ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2011年10月20日(木)
Tommy Roe "Greatest Hits"
Tommy Roe "Greatest Hits" [MCA MCAD-10884]

1. Sheila (T.Roe) [1962, Hot 100: 1, R&B Singles: 6]
2. The Folk Singer (M.Kilgore) [1963, Hot 100: 84]
3. Everybody (T.Roe) [1963, Hot 100: 3]
4. Come On (R.Hall/Dan Penn) [1964, Hot 100: 36]
5. Party Girl (B.Buie/W.Gilmore) [1964, Hot 100: 85]
6. Everytime A Bluebird Cries (V.Maile)
7. Sweet Pea (T.Roe) [1966, Hot 100: 8]
8. Hooray For Hazel (T.Roe) [1964, Hot 100: 6]
9. It's Now Winter's Day (T.Roe) [1967, Hot 100: 23]
10. Dottie I Like It (T.Roe)
11. Dizzy (T.Roe/F.Weller) [1969, Hot 100: 1]
12. Heather Honey (T.Roe) [1969, Hot 100: 29]
13. Jack And Jill (T.Roe/F.Weller) [1969, Hot 100: 53]
14. Jam Up And Jelly Tight (T.Roe/F.Weller) [1970, Hot 100: 8]
15. Stir It Up And Serve It (T.Roe/F.Weller) [1970, Hot 100: 50]
16. Pearl (T.Roe/F.Weller)
17. We Can Make Music (L.T.Josie) [1970, Hot 100: 49]
18. Stagger Lee (H.Logan/L.Price) [1971, Hot 100: 25]

バブルガムミュージックのスターとして知られている Tommy Roe のベスト編集盤。彼の CD には再録物が多いらしいが,この CD にはヒットしたシングルのオリジナル・バージョンが収録されている。
3.〜 5. が Fame Studios で録音された曲。プロデュースは,後に Elvis Presley のプロデューサとして有名になる Felton Jarvis。
『スウィート・ソウル・ミュージック』(Peter Guralnick 著,新井崇嗣 訳) の「第6章 フェイムとマッスル・ショールズ」の中に,くわしい経緯(pp.228-230) が書かれている。

3. Everybody が,"The Fame Studios Story" に収録される予定。
その B 面は,Donnie Fritts と Dan Penn が共作した 'Sorry, I'm Late, Lisa' という曲だった。
Tommy Roe-Sorry I'm Late, Lisa off of (ABC Paramount) 45 single vinyl @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=6GB-nAbxdD8


表題の CD のライナー(Todd Everett) に引用されている Tommy Roe 本人のインタビューによると,当時のセッション(July,'63 〜 Sep.,'64) で,We did a whole album. だったそうだ。
そのセッションで演奏していたのは,Jerry Carrigan, David Briggs, Norbert Putnam という Fame の 1st Rhythm Section に,学生時代からの友人(Bobby West) と Reggie Young がギターを弾き,コーラスには Charles Chalmers and Sandra and Donna Rhodes が加わっていたらしい。
'60年代前半のこの時期に,Reggie Young たちが Muscle Shoals にやって来ていたというのは,ちょっと意外な気もするが・・・?

Tommy Roe の最初のヒット 'Sheila' は,Felton Jarvis によってプロデュースされた Nashville 録音。Floyd Cramer や Wayne Moss などのトップ・ミュージシャンが演奏し The Jordanaires がコーラスを担当したテイクに,Bill Justice が手を加えたもの。Buddy Holly 'Peggy Sue' にソックリ・・・(^_^;)

最大のヒット曲である 'Dizzy' は,Steve Barri のプロデュースで,ストリングスのアレンジは Jimmie Haskell。その後の一連の楽曲も Los Angeles 録音で,Ben Benay, Don Randi, Joe Osborne, Hal Blaine, Larry Knechtel という凄腕のミュージシャンによる演奏。このあたりのサウンド・プロダクションは,流石・・・としか言いようがない。

2011年10月20日 00時01分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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