ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2013年05月17日(金)
Albert King "Lovejoy"
Albert King "Lovejoy" [Stax SCD-8517-2]

1. Honky Tonk Woman (Jagger, Richards)
2. Bay Area Blues (Don Nix, Donald "Duck" Dunn)
3. Corina Corina (D.Nix)
4. She Caught The Katy And Left Me A Mule To Ride (Taj Mahal,Yank Rachel)
5. For The Love Of A Woman (D.Nix)
6. Lovejoy, Ill. (D.Nix)
7. Everybody Wants To Go To Heaven (D.Nix)
8. Going Back To Iuka (D.Nix)
9. Like A Road Leading Home (D.Nix, Dan Penn)

Jagger/Richards の曲で幕を開け,Dan Penn の関わった作品が最後を締める・・・というアルバム。
Albert King が1971年にリリースした LP を1982年に CD 化したもの。
Dan Penn と Don Nix の共作というクレジットのある 'Like A Road Leading Home' は,↓ でもアルバムのラストに収録される予定。
○ V.A. "A Road Leading Home: Songs By Dan Penn And More" [ace CDCHD 1370]

Albert King - Like A Road Leading Home @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=tyEfMew61Qo

 ↑ の4分過ぎたあたりから Albert King のギターに絡んでいる Jeanie Greene が,同年にリリースした唯一のソロ・アルバムで同じ曲を取り上げている。
● Jeanie Greene "Mary Called Jeanie Greene" [Collector's Choice CCM-996] -2009
 「新・名盤探険隊」シリーズの一枚として最近,日本でも CD 化された。Collector's Choice 盤に比べると音が良さそうなので,買い替えを検討中。

作者の一人である Don Nix もセルフカバーしている。
◎ Don Nix & Friends "Going Down - The Songs of Don Nix" [EVIDENCE ECD 26125-2]
 'Friends' のメンバーは豪華だけれども,いかんせん Don Nix 自身のボーカルが Donnie Fritts よりはマシ・・・という程度なのが,玉に瑕・・・(^_^;)
'Everybody Wants To Go To Heaven' や 'Going Back To Iuka' も ↑ のアルバムでセルフカバーしている。


表題の Albert King のアルバムをプロデュースしたのは,その Don Nix。Produced and arranged by Don Nix というクレジットがある。

1970年12月に Skyhill Studios, Hollywood で録音されたのが 1. 2. 5. 7. で,演奏しているのは,
Jesse Edwin Davis - rhythm guitar
John Gaillie - Keyboards
Donald "Duck" - bass
JIm Keltner - drums
Sandy Konikoff - percussion

1971年1月に Muscle Shoals Sound Studio, Al. で録音されたのが 3. 4. 6. 8. 9. で,演奏しているのは,
Tippy Armstrong, Wayne Perkins - rhythm guitars
Barry Beckett - keyboards
David Hood - bass
Roger Hawkins - drums


◎ Taj Mahal "The Natch'l Blues" [COLUMBIA/Legacy CK 65857]
 3. 4. は,↑ の収録曲のカバー。
3. Corina Corina には Don Nix の自作のようなクレジットがあるけれども,いくつかバリエーションのあるトラディショナル曲。Taj Mahal のアルバム(1968) では,'Corinna' Arranged by T.Mahal - Written by J.E. Davis III とクレジットされていた。
それらが,Jesse Ed Davis のいる Skyhill Studios で録音されていないのは,クレジットを巡って一悶着あったのだろうか? 彼が rhythm guitar だけというのも不自然に思えるが・・・?
4. She Caught The Katy には Eddie Hinton のバージョン もあるけれども,おそらくいちばんよく知られているのは The Blues Brothers のカバーで,イントロ部分のアレンジには強烈な印象がある。。
◎ Blues Brothers, The "The Blues Brothers Complete (2 CDs)" [east west japan AMCY-2747/8]
The Blues Brothers - She Caught the Katy @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=9hB3eCv_FOk


アルバムの冒頭でストーンズの曲を取り上げているのは,やはり Don Nix のアイデアだったのだろうか?
彼は1976年にリリースしたアルバム "Gone Too Long" でストーンズの曲をカバーしている。
◎ "Gone Too Long / Skyrider" [DIABOLO DIAB 805]
 4. Back Street Girl
 ↑ は,Jagger/Richards の作品の中でも唯一のシャンソン(?) 余程のストーンズ・マニアでなければ,こんな曲をカバーしようと思わないはず・・・?

2013年5月17日 18時30分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2013 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/1203/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク