ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年02月12日(土)
Gospel Stars In Concert
Various Artists "Gospel Stars In Concert" [Specialty/P-Vine PCD-1821]

Sam Cooke にハマるきっかけが "The Two Sides Of Sam Cooke" なら,さらに深みに引きずり込んでくれたのが,このアルバムのアナログ盤だった。
1955年7月22日,The Shrine Auditorium, Los Angels での録音。
The Soul Stirrers は3曲だけだが,やはり他のグループを圧倒していると言わざるを得ない。
7. I Have A Friend Above All Others
8. Be With Me Jesus
9. Nearer To Thee

このゴスペル・ライブを聴かずして,シャウターとしての Sam Cooke を語ることは出来ない。これを聴いてしまえば,"Live At The Harlem Square Club, 1963" の Sam が,まだまだ本気で実力を出し切っていないように聴こえるほど。

この3曲は,CD 3枚組の "The Complete Specialty Recordings" に収録されているし,V.A. "The Great 1955 SHRINE CONCERT" [Specialty/ace CDCHD 483] という CD でも聴けるが,日本盤 CD には,不完全だが歌詞を聞き取ったものが掲載されている。
2005年2月12日 22時16分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(1) |
| CDs of Sam Cooke |
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Jealous Kind Of Fella
Garland Green "Jealous Kind Of Fella" [Varese Sarabande VSD-5611]

Amazon Marketplace の pre-order で $9.48(送料込み),本体だけなら $3.99 だった。
ケースはちょっと壊れていたが,それにしても安かった・・・(^_^)v
ちょうど Tyrone Davis のように,Mississippi 出身で Chicago で活躍し,Motown 風のノーザンっぽいところもあれば,ゴスペルに根ざしたディープな面もあるというシンガーの1969年のアルバム。

この CD にはボーナストラックとして,1974〜5年の Spring 時代のシングル2曲が収録されている。
12. He Didn't Know (He Kept On Talking)
13. Let The Good Times Roll
12. は Swamp Dog 作で Brad Sharpiro がプロデュース,13. は Raeford Gerald がプロデュースしていて,どちらも Millie Jackson でおなじみの,当時の Muscle Shoals 風のサウンド。

13. は,ひょっとしたらと思っていたが,Sam Cooke のカバーではなく,Shirley & Lee ともまったく別の曲だった。
2005年2月12日 22時10分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2005 |
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I Never Loved a Man the Way I Love You
Aretha Franklin "I Never Loved a Man the Way I Love You (+Bonus)" [RHINO/ATLANTIC R2 71934]

1960年代末の,あの時代が生んだ,名盤中の名盤。
Otis Redding の "Respect" や Ray Charles の "Drown in My Own Tears" で幕を開け,Sam Cooke で幕を閉じ,途中には,後に O.V. Wright がカバーする自作の,美しい "Baby, Baby, Baby" や,Dan Penn と Chips Moman による名曲 "Do Right Woman−Do Right Man" など,名作・名演・名唱が目白押しのアルバム。

Sam Cooke のカバーは,
8. Good Times
11. A Change Is Gonna Come
という2曲。

Aretha は,Sam と一回り近く歳が離れているのだが,次のような言葉で "A Change Is 〜" を歌い始めている・・・
There's an old friend that I once heard say something that touched my heart
And it began this way ...

DVD "LEGEND" のインタビューによると,an old friend よりもっと生々しい存在だったようだが・・・(^_^;)
2005年2月12日 11時39分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
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Can I Change My Mind
Tyrone Davis "Can I Change My Mind / Turn Back The Hands Of Time" [edsel/Brunswick DIAB 898]

1. She's Lookin' Good 2. Knock On Wood 3. Have You Ever Wondered Why? 4. Slip Away 5. Good Times
6. Can I Change My Mind
7. Open The Door To Your Heart 8. Call On Me 9. Just The One I've Been Looking For 10. You Can't Keep A Good Man Down 11. A Woman Needs To Be Loved
12. Turn Back The Hands Of Time 13. The Waiting Was Not In Vain 14. Let Me Back In 15. Love Bones 16. I'll Be Right Here 17. Something You Got 18. Undying Love 19. Just Because Of You 20. If It's Love That You're After 21. I Keep Coming Back

この 2on1 の CD はもう廃盤になっているが,1枚ずつの CD が再発されているようだ。
Sam Cooke の曲をカバーしているのは,1枚目の "Can I Change My Mind" のほう。
そのアルバムは,おそらく,タイトル曲が予想外にヒットしたため,あわてて1枚分の曲を録音したのではないか?
カバー曲がほとんどだけれど,どれもそこそこ歌いこなしていて,Tyron Davis 調になっているのはさすが。
Sam Cooke の "Good Times" も,ちょっとテンポを上げて,ブンブンはねるベースとスネア叩きっぱなしでドタバタしたドラムが心地よい。
1938年生まれで,このデビューアルバムの時点ではすでに30歳を越えていたわけだから,ステージでは,このアルバムに収録されているような曲を歌っていたと思われる。
1959年にミシシッピからシカゴに出てきたときの仕事が,Freddie King のお抱え運転手兼ボーイだったというだけあって,"Knock On Wood" がスローなブルースにアレンジされているのはおもしろい。

去年も新譜が発売され,積極的に CD を買ってまで聴こうという気にはならなかったけれども,まだまだ元気に頑張っているのだなと思っていたら,去る9日に亡くなったのだそうだ。
同じシカゴ・ソウルのベテランとして,Otis Clay が "Tyrone was like my brother." などとコメントしているらしいが,"Turn Back The Hands Of Time" という曲を初めて聴いたのは,Otis Clay の初来日コンサートでだった。
2005年2月12日 05時24分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
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