Sam Cooke "The Very Best Of Sam Cooke" [Camden/Sony Music 88697846762]
1. You Send Me (S.Cooke)
2. (I Love You) For Sentimental Reasons (Derek Watson / William Best)
3. Teenage Sonata (Jeff Barry)
4. Only Sixteen (S.Cooke)
5. Wonderful World (S.Cooke / Herb Albert / Lou Adler)
6. Cupid (S.Cooke)
7. Having A Party (S.Cooke)
8. Twistin' The Night Away (S.Cooke)
9. Little Red Rooster (Willie Dixon)
10. Driftin' Blues (Brown / Moore / Williams)
11. Get Yourself Another Fool (Tucker / Haywood)
12. Bring It On Home To Me (S.Cooke)
13. Nothing Can Change This Love (S.Cooke)
14. Love Will Find A Way (S.Cooke)
15. Chain Gang (S.Cooke)
ただし,相変わらず,発売元のはずの LegacyRecordings.com には,何の情報もない・・・・? http://www.legacyrecordings.com/artists/sam-cooke
↑ のサイト内の Sam Cooke のページでトップに表示されているのは,↓ の CD。
◎ "Playlist: the very best of Sam Cooke" [RCA/Legacy 88697 61987 2]
表題の CD は EU 盤で,米盤より収録曲が1曲(15.) 多い。ただし,"Playlist" には,ライナーノートが PDF で収録されていて,2種類の壁紙がダウンロードできるようになっている。
収録曲そのものは何の変哲もないが,取り柄は,高音質であること。
RCA から最初のシングルとしてリリースされた 'Teenage Sonata' の高音質バージョンは,多少珍しいかもしれない・・・?
イントロの「ウォウォウ・・・」は明らかに Sam Cooke のスタイルなのだが,'Teenage Sonata' のソングライターは Jeff Barry。後に,Ellie Greenwich とパートナーを組み,Phil Spector とのトリオなどで書いたヒット曲は数知れない。
◎ V.A. "Wall Of Sound: The Very Best of Phil Spector 1961-1966" [Phil Spector Records/Legacy 88697 61294 2] -2011
↑ の収録曲の内,Jeff Barry が関わっているのは,
2. Da Doo Ron Ron 3. Be My Baby 4. Then He Kissed Me 6. Baby, I Love You 9. Wait Til' My Bobby Gets Home 14. A Fine, Fine Boy 18. Not Too Young To Get Married 19. River Deep, Mountain High
ボックスCDの初回限定ってのも元々怪しいと思ってましたが、あまりに売れるもんで増産しているんではないでしょうか(^。^;)
ユニオンも国内販売では頑張ってたので多くの方が手に入れられたようです。
しかし、興味深いのは双方の伝記の'Teenage Sonata'に関する違いですね。
僕もギュラルニックの方の見解が正しいように感じます。ダニエル・ウルフの方は小説的に少し脚色しているのかもしれませんね。
一つお聞きしたいことがあります。
ライブ告知のポスターで、"July 4th 1963"にパラマウント・シアターでサムとオーティスが並んでいるものがあるんですが、Facebookにその画像を添付したところ、同じものを持ってる方が、「このライブは本当は行われてなくて作られたものだと思う」。と言われました。
確かに伝記(ウルフ)には、この頃はヴィンセントの死亡などで空白な期間のようなんですけど。。。
ご存知でしたら教えて頂きたいです_(._.)_
1963年7月と言えば,Otis はまだシングルを数枚リリースしたばかりですからね。それで,Sam Cooke と並ぶ・・・というのは,考えられません。
D.Wolf、P.Guralnick、の本が、どこまで真実なのかは、この本を読めば、自ずから判断できると思います。是非、一度、手に取ってみてください。
身内にしか見えない部分もあるとは思いますが,客観性という点ではどうしても不十分なところがあるような気もするし・・・。
Kindle 版並みの価格でペーパーバック版が購入できるようになれば,入手したいと考えております。