2005年11月12日(土)
2005年11月12日 08時46分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/217/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年10月31日(月)
The Glories "Special Singles For The Glories: A Date With Frankie Gearing" [Sony BMG MHCP 856]
1. I Worship You Baby (Unissued Version)
2. My Sweet, Sweet Baby
3. There He Is (Long Version)
4. I Stand Accused (Of Loving You)
5. Security
6. Don't Dial My Number
7. (I Love You Babe But) Give Me My Freedom
8. Ooh, Baby That's Love
9. Dark End Of The Street
10. Don't Make The Good Girls Go Bad
11. I Worship You Baby (Single Version)
12. Wish They Could Write A Song
13. Sing Me A Love Song
14. Stand By! (I'm Coming Home)
15. Try A Little Tenderness
16. No News
17. There He Is (Short Version)
今回の紙ジャケ再発シリーズの目玉ということだけれども,耳慣れないグループ名だったので見送る予定だったが,この The Glories は,Frankie Gearing が Quiet Elegance の前に所属していたグループだった。
1曲目の,Supremes をバックに歌っているようなノーザン系の曲は,2万円のシングル盤として流通しているらしい・・・(^_^;)
それも悪くはないのだけれど,彼女のような実力派シンガーの場合,ミディアムからスローの,じっくり歌いこむタイプの曲のほうが,本領を発揮できているように思う。
中でも,最近 Benny Latimore の CD の1曲目として耳に馴染んでいる "There (S)He Is" が,ショートとロングという2バージョンも収録されていて,聴き応え十分。
American Studio で Chips Moman によって録音されたという "Dark End Of The Street" よりも気に入っている。
この曲のオリジナルを歌っている Baby Washington は,↓の CD で持っているのだが,
◎ Baby Washington "The Sue Singles" [KENT CDKEND 136]
最近,新しく編集盤が発売されていて↓,半分ほど重複しているため,思案中。
○ Baby Washington "I've Got a Feeling" [EMI/Stateside 4744472]
CD を中心に集めていると,1枚あたりの曲数が多い分,どうしてもダブリが多くなってしまうのが困りもの・・・(^_^;)
何はともあれ,この "Special Singles For The Glories: A Date With Frankie Gearing" を買って,Baby Washington や Benny Latimore のバージョンと聴き比べていただきたい。
同時期に録音されたという "Try A Little Tenderness" も素晴らしく,Hi 時代の,あの "You've Got My Mind Messed Up" を思い起こさせるようなアレンジが施されている。
"Security" が,Otis のカバーでなかったということが,意外と言うか,ちょっと期待はずれだった・・・(^_^;)
O.V. Wright を見ているということは,当然,この Frankie Gearing も見ているわけだが,印象に残っているのは彼女の持ち歌ではなく,Billy Preston → Joe Cocker の "You Are So Beautiful"。
|
2005年10月31日 19時42分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/216/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年10月22日(土)
Maxine Brown "Out Of Sight" [EPIC/SONY MHCP-857]
1. Sugar Dumplin'
2. Plum Outa Sight 3. Sunny 4. I Wish Would Rain 5. I'm In Love 6. In My Entire Life 7. Don't Leave Me Baby 8. Just Give Me One Good Reason 9. Stop 10. Seems You've Forsaken My Love
11. When A Man Loves A Woman
12. Love In Them There Hills 13. From Loving You
AMG にもリストアップされていない,1968年のレアなアルバムが CD 化された。
同じ紙ジャケ再発シリーズでは,Bobby Womack と Johnny Robinson は購入の予定だったけれども,コレは思案中だったところ,収録曲を見て即買い。
アルバムの冒頭を飾っているのが,Sam Cooke のカバーである "Sugar Dumpling"。
まるでモータウンのようなノリとサウンドにアレンジされていて,なかなかの聴きもの。
全体にカバー曲が多いが,そのほかでは,オルガン抜きの "When A Man Loves A Woman" がおもしろかった。
この Maxine Brown は,Rod Stewart が "Oh, No, Not My Baby"(Carole King/David Goffin) をカバーしていたので,昔から名前だけは知っていた。
Otis Redding 作・プロデュースで Fame 録音の "Baby Cakes" という曲もある。
今年になって,約30年振りにカムバックしたらしい。そちらは未聴だけれども,KENT からリイシューされた Chuck Jackson とのデュエットアルバムは,購入済み。
◎ Chuck Jackson & Maxine Brown "Saying Something / Hold On, We're Coming!!" [wand/KENT CDKEND 241]
このアルバムもカバーがほとんどで,当時 "Something You Got" などがヒットしたらしい。
|
2005年10月22日 10時46分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/215/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Lou Rawls "LIVE!" [Capitol/EMI 7243 4 77554 2 2]
1. (They Call It) Stormy Monday
2. Southside Blues
3. Tobacco Road
4. St. James Infirmary
5. The Shadow Of Your Smile
6. I'd Rather Drink Muddy Water
7. Goin' To Chicago Blues
8. In The Evening When The Sun Goes Down
9. The Girl From Ipanema
10. I Got It Bad (And That Ain't Good)
11. Street Corner Hustler Blues
12. World Of Trouble
Earl Palmer がライブでドラムを叩いているということで,ずっと聴いてみたいと思っていたアルバムが CD 化された。
1966年の録音で,Capitol での最初のヒットアルバム。Black Albums で1位,Pop Albums でも4位,Jazz Albums では3位という好成績。
ライブといっても,大きなスタジオの中に数十人程度の聴衆を入れた状態で録音されており,アルコール抜きのクラブショーといった感じ。
スタジオ内の雰囲気は和気藹々として,曲間のかなり長いモノローグの途中では,時折笑い声なども聞こえる。残念ながら,いっしょになって笑えるほどのリスニング能力はないが,Randy Newman が "Rednecks"で歌っていたような人種的偏見に関する話題も,笑いのネタにされているようだ。
ライナーによると,The audience was made up of Capitol employees, friends, musicians, and local hipsters. ということなので,ほとんどサクラみたいなものだから,上手くコミュニケーションが取れてパフォーマンスが盛り上がるのも当たり前か・・・(^_^;)
Sam Cooke の "One Night Stand" のような熱気には欠けるが,"Night Beat" が好きな人には気に入ってもらえるかもしれない。
気になっていた Earl Palmer のライブでの演奏は,まとまったソロがあるわけでもないし,それほど派手に叩きまくっているわけでもないが,やっぱり素晴らしい。
Sam Cooke が Keen 時代に録音した "Ac-Cent-Tchu-Ate The Positive" で聴けるようなドラミングが楽しめる。
彼のドラムを聴いていると,リズムのキープ力とかテクニック云々を超えて「気はやさしくて力持ち」みたいな,性格の良さまで伝わってくるような気がする。
◎ Earl Palmer "Backbeat - The World's Greatest Rock 'N' Roll Drummer" [ace CDCHD 719]
「24時間以内」の発送につられて注文した UK 盤も CCCD だったので,ご注意。
ただ,ウチの環境だと,専用プレイヤーの起動をキャンセルしてしまえば,普通に Real Player などで再生できてしまう・・・(^_^;)
いったい何のための,誰のための CCCD なのか?
|
2005年10月22日 09時30分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/214/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年10月17日(月)
Peter Guralnick "Dream Boogie : The Triumph of Sam Cooke"
現時点では,アマゾンではまだ「予約受付中」になっているが9月初めに予約していたら,今日,届いた。
本文の Contents は,以下の通り・・・
Prologue: "The QCs Are in the House" (1948)
The Singing Children (1931-1947)
"The Teen Age Highway Que Cees, Radio and Concert Artists" (1947-1950)
Soul Stirring (December 1950-1952)
The Further Education of Sam Cook (1953-1955)
"Lovable" (1956-May 1957)
How He Crossed Over (June 1957-January 1958)
The Biggest Show of Stars for 1958 (1958)
Sam, Barbara and Linda (Christmas 1958-1959)
Having Fun in the Record Business (1960)
Another Country (1961)
Boogie-Woogie Rumble (January-July 1962)
Another Saturday Night (July 1962-February 1963)
Scenes from Life (March-June 1963)
Independence Day (June-December 1963)
Long Time Coming (December 1963-June 1964)
The Piper (June-November 1964)
Uncloudy Day (November-December 1964)
Aftermath
それほど英語力があるわけではないが,Index を頼りにポツポツと拾い読みしていって,何かおもしろそうなネタがあれば紹介していきたい・・・。
その Index だけでも30ページ近くあって,Notes は50ページ以上もあるのに,Discography は "A Brief Discographical Note" ということで,2ページしかないのはちょっと手抜き・・・(^_^;)
掲載されている写真には見慣れたものもあるが,初見のものもかなりあった。
最初のページには
For J.W. Alexander and Doc Pomus, mentors in music and life
とあるが,J.W. はともかく,Doc Pomus のほうは Index にも出てこないのに,いったい何故・・・?
|
2005年10月17日 23時03分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Dream Boogie |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/213/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Rolling Stones "A Bigger Bang" [Virgin/EMI 30067 2]
1. Rough Justice 2. Let Me Down Slow 3. It Won't Take Long 4. Rain Fall Down 5. Streets Of Love 6. Back Of My Hand 7. She Saw Me Coming 8. Biggest Mistake 9. This Place Is Empty 10. Oh No, Not You Again 11. Dangerous Beauty 12. Laugh, I Nearly Died 13. Sweet Neo Con 14. Look What The Cat Dragged In 15. Driving Too Fast 16. Infamy
もちろん CCCD は嫌いだが,ことストーンズに関しては毒食わば皿まで・・・という心境なので,日本盤を発売日(8/31)にすぐに買ってしまった (^_^;)
ただ,久しぶりにヘビーローテーションでプレイヤーにかかりそうなのと,iPod のユーザーである子供たちのため,CDDA の USA 盤をネットで注文して,今ではそれを聴いている。もっとも,プロテクトのかかった日本盤でも iPod に保存する方法はあるらしいが・・・。
プロデューサである Don Was の,この直前の仕事として Solomon Burke の新作があり,その1曲目が,ここ数年のストーンズにかなり近いサウンド(2ギター+ベース+ドラムという基本的なリズム・セクションに,キーボードやホーン,コーラスがからむという構成)だったので,ストーンズの新作もおそらくそうなるのだろうと思っていたら,完全に予想が外れてしまった。
なにしろ,ストーンズの正式メンバー4人以外にクレジットされているプレイヤーは,たった↓だけ。
Blondie Chaplin (7, 16)
Chuck Leavell (1, 3, 7, 15)
Daryl Jones (1〜5, 8, 10, 12, 14, 15)
Don Was (9)
Lenny Castro (14)
Matt Clifford (4, 5)
人数が少ない上に,それぞれの参加曲もベース以外は,非常に少ない。
その代わりに,Mick Jagger がハーモニカはもちろん,ギター(スライドも)やキーボード,それにベースまで弾いている。デモの段階ではドラムまで叩いたらしい。
なんとロン抜きで,ミック・キース・チャーリーという3人だけで録音している曲もある。
ひょっとするとミックは,自分以外のメンバーが参加した↓の評判を気にして,自分にもそれなりの演奏力があるということを示したかったのかもしれない・・・(^_^;)
◎ Tim Ries "The Rolling Stones Project" [Village VRCL 12001]
http://www.barks.jp/artist/?id=1022925
↑のページの「アルバム『A Bigger Bang』レコーディング裏話」によると,今回の録音は,最初はミックとキースだけでデモ録音を始め,それにチャーリーが加わって,最後にロンが参加するという形で行われたらしい。
曲作りの段階からミックとキースのコラボレーションはかなりスムーズに進んだようで,16曲という曲数にもかかわらず,それぞれの曲の完成度が高いため,全部通して聴いても,ほとんどだれることがない。
少なくとも,1980年代以降のアルバムの中では最高傑作であると言い切ってしまっても良いのではないか。
今回のワールド・ツアーもそろそろ調子が上がってきたようで,どうせリハーサルだけだろう・・・と思っていた "Mr.Pitiful" を,本番でも演奏し始めてくれている。
日本での日程の正式発表が待ち遠しい今日このごろではあるが,60を超えたジイサン連中がステージの上でがんばっているというのに,コッチは約20年ぶりのボウリングで腰を痛めてしまい,何とか動けはするものの,じっと椅子に座っているのも辛いというていたらく・・・情けないやら,みっともないやら・・・(^_^;)
|
2005年10月17日 21時25分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| BEST 10 CDs in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/212/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年09月29日(木)
Sam Cooke "The Rhythm And The Blues" [RCA/BMG 07863 66760-2]
1. Get Yourself Another Fool
2. Driftin' Blues
3. Fool's Paradise
4. Smoke Rings
5. Baby Won't Please Come Home
6. Please Don't Drive Me Away
7. Nothing Can Change This Love
8. But Not For Me
9. Don't Get Around Much Anymore
10. Trouble In Mind
11. Little Girl Blue
12. I Lost Everything
13. Chains Of Love
14. Nobody Knows You When You're Down And Out
15. Since I Met You Baby
16. Cry Me A River
17. Trouble Blues
18. Little Red Rooster
19. Out In The Cold Again
20. One More Time
現時点で RCA (SONY BMG) のカタログにある Sam Cooke のアルバムは,今回リイシューされた3枚のほか,ボックス・セットの "The Man Who Invented Soul" と,この "The Rhythm And The Blues" だけらしい。
"Night Beat" が名盤であることに異論の余地はないが,既に何度も CD 化されているので,どうせならコチラをリマスターして欲しかった。
この CD は,1995年に発売された編集盤で,LP "My Kind Of Blues" (1961) から8曲(5,8〜11,14・15,19),"Twistin' The Night Away" (1962) から1曲(20) 20. は,シングル 'Twistin' The Night Away' の B 面だった曲,"Mr. Soul" (1963) から5曲(2,4,7,13,16),"Night Beat" (1963) から6曲(1,3,6,12,17・18) が収録されている。
4枚組のボックス・セットが2000年に出て,ちょっと影が薄くなってしまった感もあるが,今でもこのアルバムを愛聴している人は,数多くいるはず。
また,今回 "Night Beat" を初めて聴いて気に入った人には,次に聴くべき CD として,このアルバムをオススメしたい。6曲も重複してしまうが・・・(^_^;)
Sam Cooke の自作曲は,2曲(7,20) のみで,その他はすべてアルバム・タイトル通り "The Rhythm And The Blues" のスタンダードと言ってもよいような曲ばかり。
アダルトで,ブルージーな,バラード・シンガーとしての Sam Cooke の側面を堪能することができる。
収録曲の中では,Charles Brown のレパートリが6曲(1〜3,6,12,17) も含まれているのが目に付く。
"Bring It on Home to Me" のメロディは,Charles Brown & Amos Milburn の "I Want To Go Home" (1959年 New Orleans 録音,ピアノは Huey 'Piano' Smith) からいただいている・・・というのは有名な話で,聴き比べてみると,確かにソックリ・・・(^_^;)
◎ Charles Brown & Amos Milburn: Various Artists "Lightnin' & The Buddies: She Likes to Boogie real Low" [Ace/P-Vine PCD-2732]
CD 化されておらず,タイトルも失念してしまったが,Charles Brown のスタジオ・ライブ風の LP の中で,この元ネタ曲と "Bring It on Home to Me" をメドレーで演奏しているバージョンがあるので,C.B. は,ぱくられたことを自覚していたはず。弁護士を雇って,abkco を訴えてやればよかったのに・・・(^_^;)
Rolling Stone 誌の最新号に掲載されている "Dream Boogie: The Triumph Of Sam Cooke" のダイジェストが,ネット上でも読めるようになってます。
The Man Who Invented Soul
How Sam Cooke jump-started the civil rights movement with "A Change Is Gonna Come"
http://www.rollingstone.com/news/story/_/id/7661211
一部,女性ファンには少々ショッキングかもしれない記述もあるが,そういう不良っぽくて危ういところも,Sam Cooke の魅力のひとつだったわけで・・・(^_^;)
本誌に掲載されている写真は,ほとんどが DVD などで既出のものでしたが,THE LOST CITY というタイトルで New Orleans 関連の特集があったし,300 語弱ほどの短い記事でしたが,Clarence "Gatemouth" Brown の追悼記事も掲載されてました。
その記事の冒頭は,↓ でした。
Clarence "Gatemouth" Brown was a blues innovator who hated being called a blues musician.
|
2005年9月29日 21時31分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| CDs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/211/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年09月26日(月)
Sam Cooke "Night Beat" [RCA/Legacy 82876 69551 2]
1. Nobody Knows The Trouble I've Seen
2. Lost And Lookin'
3. Mean Old World
4. Please Don't Drive Me Away
5. I Lost Everything
6. Get Yourself Another Fool
7. Little Red Rooster
8. Laughin' And Clownin'
9. Trouble Blues
10. You Gotta Move
11. Fool's Paradise
12. Shake, Rattle And Roll
"One Night Stand" と同じ,デジパック仕様。
このアルバムは,既に LP で2枚,CD でも2枚持っていたので,これで5枚目。しかも,"The Man Who Invented Soul (4 CDs)" にも,まるまる収録されているわけだから,・・・(^_^;)
リマスターされているとは言っても,"One Night Stand" ほどの差はないし,Peter Guralnick の新しいライナーもどうせまもなく発売される伝記本の内容と重複するだろうし・・・(^_^;)
値段は確かに安くなっているので,初めてコレを買う若い連中がうらやましい・・・(^_^;)
どうやら,1995年の編集盤 "The Rhythm and The Blues" は,まだ RCA に販売権が残っているようなので,そちらのほうをリマスターしてくれたほうが,うれしかった。
それにしても "Twistin' the Night Away" のアルバムは,いったいいつになったら再発されるのか・・・(^_^;)
|
2005年9月26日 20時59分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| CDs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/210/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年09月25日(日)
2005年9月25日 17時49分
| 記事へ |
コメント(4) |
トラックバック(0) |
| CDs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/209/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
The Rolling Stones "Gimme Shelter" [DVD Call FDVD820]
「愛と平和と音楽の3日間」である「ウッドストック」に対するアンチ・テーゼとしての「オルタモントの悲劇」を中心としたドキュメンタリー。
ビデオで持っていたので DVD を買いそびれている内にいつのまにか廃盤になっていたが,最近出回っている廉価な韓国盤の DVD を入手。
ストーンズは,この1969年のアメリカ・ツアーの途中で Muscle Shoals Sound Studios に立ち寄り,"You Gotta Move","Wild Horses","Brown Sugar" の3曲を録音している。
有名な 3614 JACKSON HIGHWAY の看板がかかっている正面ではなく,Muscle Shoals SOUND STUDIOS という看板のある,右側の駐車場からスタジオ建物の壁が撮影されたカットがある。
この時に "Wild Horses" でピアノを弾いていたのが,Jim Dickinson。
DVD 中には,"Wild Horses" のデモを Muscle Shoals Sound Studios の中で試聴している場面があり,キースの横に寝そべっている Jim Dickinson の若かりしころの姿が撮られている。
同じスタジオの中で,ミックの隣に座ってコンソールを操作していたのが,Jimmy Johnson。
その "Wild Horses" のデモテープは Gram Parsons に送られ,The Flying Burrito Brothers の演奏として,ストーンズのバージョンよりも先に発表されることになる。
◎ The Flying Burrito Brothers "Hot Burritos! Anthology 1969-1972 (2 CDs)" [A&M 069 490 610-2]
ここでピアノを弾いているのは,Leon Russell。
(別件だが,↑の Anthology に収録されている "The Train Song" という曲は Johnny Guitar Watson & Larry Williams のプロデュースだった。いったい,どういうつながりがあったのか? まさか G.P. がドラッグを購入していたのは L.W. からだったとか・・・?)
その Leon Russell も "Wild Horses" をカバーしていた。
◎ Leon Russell "Stop All that Jazz" [Shelter PSCW-1043]
↑は,ちょっぴりレゲエ調なのだけれども,本格的なレゲエとしては Gregory Isaccs のバージョンがある。
● Gregory Isaccs: Various Artists "Reggae Rocks: Paint It Black - A Reggae Tribute To The Rolling Stones" [MADACY M2B2 6386]
ソウルとしてのカバーもあって,Otis Clay が歌っている。
● Otis Clay: Various Artists "Paint It, Blue: Songs Of The Rolling Stones" [House Of Blues 51416 13152]
最近では,Norah Jones のボーカルが非常に素晴らしかった。
● Norah Jones: Tim Ries "The Rolling Stones Project" [Village VRCL 12001]
以上,聴き比べてみるとたいへんおもしろいし,"Wild Horses" がいかに名曲であるかということを再確認できる。
本当はここで,DVD "Return to Sin City: Tribute to Gram Parsons" に収録されているバージョンも紹介したいところだが,残念ながら,やり方がわからん・・・(^_^;) と思っていたら,Youtube にアップされていた。
Wild Horses Gram Parsons Tribute @ Youtube
|
2005年9月25日 00時32分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/208/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年09月24日(土)
Eddie Hinton "The Anthology 1969-1993: A Mighty Field of Vision" [RAVEN RVCD-206]
1. I Got the Feeling 2. You Got Me Singing 3. Concept World 4. Shout Bamalama 5. Just Like the Fool That I Was 6. Heavy Makes You Happy (Sha-Na-Boom-Boom) 7. Got Down Last Saturday Night 8. My Searching Is Over 9. Sad and Lonesome 10. I Want a Woman 11. Here I Am 12. Sad Song 13. Three Hundred Pounds of Hongry 14. What Would I Do Without You 15. Hymn for Lonely Hearts 16. Something Heavy 17. Everybody Needs Love 18. Cry and Moan 19. Bottom of the Well 20. Rock of My Soul 21. Very Blue Highway
いったん発売中止になっていたアルバムだが,なんとか発売され,予想通りタワレコがちょっぴり安かった。
収録曲の内訳は↓の通り。
◎ Eddie Hinton "Very Extremely Dangerous" [Capricorn 314 536 111-2]
1. 2. 3. 4.
○ The Coleman-Hinton Project "Lost And Found"
5. 6. 7.
◎ Eddie Hinton "Letters from Mississippi" [Mighty Field of Vision MFCD 749]
8. 9. 10. 17.
◎ Eddie Hinton "Cry & Moan" [BULLSEYE CD BB 9504]
18. 19.
◎ Eddie Hinton "Very Blue Highway" [BULLSEYE CD BB 9528]
20. 21.
◎ Eddie Hinton "Hard Luck Guy" [Capricorn 314 538 655-2]
11. 12. 13. 14.
● Eddie Hinton "Dear Y'all: The Songwriting Sessions" [Zane ZNCD 1016]
15.
● Eddie Hinton "Playin' Around: The Songwriting Sessions, Vol. 2" [Zane ZNCD 1020]
16.
どのアルバムからも満遍なく選曲されていて,Eddie Hinton という名前に興味を持って,ちょっと聴いてみたいなと思っていた人が初めて聴く分には,良いアルバムといえるかもしれない。
個人的には,Sam Cooke のカバー "I'll Come Running Back To You" や Otis Redding の "Mr.Pitiful" も収録してもらいたかった。
おそらく Eddie Hinton が作った曲の中ではいちばん有名で,カバー(Percy Sledge,Bonnie Bramlett,Jackie Moore,Ted Taylor)もある "Cover Me" も入っていないし・・・(^_^;)
Muscle Shoals Sound Studio のリード・ギタリストの一人で,Duane Allman に Allman Brothers Band への加入を誘われたシンガーであり,Don Varner をプロデュースして曲を提供したソング・ライター,「スウィート・ソウル・ミュージック」では Peter Guralnick に The last of the great white soul singers と呼ばれ,White Otis Redding と異名をとった男。
どのような形であれ,彼が再評価されるのは,うれしい。
既発のアルバムの中では,"Hard Luck Guy" がいちばん好きです。
|
2005年9月24日 20時50分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(1) |
| Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/207/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年09月22日(木)
Sam Cooke "One Night Stand / Sam Cooke Live At The Harlem Square Club" [RCA/Legacy 82876 69552 2]
1. Soul Twist/Introduction
2. Feel It
3. Chain Gang
4. Cupid
5. Medley: It's All Right/For Sentimental Reasons
6. Twistin' The Night Away
7. Somebody Have Mercy
8. Bring It On Home To Me
9. Nothing Can Change This Love
10. Having A Party
"at the Copa" のアルバムを見事に再生してくれた Steve Rosenthal や Bob Ludwig たちによるリマスターなので,音そのものは,確実に良くなった。
ハスキーを通り越して,いささか耳障りにすら聴こえていた Sam Cooke のボーカルも非常に聴きやすくなっている。
ただ,パッケージやライナーに表示されている,各トラックの収録時間が明らかにおかしいのはなぜなんだろう・・・と思いつつ聴いていたら,6. Twistin' The Night Away で,微妙な「音飛び(?)」があった。
(手持ちの CD だけの現象でないことは, 2ちゃんのスレ (123 〜) で確認済)
単独 CD や4枚組ボックスセット収録のバージョンでは問題のなかった箇所なので,何らかの単純なミスだと思われる。
アマゾンでは,今回リイシューされた3枚の CD の内,このライブ盤だけ24時間以内の発送になっていないのは,このミスが発覚して,あわててプレスし直しているからかもしれない。
リマスターそのものに関しては,文句のつけようがないくらい素晴らしいだけに,残念。
初回プレス盤のみのミスで,将来,希少価値が出るようなら,それはそれでうれしいのだが・・・(^_^;)
おそらく 日本盤 としても発売されるだろうから,それまでには確実に修正されていることを期待したい。
パッケージ裏には Rod Stewart の "If there weren't a Sam, there might not have been a Rod." などというコメントが印刷されているが,どうせなら,Rod には全曲 Sam Cooke のカバーというようなアルバムを録音して欲しい。
Ron Wood が,ストーンズのメンバーとしてかなり消耗しストレスがたまっているようなので,たまにはリフレッシュさせてやりたいし,ちょうど Jeff Beck も↓のアルバムで Sam Cooke のバッキングをしていることだし,彼らをゲストに呼べば,さらに盛り上がるはず。
◎ Les Paul "Les Paul & Friends: American Made World Played" [Capitol/EMI 34064-2]
↑に収録されている "(Ain't That) Good News" with Jeff Beck バージョンは,今なら,いつもお世話になっている The Ultimate Sam Cooke Web Site の Jukebox で,なかなか労作のビデオ・クリップ付きで聴くことができる。
BMG が SONY に買収されて初めての Sam Cooke の CD なのだが,同封されている小さなカードには,abkco から発売されている CD の広告も印刷されていた。
SONY BMG と abkco の関係が良好なのであれば,"Night Beat" 以前の RCA でのアルバムも,早くリイシューしてもらいたい。
|
2005年9月22日 22時46分
| 記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
| BEST 10 CDs in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/206/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年09月10日(土)
New Orleans が本当に悲惨な状態になっている。
http://helpno.exblog.jp/
この曲は,Randy Newman の傑作 "Good Old Boys"(1974) に収録されていた曲。
1927年にも大きな洪水があったらしい。
歌詞は,↓。
Louisiana 1927
http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/Louisiana-1927-lyrics-Randy-Newman/30756012B05C3E6348256A3700482638
美しいメロディとシンプルな歌詞の中に強烈な毒が秘められているという,いかにも Randy Newman らしい楽曲。
今なら,その曲を歌っている Aaron Neville のビデオクリップを ↓ で見ることができる。
Aaron Neville worries about N.O.
WATCH Aaron Neville sings for New Orleans (4:29)
02 Aaron Neville Louisiana 1927 @ Youtube
最後のほうの "to this poor cracker's land" は "to this poor people's land" に変更されている。
この曲は,Randy Newman 自身のセルフ・カバー集↓でも聴くことができるが,
◎ Randy Newman "The Randy Newman Songbook Vol. 1" [NONESUCH WPCR-11748]
2002年に発売された,このアルバムの Expanded Version ↓のライナーには,
◎ Randy Newman "Good Old Boys [Expanded - 2 CDs)" [REPRISE/RHINO 8122-78243-2]
彼自身が書いたイントロダクションが掲載されていて,この曲に関する部分が非常に興味深い内容だったので,そのまま引用させていただくと,・・・
In 1927 the Mississippi flooded, and the levee broke in the state of Mississippi, above Clarksdale (look it up; I may be wrong). The Bosses in New Orleans probably were behind the decision to let it flood up there, diverting the water away from their city. Anyway, the cotton fields were wiped out, changing America forever, disemploying hundreds of thousands of black field workers, most of whom held executive positions in the cotton industry, meaning that they were permitted to wear gloves while picking. They all moved North and were greeted with open arms right across America.
日本でも昔は,火事の延焼を防ぐために周囲の家屋を取り壊すのと同じ発想で,下流の人口密集地の被害を最小限にとどめるために上流の過疎地の堤防をわざと決壊させるというようなことが行われていたわけだが,今回の洪水も,behind the decision to let it flood up there にいた Bosses がどこかにいたのではないか?
Clarksdale というのは,Sam Cooke が,1931年に生まれたところ。I was born by the river ....
Sam の両親たちが,この「町なかに移り住んだ」のは1930年ということだが,父親は数年前からその近辺で説教をして回っていたらしい。(「Mr.Soul サム・クック」ダニエル・ウルフ著)
当時,Sam Cooke の一家のように,黒人たちが北へ向かって移動していた原因・理由はさまざまだが,この洪水もそのひとつだったはず。
実は New Orleans の洪水のニュースを見て,真っ先に思い浮かべたのは,Sam Cooke も歌っている "Basin Street Blues" というジャズのスタンダード曲。
ただ,あの映像を見て,Basin Street がほんとうに Basin になってしまったという感想はいかにも不謹慎に思え,いろいろと考えていたらこの Randy Newman の "Louisiana 1927" を思い出し,ちょうどタイミングよく Aaron Neville が CNN に出演して歌ってくれた。
Aaron がこの曲を歌っているのは,↓ のアルバムでも聴ける。
◎ Aaron Neville "Warm Your Heart" [A&M POCM-1805]
|
2005年9月10日 09時55分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(1) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/205/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年09月01日(木)
大好きなソウル・バラードである "The Love of My Man" 特集。
◎ Theola Kilgore: Various Artists "Sweet Sound Of Success" [wand/KENT CDKEND 112]
これが,オリジナル。この曲が収録されている CD は,wand / Scepter のコンピアルバム(→)で,Maxine Brown や Chuck Jackson のほか,Roscoe Robinson "That's Enough",Judy Clay "Lonely People Do Foolish Things",L.C. Cooke "Half A Man" なども収録されている。
◎ Barbara West: Various Artists "Soul Deep" [CHARLY CD Charly 42]
Ronn でシングル盤として発表された曲。Fame 録音?
サウンドそのものは,コレがいちばん DEEP かもしれない。
◎ Delaney & Bonnie "The Best Of Delaney And Bonnie" [Rhino R2 70777]
バックのメンバーはもちろん,Bonnie Bramlett もなかなか健闘している・・・?
このベスト盤の収録曲のうち,"Piece Of My Heart" は,Erma Franklin → Janis Joplin が有名ですが,Bryan Ferry も歌っていて,好きなんです・・・(^_^;)
◎ Dionne Warwick "Soulful" [Warner/RHINO RHM2 7838]
Rhinohandmade の限定盤 CD。彼女のアルバムの中では,タイトル通りいちばん Soulful? この曲以外の収録曲もなかなか。American Studio 録音。
◎ Etta James "Tell Mama: The Complete Muscle Shoals Sessions" [Chess/MCA 088 112 518-2]
説明不要の大名盤。
ただ,DVD "The !!! Beat" の映像は,正直,ひいた。Esther Phillips がメチャクチャ可愛らしく見えた (^_^;)
◎ Irma Thomas "If You Want It, Come And Get It" [ROUNDER 1166-11582-2]
1985年の録音。この中ではいちばん新しいカバーで,その分シンガー自身も当然歳をとっていて,それなりの味わい深さが感じとれる。
● Judy Clay & Billy Vera "Storybook Children & Greatest Love" [ICHIBAN Soul Classics SCL 2101-2]
◎ Pearlean Gray & The Passengers: Various Artists "Dave Godin's Deep Soul Treasures: Taken from Our Vaults, Vol. 1" [KENT CDKEND 143]
Green Sea というレーベルから1968年に出されたシングルらしい。
◎ Ruby Johnson "I'll Run Your Hurt Away" [STAX SCD-8580-2]
1960年代後半の Stax の音。ただし,Keyboards は全部 Isacc Hayes らしい。
オリジナルも含めて,この曲をカバーしているシンガーは,あまり美しいとは言え・・・(^_^;)
◎ Venetta Fields "Ike & Tina Turner Revue Live" [KENT CDKEND 102]
The Ikettes のメンバー。ストーンズは "Exile On Main St." でコーラスのお世話になってます。
もちろん男性版もある。"The Sound Of My Woman"
◎ Freddie Scott "Cry To Me - The Best Of Freddie Scott" [COLUMBIA CK 65241]
このシンガーは "Bring It On Home To Me" をカバーしているが CD 化されておらず,それが収録されている LP を見かけたものの,少々高くて手が出なかった・・・(^_^;)
元ネタである "The Love Of God"。
James Cleveland や Mahalia Jackson も歌っているが,この Johnnie Taylor with The Soul Stirrers のバージョンが,いちばん元ネタらしい・・・?
● Johnnie Taylor: The Soul Stirrers "The Soul Stirrers Featuring Sam Cooke" [Specialty/Teichiku 30CP-271]
↓の CD には,この曲の別テイクが3つも収録されている。
● Soul Stirrers, The "Heaven Is My Home: Featuring Paul Foster and Johnnie Taylor" [Specialty/ace CDCHD 478]
|
2005年9月1日 00時41分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/204/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年08月29日(月)
Judy Clay & Billy Vera "Storybook Children & Greatest Love" [ICHIBAN Soul Classics SCL 2101-2]
1. Storybook Children 2. Country Girl - City Man (Just Across The Line) 3. We're In Love 4. Let It Be Me 5. When Do We Go 6. Bring It On Home To Me 7. Do Right Woman - Do Right Man 8. Ever Since 9. So Good (To Be Together)
10. Reaching For The Moon 11. Tell It Like It Is
12. You Can't Run Away From Your Heart 13. It Takes A Lotta Good Love
14. The Love Of My Man 15. I Got To Love Somebody's Baby 16. Sister Pitiful 17. Get Together 18. Savin' It All For You 19. Greatest Love
6. Bring It On Home To Me が,Sam Cooke のカバー。
Judy Clay は,William Bell とのデュエットも有名だが,この CD の前半(1.〜11.)でデュエットしている Billy Vera というシンガーは白人。彼は,最近では歌手としてではなく各種リイシュー CD のプロデューサとして,ライナーをよく書いている。
3. We're in Love は,Wilson Pickett "I'm In Love"の複数形。
このアルバムがすごいのは,12曲目以降の Judy Clay のソロ録音のほう。12. と 13. が Stax 録音で,14曲目からは1969年5月に Muscle Shoals Sound Studio で録音されている。
15. I Got To Love Somebody's Baby や 16. Sister Pitiful の出来は,J.T. や Otis にも負けていない。
その "Sister Pitiful" を初めて聴いたのは,かつてソウルの教科書的な存在だった "Soul Deep Vol.1" というタイトルのコンピ・アルバム。James Carr "Hold On" で始まり,最後が J.P. Robinson "Only Be True To Me" という LP で,収録曲のすべてが DEEP そのものだった。有名なところでは,Z.Z. Hill,Percy Sledge,Otis Clay,Mighty Sam なども収録され,今聴いてもゾクゾクしてくる。もちろん,売らずに残してある。
Allen Toussaint 作で Lee Dorsey がオリジナル(?)の "Greatest Love" も素晴らしいし,ゴスペルの "Love Of God" が元ネタになっている "The Love Of My Man" が大好きなラブ・バラードで,そのオリジナルを歌った Theola Kilgore のバージョンは,↓の CD で聴ける。
● Various Artists [SOUL/R&B] "Sweet Sound Of Success" [wand/KENT CDKEND 112]
|
2005年8月29日 21時23分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/203/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年08月28日(日)
Johnny Ace "The Chronological Johnny Ace 1951-1954" [Classics 5138]
1. Midnight Hours Journey 2. I Cried 3. My Song 4. Follow The Rule 5. Angel 6. Aces Wild 7. Cross My Heart 8. Burley Cutie 9. The Clock 10. Please Forgive Me 11. Saving My Love For You 12. Yes, Baby 13. I Still Love You So 14. Anymore 15. So Lonely 16. You've Been Gone So Long 17. Pledging My Love 18. Never Let Me Go 19. Don't You Know 20. No Money 21. How Can You Be So Mean 22. I'm Crazy Baby
Donald Height "A Tribute To Sam" の下敷きとなった "Pledging My Love" をヒットさせた Johnny Ace の CD。
昨年 Hip-O Select から "The Complete Duke Recordings" というタイトルの CD が出ていたが,このアルバムは,それに Flair 時代の録音2曲(1.・2.)を加えて,時代順に並べたもの。Hip-O のより曲数が多くて値段は安いというありがたい CD。
その "Pledging My Love" を含む 10.〜 17. までが,Johnny Otis Band の演奏。
バラードばかりでなくジャンプ系の曲も素晴らしく,とても20歳代とは思えない何とも言えず味わい深い声をしている。
その声だけを聴いていると,ロシアン・ルーレットに興じて命を落としてしまうようなメチャクチャな性格の人間には思えないのだが・・・(^_^;)
|
2005年8月28日 19時27分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/202/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年08月27日(土)
いよいよ,RCA のリイシュー CD 3枚は,9月20日発売が確実なようで,各ネット・ショップでも予約の受け付けが始まっている。
"Night Beat" はライナーが新しくなるだけのようだが,その他の2枚は ABKCO の SACD(Hybrid)盤で定評のある Steve Rosenthal がリマスターを手がけ,追加トラックもあるようだ。
まず,"Harlem Square" のほうだが,発表された新しいカバー(→)を眺めているだけで,いやがうえにも期待が高まってくる。
残念ながら,Sam 自身による追加曲はないが,カバーにも登場している King Curtis の "Soul Twist" がオープニングに収録される。1分間だけの短いもののようだが,それでもうれしい。
"Feel It" と "Having A Party" は,slightly longer versions になるということで,これも楽しみ。
どうせなら,Aretha Franklin の,例の限定盤ライブのように,そっくりそのまま,編集などされていないものを聴いてみたいところだが・・・。
その Aretha Franklin & King Curtis の "Live at Fillmore West" のサブタイトルは,"Don't Fight The Feeling" で,実際に最後の夜 "Eleanor Rigby" を歌う直前に Aretha 自身がそう言っているのだけれども,この文句は一般的なイディオムではあっても,そう言った時の Aretha は,この "Harlem Square" の冒頭を飾る "Feel It" 中の歌詞を頭に浮かべていたにちがいないと,思いたい。
"The Best Of 〜" に収録される予定のボーナス・トラックは,"Win Your Love For Me","You Were Made For Me","Nothing Can Change This Love" という3曲で,それはそれでうれしいのだけれども,現行の CD に収録されている "Summertime [Alternate Take]" がカットされてしまうのは残念。この Alternate Take は,最近 CD が発売された The Ovations の "Don't Cry" という曲の元ネタになった重要なバージョンなので,ファンならこちらのほうも今のうちに買っておきましょう。
まだ中途半端ですが,Sam Cooke's SONGs にデータをかなり追加しました。これから録音情報などを追加して,だんだんと充実させていく予定。
最近,新たに購入したカバー・バージョンの中では,Bo Gumbos という日本のグループのものが予想以上に素晴らしい出来で,気に入っております。
特に "Twinstin' The Night Away" は,Harlem Square でのバージョンをコピーしていて,なかなかの盛り上がりでした。
|
2005年8月27日 18時52分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| CHEAP TALK |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/188/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Marvin Gaye "Marvin Gaye At The Copa" [Motown/Hip-O Select B-0003629-02]
1. I Concentrate On You
2. Just In Time
3. How Sweet It Is (To Be Loved By You)
4. Motown Medley: You're Wonderful One/Stubborn Kind Of Fellow/Baby Don't Do it/Try It Baby/One More Heartache
5. Laia Ladaia (Reza)
6. Georgia Rose
7. The Song Is You
8. Ain't That Peculiar
9. Every Once In A While
10. The Shadow Of Your Smile
11. Night Song
12. Pride And Joy
13. This Could Be The Start Of Something Big
14. Strangers In The Night
15. Introduction Of Orchestra
16. Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me)
17. Motown Medley 2: I'll Be Doggone/I Can't Help Myself (Suger Pie, Honey Bunch)/Uptight (Everything's Alright)/Hitch Hike
東京みやげ(?)第3弾。このアルバムも,アマゾンではまだのようだが,amazon だと Hip-O Select が直接出品していて入手可能なのだけれども,ネット・ショップでジャケ写を眺めているだけだとそれほどではないものも,実際に手にとってしまうと少々割高であっても財布のヒモが緩んでしまう。もっとも,この CD は,自分自身のためではなく,カミサン用・・・(^_^;)
1966年夏の録音。'67年初めには発売される予定で,ジャケットの試し刷りまで完成していたのに,お蔵入りになっていたアルバム。
その原因は,Marvin Gaye と Berry Gordy の,絶え間なく続く確執の一つで,Berry Gordy はバラードが多すぎるとクレームをつけたらしい。
'65年に,Supremes の "At The Copa" がそこそこの成功(Black Albums で2位,Pop Albums でも11位)を収めたので,その柳の下のドジョウを狙ったのだろうが,正直,出さなくて正解だったのではないか・・・?
Marvin Gaye 自身も "I wasn't old enough." と言っていたらしいが,この時点("What's Going On" の5年前,27歳)では,Sam Cooke(33歳) "At The Copa" の足元にも及んでいない。
ただ Marvin Gaye は,この時期 "A Tribute to the Great Nat King Cole" というようなアルバムも出していて,それは CD 化されて入手も簡単なので,それを聴いて,そういう Marvin Gaye が好きな人には気に入ってもらえるかもしれない。
おそらく,Sam Cooke が初めてコパに出演したとき(27歳)も,このような状態だったのではないか?
技術的には上手いのだろうが,譜面どおり淡々と演奏しているだけのようなハウス・バンドの演奏についていくのがやっとで,余裕などほとんど感じられず,コチコチに緊張して歌っているように聴こえる。
この数年後に,Kim Weston や Tammi Terrell などとのデュエットの形で出演していたら,もっとましなライブになっていたかもしれない。
いくらなんでも "What's Going On" はコパには似合わないだろうな・・・などと考えていたら,Sam Cooke は,そのコパで "Blowin' In The Wind" を歌っていたのを思い出し,改めて感心した次第。
東京では,ほかにも旧譜や中古を数枚購入しましたが,とりあえずの紹介は,コレで打ち止め。
D.U. は,やっぱりおいしそうなのがいっぱいで目移りして困ったし,タワレコでも大阪に比べると品揃えが豊富なように感じました。
7〜8月はちょっと散財しすぎたので,当分は控えなければ・・・(^_^;)
|
2005年8月27日 10時48分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/187/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年08月21日(日)
Benny Latimore "The Early Years" [Henry Stone HSM 25001]
1. There She Is 2. Ain't Gonna Cry No More 3. Girl I Got News For You 4. The Power And The Glory 5. It Was So Nice While It Lasted 6. Moove And Groove Together 7. Love Don't Love Me 8. Life's Little Ups And Downs 9. It's Just A Matter Of Time 10. I'm Just An Ordinary Man 11. I´ll Be Good To You 12. I Pity The Fool 13. Have A Little Faith 14. I'm A Believer 15. Rain From The Sky 16. I Can't Go On
東京みやげ(?)第2弾。といっても,この CD は最近では,アマゾンでも購入可能のようだし,Henry Stone Music というレーベルから直接買うこともできたんですけどね。
Soft Cream 2 で,初めて教えてもらったレーベルで,その時はたしか J.P. Robinson のアルバムのジャケ写が引用されてましたが,気になっていたのは,この Benny Latimore のほう。
というのも,このアルバムに収録されている "I'm Just An Ordinary Man" は,英KENT の名コンピ "Our Turn To Cry" で愛聴していて,この時代の曲を集めたアルバムがあればぜひ聴いてみたいとずっと思っていたから。
内容は,期待通りの,1960年代後半の Muscle Shoals Sound。個人的には,聴いていていちばん安心できる予定調和の世界。
そのおなじみのサウンドをバックに,James Carr を彷彿とさせるような素晴らしい声で歌いまくってくれるのだから,もうたまらない。
この Benny Latimore は,Al Kooper 作・プロデュースの "Jolie" や,O.V. Wright がカバーした "Let's Straighten It Out" などをヒットさせたり,80年代以降も Malaco で複数のアルバムを発表したりもしているのだけれども,その時代は Latimore と名乗っていた。なぜ Benny を取ってしまったのだろう?
J.P. Robinson のアルバムも購入しておりますが,こちらも素晴らしい内容なのだけれども,曲数が少なすぎる・・・(^_^;)
この関連では,日本盤としても CD 化されている Clarence Reid の "Dancin' With Nobody But You Babe" を聴いてみたいと思っております。
Johnny Sandlin がドラムを叩いたり,Pete Carr がギターを弾いている曲もあるらしい。
|
2005年8月21日 20時32分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| BEST 10 CDs in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/186/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2005年08月20日(土)
Various Artists "Old Town Soul Collections: Tribute To Sam Cooke" [P-Vine PCD-2418]
東京みやげ(?)第1弾。
1993年に P-Vine から出された,Old Town レーベルの SOUL 系のシンガーが収録されている2枚組の編集盤 CD。
ずっと探していたのが,やっと見つかった。このレーベルの Doo Wop 系のコンピは中古ショップでよく見かけるのだけれども,SOUL の方はなかなか見つからずあきらめかけていたところ,新宿の D.U. であっさり発見。
2枚のうち,1枚目には "Tribute To Sam Cooke",2枚目には "Say It With Some Soul" というサブタイトルが付けられていて,お目当てはもちろん1枚目のトップを飾る Donald Height の7曲。
1.+ A Tribute To Sam
2.+ Crazy Little Girl (Take 7)
3.*+ I'll Never Forget You
4.* You Can't Trust Your Best Friend
5. Pretty Girl
6. Baby Set Me Free
7. Climbin' The Pole
このレーベルは Ace/KENT がリイシューをしていて,3. と 4. は,↓の CD で聴くことができた(* 印)。
◎ Various Artists "Hy Weiss Presents Old Town Records (2 CDs)" [Ace CDCH2 979]
◎ Various Artists "The Old Town & Barry Soul Survey" [KENT CDKEND 244]
ただ,やはり気になっていたのは "A Tribute To Sam" で,
・・・と,この辺りまで書いたところで,ネット上で↓の CD が9月末に発売されるという情報を見つけて,がっかりしたのが昨日の夜の話・・・(^_^;)
○ Various Artists "Heavy Soul - Old Town & Barry's Deep Down & Dirty Sides" [KENT CDKEN 253]
+ 印を付けたのが,その "Heavy Soul 〜" に収録される予定の曲。
ちなみに,今回入手した "Old Town Soul Collections" の,Donald Height 以外の収録曲をリストアップしておくと,
↓Charlie Thomas
8. Good Good Lovin' 9.* No One Home To Come Home To
↓Divine Men
10. Stop Take Another Look (Take 16) 11. Stop Take Another Look (Take 17) 12. Cry On My Shoulder
↓Lester Young
13. New Orleans 14.* Down To The River 15.+ I Got The Right 16. You're My Baby
↓Billy Profit
17.* Slowly I Turn
↓Sherman Holmes
18. Love Light
↓King Ernest
19. I Feel Alright
"Say It With Some Soul"
↓Flambeaus (Bobby Byrd)
1.+ Nobody Knows 2. Darling I'm With You
↓Tommy Andre
3.+ I Wonder Why
↓Fiestas
4 .Rock A Bye Baby 5. Anna 6.* Think Smart 7. Love Is Strange 8. Love Is Good To Me
↓Freddie Houston
9. I Gotta Move 10. Chills And Fever 11.* If I Had Known 12. Only The Lonely One 13. Say It With Some Soul 14. It Don't Make Change
↓King James Band
15. It's Alright 16. Whatcha Gonna Do
↓Bobby Adams
17. All Alone And Lonely
↓Larry Chance
18. Let Them Talk
↓Lorraine & Delights
19. I Just Couldn't Say
まあまだ CD ではコレだけでしか聴けない曲もかなりあるし,値段も \4K ちょっとで予想よりはかなり安かったし・・・ということで,我慢することにしよう。
肝心の Donald Height の "A Tribute To Sam" だが,曲そのものは Johnny Ace の "Pledging My Love" を下敷きにしていて悪くはないのだけれども,ギターのチューニングが狂っているような気がして仕方がない。
Sam の曲名を少し歌いこんだりもしているのだが,Specialty や Keen 時代の曲ばかりというのもちょっと・・・。
期待が大きすぎたためか,聴き終わったあとの満足感は,それほどでもなかった (^_^;)
Sam Cooke をかなり意識していたということだけれども,その他の曲では完全に Solomon Burke 風のものもある。
この Donald Height は,いろいろなレーベルでかなりシングル盤を出してはいても,結局アルバムは1枚も出せなかったというシンガーなんですが,その中では2枚だけチャートインしていて,そのうちの1枚は,Joe South の "Games People Play" なんだそうです。その曲は,まだ CD 化されていない?
|
2005年8月20日 23時47分
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2005 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/184/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
|
|