・・と,考えていて思い当たったのが,Jagger & Richards と Sam Cooke の共通点。つまり・・・ABKCO 。

英 Ace/KENT からリリースされている "Black America" をキーワードにしたアルバムは,他にも3点ある。
◎ V.A. "Vietnam Through The Eyes Of Black America 1966-73: A Soldier's Sad Story" [KENT CDKEND 226] -2003
◎ V.A. "Vietnam Through The Eyes Of Black America 1962-72: Does Anybody Know I'm Here?" [KENT CDKEND 245] -2005
● V.A. "Change Is Gonna Come: The Voice Of Black America 1963-1973" [KENT CDKEND 270] -2007
↑ の記事中に書いたように,'Change Is Gonna Come' で,Sam Cooke のオリジナルを使用することは,contractually「契約上」許可が下りていない・・・ということは・・・(^_^;)


前置きが長くなったが,この CD における目玉は,10. と 18. の未発表曲。どちらも,FAME の倉庫が Ace/KENT に開放されたことで目出度く発掘された作品。
特に,Arthur Conley については,まだまだアルバム1枚分以上の作品が眠っているはずなので,それらの CD 化もよろしくお願いしたい・・・m(_ _)m

Rick Hall のご子息が父親の再評価,名誉挽回のために頑張っておられるというのに,Allen Klein の息子は・・・(^_^;)
2012年10月12日 20時58分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月26日(水)
"The Commitments" An Alan Parker Film
"The Commitments" An Alan Parker Film [MGM DVD GXBA-19906]

1991年に制作されたイギリス・アイルランド合作映画。
内容は,よくある,栄光と挫折の青春群像物語なのだが,題材となっているのは,アイルランドのダブリンにおけるソウル・バンド。

ソウル・バンドの結成を思い立った主人公が新聞広告で集めたメンバーに,「ソウル」とは何かを説明するときに見せたのが,↓ の James Brown のパフォーマンス。
● V.A. "T.A.M.I. Show: Teenage Awards Music International" [Shout!/Universal ]

↓ の「予告編」にもその場面(30〜43秒) の一部が収録されている。
THE COMMITMENTS - Trailer ( 1991 ) @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=3paf2TLrgsg


JB に圧倒されて「これをやるには 俺たち シロすぎないか」としり込みするメンバーに,主人公が発したセリフは,
The Irish are the blacks of Europe. And Dubliners are the blacks of Ireland.
And the northside Dubliners are the blacks of Dublin.
So say it once, say it lound: I'm black an' I'm proud!

かつては北アイルランドの領有権を巡ってイギリスと敵対関係にあり,ヨーロッパの最貧国の一つとされてきたアイルランドだけれども,この映画が合作された '90年代には関係が修復し,EU やアメリカからの援助もあって目覚しい経済成長を遂げている。最近はヨーロッパ全体の経済の落ち込みに伴って深刻な事態に陥っているようだが・・・。


この映画では,劇中で演奏されている楽曲も非常に面白く,個人的には,DVD を鑑賞するよりサントラの CD を聴く回数の方がはるかに多い・・・(^_^;)
映画に出演している俳優が実際に演奏していることも,大きな魅力の一つ。映画とは別に演奏活動を行ったり,後に再結成してコンサートを開いたりもしている。
サントラ盤は2枚リリースされていて,その全てが映画の中で演奏されているわけではないが,劇中では編集されている楽曲も完全なものを楽しむことができる。
リード・ボーカルを担当していた Andrew Strong は,ソロ・アルバムもリリースしている。

◎ "The Commitments: Original Soundtrack" [MCA MVCM-87] -1991
1. Mustang Sally [1963, Wilson Pickett]
2. Take Me To The River [1974, Al Green]
3. Chain Of Fools [1968, Aretha Franklin]
4. The Dark End Of The Street [1967, James Carr]
5. Destination: Anywhere [1968, The Marvelettes]
6. I Can't Stand The Rain [1973, Ann Peebles]
7. Try A Little Tenderness [1967, Otis Redding]
8. Treat Me Right [1965, Roy Head]
9. Do Right Woman Do Right Man [1967, Aretha Franklin]
10. Mr. Pitiful [1965, Otis Redding]
11. I Never Loved A Man [1967, Aretha Franklin]
12. In The Midnight Hour [1965, Wilson Pickett]
13. Bye Bye Baby [1961, Mary Wells]
14. Slip Away [1968, Clarence Carter]

◎ "The Commitments Volume 2" [MCA MVCM-175] -1992
1. Hard To Handle [1968, Otis Redding]
2. Grits Ain't Groceries [1969, Little Milton]
3. I Thank You [1968, Sam & Dave]
4. That's The Way Love Is [1969, Marvin Gaye]
5. Show Me [1967, Joe Tex]
6. Saved [1961, LaVern Baker]
7. Too Many Fish In The Sea [1965, The Marvelettes]
8. Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) [1966, Otis Redding]
9. Land Of A Thousand Dances [1966, Wilson Pickett]
10. Nowhere To Run [1965,Martha & the Vandellas]
11. Bring It On Home To Me [1962, Sam Cooke]

◎ Andrew Strong "Strong" [MCA MVCM-463] -1993
1. Unchained Dog 2. Ain't Nothin' You Can Do 3. Same Old Me 4. Too Many Cooks (Spoil The Soup) 5. This Bitter Earth 6. Do You Know What I Mean 7. Are You Lonely For Me Baby 8. Girl's Got Rhythm 9. (She's) Some Kind Of Wonderful 10. Ain't Nothing You Can Do
2012年9月26日 08時43分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月25日(火)
Christy Moore "Live in Dublin 2006"
Christy Moore "Live in Dublin 2006" [Columbia 828768 27772]

DISC I:
1. Two Island Swans 2. North & South 3. So Do I
4. Hattie Carroll
5. Motherland 6. Wise & Holy Woman 7. Casey 8. Magdalene Laundry 9. Missing You 10. Beeswing 11. Smoke & Strong Whiskey 12. America You Are Not The World 13. Natives 14. Quiet Desperation 15. Ordinary Man 16. Ride On 17. Vive La Quinte Brigada 18. The Contender 19. City Of Chicago 20. Victor Jara

DISC II:
1. The Two Conneeleys 2. Yellow Triangle 3. Strangeways 4. Faithfully Departed 5. Sacco & Vanzetti 6. Sonny's Dream 7. Stitch In Time 8. Veronica 9. Corina Corina 10. Butterfly (So Much Wine) 11. Sixteen Jolly Ravers 12. Mercy
13. Cry Like A Man
14. Hiroshima Nagasaki Russian Roulette 15. Bright Blue Rose

Youtube で,Dan Penn の曲のカバー・バージョンを探していて発見したシンガー。
Cry Like A Man - Christy Moore @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=6i0B4I-6SEI


まもなくリリースされる "The FAME Recordings" には入っていないが,↓ の収録曲。
● Dan Penn "Do Right Man" [SIRE/WARNER 9 45519-2] -1994

Christy Moore という名前を知らなかったので,Youtube によくある,素人のカバーだと思い,最初は聞き流していたのだが・・・。
彼は,長いキャリアを持つ an Irish folk singer, songwriter, and guitarist なのだそうだ。
何度も繰り返して聴いているうちに気になりだし,表題の CD を注文してしまった。
日アマのカスタマーレビューによると,「これまでの集大成と言えるベスト選曲な2枚組ライヴ・アルバム」。
このライブは,本人のギター(accoustic) 以外には,Declan Sinnott という人物のギター(accoustic/electric) とボーカルのみで全曲が演奏されている。

アイルランドでは「国民的な歌手」として知られ,「アイルランドのボブ・ディラン」と呼ばれることもあるそうだ。このライブでも,'The Lonesome Death Of Hattie Carroll'(I-4.) をカバーしている。
Christy Moore - The Lonesome Death Of Hattie Carroll @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=s5lzSYL2gSg

 その人気のほどは,↑ の冒頭で映されるコンサート会場の大きさからも想像できる。
Dylan よりも,Leonard Cohen を美声にして更に歯切れよくしたシンガー・・・というのが,個人的な印象。

当然,歌われている内容,歌詞の重要性が大きくなるわけだが,ご本人のサイト内に "Lyrics" のページがあり,'Cry Like A Man' も含めて全て掲載されているようだ。
http://www.christymoore.com/

それを眺めていると,Jackson Browne の曲もカバーしていた。
christy moore - before the deluge @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=CQpoLUPSa1U


'Dark End Of The Street' もカバーしていたが,それは,Moving Hearts というグループに所属していた時代のことだったらしい。
dark end of the street - moving hearts @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=adP1XKfJsWE

