ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2007年01月15日(月)
My BEST 10 CDs in 2006
昨年も中古ショップで買い物をすることが多く,新譜も新録よりリイシューのほうを買うことが多かった。
そのうち,マル P 2006 と表示されている CD から選んでみた。

● V.A. "SAM-thing You Got: Blues & Soul Records (No.68)" [P-Vine PCD-9997]
毎年は無理でも,ときどきはこんな風に Sam Cooke の特集をやってもらいたい・・・という期待と願望を込めて。
"Dream Boogie" の日本語訳は,無理かな・・・?
↑こんなカテゴリーを作ったことすら,すっかり忘れてしまっていた・・・(^_^;)

● The Original Five Blind Boys Of Mississippi "The Original Five Blind Boys" [Vee Jay/P-Vine PCD-4324]
何度も CD 化されているが,これは外せない。
声そのものの持つパワーという点では Sam Cooke 以上・・・だと思っているが,その意見に Sam 本人も賛成してくれるにちがいない。
早く Peacock 時代のコンプリート集がどこかで CD 化されないだろうか?

● The New Barbarians "Buried Alive: Live in Maryland (2 CDs)" [Wooden/MSIG 0316-7]
不満はやっぱり Zigaboo が「借りてきた猫」状態であること。
まさか,Meters 時代のような変態ドラミングでは,Stanley Clark はともかく,キースやロニーが付いていけなかった・・・というようなことは無いと思うが・・・(^_^;)
このグループの名付け親である Neil Young の40年近く前のライブも CD 化されているが,それは,暖かくなって体力・気力共に充実した状態で挑戦する予定。

● Ronnie Milsap "The Essential Ronnie Milsap (2 CDs)" [RCA Nashville 82876767672]
個人的には,昨年最大の新発見だったのだが,久しぶりの RCA 復帰作である最新作 "My Life" はもちろん,この "The Essential 〜" や Collectables からのリイシューも2006年中に発売されていて,一般的にも,この Ronnie Milsap に対する再評価が進んでいるようだ。
収録されている曲の中で,いちばんのお気に入りは "Lost In The Fifties Tonight (In The Still Of The Night)"。Country で1位,Adult Contemporary でも8位にチャート・インしているけれども,ソウルとしても十分通用する仕上がりになっているのでは・・・?
"(I'm A) Stand By My Woman Man" は,"Stand By Your Man" のアンサー・ソングらしい。

◎ Spencer Wiggins "The Goldwax Years" [KENT/Ace CDKEND 262]
"Cry To Me" も "Love Works That Way" も "Love Attack" も収録されていないため,記事として採り上げようという気が失せてしまったが,これも外せない。
いちばんのお気に入りである "Once In A While" の extended version が聴けたのは,非常にうれしかった。

◎ Solomon Burke "Nashville" [Shout! Factory 826663-10179]
タイトルが "Nashville" なのに,1曲目が "That's How I Got To Memphis" というのは,何か意図があるのだろうか?
せっかく Nashville = Country Music という固定観念が薄れてきたところなのに・・・(^_^;)
ただ,アップ・テンポの作品がいかにもカントリーという曲調なのに対して,スローなバラードにはあまりカントリー臭がしないように感じた。
Dan Penn がアイドルだという,プロデューサの Buddy Miller の作品を1枚聴いてみたいと思っているのだが,さて,どれにするべきか?

● Lattimore Brown "Little Box of Tricks" [AIM 1507 CD]
レコード・プレイヤーの埃を払ったおかげで,この CD には収録されなかった Arthur Alexander のカバー "Everyday I Have To Cry Some" も,久しぶりに聴くことができた (^_^)v

● Laura Lee "The Chess Collection" [Chess 983 229-4]
単なる思い込みかもしれないが,サザン・ソウル系の女性シンガーの中では,最も純情で可憐なイメージがして,いちばん好き (^^♪
この "Chess Collection" のシリーズでは,Mitty Collier の CD 化を熱望しているが,需要は少ないのだろうか?

● Van Morrison "Pay The Devil (Special Edition)" [Lost Highway B0006887-10]
何をどんな風に歌っても,いつもどおりの Van Morrison 。正に,孤高のシンガーそのもの。
1974年と1980年の Montreux Festival でのライブが DVD 化されているのも,近々購入の予定。

● Howard Tate "A Portrait Of Howard" [Solid Ground SG1001]
マイナーなレーベルのためか,ちょうど来日と重なって大々的にプロモートされている Sam Moore の新作と比べると全く目立っていないが,その内容は,アチラが歌を歌わされているような印象であるのに対して,コチラは歌いたい歌を歌いたいように歌っている・・・というくらいのちがいがあるように思う。
単なるナツメロではなく,時代に媚びているわけでもない・・・これほどリアルでピュアなソウル・ミュージックを聴いたのは,久しぶりのような気がした。

2007年1月15日 21時12分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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