ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年02月12日(土)
Can I Change My Mind
Tyrone Davis "Can I Change My Mind / Turn Back The Hands Of Time" [edsel/Brunswick DIAB 898]

1. She's Lookin' Good 2. Knock On Wood 3. Have You Ever Wondered Why? 4. Slip Away 5. Good Times
6. Can I Change My Mind
7. Open The Door To Your Heart 8. Call On Me 9. Just The One I've Been Looking For 10. You Can't Keep A Good Man Down 11. A Woman Needs To Be Loved
12. Turn Back The Hands Of Time 13. The Waiting Was Not In Vain 14. Let Me Back In 15. Love Bones 16. I'll Be Right Here 17. Something You Got 18. Undying Love 19. Just Because Of You 20. If It's Love That You're After 21. I Keep Coming Back

この 2on1 の CD はもう廃盤になっているが,1枚ずつの CD が再発されているようだ。
Sam Cooke の曲をカバーしているのは,1枚目の "Can I Change My Mind" のほう。
そのアルバムは,おそらく,タイトル曲が予想外にヒットしたため,あわてて1枚分の曲を録音したのではないか?
カバー曲がほとんどだけれど,どれもそこそこ歌いこなしていて,Tyron Davis 調になっているのはさすが。
Sam Cooke の "Good Times" も,ちょっとテンポを上げて,ブンブンはねるベースとスネア叩きっぱなしでドタバタしたドラムが心地よい。
1938年生まれで,このデビューアルバムの時点ではすでに30歳を越えていたわけだから,ステージでは,このアルバムに収録されているような曲を歌っていたと思われる。
1959年にミシシッピからシカゴに出てきたときの仕事が,Freddie King のお抱え運転手兼ボーイだったというだけあって,"Knock On Wood" がスローなブルースにアレンジされているのはおもしろい。

去年も新譜が発売され,積極的に CD を買ってまで聴こうという気にはならなかったけれども,まだまだ元気に頑張っているのだなと思っていたら,去る9日に亡くなったのだそうだ。
同じシカゴ・ソウルのベテランとして,Otis Clay が "Tyrone was like my brother." などとコメントしているらしいが,"Turn Back The Hands Of Time" という曲を初めて聴いたのは,Otis Clay の初来日コンサートでだった。

2005年2月12日 05時24分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
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※ブログ管理者が承認するまで表示されません
表示されないので再カキコします
はじめまして、いつも覗いております一音楽ファンです
アーテイストとSam Cookeとのかかわり記事を毎度楽しみにしてます。 さて、日本時間の今日朝の2時にTDのお葬式があり、その模様がアップされてます

http://www.homegoingservice.com/default.aspx

Like my brotherがいの一番に歌ってました
約3時間です

RIP Tyrone
シカゴさん,はじめまして。コメントありがとう。
せっかくのコメントが,非公開のステータスになっているわけでもないのに,管理画面でしか表示されないようなので,知らせていただいた Tyrone Davis の葬儀についての情報を本文に書き込んでおきました。
これに懲りず,今後もよろしくお願いします。
アレッ!? コメントを追加したら,最初のシカゴさんの分も表示されるようになってますね。
このブログのシステムは,まだベータ版なので,そのせいでしょうか?
さっきまで,表示されていなかったのに・・・(^_^;)
TYRON DAVISのデビューは1965年シカゴのマイナーレーベルのFour Brothers Recordsからで
当時の7インチにはTYRON(THE WONDER BOY)とクレジットされています。
デビュー当初から、ディープなところを見せ付けていますが、ハロルド・バラージュの口利きでメジャーに移籍したようです。
1968年 Can I Change...... 、1970年のTurn Back ...が発売され、当時日本でもオーティス亡き後の後継者を求めていた時期であり(一部で)結構話題になったように記憶しています。
Harold Burrage の Cobra 時代の作品も,昔 P-Vine で初 LP 化されたものも含めて2002年に CD 化され,手軽に聴けるようになってます。
◎ Harold Burrage "Messed Up: Complete Cobra Recordings" [WestSide WESM 634]

彼は,1966年に35歳という若さで心臓麻痺のために亡くなっているので,少なくとも Tyrone Davis の DAKAR との契約(1968年)には関係していないと思われます。
Davis という名前は,その DAKAR の社長(Carl Davis)にもらったらしいですね。
失礼しました。間違いを訂正させていただきます。
再確認いたしましたら、1965年にハロルド・バラージュに認められてレコード・デビューしたと大辞典に書いてました。
長い間そう思い込んでました。
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