↑ を視聴していると,サウンドや表示されるスライド・ショーに,Roxy Music "Avalon" との共通点を感じてしまうのだが・・・。
2012年9月25日 08時58分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月21日(金)
Ken Boothe "Everything I Own"
Ken Boothe "Everything I Own - The Definitive Collection (2 CDs)" [Trojan 06076-80568-2]

DISC I:
1. Uno Dos Tres - Stranger & Ken 2. What a Day - Stranger, Ken & Patsy 3. Suzie - Stranger & Ken 4. Paradise - Roy & Ken 5. The One I Love
6. You Left the Water Running
7. Say You 8. Lady with the Starlight 9. Can't You See 10. Somewhere 11. Live Good 12. Can't Fight Me Down 13. I'm Not for Sale 14. Old Fashioned Way 15. Why Baby Why 16. Keep My Love from Fading 17. Freedom Street 18. Artibella 19. Now I Know 20. It's Gonna Take a Miracle 21. Drums of Freedom 22. Give to Me 23. Your Feeling and Mine 24. I Wish It Could Be Peaceful Again 25. Trying to Reach 26. Hallelujah 27. Stop Your Crying 28. So Nice 29. Make Me Feel Alright 30. Rasta Never Fail

DISC II:
1. Missing You 2. Have I Sinned 3. Ain't No Sunshine 4. Look What You've Done to Me 5. Silver Words 6. Black, Gold and Green 7. Is It Because I'm Black 8. (You're) Leaving Me 9. Let's Get It On 10. (That's the Way) Nature Planned It 11. Everything I Own 12. Crying over You 13. Let Go 14. Grandma 15. Freedom Time (Freedom Day) 16. Love Don't Love Nobody 17. I'm Singing Home 18. Blood Brothers 19. Left with a Broken Heart 20. You're No Good 21. Who Gets Your Love 22. Give Me Back My Heart 23. The Train Is Coming - Shaggy & Ken Boothe

'60 年代末から活動を続けている,ジャマイカのシンガーのベスト編集盤。
日アマではとんでもないプレミアが付いているが,HMV には在庫があるし,ぼくはタワレコの店頭でセール品(\1,394) を入手することができた・・・(^_^)v

タイトル曲の 'Everything I Own' は,イギリスで大ヒット(1974) している。
Ken Boothe "Everything I Own" @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=96zRauey60A


ジャマイカの音楽そのものがアメリカの R&B/Soul の影響を強く受けているので,このアルバムでも Otis Redding の比較的珍しい曲(I-23.) を初めとして,
Ken Boothe-Your Feeling And Mine @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=e9ID0ZHjkxQ

Otis Redding - Your Feeling Is Mine @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=bqdA74vgKB0


Luther Ingram(II-1.), Bill Withers(II-3.), Syl Johnson(II-7.), The Independents(II-8.), Marvin Gaye(II-9.), The Spinners(II-16.) などをカバーしている。

↓ は,イントロのギターの音からすると,Maurice & Mac のバージョンのカバーか・・・?
KEN BOOTHE - YOU LEFT THE WATER RUNNING @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=v5BtXzi7YOg

 まもなく ↑ の作者による「デモ録音」がリリースされる。
○ Dan Penn "The FAME Recordings" [ace CDCHD 1353]

この編集盤には収録されていないが,もちろん Sam Cooke の曲も歌っている。
◎ Ken Boothe "Collection-18 Classic Songs" [Trojan CDTRL 249] -1987
KEN BOOTHE - Darling You Send Me @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=MA5nyb95I0o



● V.A. "Reggae Rocks: Paint It Black - A Reggae Tribute To The Rolling Stones" [MADACY M2B2 6386]
↑ のような,レゲエのシンガーによるストーンズのトリビュート・アルバムにも参加していて,そこで歌っているのは,'Brown Sugar'。
2012年9月21日 21時07分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月20日(木)
Elvis Costello "King Of America"
Elvis Costello "King Of America (Expanded Play) + Live on Broadway, 1986" [Rivera Global Record/Demon DPQAM 11]

DISC I:
1. Brilliant Mistake 2. Lovable 3. Our Little Angel 4. Don't let me be misunderstood 5. Glitter gulch 6. Indoor fireworks 7. Little palaces 8. I'll wear it proudly 9. American without tears 10. Eisenhower blues 11. Poisoned rose 12. Big light 13. Jack of all parades 14. Suit of lights
15. Sleep of the just
16. People's limousine - Coward Brothers 17. They'll never take her love from me - Coward Brothers
18. Suffering face 19. Shoes without heels 20. King of confidence

DISC II:
1. That's How You Got Killed Before 2. The Big Light
3. It Tears Me Up
4. The Only Daddy That'll Walk the Line 5. Your Mind is on Vacation / Your Funeral and My Trial 6. That's How You Got Killed Before" (Reprise)

Elvis Costello の1986年のアルバム "King Of America"(1.〜 15.) に,ボーナス・トラック(16.〜 20.) やボーナス・ディスクを追加してリリース(1995)された CD。
彼がカバーした 'It Tears Me Up' が収録されているのは,ボーナス・ディスクの方。
オリジナルな LP を紙ジャケ化したものが千数百円だったのに対して,このボーナス付きのセットは \700 ・・・(^_^)v
2005年には,更にボーナス・トラックが加えられた CD もリリースされているらしい。

ボーナス・ディスクに収録されているのは1986年のライブで,バンドのメンバーは
James Burton - lead guitar
Jerry Schell - bass
Jim Keltner - drums
T-Bone Burnett - rhythm guitar
Michell Froom - keyboards
T-Bone Wolk - accordion, vocals
Michael Blair - marimbas, vibraphone, percussion
Ralph Carney - saxophone

そのライブで演奏されている 'It Tears Me Up' の,作者による「デモ録音」がまもなくリリースされる。
○ Dan Penn "The FAME Recordings" [ace CDCHD 1353]

Elvis Costello "It Tears Me Up" @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=6qzt28M5nz8

↑ Youtube にあったが,こういうアップのやり方だと削除される可能性は少ないのだろうか・・・?
文学作品などの文字による著作物について「引用」が認められているように,楽曲についても合法的な「引用」の範囲を定めて明文化するのは無理なのだろうか・・・?
TPP には「知的財産権」に関する内容も含まれていて,著作権の侵害行為が非親告罪になるというような話もある。この先,一体どうなっていくのか,全く見当が付かない・・・(^_^;)


2012年9月20日 17時22分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月17日(月)
Marvin Gaye & Tammi Terrell
Marvin Gaye & Tammi Terrell "The Complete Duets (2 CDs)" [MOTOWN 440 016 402-2]

DISC I:
○ "United" [1967, Tamla T277]
1. Ain't No Mountain High Enough 2. You've Got What It Takes 3. If I Could Build My Whole World Around You 4. Something Stupid 5. Your Precious Love 6. Hold Me Oh My Darling 7. Two Can Have A Party 8. Little Ole Boy, Little Ole Girl 9. If This World Were Mine 10. Sad Wedding 11. Give A Little Love 12. Oh How I'd Miss You
○ "You're All I Need" [1968, Tamla T284]
13. Ain't Nothing Like The Real Thing 14. Keep On Lovin' Me Honey 15. You're All I Need To Get By
16. Baby Don't Cha Worry 17. You Ain't Livin' Till You're Lovin' 18. Give In, You Just Can't Win 19. When Love Comes Knocking At My Heart 20. Come On And See Me 21. I Can't Help But Love You 22. That's How It Is (Since You've Been Gone) 23. I'll Never Stop Loving You Baby 24. Memory Chest
(Previously Unreleased Duets)
25. Ain't Nothing Like the Real Thing (alternate take)
26. Keep On Lovin' Me Honey (alternate vocal)
27. We'll Be Satisfied

DISC II:
○ "Easy" [1969, Tamla T294]
1. Good Lovin' Ain't Easy To Come 2. California Soul 3. Love Woke Me Up This Morning 4. This Poor Heart Of Mine
5. I'm Your Puppet
6. The Onion Song 7. What You Gave Me 8. Baby I Need Your Lovin' 9. I Can't Believe You Love Me 10. How You Gonna Keep It (After You Get It) 11. More, More, More 12. Satisfied Feelin'
Bonus Tammi Terrell Solo Versions
(Single Version)
13. I Can't Believe You Love Me 14. Hold Me Oh My Darling 15. Come On And See Me 16. Baby Don't Cha Worry
(Previously Unreleased)
17. Ain't No Mountain High Enough 18. Two Can Have A Party 19. Oh How I'd Miss You 20. You Ain't Livin' Till You're Lovin' 21. Give In, You Just Can't Win 22. When Love Comes Knocking At My Heart 23. Memory Chest 24. That's How It Is (Since You've Been Gone) 25. More, More, More

