いつも参考にさせていただいている 『楽 SOUL』 にくわしい解説(p.67) がある・・・m(_ _)m George Jackson の初めてのシングル[Prann 5003] の B 面曲。残念ながら,A 面の 'Who Was That Guy' は見当たらなかった。
Ike Turner のプロデュースによる New Orleans 録音。
George Jackson は,Dan Greer とのコンビで 'Good Times' を歌ったり,The Ovations "Having A Party" をプロデュースしたりしていることで,Sam Cooke の影響が大きいことは明らかだが,この 'Won't Nobody Cha-Cha With Me' は,その原点とも言える曲。
タイトルに 'Cha-Cha' が含まれていることで,'Everybody Loves To Cha Cha Cha' のアンサー・ソングとも考えられるが,もっと幅広く Sam Cooke のさまざまなエッセンスを上手くアレンジして詰め込んだ,よくできたトリビュート・ソングであることは,一聴していただければ明らかなはず。