ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2008年01月28日(月)
Two Phases Of Irma Thomas
Irma Thomas "Two Phases Of Irma Thomas" [S.D.E.G. 1963]

1. In Between Tears [2:35]
2. She'll Never Be Your Wife [2:56]
3. These Four Walls [3:08]
4. What's So Wrong With You Loving Me [2:20]
5. You're The Dog (But I Do The Barking Myself) [3:00]
6. Coming From Behind (monologue)/Wish Someone Would Care [12:29]
7. Turn Your World Around [2:03]
8. We Won't Be In Your World Anymore [3:11]
9. I'd Do It All Over For You[2:14]
10. Save A Little Bit For Me [3:06]
11. That's How I Feel About You [2:28]
12. Turn My World Aound [2:27]
13. These Four Walls [3:25]
14. You're The Dog (But I Do The Barking Myself) [3:05]
15. Coming From Behind (monologue)/Wish Someone Would Care [12:45]
16. Wish Someone Would Care [2:52]
17. She'll Never Be Your Wife [3:22]
18. We Won't Be In Your Way Anymore [3:45]
19. I'd Do It All Over You [4:36]
20. What's So Wrong With You Loving Me [2:25]

最近なぜかまとめてリイシューされている Jerry "Swamp Dogg" Williams, Jr. がらみの CD のうちの1枚。
アルバム・タイトルに Two Phases とあるが,1.〜 11. が Phase One,12.〜 20. が Phase Two 。

Phase One のうち 1.〜 7. は,1973年に "In Between Tears" [Fungus 25150] としてリリースされたアルバム。
8. 9. は Canyon 31 (1970),10. 11. は Canyon 21 (1969) としてリリースされたシングル盤。Canyon 時代にはもう1枚 Roker 502 (1970) というシングルがあるが,それはアルバム中に 3. 6. として収録されている。6. のメドレーの前半部 "Coming From Behind" がシングルでは "Woman's Viewpoint" というタイトルだったそうだ。
この CD では全曲が Jerry "Swamp Dogg" Williams, Jr. のプロデュースのようにクレジットされているが,10. 11. は Canyon のオーナーだった Wally Roker のプロデュースで,アレンジは Monk Higgins という人物。
1.〜 11. は以前,英KENT からリリースされた ↓ にすべて収録されている。
◎ Irma Thomas "A Woman's Viewpoint: The Essential 1970s Recordings" [KENT CDKEND 260]
10. 11. は,KENT 盤でもマスターテープが無くなっているということで盤起こしされたものが収録されていたが,この CD でもテープは見つからなかったらしい。

Phase Two も,1993年にリリースされた ↓ とほぼ同じ内容だった。
● Irma Thomas "Turn My World Around" [Shanachie LC 5762]
↑ の CD では,各トラックの収録時間が微妙に異なっているほか,15. のメドレーが別々のトラックに分割して収録されていた。


トラック・リストを見た時点で未発表曲が無いのは分かっていたが,a 12 page booklet の内容が気になって購入してみた。
Irma Thomas 本人は,"In Between Tears" というアルバムについて,自分の知らないうちにリリースされたブートレッグのような物だと言っているのだけれども,この CD のブックレットの1ページ目には1973年1月1日付けで Jerry Williams, Jr. が Irma Thomas と交わした契約書のコピーが掲載されており,そこには Irma Thomas のサインがある。
ブックレットのその他のページにも,Swamp Dogg がこの録音について所有している権利の正当性を印象付けるような書類のコピーが掲載されている。ただし,この程度の書類はいくらでも偽造できそうだし,こんな風に自己の正当性を主張する人間に限って,やましいところがあるというのはよくある話・・・(^_^;)
クレジットされているミュージシャンなどの名前も不十分なものだった。

そもそも前述したように 10. 11. については,Swamp Dogg のプロデュースではないので,この CD には収録できないはずなのだが・・・?

2008年1月28日 19時57分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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