Otis Rush "Any Place I'm Going"
Otis Rush "Any Place I'm Going" [HOB 51416 1343 2]
1. You Fired Yourself (T.Bingham/W.Mitchell)
2. Keep on Loving Me Baby (O.Rush)
3. Part Time Love (C.Hammond)
4. I Got the Blues (L.Nocentelli/M.West)
5. The Right Time (L.Herman)
6. Looking Back (O.Rush)
7. Any Place I'm Going (Beats Any Place I've Been) (O.Rush/W.Jennings/J.Porter)
8. Laughin' and Clownin' (S.Cooke)
9. Pride and Joy (N.Whitfield/W.Stevenson/M.Gaye)
10. Have You Ever Had the Blues (H.Logan/L.Price)
11. Walking the Back Streets and Crying (S.Jones)
先日亡くなった Willie Mitchell がプロデュースした Sam Cooke のカバー曲としては,ORITO "I'll Come Running Back To You" が印象深いが,この Otis Rush のスタジオ録音盤(1998) に収録された 'Laughin' And Clownin'' にも Willie Mitchell が関わっていた。彼と Otis & Masaki Rush 夫妻のプロデュース。
Willie Mitchell は Blues もプロデュースしたことがあり,Bobby Bland の LP "Touch Of The Blues"(1967) が有名だし,Hi Records でも ↓ のようなモダン・ブルースの名盤があった。
◎ V.A. "River Town Blues PLUS!" [Hi/Cream HIUKCD 118]
○ V.A. "Hi Records: River Town Blues (2 CDs)" [Hi ]
アマゾンに登録されている ↑ は,"Hi Records Soul & R&B Years" としてリリースされていた CD との2枚組セット。追加されている CD には,Don Bryant や George Jackson などのシングル曲が収録されている。
表題の CD は Royal Studio で録音されていて,演奏しているのは,Lester Snell や Leroy Hodges,Steve Potts などおなじみのミュージシャン。
前作の "Ain't Enough Comin' In"(1994) でも,Sam Cooke の曲を取り上げていた Otis Rush がこのアルバムで歌っている 'Laughin' And Clownin'' は,"Night Beat" に収録にされていて,Bobby Womack や Johnny Adams,Phillip Walker もカバーしている曲。
前作と同じようにオリジナル曲は少なく,他人の曲のカバーが多い。自作としてクレジットされている 'Looking Back' も実は・・・(^_^;)
糖尿病から脳梗塞を発症してしまった Otis Rush は,その後リハビリに励んでいるらしいけれども,順調に回復しているのだろうか? ライブ録音が発掘されたりはしているものの,なんとかもう一度スタジオに入ってきちんとプロデュースされたアルバムをリリースしていただきたいが・・・m(_ _)m
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2010年1月9日 09時45分
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