Johnny Copeland "The Crazy Cajun Recordings" [Edsel EDCD 581]
1. Gonna Make My Home Where I Hang My Hat 2. Stealing 3. Workin' Man's Blues 4. Ain't Nobody's Business 5. I've Gotta Go Home 6. Hurt Hurt Hurt 7. Somethin' You Got 8. Slow Walk You Down 9. Johnny Ace Medley
10. Tribute To Sam Cooke
11. Little Coquette 12. Don't Tell Me 13. Four Dried Beans 14. Wake Up Little Susie 15. The Hip Hop
16. Stealing (Alternate Take) 17. Hurt Hurt Hurt (Alternate Take) 18. Johnny Ace Medley (Alternate Take) 19. Tribute To Sam Cooke (Alternate Take) 20. Four Dried Beans (Alternate Take) 21. Ain't Nobody's Business (Alternate Take)
Huey P.Meaux のプロデュースによる "The Crazy Cajun Recordings" シリーズの1枚。
スタンダードの "Ain't Nobody's Business" を自作とクレジットしてしまうような Huey P.Meaux らしく,録音年・場所などのデータが全く無い作品集・・・(^_^;)
Johnny Copeland 公式サイト の Biography などの情報から推察すると,Wand などのレーベルと契約していた '60 年代半ばに録音された楽曲のようだ。
1981年に Rounder に所属してからコンスタントにアルバムを発表するようになる Johnny Copeland だけれども,それ以前はレーベルを転々としている。'50 年代末に Duke/Peacock と契約した際には,Otis Rush 同様,Bobby Bland のライバル潰しのため飼い殺しにされたりもしている。"Further On Up The Road" は,Johnny Copeland と友人の Joe Medwick の共作曲だったらしいが,Joe Medwick が Johnny Copeland に無断で Don Robey に権利を売り渡してしまったというような話もある。
Rounder 以降は,主に Bluesman として活躍するようになるが,それ以前はこの CD に収録されているように,Johnny Ace のバラードから,"Something You Got" のような New Orleans R&B まで,ソウルっぽい曲も含めて,さまざまなスタイルの曲を歌っている。Otis Redding や Eddie Floyd などとのツアーを経験したこともあるらしい。Dylan の "Blowin' In The Wind" も歌っていたそうだ。
10. Tribute To Sam Cooke は,"Dedicated To The Greatest" として Wand からリリースされた曲と同じものらしい。Johnny Ace の曲を下敷きに,Sam Cooke のヒット曲のタイトルが歌いこまれていて,「天国に着いたら Jesse Belvin と握手してもらいたい」などという歌詞も含まれた,泣かせるバラード。Alternate Take として収録されているのは,モノラル・バージョン。
● V.A. "Songs of The Rolling Stones: Paint It, Blue" [House Of Blues 51416 13152]
この Johnny Copeland は,ストーンズのカバー集 ↑ では "Tumbling Dice" を歌っていて,それが結果的には遺作となってしまった。
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2008年12月11日 00時30分
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