Various Artists "Take Me to the River: A Southern Soul Story 1961-1977 (3 CDs)" [KENT BOX 10]
Disc I: You Don't Miss Your Water [76:16]
Disc II: The Rainbow Road [74:59]
Disc III: The River [79:52]
II-6. A Smile Can't Hide (A Broken Heart) - Ollie & The Nightingales だけでなく,I-9. Try A Little Tenderness (Take 1) - Otis Redding も,Previously Unissued だった。確かに,今まで聴いたことのないバージョンのようだ。Take 1 だけあってリリースされたバージョンに比べれば未完成な印象は否定できないが,それよりもむしろ Take 1 の段階ですでに,あの,次第に盛り上がっていくアレンジの基本が出来上がっていることに驚いた。
● "It's Not Just Sentimental" [STAX/ace CDSXD 041] -1992
● "Remember Me" [STAX/FANTASY SCD24 8572-2] -1992
↑ に収録済みだった・・・m(_ _)m
Stax の場合,"〜000 Volts Of Stax" というシリーズの5枚の CD("4000" のみ,"Stax & Satellite") で,重箱の隅をつついてほじくりかえしたような発掘作業の成果がリリースされていたのに,まだ未発表曲が存在していたとは・・・。
CD 3枚,全75曲,約230分。
これまでに Stax や Hi,Atlantic,Excello など,レーベル単位のサザン・ソウルの編集盤はいくつかリリースされたことがあるけれども,レーベルの制約を超えて,しかも,ここまで時代や地域にこだわったアンソロジーは,初めてのはず。
ヒット・チャートをにぎわせてミリオン・セラーを記録した曲もあれば,ローカルなレーベルからリリースされてろくにプロモートもされないまま消えてしまったような曲や,録音時には発表すらされず倉庫に埋もれていた曲もある。
こういうアンソロジーを聴いていると,楽曲の価値がヒットしたかどうかによって決定されるものではないことがよく分かる。もちろん,だからと言って,ヒットした曲がつまらないというわけでは全くない。ヒットして枚数が多い分,シングル盤という中古商品の価値は下がるが・・・(^_^;)
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2008年10月31日 20時31分
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