ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2006年12月18日(月)
Sweet Thing
Ovations, The "Sweet Thing" [XL/Vivid VSCD-016]

1. Till I Find Some Way
2. Don't Say You Love Me
3. Just Enough To Keep Me Hangin' On
4. The Plumber
5. You Gave The Best Performance
6. I'm In Love
7. Let Me Help You Love Again
8. I Can't Believe It's Over
9. Sweet Thing
10. Stars Are Out Tonight
11. Tell Me Why
12. Pa Pa

今年購入した CD の中で,1枚あたりの単価が一番高かったのが,コレ。
高いと言っても,某オークションにて¥4K弱という割安(?)な価格で入手できた。

このアルバムと同時期に VIVID から発売されていた ↓ は,LP でも持っていたし,
◎ V.A. "Soul Sounds Of Memphis" [XL/Vivid VSCD-017]
CD に買い換えて手元に置いてあるのに,1番違いの,この Ovations のアルバムについては,全く記憶に残っていなかったのだが,・・・。
2002年,grapevine からリリースされた ↓ に収録されている "Sweet Thing" を聴いて,
● George Jackson "in Muscle Shoals" [Grapevine/Malaco GVCD 3003]
Louis Williams もその曲を歌っていたのを思い出し,以来,ずっと探していた。

やっと入手できたこの CD を聴いて,その内容を忘れてしまっていた理由がわかったような気がした。
7. Let Me Help You Love Again の,安物のディスコ・サウンドをバックに,それでも精一杯心を込めて歌おうとする Louis Willimas があまりにも哀れで,それを聴いたあと一刻も早く忘れてしまいたい・・・と思ったからにちがいない。
その他の曲も,今ならそこそこ聴けるレベルだと思えるのだが,当時は,Goldwax や MGM での作品に比べると,軟弱に聴こえたのかもしれない。


Goldwax で録音された作品は,去年やっと久しぶりにリイシューされた ↓ が,
◎ "GOLDWAX Recordings - featuring Louis Williams" [KENT CDKEND 24]
MGM 時代の ↓ や,"Hooked On A Feeling" も,早くどこかが再発してほしい。
● "Having A Party: Featuring Louis Williams" [POLYDOR/P-Vine PCD-1203]
特に "Hooked 〜" はアナログ盤しか持っておらず,ここ2年ほど聴いていないので・・・(^_^;)

2006年12月18日 22時52分 | 記事へ | コメント(13) | トラックバック(0) |
| Past MUSIC in 2006 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/shinozrsb/trackback/334/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Sweet Thing、やはりそれなりの内容なんですね...
とはいえ、売ってれば買っちゃいそうですが(笑)
Soul Sounds Of Memphisは私もLP持ってますが、個人的には今ひとつ愛着が湧かなかった印象でした...XLの録音って音質軽いですよね。

Having A Party持っていないんです。
そしてHoked...はやはりLPで持ってまして、デジタル化して聞いてますが、
よりによってスターラーズメドレーで音トビするのがイライラです(笑)
どちらもCD再発を強く望みます...
忘れてませんよ。>R.H. 改め cow さん。
え?本当ですか?
ぜひお願いしたいです(汗)
横から失礼します
わたしはDonnie FrittsのRainbow Road
が聞きたいです。
My BRIEFCASEから色々いただきました
Donnie Fritts は,"Rainbow Road" より,キースも歌っている "We Had It All" がお気に入りです。
失礼しました、次回から「そう」します

"Rainbow Road"はArthur Alexanderが私にとってイチバンやと確認できました。
失礼しました...気をつけます(汗)

それにしても今ショックなニュースを知りました... J.B.

今日は、Christmas In Heaven〜Soulful Christmas聞いてます...
実は,さっきからその記事を書こうと,↓ の出典の雑誌を探しているのだが,見当たらない・・・(^_^;)

James Brown は Sam Cooke について,自分があんな風に歌えたらダンスの練習をしなくてもすんだのに・・・というようなことを言っていたらしい。
もちろん,逆説的に Sam Cooke は俺のようには踊れないぜ・・・と言いたかったのかもしれないが,JB 自身が「うた」に対してコンプレックスを持っていたことが,あのサウンドを生み出すきっかけになったと考えると,なかなか興味深い発言では・・・?

