この時に "Wild Horses" でピアノを弾いていたのが,Jim Dickinson。
DVD 中には,"Wild Horses" のデモを Muscle Shoals Sound Studios の中で試聴している場面があり,キースの横に寝そべっている Jim Dickinson の若かりしころの姿が撮られている。
同じスタジオの中で,ミックの隣に座ってコンソールを操作していたのが,Jimmy Johnson。
その "Wild Horses" のデモテープは Gram Parsons に送られ,The Flying Burrito Brothers の演奏として,ストーンズのバージョンよりも先に発表されることになる。
◎ The Flying Burrito Brothers "Hot Burritos! Anthology 1969-1972 (2 CDs)" [A&M 069 490 610-2]
ここでピアノを弾いているのは,Leon Russell。
(別件だが,↑の Anthology に収録されている "The Train Song" という曲は Johnny Guitar Watson & Larry Williams のプロデュースだった。いったい,どういうつながりがあったのか? まさか G.P. がドラッグを購入していたのは L.W. からだったとか・・・?)
その Leon Russell も "Wild Horses" をカバーしていた。
◎ Leon Russell "Stop All that Jazz" [Shelter PSCW-1043]
↑は,ちょっぴりレゲエ調なのだけれども,本格的なレゲエとしては Gregory Isaccs のバージョンがある。 ● Gregory Isaccs: Various Artists "Reggae Rocks: Paint It Black - A Reggae Tribute To The Rolling Stones" [MADACY M2B2 6386]