Wilson Pickett "Live In Japan"
Wilson Pickett "Live In Japan - Recorded Live At Nakano Sun Plazza (2 CDs)" [Floating World FLOATM6214]
Disc I:
1. T.S.O.P. (The Sound Of Philadelphia) (K.Gamble/L.Huff)
2. Proud Mary (J.Fogerty)
3. People Make The World (Bobby Womack)
4. Sugar Sugar (Jeff Barry/Andy Kim)
5. Don't Let The Green Grass Fool You (Akines/Bellmon/Drayton/Turner)
6. I'm In Love (Bobby Womack)
7. In The Midnight Hour (wilson Pickett/Steve Cropper)
8. Fire And Water (Andy Frazer/Paul Rogers)
9. I Found A Love (Wilson Pickett/Steve Cropper)
Disc II:
1. Never My Love (D.Addrisie/D.Addrisie)
2. Glory Hallelujah (Wilson Pickett)
3. Mustang Sally (Bonny Rice)
4. Land Of A 1000 Dances (Chris Kenner/Anotoine Fats Domino)
5. Soft Soul Boogie Woogie (Seals/Goodman/Jennings)
6. Mr. Magic Man (Eli/Fisher)
7. Don't Knock My Love (Wilson Pickett/Brad Shapiro)
8. Goodnight My Love (Harry revel/Mack Gordon)
Wilson Pickett が1974年3月8・9日に東京の中野サンプラザ・ホールで録音したライブ盤。イギリスの Floating World Records というレーベルからのリイシュー。ライナーノート(Alan Robinson) と歌詞が付いている。
1974年にリリースされた日本盤 LP [RCA-9013〜4] には,曲目解説(八木誠) とエッセイ(湯川れい子) が付け加えられていて,その湯川れい子さんの話がとても面白かった。
当時,彼女はラス・ヴェガスで Wilson Pickett を2年ほど続けて見ていたが,「声もかすれて声量もツヤもなく」,「救いようのない衰退,落ち目に思えた」ので,来日公演を積極的に応援する気にならず見に行く気にもならなかった。ところが,見に行った友人が絶賛するので,しぶしぶ見に行ったところ,ヴェガスで見たのとは「全くの別人」で,公演後,その理由を本人に直接尋ねてみたところ,彼から返ってきた答えは,
「ヴェガスの客は,世界でも最悪の客さ。バクチに来てるんであって,ソウルを聴きに来てる奴なんて一人もいない。だが,日本のお客は,世界でも最高だ。最高だよ! 彼等は心から理解してくれるからね。」
どんな客の前でも全力で歌うのが本当の「プロ」なのだろうが,いかにも Wilson Pickett らしいエピソード・・・(^_^;)
この CD にはリマスターやリミックスのクレジットがどこにもなく,全体的なサウンドとしては物足りないところがあるけれども,Wilson Pickett が「最高」の客を前にして最高のパフォーマンスを提供していることは,十分聞き取れる。
今回の CD にはないが,日本盤に Midnight Movers としてクレジットされているバンドのメンバーは,
Jimmy Edward Owens - lead guitar, Tyrone Robert Green - drums, Robert Harvey - congao drums, Rick Stuts - bass, Noathaniel Grant Glark - organ, Joe Dupars - trumpet, Hasting Lewis Coles III - Trumpet, Micharl William Brown - saxophone, Claston Higgins - saxophone
● "Funky Midnight Mover: The Atlantic Studio Recordings 1962-1978 (6 CDs)" [Rhino RHM2 07753]
↑ で欠けている '70 年代の前半に所属していた RCA 時代のライブだけれども,歌っているレパートリのほとんどは Atlantic 時代のヒット曲。
RCA 時代の楽曲はアルバム単位では CD 化されておらず,↓ があるくらい・・・?
◎ "Take Your Pleasure Where You Find It: The Best Of The RCA Years" [Camden 74321 588142]
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2014年3月1日 01時57分
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