それから,「魂の宿る街ニューオーリンズから―ネヴィル・ブラザーズ自伝」(デイヴィッド リッツ 著) の pp.24〜25 では,JB と Sam Cooke について,Neville Bros. の父親のおもしろいコメントが読めます。
JBのコンプレックス話面白いですね。
Sam Cookeへの賛辞と嫉妬が入り交じるような言葉ですね。
しかし、Sam Cookeの踊りは確かにしょぼいですね(笑)

ネヴィルズの自伝は時折引用されてましたが、結構面白そうですね。
今度読んでみます。
デジタル化に挑戦してみた。思っていたより簡単だったが,何しろ安物のハードとソフトなので・・・(^_^;)

ぼくの「スターラーズメドレー」に,針飛びはなかった (^_^)v >cow。
私も安物のを使ってます(Edirolっだたでしょうか...)
針飛びしていないのに音飛びしたり、機材のノイズがうるさかったり...
所詮は簡易な機材ですね(汗)
初めましてこんにちわ。僕は50代半ばになる窓際族のオヤジです。20代の初めに、日本のマイナーレーベルだったヴィヴィッドサウンドからリリースされたゴールドワックスシリーズで、OVライト、ジェームスカー、スペンサーウィギンス等を知って、サザンソウル一直線の青春時代を過ごしました。その後、約30年間サザンソウルは聴いたり聴かなかったりしていますが、その中でもオヴェイションズは良く記憶に残っています。ゴールドワックス時代も渋くて好きですが、サウンドオブメンフィス、XL(エクセル)時代をベストと信じで今でも愛聴しています。
昔、オヴェイションズがオリジナルメンバーの三人で来日したとき、ルイウイリアムスのインタビュー記事が某音楽雑誌に記載されました。その中で彼は、「Havin' A Partyのアルバムは、私のソロアルバムとして録音された。レコード会社が私の承諾なしに、バックコーラス(ナイティンゲールス)を加えて、オヴェイションズ名義でリリースした。だから、オヴェイションズは我々三人以外では存在しない。」と答えていたのがいまだに印象に残っています。このSweet Thingにはその4人組の曰く付きの写真が使われているわけです。僕が買ったヴィヴィッドからのLPでは、ジャケットのデザインが全然違っています。CDではルイとバックメンバーが別々に切り離されていますね。ナイティンゲールズは本当のメンバーではなかったからなんでしょうか?
さてこのSweet Thing LPでしか持ってなくて、カセットにダヴィングしてものを大事にして聴いてきました。内容は素晴らしいものがあります。円熟と言う言葉ぴったりくるルイのディープでスムーズなボーカルが冴え渡る。多分に憂いを含んだ切なさに感情移入させられてしまいます。ダングリアー、ジョージジャクソンがプロデュースした70年代TKサウンドを真似た?バックのサウンドもスペーシーで良い。スタックス後期(アルジャクソン、ホーマーバンクス等がプロデュースしたSoul ChildrenのFriction)に似た都会的に洗練された田舎の?ソウルサウンドが心に浸み渡ります。確かにディスコ風のダサ曲も(笑)ありますが、ルイの歌唱力で結構聴けてしまいます。
初めまして,Muddy Dogg さん。こんばんは。ほぼ同世代ですね。
ただ,ぼくの場合は 80年代半ばから十数年間,レコードは買うよりも売るほうが多くなり,サザン・ソウルどころか音楽そのものに触れる機会が激減する時代があって,Ovations の来日はもちろん,その翌年の Johnny Adams や Mighty Sam などのコンサートも見ておりません。

○ Louis Williams & The Ovations "One in a Million: The XL / Sounds of Memphis Recordings"
XL / Sounds of Memphis 時代の一部の楽曲は,まもなく CD 化されてリリースされますが,↑ のレビュアーの方が,ひょっとして・・・?

最近は,英KENT/Ace Records も商売が上手くなってきて,少しずつ小出しにするのがニクイですね。
未発表曲を発掘してくれるのはありがたいけれども,出来れば,まとめてくれたほうが・・・(^_^;)

○ V.A. "Memphis 70: The City's Funk And Soul In The Decade After Otis 1968-1978"
 6. Shake - The Ovations
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク