1996年にリリースされているが,録音されたのは一部(10. 11.) を除いて1975年のこと。
当時,Kris Kristofferson とのデュエットでカントリーのチャートではかなり人気があったものの,それらのサウンドとあまりにもかけ離れていたために,レコード会社にお蔵入りにされてしまったのだそうだ。
ただし,1. 2. のみ "It's Only Love"(1975) に収録され,その他の曲も日本だけでレコード ”The Good Old Days”(1984) がリリースされたらしい。
姉の Priscilla と Booker T. Jones 夫妻に,せっかく録音したアルバムの発表を見送ったレコード会社に対する不満をこぼしていると,その場に居合わせた Willie Nelson が,このアルバムのコンセプトを気に入って借用し,同じようにスタンダード・ナンバーのカバーを集め,Booker T. Jones にプロデュースをまかせて録音したのが,↓ だった。
◎ Willie Nelson "Stardust (+2)" [Columbia COL 495245 2]