Marvin Gaye & Tammi Terrell の3枚の LP "United"(1967),"You're All I Need"(1968),"Easy"(1969) に,未発表曲や Tammi Terrell のソロ・バージョンなどをボーナス・トラックとして追加した CD。
なぜか,日アマには CD 1枚分のトラック・リストしか表示されていないが,'I'm Your Puppet' のカバーが収録されているのは,2枚目のほう。1969年に LP "Easy" の収録曲としてリリースされた。
まもなく,その作者による「デモ録音」が CD 化される。
○ Dan Penn "The FAME Recordings" [ace CDCHD 1353]

ありがたいことに,Youtube にアップされていた。
marvin gaye and tammi terrell- i'm your puppet @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=lHkFT1rJXqg


もともと James & Bobby Purify という男性デュオの曲で,Sam & Dave や Mel & Tim も歌っているけれども,男と女のデュエットによるカバーは珍しい。カップルで,お互いがお互いの puppet というのは,少々不自然なような気もするが・・・?
この二人にしては,出来はもう一つ・・・(^_^;)

やはり,↓ が,ビデオ・クリップとしても,素晴らしい。
Ain't No Mountain High Enough (extra HQ) - Marvin Gaye & Tammi @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=IC5PL0XImjw

この,ちょっとポッチャリ系の健康そうな女の子が,わずか24歳で命を落とすことになろうとは・・・(T_T)

◎ Tammi Terrell "The Essential Collection" [SPECTRUM 544 491-2] -2001
 彼女のソロ作品として手元にあるのは ↑ だが,その後 ↓ のようなコンプリート集もリリースされている。
○ Tammi Terrell "Come on & See Me: the Complete Solo Collection" [Hip-O Select ]
2012年9月17日 00時09分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月16日(日)
"Meet the Parents [Soundtrack]"
Randy Newman "Meet the Parents [Soundtrack]" [Dreamworks 0044-50286-2]

1. A Fool In Love - Randy Newman
2. Poor Me (Fats Domino, Dave Bartholomew) - Randy Newman
3. Got My Mo Jo Working (Preston Foster) - Randy Newman
4. Give Me A Sign 5. Meet The Parents 6. Could You Like Me? 7. Greg Loses Jinx 8. Burning Down The House 9. Wrong Cat 10. The Car Race 11. Broken Hearted 12. Pam's Problem 13. Jack To The Resuce 14. Together Again
15. I'm Your Puppet - Bobby Womack
16. Yay Ya - Lee Dorsey
17. Big Chief - Dr. John
18. A Fool In Love [Hidden Track]- Randy Newman

Randy Newman が音楽を担当した映画 "Meet the Parents"(2000) のサウンドトラック。
「結婚志願の男性と、その相手の女性の父親(ロバート・デ・ニーロ) がバトルを繰り広げるコメディ。」
Wiki によると,この続編の 『ミート・ザ・ペアレンツ2』"Meet the Fockers"(2004) は,「コメディ映画では,世界で最高の興行収入額を記録した」そうだ。「ジャンルはコメディであるが、愛や信頼といった人間関係を非常に上手に描き、最後は見る側に、爽やかな感動を与える作品」

見たことのない映画のサウンドトラックを購入する気になったのは,'I'm Your Puppet' の Bobby Womack によるカバーが収録されていたから。
その作者による「デモ録音」が,まもなくリリースされる。
○ Dan Penn "The FAME Recordings" [ace CDCHD 1353]

16. や 17. がそれぞれ Lee Dorsey や Dr.John によるオリジナルバージョンなのに,なぜか この 'I'm Your Puppet' は,Bobby Womack に新しく録音させている。James & Bobby Purify のバージョンを使えない理由でもあったのだろうか?

Produced by George Drakoulias
Recorded and Mixed by Jim Scott
Benmont Tench - Keyboards
Marc Ford - Guitar
Bob Glaub - Bass
Don Heffington - Drums

Bobby Womack がこの曲を録音するのは,この時が初めてだったはずだが,自己流にかなり崩して歌っている。悪くない・・・(^^♪
Muscle Shoals でセッション・ギタリストとして活動していた Bobby Womack は,ライブなどで何度も歌ったことがあるのかもしれない。

残念ながら Youtube には見当たらなかったが,中古では安く出回っているようだし・・・(^_^;)
Randy Newman が 'Got My Mo Jo Working' を歌っているのを聴けるのは,このアルバムだけのはず・・・?
2012年9月16日 10時48分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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