John Mayer "live In Los Angeles"
John Mayer "Where The Light Is: live In Los Angeles (2 CDs)" [Sony SICP 1930/1]
Disc I:
Acoustic Set:
1. Neon 2. Stop This Train 3. In Your Atmosphere 4. Daughters 5. Free Fallin'
Trio Set:
6. Everyday I Have The Blues 7. Wait Until Tomorrow 8. Who Did You Think I Was 9. Come When I Call 10. Good Love Is On The Way 11. Out Of My Mind 12. Vultures 13. Bold As Love
Disc II:
Band Set:
1. Waiting On The World To Change 2. Slow Dancing In A Burning Room 3. Why Georgia 4. The Heart Of Life 5. I Don't Need No Doctor 6. Gravity 7. I Don't Trust Myself (With Loving You) 8. Belief 9. I'm Gonna Find Another You
John Mayer - Gravity (Live at Nokia Theatre) @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=0ur0YWyamDI
Disc II: 6. Gravity のイントロに付け加えられた,スタジオ・バージョンにはない 'I've Got Dreams To Remember' のリフレインは,Otis Redding の同名曲の一節。
Steve Jordan がプロデュースし,キースもゲスト参加している ↓ のアルバムで,
◎ Buddy Guy "Bring 'Em In" [Silvertone/Zomba 82876-72426-2] -2005
10. I've Got Dreams To Remember
↑ に,歌とギターでフィーチャーされていたのが,John Mayer。
Buddy Guy ft. John Mayer - I've Got Dreams To Remember @ Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=b4e3_AJ8hOc
● Rod Stewart "Soulbook" [J-Records/BMG 88697-30256-2] -2009
一昨年リリースされた ↑ で,Steve Jordan のプロデュースしたサウンドがあまりにも気持ちよかったため,当時 Steve Jordan が関わったアルバムを探していて発見したミュージシャン。
新作の "Battle Studies"(Ian McLagan や Waddy Wachtel もクレジットされている) は,あっさりすっきりし過ぎているように感じて物足りなかったが,その前作や,Steve Jordan,Pino Palladino と組んだ TRIO のライブ録音を聴いて,ハマってしまった。
◎ John Mayer "Continuum (+3)" [Sony SICP 1139] -2006
◎ John Mayer Trio "Try!" [Sony SICP 977] -2005
表題の CD 2枚組セットは,"Continuum" の後リリースされた,彼のデビュー以降の全てのキャリアを総括するような内容のライブ・アルバム。I-2. 12. 13. II-1. 2. 4. 6. 7. 9. が "Contunuum" の収録曲。
初めて聴いたときは若い女性の歓声が耳障りだったが,Youtube にアップされているビデオ・クリップを見ると,キャーキャー言われるのも納得のアイドル的なルックスの持ち主。
ギターも歌も上手い上にソングライティングの才能もあり,さらに,ぼくのようにひねくれたマニアをもうならせてしまうサウンドをプロデュースするアーティスト。
gravity「重力」,continuum「連続」など,物理・数学の素養もあるかなり知的な人間らしく,彼の創り出す音楽を聴いていると,本能が理性によって完璧にコントロールされているような印象を受ける。
"Continuum" のライナーノート(新谷洋子) によると,アルバムをレコーディング中はソウルの古典を「夢中で聴きあさっていたそう」だ。電話でのインタビューで,John Mayer は,次のように語っている。
「サム・クックやレイ・チャールズ,カーティス・メイフィールドやマーヴィン・ゲイ……。彼らの古典と呼ばれる作品を聴きまくっていたんだ。だから,あからさまにその手のスタイルを踏襲していなくてもソウルに聴こえるはず。なぜ今そういうアーティストたちを聴き直したかというと,僕は何かシンプルでピュアなものを探していたんだと思う。ピュアなメロディ,ピュアなフィーリングをね。彼らの音楽は,ある種独特の傷つきやすさや繊細さを含んでいたんだよ。そもそも,レイやサムこそ "繊細派シンガー・ソングライター" の祖だからね(笑)」。
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2011年6月25日 08時48分
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でも、Steve Jordanって凄腕のプロデューサーなんですね。Soulbookも大のお気に入りです。
ジョン・フルシアンテも入れて、三大ギタリストと呼ばれる人は皆、黒い音楽を主軸にしているので嬉しいです。
ジョン・メイヤーがサムについて語ってるとなれば、このアルバムも聴かないといけませんね。
ありがとうございました。
Steve Jordan がプロデューサとして大成しているのは,ドラマーとしての経験が物を言っているのでしょう。
↓ で performed with: とあるミュージシャンは壮観ですし,たしか,郷ひろみとか奥田民生のレコーディングにも参加していたはず。
http://www.drummerworld.com/drummers/Steve_Jordan.html
久しぶりにトラックバックを使おうかと思ったのだが,トラックバック用の URL が分からなかった・・・(^_^;)
http://sub-cultureclub.blogspot.com/2011/06/jazz-mayer.html
Derek Trucks は,↓ 以来,ゲスト参加しているアルバムは結構聴いているものの,想定の範囲内ということで,ソロ名義のアルバムにはなかなか食指が動かない・・・(^_^;)
● V.A. "Songs of The Rolling Stones: Paint It, Blue" [House Of Blues 51416 13152] -1997
もう一人のギタリストが所属している「レッチリ」とかいうグループは,気にはなっているものの,今のところは「縁」がなく,意識して聞いたことがない・・・m(_ _)m
お久しぶりです。John Mayer でコメントいただけるとは思っておりませんでしたが・・・(^_^;)
その Robbie McIntosh とかいう「渋い裏方が専門」のギタリストもいれば,この John Mayer のようにエースで4番バッターの「スター」がいて成り立っているというのは,どの世界でもいっしょですね。
ところで,ここ数年の間に,'70 年代初めに Muscle Shoals で録音された作品集(未発表だったデモ録音を含む) が続々と CD 化されていることはご存知でしょうか?
とうとう,↓ のようなアルバムまでリリースされるそうです。
○ J.J. Williams and Ernie Shelby "The Wishbone Masters Vol.1" [soulscape SSCD 7028]
http://www.garryjcape.com/sscd7028.htm
↑ で試聴できます。