David Bromberg Band "Midnight On The Water" [Columbia CK 57309]
1. (What A) Wonderful World (B.Campbell)
2. Yankee's Revenge (Medley): Leather Britches; The Red Haired Boy; Teetotaler's Reel; The Wind That Shakes The Barley; Drosy Maggie (Traditional)
3. I Like to Sleep Late in the Morning (David Blue)
4. Nobody's (G.White)
5. Don't Put That Thing on Me (C.Gibson)
6. Mr. Blue (D.Blackwell)
7. Dark Hollow (B.Browning)
8. If I Get Lucky (Booker T.Washington)
9. The Joke's on Me (D.Bromberg)
10. Midnight on the Water (A Texas Waltz); A Slow Air(Irish); A Slip Jig(Irish) (Traditonal)
'Wonderful World' のカバー・バージョンが収録されているアルバムとして長い間 Wishlist に入れてあったが,『アメリカン・ルーツ・ミュージック - ディスクでたどるアメリカ音楽史』(奥和宏 著) に,「サム・クックからテキサス・フィドル・チューンまで,まさにグッド・オール・アメリカン・ミュージックの集大成といった内容になっている」(pp.92-93) と紹介されていたことでカートに移動した CD 。
Wiki によると,David Bromberg が演奏している音楽のジャンルは,bluegrass, blues, folk, jazz, country and western, and rock and roll 。
このアルバムは1974年の作品で,バンド名義では最初のアルバム。
David Bromberg - Wonderful World @Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=7tpgACj_j5k
イントロのピアノは Dr.John,ギターに Jesse Ed Davis,サックスに Ernie Watts がクレジットされ,コーラスには Linda Ronstadt や Bonnie Raitt が参加している。
'Wonderful World' のカバー・バージョンの中ではちょっと毛色の変わったアレンジ。
Sam Cooke というシンガーでもあるアーティストが,ソウルとかブラック・ミュージックなどという狭い視点では捉えきれない存在であることは自明だけれども,それでも,’Wonderful World’ に続いて ↓ のようにフィドルが大きくフィーチャーされた曲が流れてくると,面食らってしまう・・・(^_^;)
David Bromberg - Yankee's Revenge (Medley).wmv
http://www.youtube.com/watch?v=bmTp-egtaH0
↑ の曲は,『アメリカン・ルーツ・ミュージック』 の著者にとって,「アイルランドの伝統音楽を意識するきっかけ」だったそうだ。
このアルバムでは ’Wonderful World’ の作者として B.Campbell という Sam Cooke 夫人の名前がクレジットされているが,実際の作者は Lou Adler, Sam Cooke, Herb Alpert 。
当時,Lou Adler と Herb Alpert は Keen でソングライターとして活動しており,↓ にも曲を提供している。
● Johnny 'Guitar' Watson "The Original Gangster Of Love 1953-1959" [Jasmine JASCD 171] -2011
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2013年9月9日 19時39分
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Past MUSIC in 2013 /
COVERs of Sam Cooke |
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