Rolling Stones　"The Brussels Affair"-R 'n' S & B + c

Rolling Stones　"The Brussels Affair"

The Rolling Stones　"The Brussels Affair '73"

1. Brown Sugar　2. Gimme Shelter　3. Happy　4. Tumbling Dice　5. Star Star　6. Dancing With Mr. D.　7. Doo Doo Doo Doo Doo　8. Angie　9. You Can't Always Get What You Want　10. Midnight Rambler　11. Honky Tonk Women　12. All Down The Line　13. Rip This Joint　14. Jumping Jack Flash　15. Street Fighting Man

'Happy' の２分３０秒くらいで，ミックが 'Fa-Fa-Fa-Fa-Fa' と歌っているのがはっきりと分かる　(^_^)v
もちろん，Otis Redding の曲の一節。Otis の曲名は 'Sad Song' で，happy ではないが・・・(^_^;)
ミックも 'Mr.Pitiful' をカバーしているシンガーの一人。

MP3 なら，＄７ポッキリというダウンロード・アルバム。
Stones Archive というサイトで発売中。
http://www.stonesarchivestore.com/

THE COMPLETE WORKS of the Rolling Stones
http://www.nzentgraf.de/books/tcw/works.htm
ライナーノートなどは付属していないが，↑ のサイト[111118A] によると，
Recorded live in Brussels, Belgium, October 17, 1973 by Andy Johns with the Rolling Stones Mobile Recording Unit. Remixed by Bob Clearmountain.
当日行われた２回のショーのどちらが収録されたかも情報がある。
サポートしているミュージシャンは，Billy Preston (p, org, clavinet, bvoc) のほかに，Trevor Lawrence (sax) と Steve Madaio (tp, tb, perc) ということになっている。サックスは Bobby Keys ではない・・・？

Mick Taylor 在籍時のライブを記録したものとして，以前からブートレッグで流通していたが，オフィシャルなリリースだけあって，高音質。特に，Bill Wyman のベースがすばらしい。
さすがに，Bob Clearmountain の仕事だけある。
Roxy Music "Avalon" や Bryan Ferry "Boys and Girls" も，Bob Clearmountain がミキシングを担当していた。

Mick Taylor が加入していた数年間(1969-75) は，Rolling Stones の長い歴史の中では，かなり異質で例外的な時期だったような気がする。
このライブでも，たしかに Mick Taylor のブルージーなギター抜きでは成立しないようなパフォーマンスもあるが，'Rip This Joint' あたりからエンディングにかけては，キース，ビル，チャーリーのトライアングルが強固で，Mick Taylor のギターはほとんど仲間に入れてもらえず，はっきり言って邪魔・・・というのは言い過ぎかもしれないが，そう思えるほど，キースを頂点とする三人のリズム合戦は凄まじい。
結局のところ，みんな若かったのだ・・・あのころは・・・。聴いていたぼくも・・・(T_T)

この５年後，Mick Taylor が抜けて Ronnie Wood が加入し，"Some Girls" というニュー・アルバムをリリースした後のツアーを記録したアルバムも，発売されたばかり。
◎ "Some Girls - Live in Texas '78 (DVD+CD)" [Ward　VQBD-10064]

その "Some Girls" もボーナス・トラックが追加されたデラックス・エディションが，まもなくリリースされる。
○ "Some Girls (2 CDs)" [USM　]
↑ には，あの 'We Had It All' が収録される予定。